スマッシュブラザーズ ザ ストーリー   作:公平

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オネット編最終章です。


新たなる旅(オデッセイ)

ワリオやポーキー、そして偽マリオ事件を解決した

マリオたち。しかしマリオは放送で市長に呼び出しされた。

 

ピーチと同行したマリオは市長室へやってきた。

そこには可愛らしい犬のような姿をした女の子が

いた。

 

「ようこそいらっしゃいました。私、市長の秘書の

しずえと申します。市長はこちらにいます」

 

するとそこには赤い服を着た男の子が市長の席に

座っていた。マリオとピーチは辺りを見回す。

 

「市長なんてどこにもいないじゃないか!

いるのは子供と君だけ」

 

マリオの帽子、キャッピーがこういう。

すると男の子としずえはショックになる。

 

「そこにいるじゃないですか! ほら赤い服を着た

人がそこに! その人が市長です」

 

しずえは必死にそう言うとマリオたちは笑う。

 

「だって、その子は子供じゃん」

キャッピーはそういうが怒ったしずえは

説明する。

 

「こちらにいるのがオネットの市長です!

前任の市長が金を持ち逃げし、新しく

就任した市長なんです! 子供とは

失礼な!」

 

しずえが必死に弁明するとマリオたちは驚く

 

「ホントに市長なの?」

 

ピーチが聞くと市長の男の子は頷く。

 

「それはごめんね。子供と思って知らなかったんだ」

 

謝るキャッピー。市長はソファに座るようマリオたち

を促し、そしてしずえと市長はマリオとピーチと

対面するように座った。そして、しずえが話す

 

「ではお話をします。早速ですがマリオさんには

この街の修理をしていただきたいのです。

ですがそれには莫大な予算が必要で

それを支払っていただきたいと」

 

「そのお値段は?」

 

ピーチが恐る恐る聞く。するとしずえは紙を見せる。

ピーチは驚く。

 

「こ、こんな額払えるわけないじゃない!」

 

ピーチは怒鳴る。怯える市長としずえ。

しかししずえは提案します。

 

「そ、そんなことかと思うので、実はマリオさんに

手伝っていただきたいことがあるのです。

それをすれば我が街でどうにか負担できるゆえ」

 

「それは?」

 

慌てふためくしずえにピーチが尋ねる。

 

「それはですね、ニュードンクシティの市長と

交渉をするのです。中でもマリオさんは

その市長と昔交流があったようで」

 

しずえはこう言うがマリオは思い当たることが

なかった。

 

「なので私と市長とマリオさんで交渉して

上手くすれば援助が受けられるはずなんです。

協力して頂ければ」

 

マリオはそれに頷く。ピーチは少し戸惑っていた。

 

(マリオもしあれなら私の財産の1部を……)

 

ピーチはそういうがマリオは断った。

 

(マリオ……私のことを思って)

 

ありがたく思うピーチ。しかしキャッピーは疑問がある。

 

「市長がいない間、オネットの市長は誰がやるんだい?」

 

すると奥のドアから誰が来た。それはピンクの髪の

女の子だった。

 

「この子は?」

 

「市長の古くからのお友達です。この方とたぬきちさんが

代理をされるようです」

 

笑顔で微笑む女の子。その後しずえと市長の男の子は

女の子に託しマリオと共に市役所の外へ出た。

すると外にはポーラと今まで一緒に戦った

仲間がそこにいた。

 

「みんなどうして?」

 

ピーチが尋ねる。

 

「何って、これからみんなが何をすべきか

ここで決めようと思ってね」

 

ポーラがそう言う。

ポーラは近場の公園に移動しそこで話をした。

 

「今から言うわ私が夢で見た70人の戦士にて

正確には70を超える戦士が私の夢にいた。

ここにいるメンバーではマリオ、リンク、ドンキー

ヨッシー、サムス、ピカチュウ、カービィ、プリン

ネス、ピーチ、ゼルダ、ディーディー、デデデ

マルス、インクリング、WiiFitトレーナー

ダックハント、ピット、市長、しずえとなってるわ

そういえばあのワリオや黒いピット

パックンフラワーなんかもいたわね」

 

「プリンに市長やトレーナーが! しかも敵である

アイツらもか!」

 

驚くピット、ポーラは頷く。

 

「私やつばさ、モナは入ってないのね」

 

少し残念そうなあゆみ、そこでキノピオが言う。

 

「あの? 僕は?」

 

「あなたは確かピーチの盾にされてたわね」

 

「盾!」

 

ポーラの返しに驚くキノピオ。

 

「盾か、なんて光栄な…… ピーチ姫の盾なら

光栄です」

 

(それってMだぞ。キノピオ)

 

堂々と言うキノピオに心の中でこう思うピット。

そしてポーラが話を続ける。

「おそらくここに集まった人は各々の目的があって

集まったと思うけどいずれはひとつの終着点

に着くようにはなっているわ。

だからここは各自の目的を優先しようかと

思ってるの」

するとゼロスーツサムスが言う。

 

