理由はあとがきにて
マルスに助けられた少女。橘あゆみは
突然凶暴になりごろつきの剣を奪い。
ベレトにより修行しているマルスたちのもとへ向かった。
しかしこのことに関与している少女がいた。
それはあゆみがマルスと会う前カフェで話していた
二人の少女がいた。
「つばさ。元気してる?」
「あゆみもどう? 探偵の助手大変でしょ」
「うん、でも楽しいよ」
「へぇ、そうなんだ」
「つばさも芸能界スカウトされたんでしょ」
「うん。もうすぐでデビューなんだ」
青いロングストレートヘアーの織部つばさという少女が
あゆみと話していた。
カフェで二人でご飯を食べ終わり二人は解散した。
その時、あゆみはゴロツキに襲われ
マルスに助けられていたのだ。
一方つばさは家に帰って自主勉強中居眠りをし
夢を見ていた。
「つばささん」
「誰?」
つばさの夢で誰かが話しかける。
そこに青いストレートヘアーの赤い服を着た少女がいた。
「あなたは?」
「私の名はシーダ」
「シーダ?」
「いきなりでごめんなさい。私はアリティアという
国に住んでいたの。でも突然国を攻められ
私は……」
「えっ! 死んじゃったの?」
状況が飲めこめないものの、シーダの話を聞くつばさ。
「いま私は仮死状態にあってるのと思います。
あなたにあることを手伝ってほしい」
「あること?」
「アリティアの王子、そして私の……想い人の
マルスを探してほしいのです」
「想い人って彼氏?」
「え? えぇ、まぁ…… というより婚約者……」
シーダは恥ずかしそうに言う。
「へぇ、いいなぁ。マルスってイケメンなの?」
「イケメン?」
「かっこいいの?」
期待するつばさ
「ええ、まぁ……」
「いいな、イケメン王子と結婚だなんて」
「あの……つばさ? 今この状況で言うことでは……」
シーダは戸惑いながら話を止める。
「あ、そうだった。なんで私にその王子様を
あわせてほしいの?」
「私はマルス様にあいたい……そう願っていたら
あなたにたどり着いたのです。
マルス様はこの街にいるはずです。
私は彼が無事なことの確認
と私を心配しないでほしいことを
伝えてほしいのです」
「そうだったの。わかったよ。その人を探す」
「ありがとう。つばさ」
シーダは感謝する。
するとシーダは何かを察する。
「つばさ。あなたの友達、あゆみが
なにか、その……危ないなにかに……」
「えっ? それってホント?」
「わからないけれど、町の外れの方にそれを感じます」
「それってあの大きなお屋敷のほうか。 わかった」
するとつばさは目を冷ました。
「今の夢は一体? そうだ、あゆみ!」
つばさは急いであゆみに電話をする。しかし
彼女は出ない。メールも送ったが既読もつかない。
すると電話がかかってきた。それはあゆみの番号とは
違う番号だった。
「この番号は……もしもし」
「つばさ! 私ポーラ」
「ポーラ? どうしたの?」
それはマリオたちと一緒にいる金髪の少女
ポーラだった。
「あゆみに電話したけどつながらなかったの。
あなたが知ってると思い……」
するとつばさは電話を突然切り、急いで家を出た。
「つばさ! どういうことかしら? 二人とも」
ポーラはいきなり電話を切ったつばさに苛立っていた。
「ほんとに頼りになるのかい? そのあゆみって人?」
ピットが疑問に思う。
「大丈夫よ。彼女探偵のタマゴだし」
「えっ! たまごなの?」
驚くピット。しかしポーラは心配していた。
(寝てたりとか、用があるなら仕方ないけど、
でも何か心配なのよね)
一方つばさは街のはずれにある、ベレトの屋敷へ
向かっていた。
するとそこに剣を持って屋敷に向かう
あゆみがいた。
「あゆみ!」
近づくつばさ。
「あゆみ! 私よつばさよ!」
あゆみの目はぼーっとしており
つばさの言葉を無視する。
「どうしたの? 一体?」
するとあゆみはつばさを突き飛ばした。
「きゃあ!」
その力は強いものだった。
(なんて力なの?)
つばさは気を失った。
しばらくして翼は目が覚めた。
そこはベレトの屋敷にある休憩所だった。
(ここは……あのお屋敷? 私はなんでこんなとこに?)
すると何者かがつばさに近づく。それはリンクだった。
(え? イケメン! この人がマルス様?)
するとそこにベレトもやってくる。
「気がついたようだね」
ベレトがつばさに声をかける。
(こっちもイケメン! マルス様はこっちか?)
