お化けや魔物を退けドラキュラ城を探索してる
シモンとルイージ。
そこにハチマキをつけた1人の青年が現れた。
青年はシモンとおなじ鎖のようなムチをもち
自信をリヒターと名乗っていた。
そしてムチを構えシモンに襲いかかろうとした。
「待て! なぜそのムチをもってる?
そして、そのムチを持つ者が私と戦うことなど
ありえないはずだ!」
シモンが問いかける。
「普通ならそうだろう。だが俺には戦う理由がある。
シモン・ベルモンド! あんたと戦いたかった
それだけだ」
「何!?」
シモンは言い返すリヒターに向かい構える。
するとシモンは気づく。
(このリヒターという男、邪気を感じる。
これはいったい?)
シモンがそう考えてるとシモンのムチが何かに絡む。
それはリヒターのムチだった。2人のムチが
絡み合い、綱引きのように互いに引っ張りあっていた。
「何故だ! 私たちがたたかうことはないだろう!」
「関係ない!俺と戦え! シモン!」
するとリヒターはシモンに向かって斧を投げた。
シモンに当たりそうになる。しかし斧は何かに
吸い寄せられた。それはルイージのオバキュームだった。
「なんだと!」
リヒターは悔しがる。するとリヒターはルイージに
聖水の入った瓶を投げる。
「あちっ!」
「どうやら邪悪じゃないものでも効果はあるようだな」
聖水から出た火にルイージは怯む。
シモンはルイージを気にする。
その時リヒターはシモンに向かってナイフを投げた。
しかしシモンはリヒターのムチと絡まった
自身のムチを解き、ムチでナイフを弾き返すのであった。
「くっ!」
悔しがるリヒター。するとリヒターの後ろに何者かが
現れ、背中に剣をつき、リヒターを脅した。
「そこまでだ! ベルモンドの者よ」
リヒターは後ろをちらっとみてこう言う。
「何者だ?」
「私の名前はアルカード。お前を助けに来た」
「アルカードだと!」
剣をリヒターにつく男はアルカードと名乗り
リヒターに聞く。
「教えてくれ! なぜベルモンド家のお前が
同じベルモンドのものとたたかうのだ?」
「俺はただ強いものと戦いたいそれだけだ!」
するとリヒターは聖水をわざと落とし
火を出した。
「くっ!」
アルカードは怯む。
そしてリヒターは隙をみて逃げ出した。
「待てっ!」
アルカードはリヒターを追おうとするが、
そこでシモンが止める。
「お前こそ待て! お前はいったい?」
アルカードは剣を収め、シモンの問いに答える。
「私の名はアルカード、ドラキュラの息子だ」
「ドラキュラの息子だと!」
シモンはムチを構える。
「待て! シモン・ベルモンド! お前と戦うつもりは無い
俺はあの男リヒターを救いたい! そして
我が父を倒すことが目的だ」
「ドラキュラを?」
シモンはムチを収め、アルカードの話を聞く。
「悪魔となった父はかつて人間の女と結婚した。
その間に生まれたのがこの私だ。
だが、人を憎み、悪魔と化した我が父を
倒すために現れたのがお前たちベルモンド家だ。
私の血には人間である母の血が通っている。
ベルモンド家の男とそのような私と
共に戦った。
人間を守るために私は父を倒すと決めたのだ」
するとルイージが疑問に思う?
「でも、自分のお父さんを倒すって、そんなこと……」
「だが、しなくては行けない。この世界のために!」
するとシモンは言う。
「わかった、お前に協力しよう。だがその剣を私に向けたら
わかっているな」
「もちろんだ」
アルカードは微笑んでこういう。そしてルイージに
向かいアルカードはさらに言う。
「ところでお前の持ってるニンニク、それは我が父に
聞かんぞ。だが私もそうだが少しだけ体調が悪くなる」
指摘されたルイージは窓の外にニンニクを放り投げた。
こうしてシモンとアルカードとルイージは共に
ドラキュラを倒しに行くのだった。
ルイージはこう心の中で思っていた。
(しかし、めんどくさい事になったな。
こんなことに巻き込まれるなんて
あの、博士の言ってたピーチ姫のことだって
僕を誘うための嘘だろう。
今頃兄さんとピーチは飛行船にでものって
都会にでもいってるんだろうな)
すると、アルカードはルイージに言う。
「そういえば、ここに連れ去られた。
姫君がいるそうだが、もしかして君の友人か?」
「えっ?」
ルイージは驚く。
「それってドレス着てて冠つけてましたか?」
「ああ、父の標的にならないように部屋に匿っている」
ルイージは内心喜ぶ。
(ピーチ姫、やはりここにいたのか
これは兄さんに先駆けて……)
ルイージは企んでいた。
シモンとルイージはアルカードに導かれ
部屋の前に着いた。ルイージは部屋のドアを開ける。
するとそこにはドレスを着た冠をつけた姫がいた。
「誰? アルカード様?」
姫は問う。そしてルイージはこう思った。
(この娘、ピーチ……じゃない! 誰だ?)
「あなたは? マリオー!」
姫はルイージに抱きついてきた