スマッシュブラザーズ ザ ストーリー   作:公平

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宇宙戦士サムス・アラン

 二人の姫を助け、

 脱出したオレンジ色のパワードスーツの戦士。

 

 しかし、突然彼の頭を掴み、上空へと連れて行った。

 そして連れって言ったドラゴンのようないきものは

 こう叫ぶ。

 

 「サムスゥゥゥゥ!」

 

 サムスと叫ばれた戦士はドラゴンに壁に頭をつけられ

 ひきずられた。

 

 「ぐわぁぁぁ!」

 

  サムスは苦しがる。

 

 ドラゴンはサムスを地面に叩きつけた。そして、

 口から火をはこうとしたその時。

 

 「アチィィ!」

 

 ドラゴンのしっぽに炎が。そこでゼルダは言う。

 

 「化け物! ディンの炎で燃えなさい!」

 

 ドラゴンは必死に炎を消そうとする。

 ピーチは急いでサムスに近づきドラゴンから遠のかせようと

 する。

 

 「コムスメェェ!」

 

 ドラゴンはゼルダに向かって飛び込んでいった。

 その時

 

 ボガァ

 

 「ギャアア!」

 

 ドラゴンの目に何か当たるそしてそれは爆発した。

 当たったのはサムスが発射したミサイルだった。

 

 目を覆い隠しジタバタするドラゴンそして

 

 ドガッ!  

 

 「ギャアアア!」

 

 大きなボールのようなエネルギー弾を発射したサムス。

 ドラゴンは吹っ飛んだ。

 

 ピーチとゼルダは気を失ったサムスを立たせ

 二人で抱えてその場を後にした。

 

 「マテェェェ!」

 

 ドラゴンが追いかけようとするその時

 部屋は大爆発を起こした。

 

 ピーチとゼルダはサムスをかかえ逃げる

 

 「ゼルダよく持てるわね。重い……」

 

 「魔力で力あげてますからね」

 

 するとサムスが反応する。

 

 「二人とも……この先にスターシップという船がある

  そこに乗る。操縦は任せてくれ……」

 

 すると大きなオレンジ色の宇宙船があった

 三人は急いで乗る。

 

 「ここ狭いわね」

 

 「普段は一人乗りだからな、今から脱出する」 

 

 サムスはボロボロの体の中、スターシップの操縦桿を

 握りその場を脱出した。

 

 ピーチが出た場所を確認する。

 

 「ここクッパ城じゃないわ。大きいお面がついた

  大きな船よ」

 

 それは大きな仮面のついた巨大な戦艦だった。

 

 サムスはスターシップを操縦し下へ降りていく

 その時、アラート音がなった。

 

 「どうしたの?」

 

 「エンジントラブルだ! まさか! 奴らがエンジンに

  何かを」

 

 「どうなるんです!」

 

 「不時着だ!」

 

 「えーーーー!」

 

 突然のトラブルにあわてるピーチとゼルダ。

 スターシップはあたり一面野原のある

 湖へ不時着した。

 

 一同は気を失う。その後ピーチとゼルダは

 目を覚まし、サムスをスターシップから下ろす。

 

 「大丈夫? サムス?」

 

  手当をしようとすると、ピーチはあることに気づく

 

 「あなたやっぱり……」

 

 サムスは夢を見ていた。幼い頃の夢である。

 

 彼……いや彼女は幼い頃、家族を宇宙海賊に殺された。

 彼女は子供の頃鳥人族が住まう惑星ゼーベスにて

 幼い頃から過酷な訓練をしてきた。

 

 そして彼女は銀河連邦の一員になり、その後

 腕利きのバウンティハンターになった。

 

 彼女の着ていたパワードスーツは鳥人族の技術を

 駆使して作られたもの。

 

 彼女はそのスーツの力を使い、化け物であるメトロイドの駆除

 不可能な任務を成し遂げてきた。

 

