スマッシュブラザーズ ザ ストーリー   作:公平

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第三の姫

ドラキュラ城にて、探索していたルイージとシモンは

リヒターという青年の戦いをえて、アルカードという

ドラキュラの息子と出会っていた。

 

そしてそのアルカードの導きで囚われの姫を

出会ったルイージ。

ルイージはピーチ姫と思い込んでいたが

それはピーチ姫とは違う姫だった。

 

「マリオ! 会いたかったわ!」

 

ルイージをマリオと勘違いして抱きつく姫。

 

姫はピーチ姫に似てる可愛らしい女性で

ドレスの色は黄色とオレンジ、冠は銀の冠だった。

 

「ちょっと待って、僕はマリオじゃない!

あなたは一体誰です?」

 

「えっ? マリオじゃないの? あ、ほんとだ」

 

姫はガッカリしてる様子だった。

 

(なんだよ! 紛らわしい格好しやがって

恥かいたじゃねえか!)

 

姫は心の中でこう思う。するとルイージは言う。

「あの……マリオは僕の兄です。名前はルイージ

兄とは何か?」

 

「あ、あなたマリオの弟だったのね! それはそうと

言ってくれれば!」

姫はルイージの方を叩き笑う。

 

(なんだよ! だからこんな格好なのかよ。

しかしルイージって……ウケる!)

 

ルイージに対してこう思い少し笑った姫は

自らの名前を名乗る。

 

「私の名はデイジー、サラサランドの女王よ!

マリオはそこで助けて貰ったのよ。

悪い奴らから」

 

「あ、そうなんですね」

(兄さんピーチ姫以外の姫も助けてたんだ)

 

ルイージは心の中でこう思う。するとデイジーは

ルイージに聞く。

 

「あんた私を助けにしてくれたの? ありがとう!

マリオの弟だからさすがに姫である私をおいて

逃げるってことはしないでしょうしね」

 

「えっ! ええ、まぁ……」

 

ルイージは慌てながら返す。

 

するとルイージの後ろからシモンが話しかける。

 

「ルイージ、この人が君の探してた姫か?」

 

「いや、この人は……」

 

ルイージが言おうとするとデイジーが前に出る。

 

「そうよ。私はかつてこの人のお兄さんに

助けてもらったのよ。」

 

ルイージは戸惑いながらデイジーの話を聞く。

「そうか。それは良かった」

 

後ろからそう誰かが言うとすアルカードがそこに来た。

 

「アルカード様」

 

「無事だったようでなりよりだ。プリンセスデイジー」

 

アルカードはデイジーの身を案ずる。

デイジーはアルカードに見とれていた。

アルカードについてきたシモンがルイージに問う。

 

「その姫は君の知り合いか?」

 

「いえ、僕ではなく兄が助けたようで」

 

「そうか。私の名はシモンだ。よろしく」

 

デイジーに挨拶するシモン。するとデイジーは

戸惑いながら挨拶する

 

「よろしく……」

(すごい筋肉。汗臭そう…)

心の中でデイジーはそう思ってはいた。

その後4人は部屋から出た。

 

4人は月明かりが照らす暗い廊下を歩く。

あたりは少量のロウソクの火が灯っていた。

怖がりながら歩くデイジー。すると

声が聞こえてきた。

 

「ケケケケケ」

 

立ち止まるデイジー。

 

「きゃあ、助けてルイージ」

 

ルイージに頼るデイジー。

しかしルイージは恐怖で身動きができなかった。

 

(えっ? どゆこと?)

 

デイジーは疑問に思う。するとルイージは頭を抱え

震えながらしゃがんでしまった。

 

(もしかしてこいつ臆病者か?)

デイジーはそう思う。するとオバケの声が喋る。

 

「ケケケ、誰かと思ったらルイージか。マリオ

だったらまだしもルイージじゃ楽勝だ」

 

すると辺り一面に白いお化けがでてきた。

 

「こいつらは一体」

 

シモンは十字架をもち警戒し、アルカードも剣を構える

するとルイージはつぶやく。

 

「テレサだ……」

 

「テレサ?」

 

アルカードが疑問に思う。ルイージは答える。

 

「僕とマリオ兄さんが戦ったお化けだ。

あれはただでは倒せない」

 

怯えるルイージ。デイジーがルイージに声をかける

 

「あんた男でしょ! ここまで来たんだから

戦いなさい!」

 

ルイージはしゃがみ込んだままでいた。

するとシモンはテレサの大群に向かって十字架を

投げる。

しかしシモンの十字架はテレサの大群を通り抜け

ブーメランのようにシモンの手に戻った。

 

アルカードも剣で刺そうとするが通り抜ける。

 