「大丈夫かい?」
心配するベレト。
「倒れてる君を外に出てたリンクが助けたんだ。
あ、リンクはこっちの彼。僕の名はベレト。
リンクはここで剣の修行をしているんだ」
「そ、そうなんですか……ありがとうございます」
(やだぁ、こんなにイケメンがいて私幸せ
でもマルス様ではないのね……)
つばさは心の中でこう思っていた。
その時、外で剣の弾き合いの音がした。
「マルスとエイトが自主練か?」
(え? 今マルスって)
剣の弾き合いの音に気がつくベレト。
リンクとともに外へ出る。
つばさもマルスという名前が気になり
ベレトについていく。
3人は外にでてある光景を見ていた。
それはマルスがエイトに本気で切りかかり
戦っていた。
「どうしたんだ! 二人とも」
ベレトが声をかける。
「マルス! お前女の子に手出しするなんて!」
エイトはマルスに切りかかりながらそう話す。
「よせ、エイト! 誤解だ」
二人は戦っていた。
(あのマントの人がマルス……たしかにイケメン。
でも私はリンクの方が……)
するとつばさはあることに気づく。
それは下着姿で横になっていたあゆみの姿だった。
あゆみに気づきマルスとエイトのもとへ走る
つばさ
「危ないぞ、君!」
ベレトは止めようとする。
一方リンクは戦ってるマルスとエイトを見ていた。
すると彼はブーメランを取り出し
彼らに向かって投げた。
ブーメランはエイトの手にあたり
エイトから剣を手放した。
「なにすんだ! リンク! お前こんな外道を
許すのか?」
エイトはリンクに向かって怒る。
それに対してマルスはため息を付き、剣を収め
エイトに言う。
「エイト! 誤解だ彼女は突然僕にあって
服を脱いだそれだけだ。
僕は彼女をとめた。何もしていない。
第一彼女がここにいるのがおかしいだろう?
彼女は何者かに操られ、僕を不意打ちしようとした
多分それだ」
マルスは怒りながら言う。
「えっ? そうだったの?」
「単純なんだよ君は、そもそも街の時だって
あの行商人に…」
マルスはエイトに説教をする。
その間つばさは気を失ってる下着姿のあゆみに近づき
声をかける。
「あゆみしっかりして! こんな格好で寝たら
風邪ひくわよ!」
あゆみは目を覚ます。
「あゆみ! よかった……」
ベレトはあゆみが目覚め、二人に気づく
するとベレトは禍々しい剣を手にするあゆみに気づく。
「まずい! その娘から離れろ!」
「えっ!」
つばさはベレトの方を振り向く。
その時つばさは気づく。
「何……これ?」
つばさの腹部にはあゆみが剣を刺していた。
「えっ? あゆみ……どうして……」
大量の血がでて倒れ込むつばさ。
するとあゆみはそれを見てボッーとした目が
普段の目に戻り叫ぶ。
「いやぁぁぁぁ!」
マルスはエイトに説教をやめ
マルス、エイト、リンク、ベレトは
あゆみと翼に近づく。
「おい! 君大丈夫か?」
ベレトは必死に叫ぶ。
「そんな! わたしがつばさを……
嘘よ、こんなの!」
するとマルスはあゆみの持っていた剣に気づく。
そしてそれを手にするマルス
「この剣があゆみさんを……」
するとマルスに異変が。
「マルス! どうした! うわっ!」
突然エイトに斬りかかるマルス。
「なんだよさっきの仕返しかよ!」
エイトは避けながら対応する。
(あの剣? 呪いでもあるのか)
ベレトは剣を持ち、マルスに挑む。
そしてリンクも駆けつける。
一方、つばさは生死の境をさまよっていた。
そこにシーダが近寄る。
「つばさ……ごめんなさい……
こんなことになるなんて。
私のせいね。せっかくマルス様に会えたのに」
シーダは残念がっていた。
「あなたを死なせない。あなたが死んだら意味ないわ」
シーダはつばさに近づき彼女を抱きしめる。
すると二人は光に包まれた。
エイト、ベレト、リンクはマルスと戦っていた。
マルスはエイトをふりきりベレトと戦う。
(マルス、元から強いと思ったが
あの剣の力で……)
ベレトはマルスから距離を取り
県を振るう。
剣はムチのように伸縮自在になっていた
「スゲェ! ベレトの剣がムチみたいになった」
ベレトの剣に関心するエイト。
マルスを追い詰めるベレト。
「すごいぞ! 先生! いいぞ、もっとやれ」
