スマッシュブラザーズ ザ ストーリー   作:公平

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1話から登場しなかったあの男がやっと活躍します。
なお、オネット編とは全く関係ない物語なので
ここからでも楽しめます


ドラキュラ城編
帰ってきた緑の男


マリオたちは一部の仲間と別行動し、

ポーキーに壊されたオネットを治すため

ニュードンクシティへ向かう船が完成するまで

ホテルに泊まっていた。

 

エントランスにてピーチがマリオに言う。

 

「そういえばマリオあの人どうしたの?」

 

マリオはなんのことか分からなかった。

 

「わからないの? ヨッシーは分かるよね?」

 

ピーチの問いにヨッシーもわからない様子だった。

するとピーチは立ち上がり怒鳴るように言う。

 

「もう! あなた達わからないの? ルイージよ

マリオの弟、ルイージよ」

 

するとマリオはしばらくして思い出した。

マリオはルイージを探すため旅をしていたことを

今思い出したのであった。

 

 

 

 

ルイージがいる場所はオネットより離れている。

常に夜のようにくらい、そんな森の中だった。

しかし彼は何者かにより助けられ、

小屋のベッドに寝ていた。

 

「うーん……」

「気がついたか、ルイージ?」

 

ルイージは起きた。そして目の前には

小さい背の博士がいた。

 

「ルイージ君? じゃな? あのマリオの弟の」

 

「あなたは?」

 

状況の読めないルイージは聞き返す。

 

「わしの名はオヤ・マーじゃ。各地にいろんな

発明家を作っとてな、今気になることがあって

ここに来たんじゃよ」

 

「気になること?」

 

「ルイージ君。ここにはあの伝説のドラキュラが

住んでいる城があるのじゃよ」

 

「ド、ドラキュラ!?」

 

ルイージは腰を抜かす

 

「おや? ルイージ君には刺激がつよかったかのう?」

 

「そりゃ、ドラキュラっていったら

怖くなりますよ。でもドラキュラってとうの昔に

死んだのでは?」

 

「ドラキュラは何度でも甦るさ。そこで君に頼みがある」

 

ルイージは恐る恐る博士の話を聞く。

 

「君には早速ドラキュラ城に……」

 

「無理です」

 

「まだ話は終わっとらんじゃろ!」

 

即答するルイージに博士は怒る。

 

「僕、ああいうとこは嫌いなんですよ。

お化け怖いし」

 

「あのマリオの弟というものが情けない……」

 

博士は頭を抱えていた。すると博士は閃く。

 

「そういえば、女性の叫び声が城からしたの

綺麗なドレスを着ておった。もしかしたら

キノコ王国のピーチ姫かもしれんぞ」

 

「えっ!」

 

ルイージは耳を傾けた。

 

「ピーチ姫がドラキュラに攫われて、それを

弟の君が見捨てたとマリオが知ったらどうなるか?」

 

ルイージは博士の言葉にげっそりとなる。

 

「わ、分かりました。行きますよ」

 

「そう来なくてはなルイージ君! 早速、わしの発明品を

持ってくる」

 

ルイージは嫌な顔をしていた。すると博士は

大きな掃除機と懐中電灯、携帯ゲーム機を持ってきた

 

「これって掃除機とゲーム機じゃないですか?

これでどうやってドラキュラを倒せと」

 

「馬鹿者! それはただの掃除機ではない!

オバキュームといってな幽霊を

吸い込む万能アイテムじゃ。

そしてそのゲーム機は通信機じゃゲームはできん」

 

「でも、ドラキュラはこれでは倒せませんけど」

 

「ならニンニクを持ってけ! グズグズしてると

姫の命は危ないぞ」

 

するとルイージは博士からニンニクをもたされ

オバキュームなどを装備しドラキュラ城の前に

無理やり行かされた。

怖がるルイージ。するとコウモリの大群がでてきた。

 

「うわぁー! あ、なんだズバットか

紛らわしい」

 

コウモリ型のポケモン、ズバットの大群には

さほど驚かなかったルイージだったが

ドラキュラ城の入口に入るのには躊躇っていた。

 

怖さで足がガクガクするルイージ。

入口に入ると黒い玉のお化けが驚かした。

 

「出た!お化け! ってポケモンのゴースか

これなら大丈夫だ」

 

ルイージの予想外のリアクションに

あっけに取られたゴース。

 

あたりは暗く、月のあかりと懐中電灯の灯りが

頼りだった。

しばらく探索していると物音がした。

 

「なんだ、またポケモンか?」

 

ルイージは音のした方を向くとそこには

 

「ガ、ガイコツだっー!」

 

剣を持った骸骨の群れがそこにいた。

慌て逃げるルイージに追いかける骸骨。

ルイージは急いで階段に駆け上がった。

するとそこにはミイラ男がいた。

 

「ギャー!」

 

ルイージは猛ダッシュで逃げる。目の前にドアがあり

そこに急いで入る。

 

「ふぅー、ここには誰もいないようだな。」

 

そこは書物庫のようでルイージは探索していた。

しばらく歩くとまたドアがあり

そこをあけ別の部屋に入った。

 

そこは広いリビングのような部屋だった。

「ここも誰もいなさそうだ」

 

安心したルイージは部屋にあるソファに座る。

すると、目の前に骸骨の顔をした鎌を持った

巨大な死神がいた。

 

(でたっー!)