「私はそもそも船の部品も集めに来ただけだ。

部品が集まり次第、私は船に戻り

そのまま、ピーチやゼルダが囚われてた

巨大戦艦に向かう」

 

「ピカッ!」

 

するとピカチュウが自らもついて行くと

言わんばかりに鳴く。

 

「お前も行くのか、確かに来てくれたら頼もしいな」

 

ゼロスーツサムスはピカチュウを撫で、

ピカチュウは喜んでる様子だった。

するとWiiFitトレーナーが返事する。

 

「私も行きます!」

 

「いや、ダメだ。危険な戦いになる。

それに船には入れない」

 

ゼロスーツサムスは断る。

(こいつについて来てもらうと色々厄介だ。

彼女のためだ)

 

ゼロスーツサムスは呆れるように心の中で思ってた。

 

「サムスさん部品のことなら僕もお手伝いします」

 

ネスの仲間のジェフが返事する。

 

「そうか、君は詳しそうだからな。頼むよ」

 

サムスはジェフを頼りにしてる様子だった。

 

一方ドンキーとディーディーは話していた。

 

「オイラ達どうする? ドンキー?」

 

「そうだな……

 

すると空からドンキーを呼ぶ声がした。

 

「おーい! ドンキー、ディーディー!」

 

それは大きな檻をぶら下げてた大きなカラス型

ポケモンアーマーガアの姿だった。

その檻にはドンキーのジャングルの長老

クランキーコングがいた。

 

「クランキー!」

 

地上に降りた。クランキーとアーマーガア。

クランキーはアーマーガアに話す。

 

「ありがとう。ドンキーのアニマルフレンドより

乗り心地が良かったぞ。これは礼じゃ」

 

するとクランキーはバナナを一房、アーマーガアに

差し上げた。

 

「これは駄賃じゃ。わしらには金貨の概念がない

これが金貨の代わりだ」

 

するとアーマーガアは一房のバナナから二本

バナナをクチバシで取り笑顔を見せ、

そのまま帰っていった。

 

「なんじゃ、安い駄賃じゃのう。まぁそれはさておき

ドンキー、ディーディー。あの弓の秘密が

わかった」

 

「あ、それなんだけどクランキー」

 

ディーディーはクランキーにことの説明をする

 

「なるほど。その黒い天使があやつってた弓矢が

人間が手にし、悪しき力を宿したと。ほうほう

そしたら影虫とは関係なのかもしれんな」

 

「影虫?」

クランキーの話に疑問を持つドンキーとディーディー

クランキーは話す

 

「ドンキーみたいに、悪しき心に支配されてた

者達はほかにいる。そヤツらからでてきたのが

影虫じゃ。これは原因がわからんが

どうやら悪しき心を持つ成分を持っとるようじゃ

お前たちにはこれを探してもらいたい」

 

「でも、そう言われてもどこにあるかわかんないんじゃ……」

 

ドンキーは言い返す。

 

「そしたらしばらくの間お前たちが着いてたあの

大王がいるじゃろう。あのお方についていけば

いずれ影虫の手がかりも終えるじゃろう」

 

クランキーはデデデの方を向いた。

 

「あ、まぁ、そうだな」

 

デデデは顔を背けそう言う。

 

「待った!」

 

そこでカービィが待ったをかける。

 

「デデデにはまだあれだ食べ物の件がある!

あれを返してもらわないと」

 

怒るカービィ。デデデは少し悩み答える

 

「わかった。食べ物は返す。カービィとドンキー、

ディーディーはワシに着いてこい」

 

すると男のWiiFitトレーナーが女のWiiFitトレーナーに

言う。

 

「私は店番をする。お前は好きにすればいい」

 

「あなた…… しそたら私はマリオさんについて行きます」

 

WiiFitトレーナーは決心する。

 

「私も行く!」

 

「俺も!」

 

「ワンワン!」

 

インクリングの2人とダックハントはマリオに乗り気だった。

 

「僕もマリオについて行くよ」

 

ヨッシーもマリオと一緒に行くことを決める。

 

「じゃあ僕も……」

 

ピットが決意しようとした時、ピットの体が宙に浮く。

 

(ダメですピット。これ以上は人間の世界に干渉しては

なりません)

 

「えっ! パルテナ様!」

 

ピットはどんどん地上から離れていく。

 

「ピットくん!」

 

橘あゆみが空に引かれるようにもどりゆくピットを呼ぶ。

 

「みんな僕は一旦天界に戻るけど、

そのうちみんなと会うからねー」

 

こうしてピットは天界に強制送還された。

 

「ピット君、行っちゃったか」

 

「あゆみはどうすんの?」

 

ガッカリしている橘あゆみに織部つばさが聞く。

 

「わたしはここに残るわ。やる事あるし

つばさは?」

 

「私はアイドル事務所に行くためニュードンクシティへ

行くわ。ちょうどいいタイミングだし」

 

2人が話してるとプリンが話に入ってくる。

 

「プリッ!」

 

「えっ? あなたも行きたいの?