「無駄だ。喰らえ!」

 

「ぐっ!」

 

テレサが体当たりするとシモンがダメージをウケる

「何故だこちらの攻撃は当たらないのに

なぜアイツらの攻撃は私たちに当たるのだ!」

 

「ケケケケケ」

 

笑うテレサたち。するとルイージの持つ

通信機から連絡が来る。

 

「ルイージ君! 何をしとる。

オバキュームを使うのじゃ。

テレサはたしかに普通じゃ無理だ。

テレサは明るいとこに誘うのじゃ」

 

「誘うって言っても……そうか!」

 

するとルイージは逃げ出す。

 

「おい! ルイージ! 何逃げてんの!」

 

ルイージに向かって叫ぶデイジー。するとルイージは

デイジーの手を取り一緒に逃げる。

 

(えっ? なんで?)

 

シモンとアルカードはルイージの行動に気づく。

 

「どういうつもりだ! ルイージ!」

 

ルイージの行動に疑問を持つシモン。

アルカードはあることに気づく。

 

「シモン! テレサを引き寄せるんだ。

そしてルイージに気づかれないように」

 

シモンはアルカードの指示に従い

テレサをおびき寄せるため、ルイージに向かい走る。

 

「ケケ、どういうつもりだ? バンパイアハンターも

臆病になったのか?」

 

 

するとテレサ達は知らぬ間に1箇所に集まった。

そしてその瞬間何者かが閉じているカーテンを

開いた。

 

「なんだこれは? 月明かりか! 眩しい!」

 

今まで真っ暗だった部屋は月明かりが照らされ

テレサ達はおびえる。その時、テレサ達は何かに

吸い込まれていった。

 

「な、なんだこれは! うわぁぁぁ!」

 

テレサ達はどんどんなにかに吸い込まれていった。

それはルイージの持っている掃除機型のマシン

オバキュームだった。

オバキュームにどんどん吸い込まれるテレサ達。

 

テレサの数はみるみる減っていく。

「畜生! 覚えてろよ!」

 

生き残った数少ないテレサは逃げるように姿を

消した。

 

部屋にはあかりが灯った。

 

「な、なにこれ?」

 

デイジーが驚く。

 

「あのお化けたちが去ると明かりがつくように

なってたのかもしれない

ルイージとシモンが1箇所に誘い

私と姫がカーテンを開け、退けた。」

 

アルカードが説明する。シモンは詫びる。

 

「すまないルイージ。私はお前が逃げ出したのかと」

 

「私も謝るわ。ごめんねルイージ」

 

シモンと一緒に謝るデイジー。

そしてルイージが答える。

 

「いや、そんなに謝らなくていいよ。

それよりもあれだけの多くの

テレサがいるということはこれはクッパが関わって

いる可能性がある」

 

「クッパ?」

 

シモンは訪ねる。

 

「クッパはマリオ兄さんが倒した。大魔王だ。

僕は何者かに操られたドンキーというゴリラに

吹っ飛ばされてここまで来たんだ。

それもクッパに違いない

ここまで来たら、僕もじっとしてられない」

 

ルイージは決意する。デイジーは心の中で思う。

 

(マリオは私を助けた時以外でもそんなすごいのと

戦ってたのか。そしてこのルイージも)

 

決意を固めたルイージは進もうとするが

いっこうに動かない。デイジーは気になって

肩を叩く。すると

 

 

「あ、これ気絶してるわ。痩せ我慢して

耐えきれなかったのね」

 

ルイージは立ったまま気絶していた。

アルカードは少し考えこういう。

 

「ルイージの目が覚めるまでここにいよう」

 

ルイージ達はテレサを倒した部屋で休むことにした。

 

一方何者かがいるくらい部屋があった。

「おろかものめぇぇ。 貴様らはベルモンドだけでなく

帽子の男もたおせぬのかぁ!」

 

敗走したテレサたちを怒鳴りつけるのは

黒いコートを着た青白い顔をした大男ドラキュラ伯爵

だった。

 

「まぁ良い、リヒター! お前も負けるなよ

負けたらどうなるか、わかってるだろな?」

 

「任せとけ、俺をこんなおばけどもと一緒にするな」

 

ドラキュラのそばにいたリヒターは宣言する。

テレサ達は文句を言う。

 

「調子に乗るなよベルモンド! お前は誰のおかげで……」

 

「黙れぇぇぇ!」

 

怒鳴りつけるドラキュラ伯爵。大人しくなるテレサたち

 

「貴様らも誰のおかげで生かしてるかわかれよ

リヒターもだ! いいな」

 

ドラキュラ伯爵はテレサ達とリヒターに言い聞かした。

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