ルイージは叫ぼうとする。しかし足も動かず

声も出ない。

死神の鎌がルイージを襲おうとしたその時

死神に何かが当たった。

 

怯む死神、ルイージは死神に鎖のようなものが襲う

のを見た。そして後ろを振り向くルイージ。

そこにはフードを被った男がいた。

男はフードを外した。そして姿を現した。

それは金髪で筋骨隆々の鎖のような

鞭を持った男性だった。

 

十字架を投げた男は死神を倒した。

 

「君! 逃げるぞ! こっちだ」

 

ルイージは男について行った。そして部屋を急いででて

通路に出る。

すると骸骨の群れが男とルイージに襲いかかる。

 

恐れるルイージ、しかしムチの男は水の入った瓶を

投げた。

骸骨たちにそれはあたり骸骨は燃えだした。

 

「燃えた? 水なのに」

 

「あれは聖水だ。邪悪なものは燃え尽きる」

 

燃え尽きた骸骨の大群を避け通路を抜ける二人。

出た部屋は崖のようになっており!ドアまで距離が

あった。

鞭の男は当たりを見た。

天井にフックのようなものがあり

そこにムチを引っ掛け、ルイージを抱えた。

 

「君! 捕まってるんだ」

「えっ! まさか!」

 

男はルイージを抱えたまま、ターザンのように

ムチを使い向こうのドアがある崖に渡った。

 

「うわぁー」

 

叫ぶルイージ。

 

「大丈夫か? その程度の勇気でドラキュラ城に

入って生き残れるとは大したものだ」

 

「ええ、全くです…… 」

 

目を回すルイージ。そこで男が声をかける。

 

「俺の名前はシモン。君は?」

 

「ルイージです。」

 

「なかなか威厳のある名前だな、度胸はまだまだだが。

どうしてここに来た?」

 

ルイージは何故ドラキュラ城に来たかをシモンに説明する。

 

「なるほど、博士に頼まれたのか?

ここは君が来るとこではない、

すぐに帰った方がいい。

囚われてる姫は私に任せて」

 

「ええ、そうさせていただきます。僕には

場違いと思うので」

 

ルイージはシモンに言われ帰ることを決意する

するとルイージの目の前に

 

「ギャー! お化け!」

 

ルイージは驚かすお化けを見て、驚き慌て逃げる。

 

「落ち着け! ルイージ!」

 

落ち着かそうとするシモン。シモンは十字架を投げた。

しかし十字架はお化けをすり抜けてしまった。

 

「なんだと!」

 

すると怯えるルイージに通信機に連絡が入る。

 

「ルイージ君、お化けの反応を確認した。

君は今、お化けと出くわしてるようじゃな」

 

それはオヤ・マー博士からのものだった。

 

「今こそ、オバキュームを使うのじゃ、懐中電灯の灯りを

相手に当てて、油断したところを狙え」

 

ルイージは戸惑いながらも懐中電灯をお化けに当てる。

するとお化けは怯んだ。

 

「ギャー!」

 

叫ぶお化けは油断してる。そしてルイージは

オバキュームを使った。

 

「ギャー!」

 

お化けは徐々にオバキュームの中に吸い込まれていく。

そして完全にオバキュームの中に吸い込まれて

しまった。

ルイージは腰を抜かす。

 

「なんて……物だ」

 

ルイージは驚く、シモンは手を貸す。

 

「どうやら私の言ってたことは間違いだったようだ

君は勇気があるようだ。私と共に行くか?」

 

「えっ? いや僕は……」

 

断ろうとしたルイージ。しかし、自分の力が

シモンを助けたことを自覚し彼について行くのであった。

 

部屋を出て通路を歩いている二人。すると誰かが

向こうから歩いてきた。

 

「ほう、貴様がシモン・ベルモンドか」

 

「誰だ!?」

 

シモンが問う。すると向こう側にはハチマキをした

青年がいた。シモンとおなじ鎖のような鞭を持っており

 

「俺と同じ高貴な血を持つもの、ここで戦えるとはな」

 

「お前はいったい?」

 

「俺か? 俺の名はリヒター・ベルモンド!」

 

リヒターという男はムチをかまえ、

シモンに挑む様子だった。




内容的にはご覧の通りシモン参戦のPVを元にしました。
しかし、同じ内容にしたくないのでちょっと変わっております。
次回もこの続きです
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