羽沢家の長女   作:Cross Alcanna

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どうも、Cross Alcannaです。

今回はコラボ回となっています。こちらから依頼したのですが、相手方のキャラを上手く書けるかが心配です。私なりに上手く書こうとは思っていますが。最後にアンケートを新設しますので、良ければお応え下さい。

では、本編を開始します。



【コラボ】訳あり

[ショッピングモール]

 

 

「何処行こうかな?……やっぱ無計画で外出るもんじゃないね」

 

 

今日は暇だったから、ふと外に出てみたわけだけど……何となくでここに来ちゃった……。どこか店にでも……ってあれ?あそこにいる子って…

 

 

「……?あの子って確か……」タッタッ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これとか似合いそうだよね!」

 

 

「……かれこれ1時間は経ってるよ?まだ続ける?」

 

 

「うん!」

 

 

「……はぁ」

 

 

片方は誰かわかんないけど、あっちの女の子は……

 

 

「オーイ!リサちゃーん!」フリフリ

 

 

「あっ!夏さん!!」フリフリ

 

 

あれ?自己紹介したことあったっけ?私はネットの情報とかで知ったから知ってるけど……あっちもそんな感じかな?

 

 

「なんだかんだ言って、初めましてかな?」

 

 

「はい!羽沢 夏さんですよね!?私は今井 リサです!」

 

 

「そうだね、私は羽沢 夏だよ!……隣の男子は誰?……彼氏?」

 

 

「そういうのじゃないんで」キッパリ

 

 

あれぇ?違ったみたい。…つまんないって言ったらいけない気がするから言わないけど。

 

 

「……紡木 綾斗(つむぎあやと)です。今日は今井さんに無理矢理連れてかれただけですので」

 

 

「も~、つれないなぁ~」

 

 

「まぁまぁ、ここで話すのもなんだし、別のとこに移動しよっか」

 

 

「はい!あ、この服置いて来ますね!」タッタッ

 

 

結構な数持ってたね、リサちゃん。ちょっと時間かかりそうだね。っと、綾斗君が不意に話しかけてきた。

 

 

「助かりました」

 

 

「そう?」

 

 

「はい……1時間はあの状態でしたから」

 

 

「女の子って、ああいうの時間かけたがるからねぇ~」

 

 

私はどっちかというと感覚で買うタイプだから、下手したら男性よりすぐ終わるんだよね~。私も綾斗君と同じ事よく言ってたからね~、気持ちはわかるよ!

 

 

「……ねぇ、綾斗君?」

 

 

「何でしょう」

 

 

「君、()()()だね?」

 

 

「っ!……何の事でしょうか」

 

 

……あくまで隠し通したい、と。なら、詮索はしない方が良いかな?()()()()()()()()()、ね。

 

 

「いーや、何でもないよ!」

 

 

「……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[カフェ店(羽沢珈琲店ではありません)]

 

 

「綾斗君は何頼む~?」

 

 

「コーヒーで」

 

 

「オッケー!夏さんはどうします?」

 

 

「そうだね……久々にブラックでも飲もっかな?」

 

 

「わかりました!すみませーん!」

 

 

流石にあんなとこで立ち話ってのもなんかね……と思ったから、モール内のカフェに場所を移した。

 

私はブラックを頼んだ。美味しいよね、あの苦味!脳がシャキッとする気がして好きなんだよねぇ。

 

 

「にしても今井さん、夏さんと会ってからテンション高くないですか?何でです?」

 

 

「え!?綾斗知らないの!?」

 

 

「何がさ」

 

 

「夏さんはバンド界の中では凄い人なんだよ!?」

 

 

「そうかな?」

 

 

「その演奏から"音神"とか"ラスボス"なんて呼ばれてるんだよ!」

 

 

改めて目の前で言われると、なんか恥ずかしいなぁ。まあ、悪い気はしないけどね!…ラスボスって。

 

 

「へぇ~。……因みに何の楽器を?」

 

 

「そうだね~、一応バンドで使う楽器は全部出来るけど……メインはキーボードだよ」

 

 

「うわぁ……」ドンビキ…

 

 

あっ、引かれた。なしてさー!!(*`Д´*)

 

私、そこまで変じゃないってばぁ~!

 

 

「綾斗君は何かやってるの?」

 

 

「ギターを少し。今は氷川さんに教えてもらってます」

 

 

「へぇ~」

 

 

楓の妹にね……まず間違いない人選だね、安心。……妹の方じゃなければ、だけど。まぁリサちゃんと知り合いなら多分姉の方だと思うから、大丈夫かな?