でも私はマリオたちと旅するのとは違うんだけど」

 

「プリッ! プリッ!」

 

つばさの返しに怒るように言い返すプリン

 

「えっ? あなたもアイドルになりたいの?」

 

プリンは頷く。

 

「うーん。わかった一緒に行こう」

 

「プリッ!」

 

喜ぶプリン。しかしピカチュウは不安そうだった

プリンの歌声でみなが眠ってしまわないかと。

 

一方ポーラはネスと話す。

 

「ネス、あなたはマリオと行きなさい。

わたしやプーの超能力教えてあるから

それを役に立てて」

 

ネスはOKといい頷く。

 

「待てネス。俺も行く」

 

ネスの仲間プーが話しかける。

 

「ニュードンクシティには格闘大会が

あるようだ。それに俺も出る」

 

ネスは頷く。

 

一方つばさのミラージュとなっていたシーダは

考えていた。

 

(つばさがアイドルとしてはばたいてゆく。

私も見守りたいが、私は……)

 

「つばさ、後で話が」

 

「えっ?」

 

話しかけるシーダに戸惑うように反応するつばさ。

 

一方リンク、ゼルダ、マルス、勇者エイトは

話していた。

 

「僕は祖国へ戻る。祖国が心配だ」

 

マルスがこう話すとリンクは自分も行くと頷く。

 

「君には君の目的があるはずだ。巻き込めない」

 

「いえ、マルス様。これはみんなの問題です。

いずれはあなたやマリオたちと力を合わせガノンを

倒す。そのためには仲間であるあなたの地へ行き

手助けしたいのです」

 

「だが……」

 

説得するゼルダに言い返すマルス。しかし

リンクの真剣な目で考え方を変えた。

「わかった。協力してもらう」

 

するとエイトが笑顔でマルスを見ていた。

 

「お前も来るのか? エイト?」

 

「俺も行きたいとこだが、ベレトのとこで修行して

俺は俺でやる事あるからな。まぁまたどこがで

会うと思うぜ。きっと」

 

「そうだな。頑張れよ」

 

笑顔でエイトを励ますマルス。

 

一方キノピオはピーチと話していた。

 

「僕はもちろんピーチ姫に着いてきます」

 

「いいの? キノピオ? あなた盾になるのよ?」

 

「構いません。盾だろうが、なんだろうが」

 

「ありがとう」

(いいのかな?これ)

 

ピーチはキノピオのアピールに戸惑いながらも

受け入れた。

 

そしてポーラが各々の目的を確認した。

 

「みんなやることは決まったようね。そしたらまとめるわね」

 

ニュードンクシティ組

マリオ、ピーチ、ヨッシー、インクリングボーイ

インクリングガール、ダックハント、

WiiFitトレーナー(女)、プリン、ネス

むらびと、しずえ

同行

キノピオ、織部つばさ、プー

 

サムス組

ゼロスーツサムス、ピカチュウ

同行ジェフ

マルス組

リンク、ゼルダ、マルス

 

ドンキー組

ドンキー、ディーディー、デデデ、カービィ

 

天界

ピット

 

行方不明

パックンフラワー、プラックピット、ワリオ

 

オネット残留

橘あゆみ、ポーラ、WiiFitトレーナー(男)

むらびと(女)

 

別の道

勇者エイト

 

「あとはベレトさんね。彼も別の地へ行くそうよ」

 

「ベレトはそうなのか。わかった」

 

ポーラの言葉にマルスは納得する。

 

そしてそれぞれは向かうことにした。

マルス達は馬を取りに行きそのまま向かう。

 

ゼロスーツサムスたちは

ジェフの提供した部品を持ち

サムスの宇宙船、スターシップへ向かった。

 

そしてドンキーたちはデデデが奪った食べ物を

返してもらうため彼について行った。

 

そしてマリオたちはというと。ホテルに泊まることに

なった。たぬきちがマリオたち専用の船を

作るからだそうだ。

 

こうしてマリオたちはホテルにしばらく泊まることに

なった。

するとエントランスで待ってるマリオたちの

前に橘あゆみが来る。

 

「あの、これどうぞ」

 

マリオにラリーから貰ったどせいさんをあげた。

 

「これ、よくわかんないけどあの亀の男の子が

言ってたの今後役に立つってだからマリオ

が持ってた方がいいと思って」

 

マリオはどせいさんを受け取った。

 

「あの。本当は私も皆さんと一緒に行きたいんです

でも戦えないので」

 

「大丈夫よそのうちまた会えるわ。

だからあなたは自分のしたいことをしなさい」

 

ピーチはあゆみにそういう。

 

「ありがとうございまいす!」

あゆみは感謝をしそのままホテルの入口から出た。

こうしてマリオたちはしばらく

オネットに留まるのであった。

 

一方、ある場所があった。

それはオネットから遥かに離れている、夜のような

暗い場所だった。そこにはひとつの大きな城があり

コウモリたちがわんさかいた。

その城の中に一人フードを被った男が入っていくのであった。

 

 

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