二度目の人生とフェーダの姫   作:プライムハーツ

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三国志編の誤変換ネタ
張飛さん→超悲惨
ごめんな、張飛・・・

ということでvsザナーク・ドメイン戦です。


天才と天災

 

「よくぞたどり着きましたね。」

これまでのあらすじ 諸葛孔明は女性だった。

 

 

「孔明って女の人だったんだ。」

「歴史は100%真実とは限らない・・・ってことか。」

俺たちの時代では孔明は男性だっていう認識がおそらく世界中で持たれてるし、女性だったなんて説聞いたことも無かった。

 

「儂は民のための国を作ると決めた。そのためには孔明、お前の力が必要だ。頼む、儂に力を貸してくれ!」

花園の脇にある休憩所みたいな場所で劉備さんは孔明さんに自分とともに国を導いてくれと説得していた。

「曹操に付いても国は良くならんぞ。むしろ民を蔑ろにした国に成ってしまうかもしれん。」

劉備さんが必死に説得しているのを見ているが孔明さんの方はどこ吹く風といった様子。

むしろ孔明さんの興味は俺たち雷門の方にあるのかこちらを観察するような目で見てくる。

「うえっ!?」

俺たちを順に見渡していた孔明さんの視線が俺で少し止まった。目と目が合うと自分の全てを見透かされるような感覚を覚える。

しばらくすると孔明さんの視線が外れる。

気にはなるがそれとは別に

「あのさ、翼くん」

隣の狩屋が小声で話しかけてくる。

「うん、なんというかその・・・」

「「ドキドキする///」」

なんというか俺たちの周りには無い大人の色気みたいのが凄いんですけど・・・

二度目とは言え中学生の男の子なのでなんかドキドキしちゃうのには変わりないんです。

少し、少しだけ悶々とした気持ちになる。

 

「今何か凄く不愉快なことが起きてる気が…気のせいかしら…」

 

 

「っっ!?」

「うわぁ、いきなり何?」

「い、いや。何でもない。」

そんな男の子の感情を抱いた途端、なにかものすごい視線というか感情の塊みたいなものを叩きつけられた気がして寒気が走った。

 

「あなたならこの国を善き方向に導けると。では、そのためにあなたは私の力をどのように使うおつもりですか?」

孔明さんのほうから劉備さんに問が投げかける。

まるで面接みたいだな。うっ、嫌な思い出が。

「そ、それはこれから考える。だが、儂は民のための国を作ると決めたのだ。そのためにはお前の力が必要なのだ。」

「はぁ…」

劉備さんの答えを聞き呆れたようにため息をつく。

もしかしたら多くの人間がこれまで孔明さんの力を求めてやってきて、その度に自分が力を貸すに値しない人間ばかりで失望を重ねてきたのかもしれない。

「どうする?これじゃミキシマックスするどころか話を聞いてもらうことすらできないんじゃ…」

フェイの言うとおり、今のところ取り付くしまもない。

このままだと追い返されるのがオチだ。

「いえ、聞かずとも分かっています。」

「え?・・・あ」

孔明さんに言われそちらを見るとミキシマックスガンを向けるワンダバの姿が。

それにしてもこれだけでこっちの目的を察するなんて流石諸葛孔明って感じか。

話は終わりと言わんばかりに離席し池の方に向かう。

 

「兄者、あんなやつあてにすることはないぞ!」

「…いや、儂は孔明の力を借りる止めた。顔は見せ、伝えることは伝えた。あとはもう押すのみ!押して押して押しまくる!」

「おお、俺もそう言おうと思ってたんだ!」

「よし、行くぞ!」

「ちょ、ちょっと待ってくださいよ~」

孔明さんのもとに走っていく劉備さんに急いでついて行く。

 

それからも劉備さんはなんとか交渉を続けるが孔明さんに響く様子は無い。

「貴方方が何を思おうと私には関係のないことです。…おや?」

話の中、孔明さんが何かに気づく。

それに続いてフェイも。

「来る。」

「来るって何が・・・」

するとどこかから何かが近づいてくる音が聞こえてきた。

バイクのエンジン音に似た何かが風を切る音。

その音はどんどん近づいて来てそして外壁からバイクのようなものが飛び出してきた。

「よう。」

現れたのはやはりというべきか、フランスで俺たちの前に現れたザナーク・アバロニクだった。

「今日は俺の友達を連れてきた。さぁ俺たちとサッカーしようぜ。」

ザナーク言葉に続いてザナークのチームメイトが現れた。

「お前たちは」

「ザナークの仲間だったのか!」

その中には道中で俺たちの前に現れた3人組もいた。

「ま、そういうことだ。」

「さぁ、もう逃がさねぇぜ。」

そう言いザナークは自前のスフィアデバイスでフィールドを作り出した。

「やるしかないってことか。」

「そうみたいだね。」

「なら、勝つだけさ。」

天馬とフェイに同意。

 

 