 

 

「夏さん、これからライブは沢山やるんですか?」

 

 

「え?バンド組んでるんですか?」

 

 

「そうだよ!……そうだね~、ボチボチやろうかな、とは思ってるかな?」

 

 

あんまり頻度は高くないかなぁ。いつ緊急の仕事が飛んでくるかわかんないしね!…仕事、やりたくないなぁ~。

 

 

「じゃあ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[道中]

 

 

帰り道、私は綾斗君を送っている。本当は逆なんだろうけど、私の方が年上だし、ね?

 

 

「……なんでついてきたんですか?」

 

 

「あまり話出来てなかったからね~。それに、夜道に1人って危ないでしょ?」

 

 

「男ですから、大丈夫ですよ」

 

 

「……訳あり、なのに?」

 

 

「……っ!」

 

 

やっぱり、この話題には警戒するよね。

 

 

「……何を知ってる」

 

 

「……」

 

 

とと、まさか口調を変えてまで警戒するとは。予想はしてたけど、威圧的になってるね。ま、私には意味無いけどネ!

 

 

「あんたは……何を知ってる」

 

 

「何にも知らないよ?ただ、私と同じ感じがしてね」

 

 

そう、綾斗君はどこか危ない感じがする。()()()()()()()()()。何かあることだけはわかる。さっきの反応といい、今の反応といい、この子、わかりやすいよね。

 

 

「深くは聞かないよ。知られたくないって顔してるし。……そうだね。私も少し……いや、かなりの訳ありでね」

 

 

「……」

 

 

「私ね?…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……片眼がないんだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……っ」

 

 

「そうだね……綾斗君には担当医っているかな?」

 

 

「……はい」

 

 

「その人に聞いてみると良いよ。羽沢 夏って人について聞きたいって。私から許可は得てるって言えば、教えてもらえると思うから」

 

 

「……考えておきます」

 

 

っとと、進藤 夕香(しんどうゆうか)さん(綾斗君曰く、担当医の人らしい)の家についたね。

 

 

「じゃあね、綾斗君。無理はしないでね~」フリフリ

 

 

「…はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[夕香宅 食卓]

 

 

「今日はリサちゃんと出かけるって聞いたけど、さっきの女の人は誰なの?……もしかして彼女?」

 

 

「断じて違います。…リサさんの知り合いみたいです」

 

 

「へぇ~、リサちゃんの……」

 

 

そういえばあの人、どうして担当医がいるなら聞けなんて言ったんだ……?

 

 

「…………あの」

 

 

「ん?何かな?」

 

 

「……羽沢 夏って人、知ってます?」

 

 

「……!?」

 

 

いつも動揺なんて滅多にしない夕香さんが、目に見えてわかるくらいに動揺してる……?

 

 

「……綾斗君、どうしてその人の名前を?」

 

 

「え?さっきの人に言われたんですよ。担当医がいるなら、私の事を聞けば教えてもらえるって。それでもダメなら、私から許可をとったって言えば良いって……」

 

 

「……私?」

 

 

段々夕香さんの顔が曇り始める。やがて、その顔色は青くなっていき……

 

 

「綾斗君、さっきの人って……まさか」

 

 

「?羽沢 夏さんですか?」

 

 

「!?だ、大丈夫だった!?」ガタッ!

 

 

「うわっ!?ど、どうしたんですか!?」

 

 

「……あの子は、確かあそこに送られて……いやでも、それからの事は聞かなかったな……」

 

 

「ゆ、夕香さん?」

 

 

珍しい。夕香さんが小声でブツブツ呟くなんて。

 

 

「……良い?今から言う事は他言無用よ?それでも良いなら言うわ」

 

 

「……はい」

 

 

意を決したような顔をする夕香さんは、衝撃の事実を告げた。僕が言葉を発せず、固唾を呑んだことは、言わなくてもわかることだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーあの人は、狂人よーー

 




ということで、コラボ回が終わりました。

今回はENDLICHERIさんとのコラボ回でした。因みに、かなりシリアスな感じになりましたが、本編にかなり関係するとても重要な事です。次回もコラボ回が続くような終わり方でしたが、続きません。もしかしたら、夏についての話が追々書かれるかも知れません。後、アンケートを新設しますので、良ければお応え下さい。

次回『皆の頼れるお姉さん』
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