 彼女が任務中見つけたベビーメトロイド。こやつは

 サムスを母親のように慕っており、サムスも大事にしていた

 

 しかし、それが先程のドラゴン、リドリー率いる

 宇宙海賊に盗まれたのだ。

 

 家族の仇であり、ベビーを盗んだリドリーは  

 サムスにとって許せぬものだった。

 

 サムスはリドリーを追い先程の戦艦、ハルバードへ侵入した。

 

 サムスはリドリーに襲われそうになる。そこで

 夢から目覚めた。

 

 「!」

 

 「気が付きましたか? サムス?」

 

 サムスはゼルダに魔法で処置してもらっていた。

 サムスの姿はパワードスーツでなく

 全身が青いインナースーツをきていた

 金髪のポニーテールの姿の凛々しい女性として 

 素顔が現れた。

 

 「なぜ? 私の名前を?」

 

 「先程の化け物が叫んでましたので……

  先程は助けてくれてありがとうございました」

 

  サムスは少し考えゼルダに言った。

 

 「人質になってるのを見過ごせなくてな。

  まぁ、任務のついでだ」

 

 「任務?」

 

 「私の大事なものをあの化け物、リドリーが盗んだのだ

  それを取り返すため、あの船に潜入したんだ」

 

 「そうだったんですか……」

 

 ゼルダは治療をしながら納得する。

 するとピーチが訪ねる。

 

 「でも、あなた女だったのね。スーツが解除されたとき

  姿が出てきて驚いたわ。

  どうしてすぐに言わなかったの?」

 

 サムスは少し考えピーチに話す。

 

 「私は仕事柄、女性だということに少しだけ

  コンプレックスがある。女性というだけで

 男どもは私のことをなめてくるからな。

 すまない。隠すつもりはなかったんだ」

 

 「そうだったのね」

 

 ピーチは納得する。そしてサムスが立ち上がる。

 

 「まだ治ってませんよ!」

 

 「大丈夫だ。魔法というのは長く使ってると

  お前に負担がかかるんじゃないのか?

  私は大丈夫だ」

 

 ゼルダはとめるが笑顔でサムスはこう答えた。

 

 「これからどうするの?」

 

 「エンジンの部品を集めよう。そうだなこの辺に街が

  あればいいのだが」

 

 ピーチの問いにサムスが答えるとゼルダは提案する。

 

 「ならオネットという街に行きましょう。

  この辺にあるはずです。

  そこにはもしかしたら部品があるかもしれませんよ」

 

 「わかった。そちらへ向かおう。ところで……」

 

 納得したサムスは二人に何か聞こうとする。

 二人は首をかしげる。

 

 「まだ、名前を聞いていなかったな。みたところ

  貴族かなにかに見えるが?」

 

 サムスがそういうと二人は笑い紹介する。

 

 「私はピーチ。キノコ王国から来たの」

 

 「私はゼルダ。故郷はハイラルです」

 

 二人が自己紹介するとサムスも言う。

 

 「私はサムス。賞金稼ぎだ」

 

 「賞金稼ぎ?」

 

 「ああ。宇宙のな」

 

 三人は話しながらオネットに向かい歩いていった。

 

 一方、ガノンのいる部屋。

 ここに一人入ってきた。

 そこには先程サムスに敗れたドラゴン、リドリーがいた。

 

 しかもその姿はサイボーグのような姿だった。

 

 「無様な姿になったな。リドリー」

 

 ガノンがそういうとリドリーは爪をたてガノンを襲う。

 ガノンはよけ、ガノンの頭の隣の壁にリドリーの

 爪が刺さっていた。

 

 「フンッ! まだ制御できぬか。まぁ、いい

  せいぜい頑張れよ」

 

 ガノンはその場を立ち去る。リドリーあらため

 メタリドリーはこう思っていた。

 

 (サムス……マッテイロ。ツギアッタラ

  コムスメモロトモキサマハ……)

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