羽沢家の長女   作:Cross Alcanna

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どうも、Cross Alcannaです。

新作を始めました。今回は日常系です。どちらかと言えばシリアスの方が得意なので、日常はあまり自信がないです。が、頑張って書いていきます。

では、本編を開始します。



第1章 彼女を取り巻く世界
【本編】反応が見たかった。反省はしてないッ!


[羽沢珈琲店]

 

「ふぅ……」

 

 

「お疲れ様、つぐみ」

 

 

「お父さんも、お疲れ様」

 

 

今日も私は店番。忙しいけど楽しい、そんな毎日を過ごしている。幼馴染みの皆とバンドを組んで、今ではライブをするようにもなった。……あぁ、お姉ちゃんがいたらなぁ……なんて思っていると、"Close"と書いた札を出したはずの店の扉から、誰かが来店したような音がした。

 

 

「…?今日はもう店じま…………!!」

 

 

「?お父さん、どうした…の…………!!」

 

 

「……ただいま!つぐみ!お父さん!」

 

 

……夢でも見てるのかと疑った。でも、夢じゃない。間違いない!……お姉ちゃんが…!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し前

 

 

「ふぅ、着いたね。……懐かしいなぁ」

 

 

私、羽沢 夏(はざわなつ)は、ファッション会社に勤めていて、先程海外出張から帰ってきたところだ。……もう海外出張なんてしたくないけど。疲れるし。

 

 

「……皆、驚くかな?」

 

 

私は、家族に今日戻る事を言っていない。所謂サプライズってやつだ。驚いた顔が見てみたかったので、わざと伝えておかなかったのだ。…旅行中とかで不在…とかないよね?不安になってきた……でもまぁ、仕方ないか!

 

 

「さて、帰るとしますか!」

 

 

どんな顔をするのか、想像しながら電車に乗った。……久しぶりに家族の顔を見るなぁ……。楽しみで仕方ない。

 

 

「そういえば、つぐみの幼馴染み達は元気にしてるかな?つぐみに聞いてみようっと」

 

 

色々な事を考え、太陽で照らされた風景を見ながら、私は電車の中で揺れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「着いた~!」

 

 

懐かしの町!いやぁ~、相変わらずの賑わいぶりだね~この商店街!……あっ、あれ買っていこっと!そう思い、北沢精肉店に立ち寄る。

 

 

「久し振り!北沢さん!」

 

 

「……おお!なっちゃんじゃないか!久し振りだな!」

 

 

「うん!あ、コロッケ4つちょうだい!」

 

 

「よし!ちょっと待ってな!」

 

 

やっぱりいい人だ、皆。私は小さい頃から"なっちゃん"と呼ばれている。……こらそこ!どっかのジュースの名前と同じじゃんとか言わない!気にしてるんだから!o(*`ω´*)o

 

っとと、おじさんが来たみたい。

 

 

「はい!これで良いかい?」

 

 

「うん!ありがとう!」

 

 

……まだ時間あるし、商店街見て回ろうかな!そうと決まれば、レッツゴー!どこ寄ろっかなぁ~?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕方

 

 

「……少し寄り道し過ぎちゃった……かなぁ?」

 

 

色んなとこに顔を出して駄弁ってたら、いつの間にか夕方になっていた。……私ったら、ドジッ子ね!(*´・ω-)b……イタいとか言わないで!

 

……コホン。じゃあ、今度こそ家にゴー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[羽沢珈琲店]

 

 

「……久し振りだなぁ、本当に」

 

 

思わず、声が漏れちゃった。……皆、元気かな?扉を見ると、"Close"と書いた札がかけてあった。…ホントにいるかな?

 

 

「……よし!」

 

 

意を決して、ドアに手をかける。……うっひゃあ、緊張するなぁ~……

 

その緊張を振り払い、扉を開ける。すると、お父さんとつぐがいた。片付けの最中かな?

 

 

「…?今日はもう店じま…………」

 

 

「?お父さん、どうした…の…………」

 

 

「……ただいま!つぐ!お父さん!」

 

 

……どうだ!?見た感じ、驚いてるように見えるけど!?

 

 

「お姉ちゃん!」バッ!

 

 

「おっと、相変わらず甘えん坊だね~!」ダキッ

 

 

この感じ、成功では!?ヤッタネ!(*≧∇≦)ノ……疲れた顔してるねぇ、2人とも。……よし!成功だぁ!!

