今回でオリキャラ家族回も最後です。次回からは、アンケート結果で多かったキャラの回を進めようと思います。今話にも、またアンケートを貼るので、そちらにも回答をお願いします。
では、本編を開始します。
[羽沢家 つぐみの部屋]
「商店街でイベント?」
「うん!」
暇を持て余している私の元に妹が持ってきたのは、商店街のイベントについて書かれた紙だった。そして良い笑顔もついでに持ってきたみたいだね、この子。うん!100点満点の笑顔!!
「Afterglowの皆でお姉ちゃんも誘おうってことになったんだ!」
「嬉しいねぇ~!確か明日だっけ?」
「うん!……お姉ちゃん、一緒に来て?」ウワメヅカイ
わお、上目遣いとかどこで覚えてきたのかな?私、教えた覚えないんだけどなぁ?……ひまりちゃんかモカちゃんあたりかな?……問い詰めようかな?
それは置いといて、イベントかぁ……最近行けてないもんなぁ……よぅし!
「そうだねぇ、明日はこれといった用事もないから……うん!一緒に行こうか!」
「やったぁ!!」ピョンピョン
あらやだこの子可愛い(尊死)
というか、行かない理由もないし、蘭ちゃん達ともあまり関われてないからね、最近。今回のは丁度よかったね。蘭ちゃん達とお話でもしたいなぁ~。
「じゃあつぐ、課題終わらせよっか」
「うん!」
いつもは渋々やる課題も、イベントのためなのか進んでやろうとしてる。イベントって凄いねぇ(小並感)
さて、私もテレワーク終わらせよっと。一応、会社から自宅での仕事って言われてテレワークをやってるけど、結構楽だねこれ。これからもこれが良いなぁ(本音)
翌日
[商店街 入り口]
「あっ!夏さんだ!!」オーイ!
お、皆いるね。いやぁ~、皆本当に大きくなったねぇ~。前一回バンド練習のときにお邪魔したときは、あまりちゃんと見れなかったけど、巴ちゃんとか凄く大人っぽくなったんだね!!
……私より大人っぽいような……?なんか悲しいなぁ。ピエン
「前に一回皆に会ったけど、皆大きくなったねぇ~」
「……どうしてアタシの方ばっか見るんですか?」
「いやぁ、皆成長したとは思ったけど巴ちゃんだけ私より大人になっててビックリしたと言うか……」
自分で言ってて泣きそうになるね、うん(涙目)
まぁ、そんなことは置いておこうか!
「確か蘭ちゃん達のライブまで多少時間あるんだっけ?」
「うん、だから一緒に回ろうってひまりとつぐみが提案してきたんだ」
あら、いい子に育ったんだねぇ~。お姉ちゃん、嬉しいな!そんな良い子には、私から撫で撫でをプレゼントしちゃいます!…ま、ただ私がしたいだけなんだけど。
「そっか、2人共、ありがとうね!」ナデナデ
「えへへ~」
「わっ……ふふ」
相変わらずこの2人は撫でると小動物みたいになるねぇ。可愛いから良いけどネ!
「それなら、早く行って思う存分楽しもうか!」
[商店街 ステージ]
「やっぱり成長したんだね~、クオリティ上がってるじゃん!」
今はAfterglowのライブの真っ最中。前に聴いたのよりも断然良い。何しろ、皆楽しんでるしね!
「あ~あ、私もやりたいな~」
こういうのを見ていると、こっちもやりたくなるんだよね!わかる人いるかな?かな?
「……随分と見違えるくらい変わったね」
「あ、お久しぶりですね、紫葉さん」
いやぁ、本当に久々に再会したなぁ……と、私が懐かしんでいる横で蘭ちゃん達のライブを見ているのは、
苗字で察しの通り、蘭ちゃんのお父さんだ。前は蘭ちゃんに家業を継がせるために、バンドを辞めるよう言っていたらしいが、今ではそんな面影はない。寧ろ、一見するとファンにしか見えない。てか、ファンだよね?これ?
「挨拶に行けなくてすみません…何分、しばらく忙しい日が続いたので……」
「いや、特に気にしてはいない。そこまで気負うことはない」
紫葉さんは不器用なだけで、思いのほか優しい。それを蘭ちゃんに向けてあげて欲しいのはあるけど……。
「君の話は蘭から聞いている。……元気でやっているようで何よりだ」
「そうですね……
「……何か含みのある言い方なのが気になるが……元気なら良い」
今更だが、紫葉さんが私に敬語を使わないのは、私がそうお願いしたからだ。……自分でも、何でそう頼んだのか…今でもわからないのだが。
「……今は行っているのか?」
「いいえ、しばらく行ってないですね」
「…行かないのか?」
「行く暇がなかった、の方が正しいですけどね…」
そう、行こうと思っても行けなかったのが正しいのだ。まぁ、行く暇があっても行かなかったとは思うけどネ!
「そろそろ終わりそうですし、私はやることがあるのでお先に失礼しますね!」タタタ
蘭ちゃん達を労うために飲み物と食べ物の調達に行かないとね~。紫葉さんには悪いけど、そろそろ行かないと間に合わない気がするし。
「……気のせいだったら良いのだが……」
「……いいえ、多少の綻びが見えますね」
「…来ていたのですか?……東さん」
そこには、とある女性がいた。まるで、事前にここで2人が会話することを予見していたかのように。
「……一度は目で確認しておきたかったので。…貴方の言うとおり、帰ってきていたんですね」
「本人曰く、忙しくて来れなかったと言ってましたよ」
「まぁ、バンドを復活させたらしいのでそれは本当ですよ。ですが、暇があってもこっちには来なかったでしょうね」
「……もうあんなことにはならないと良いのですがね…」
「…えぇ、もうあの部屋は使いたくないので」
イベントの喧騒とは裏腹に、大きな懸念を抱える。果たして、それは杞憂に終わるのか、はたまた……
ということで、第14話が終わりました。
何やら気になる人物が登場しましたね。彼女は一体どう関係してくるのでしょうか。さて、前書きの通り、アンケートを新設するので、良ければ回答していって下さると助かります。そして次回から数話は、アンケートのキャラと夏の回になります。
次回『最強の音楽とは』