しかしマルスはベレトのスキを付き、
ベレトを逆に追い詰める。
その時、マルスになにか当たる。
それは先程エイトに当てたブーメランであった。
リンクがブーメランでマルスに挑む。
マルスは近づき剣で応戦する。
しかしリンクはマルスと一度戦っており、
マルスの動きを見切っていた
マルスの剣を弾くリンク。
「リンク! いいぞ!」
エイトはリンクを応援する。
しかし、マルスはリンクの足を蹴り
リンクを倒す。
倒れたリンクを踏みつけるマルス。
「うわぁ!」
踏みつけられたリンクは叫ぶ。
ベレトとエイトは駆けつける。
その時、誰かがマルスに槍を向けた。
一同は誰だ!と思い、止まる。
それは髪を縛り変わった鎧をつけた青い髪の少女だった。
その少女に反応するあゆみ。
「つばさ! 平気なの?」
「もう大丈夫! それよりあゆみ服を
早く着たほうがいいわ」
「えっ? きゃあ! なんで私下着姿に!」
あゆみは急いで服を着る。つばさは
自分の不思議な格好に驚いていた。
(それはカルネージフォーム、
私があなたと一つになった姿です)
「槍が喋った!」
変わった鎧を着たつばさは槍から聞こえた声に
反応する。
(私です。シーダです。あなたを助けるため
私はあなたの槍となり、戦う決意をしました。
あなたは戦いには慣れてないはずです。
ですがそこは私がなんとかします)
「えっ!」
つばさは戸惑う。そこに剣を拾ったマルスが攻撃をする。
「えっ! えっ!」
あたふたするつばさ
しかし槍を持った手は無意識にマルスに応戦する。
「えっ! 手が勝手に!」
(マルス様の動きはわかっています
てりゃ!)
マルスの剣を弾くつばさ。
そしてマルスに槍を向ける、つばさ。
「どうしたの、シーダ? マルスに止めを」
(私に任せてつばさ)
するとカルネージフォームは解除され
もとのつばさに戻る。
そして幻影のようにシーダが現れマルスに声をかける。
「マルス様、私よ。シーダよ。
私は大丈夫です。なのでどうか正気に……」
そしてシーダの幻影はマルスにキスをした。
それを見たつばさは顔を赤くする。
マルスの目はもとに戻る。
「シー……ダ」
マルスはこうつぶやく。一方エイトは
呪いの剣を拾う。
「エイト! その剣は!」
ベレトは止める。
「心配するなよ先生。俺は呪いはきかねぇんだ。
この通り。
この剣は持っておくぜ」
呪いの剣をさやに収めるエイト。
それに対してリンクは心配する。
「大丈夫だ。もし暴走したら俺を切ってくれ
リンク」
(エイト……ただのお調子者と思っていたが
切られることを覚悟し呪いの剣を収めるとは
素晴らしい度胸と勇気だ)
ベレトは心の中でそう思っていた。
(今のはシーダどうしてここに
そしてこの娘は…)
マルスはつばさを見つめてた。
「つばさ大丈夫?」
「うん、大丈夫。あゆみも」
「私は平気。でも私はあなたを……」
「大丈夫よ。気にしないでね」
あゆみとつばさは仲良く話していた。
ベレトは皆を家の中に入れた
つばさはシーダのことをマルスに話した。
「シーダが! きみに?
でもなぜ君に? そして彼女は無事なのか?」
「なんで私の中にいるかはわからない
でも、シーダは大丈夫と言っていた」
「彼女は昔から自分より他人を優先する。
彼女らしいな。
シーダはどこかで生きてるのかそれは良かった」
するとそこに誰かが声をかける
「マルス様……」
つばさの横から突然幽霊のように
女性が現れた。
その女性は青髪のロングストレートで
目の部分を仮面で隠していた。
「なんだ! 魔物か!」
エイトは構える。
「違います! ひどいわ。
こんなんで魔物と判断するなんて。
だいたいあなた、マルス様に切りかかった子ね」
「えっ! なんで知ってんの?」
エイトは剣を構えるのをやめる。
「その丁寧な喋り方とこの声、シーダ?」
つばさは勘づく。
「さすがつばさ。わかってるわね」
しかしベレトは疑う。
「君が何者かはわからない。
だがほんとに味方なのか?」
するとシーダと名乗る女性が答える。
「疑われるのは承知です。
でも、私は友人であるつばさを守りたい。
そしてマルス様……私はあなたのためならこの身は」
するとマルスは声をかける。
「シーダ、ほんとに君なのか?