 

…って、疲れてるね、2人とも。この感じだと、お母さんも疲れてるかな?じゃあ…

 

 

「今日は私が腕を振るうね!」

 

 

「わぁ!お姉ちゃんの料理食べれるの!?」

 

 

「…夏、疲れてるんじゃないか?」

 

 

「疲れてる顔してるお父さんには言われたくないかなぁ~?」

 

 

「……相変わらずかなわないな。……頼んで良いかな?」

 

 

「うん!あ、そういえばお母さんは?」

 

 

「今来ると思う」

 

 

そう言うと、タイミング良くお母さんが奥からやってくる。…やっぱり疲れた顔してるね。私の読み、合ってたね~

 

 

「あなた~?今日は何にす……」

 

 

あっ、お母さん固まっちゃった。……そういや、言ってなかったの忘れてた♪と、お母さんが勢い良くこっちに向かってくる。

 

 

「まぁ!夏じゃない!お帰りなさい!!」

 

 

「ただいま!お母さん!……あ、今日は私が料理するよ!」

 

 

「あら♪ならお願いしようかしら!」

 

 

「うん!…………つぐ?」

 

 

「……」

 

 

……何か、つぐみが頬を膨らませてるんだけど。可愛い(可愛い)。……でも、これで料理は流石に無理だよね~?…よし、心を鬼にして…

 

 

「つぐみ?離してくれないと料理出来ない……」

 

 

「や」

 

 

何この可愛い生物?……本当なら頭撫でて愛でたいんだけど、そういうわけにもいかないし……

 

 

「つぐ、後でならいくらでも甘えて良いから、ね?」

 

 

「……むぅ」

 

 

あ、離れた。……何か涙目なんだけど?最後まで罪悪感たっぷり(圧倒的ト○ポ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……相変わらず料理の腕凄いな、夏は」

 

 

「本当ねぇ~、お店出せるんじゃないかしら?」

 

 

「うん!お姉ちゃんの料理も美味しい!」

 

 

あれ?ここに天使がいるんだけど?…にしても、店云々は言いすぎじゃないかな~?私からしたら、まだまだ改善の余地ありなんだけど…

 

 

「そうかな?もうちょっと出来た気がするけどなぁ~」

 

 

「……この店、夏に任せたいわ……」

 

 

「全くだ……」

 

 

あれ?2人とも呆れた顔してる。……Why?なんか納得いかなーい!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[夏の部屋]

 

 

「よしよし~!」

 

 

「~♪」

 

 

今私は、つぐみを全力で愛でてる。あぁ~可愛いぃ~!ずっと出来ちゃうね~!

 

 

「……そういえばお姉ちゃんって、またどこか行くの?」

 

 

「ううん、しばらくはいるよ!……ずっとって訳ではないけど」

 

 

「……忙しいんだね」

 

 

「まぁ、大人だからね?後それなりに良い立場だからね」

 

 

まぁ、社長に「しばらく海外出張止めて下さい(白目)」って言ったら同情されて休暇を貰った。でも、仕事あっても会社は近いから、別に会えない訳じゃないんだけどね?

 

 

「しばらくはここでゆっくり出来るよ」

 

 

「本当!?」

 

 

「ホントホント~」

 

 

露骨に嬉しそうにしてくれると、私も嬉しくなるね!休みをとった甲斐があるね~……そうだ!

 

 

「また今度、つぐが行きたいとこにでも出掛けよっか♪」

 

 

「うん!」パァァ!

 

 

明日は蘭ちゃん達に挨拶しないとね!どんな顔するかなぁ?

 

 

「さて!つぐみ、そろそろ寝ようか?」

 

 

「……今日はここで寝たいな」

 

 

「わかった、準備してきて?」

 

 

「うん!」

 

 

明日からは、楽しい事が待ってるぞぉ!!……待ってるよね?ね?因みに、つぐみの寝顔可愛かったです、はい。

 




ということで、第1話が終わりました。

早速ですが、アンケートを貼っておきますので、回答していただけると助かります。どうでしたか?ちゃんと書けているか、とても心配です。またクオリティは上げるよう努めますので、気長に待っていただけると幸いです。

次回『バンド組んだらしい』
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