どうしてその姿に」
「私の本体は仮死状態……まだ目覚めておりません。
私はあなたに会うためつばさの心にはいり
そして彼女を助けるためこのミラージュと
呼ばれる姿になったのです」
「そうか……
とにかく生きてたんだね。よかった。
君は今どこに?」
「それは私にもわかりません。
ですが私が覚えてることをお話しましょう
私はマルス様があの魔人に連れ去られたあと
気を失ってわからないのですが……」
そしてシーダは語る
シーダは気を失っていた。しかしかすかに
自分を助けようとする者たちの声が聞こえた。
それは国のものではなかった。
「ここはだめか?」
「そんなはずはない! あきらめてはいけない」
「生存者を探さないと」
何人かの声が聞こえた。
そして
「いたぞ!」
「団長に報告だ!」
「この娘、この国の王女かしら?」
声がする中、シーダは何者かに姫抱っこされ
外へ連れ出された。
「それからも私は夢の中でマルス様を思い続けていたの」
「そうだったのかシーダ。しかし
こうして君と再開できた。こんなに嬉しいことは
ないよ」
マルスの言葉にシーダは微笑む。
「マルス様……ありがとう。でも今の私は
つばさのミラージュのシーダ。
本当の私は今もどこかで眠っている」
「会いに行くさ、シーダ。
剣の修行が終わったらすぐに向かう」
するとベレトがこういう。
「マルス、アリティア行きの馬車を明日手配しよう」
「いいのか?」
「ああ、君とリンクの剣の腕みて
もういいだろうと思ってね
それに君の国だろう。心配と思ってね」
「ありがとう。しかしベレト、君は一体」
「僕はただの傭兵だった男さ。エイトはしばらく
いてもらう」
「なんでだよ!」
「お前はまだ未熟だからさ」
「そんなぁ」
一同は笑う。
その後シーダはこういう。
「マルス様、私はしばらくつばさと行動します。
実は気になることがあって」
「気になること?」
マルスは問う。そしてシーダがつばさを見て言う。
「つばさ昨日電話があったわよね。
あゆみに」
するとあゆみは驚く
「えっ!」
あゆみは急ぎ着信履歴を確認する。
するとポーラからの不在着信とつばさからの不在着信が
何個かあった。
「こんなに! つばさごめん!」
「いいのよ。でもなんでポーラは電話してきたの?」
「前から頼まれたことがあって……」
つばさは首をかしげる。
「ラクガキ犯がマリオという。」
「あ! あれか!」
するとマルスは話に割り込む
「すまないがそれは一体?」
「ラクガキがオネットの至る所にかかれてて
それがあの有名な冒険家。マリオの仕業という話」
あゆみが説明する。
しかし、一同はマリオを知らない様子。
「みんなマリオをしらないの?
マリオはキノコ王国を救った
有名な人よ。知らないの?」
「キノコ王国は知っている。
しかしマリオは知らなかったな」
「私もマリオという名は初めて聞いたわ」
シーダはそういう。つばさは少し驚き、説明する。
「キノコ王国を悪い魔王から救い
姫様も救い出したという冒険家よ。
そんな彼がラクガキをして街の人を困らしてるのは
おかしいと巷で話題になってるのよ」
しかしリンクは思い当たることがあった。
ヨッシーから以前マリオの名は聞いており
その人のことではないかと
マルスに伝える。
「ヨッシーの仲間? そうか、それなら……」
マルスは決意する。
「シーダ、僕もしばらく残る。そのマリオという
人は僕の仲間の仲間なんだ。
彼を助ける理由はある」
リンクも頷く。
それを聞いたベレトは答える。
「そうか……この街を出るときがきたら
僕に声をかけてくれ。馬車を手配する」
「ありがとう。ベレト」
感謝するマルス。そこでエイトが反応する。
「オレもいくぜ!」
「お前は修行だ!」
「なんでだよっ!」
ベレトに怒られるエイト。
一同は再び笑う。
「とにかくマリオの冤罪を証明するため街に戻るね」
あゆみはこう言い、つばさとシーダは頷く
あゆみ、つばさ、シーダの3人はベレトに例をし
オネットに戻った。
リンクとマルスも
わかれるエイトに手を振り
あゆみたちとともにベレトの元をさる。
「行っちまったな。あいつら。
さて、先生! 修行の続きだ!」
張り切るエイト。するとベレトは聞く。
「エイト? 君はなんのために旅をする?」
「俺? 俺は呪いで姿を変えた仲間を助けたいんだ。
その呪いをとくため呪いをかけたやつを倒すため
修行してんだ」
「なるほど。 ただ強くなりたいわけではないんだな
いいだろう。相手になる」
ベレトとエイトはたがいに剣を交えた。
そしてベレトは考えていた。
(僕がここにいるのはもう少しだけだ。
もうすぐマルスの故郷の近くにある
学院の先生になる。それまではエイト君に付き合おう)
読んでくれてありがとうございます
シーダとマルスを再会させるため織部つばさを出しました
あとはシーダがファイターで出てきてほしいと言う要望もあり
半ば主人公のようになってしまいました。(結果的に)