「信助、キーパーはゴールを守る要なのだろう。しっかりとな。」

「はい!」

劉備さんが試合開始前、信助に声をかけている。

劉備さんには監督をお願いした。ワンダバはズッコケてた。哀れ。

孔明さんは先ほどの休憩所に腰をかけてこちらを見ている。

兵馬俑を用意していたしサッカーのことは既に把握済みなのだろう。

「今回の敵はこれまでの敵とは比べ物にならなさそうだね。」

「ああ。気を引き締めていこう。」

「後ろは任せろ。天馬、太陽、フェイ、点を取ってくれよ。」

「うん、任せて。」

あのプロトコル・オメガ3.0をまるごと支配するザナークのチームだ。

相当手ごわいのは間違いない。気張って守らないとな。

 

「ザナーク。この試合、どうするんだ?」

「ふっ、遊んでやるさ。」

「ヒヒヒ、了解。」

 

 

「さあ!いよいよ登場ザナーク・アバロニク!そしてザナーク・ドメイン!この強敵相手に雷門はどう立ち向かうのか!」

いつものおっちゃんが呼び出され実況してくれる。いつもお疲れ様です。

そして試合開始

 

 

「よし、行くぞ。」

倉間先輩と剣城のキックオフで試合開始。

今回は狩屋がベンチスタート。

「二人。」

しかし試合が始まってもザナークが動かない。

「あいつ、何してるんだ。」

「動いてこないならありがたい話だ。俺たちは俺たちのサッカーをすればいい。」

「・・・はい、そうですね。霧野先輩。」

たしかに気にはなるが今は集中だ。

倉間先輩から太陽へ、太陽から天馬、天馬からフェイへとパスが回っていく。

「はっ!」

フェイがミドルシュートを放つが相手のDFにブロックされる。

流石にそう甘くはないといった感じだが今のところ圧倒的ってほどではない

 

「五人」

「っと、霧野先輩。」

ブロックしたDFが一気に前線にボールを上げてきたが空中の競り合いを制して霧野先輩に託す。昔から空中の競り合いとか結構得意なんだよな。

「ナイスだ翼。錦!」

「任せるぜよ!ってしまった。」

「とう!」

霧野先輩から錦先輩にパスがつながるがすぐに弾かれ、弾かれたボールは黄名子の方へ。

 

「九人。」

 

「神童先輩!」

そして黄名子から神童先輩へ。

 

「10人!ふっ。」

 

「! 神童先輩後ろ!」

「え? うわあああ!」

神童先輩にボールが渡ったところでついにザナークが動き神童先輩を吹っ飛ばしボールを容易く奪い取った。

「こいつは挨拶がわりだ。お前ら全員にボールを触らせてやったんだ。ありがたく思えよ。」

「へへ。」

「そういうことだ。」

ザナーク・ドメインの連中がこちらを見て嫌な笑みを浮かべている。

「ちっ、手を抜いていたってことか。」

「舐められたもんぜよ。」

俺たちが渡り合えてると思ってたが向こうは手を抜いていたってか。ムカつく。

 

「おっと、あと一人残っていたな。さぁ全員でサッカーを楽しもうぜ!」

ザナークが獰猛な笑みを浮かべシュート体勢に入る。

「ディザスターブレイク!!」

高所から黒いオーラを纏った凄まじい威力の必殺シュートが信助を襲う。

「護星神タイタニアス、アームド!」

信助が化身アームドで正面から立ち向かうが

「うわああああ!」

ザナークのシュートのあまりの威力にあっさりとゴールを決められてしまった。

「おいおい、なんて威力だよ・・・」

今までの敵のシュートも凄かったけど今度のは段違いだ。

「ザナーク・ドメイン、本気を出さずにこの力か。」

 

 

「さぁ試合再開!雷門が攻め上がって行くぞ!」

「雨宮!」

神童先輩からフリーの太陽に長めのパスが出される。

あの距離でも太陽なら追いつけるはず。

「あ・・・」

しかし太陽はボールに追いつけずボールはラインを割る。

「パスミス?いや、太陽ならあれくらい・・・」

普段なら追いつけていたはずだし、今の最後なぜか減速したようにも見えた。

「まさか・・・」

 

 

ザナーク・ドメインのボールで試合再開。女MFのシンジャミがドリブルで上がってくる。

俺たちのプランとしてはとりあえずゴール前でザナークにボールを回さないこと。

ほかのメンバーも強いが中盤でのザナークやザナーク以外のシュートはある程度許してもいい。

「ミキシトランス、ジャンヌ!」

霧野先輩がミキシマックスの力を発動する。

「ラ・フラム!!」

ジャンヌさんの力を受け継いだ炎の壁の必殺技でボールを奪うことに成功する。

「なかなかやるじゃない。」

「剣城、攻め込め!」

霧野先輩が剣城にボールを回す。

しかしザナークが立ちはだかる。

「面白いものを見せてやる。ミキシトランス、曹操!!」

「ミキシトランス!?」

「曹操だと!?」

ザナークの体から黒いオーラが吹き出し姿が変化する。

髪色が白っぽくなり髪型は刺々しく、元々悪か・・・鋭かった目つきは更に鋭くなり周囲を圧倒する雰囲気を醸し出している。

「剣聖ランスロット、アームド!!」

ミキシトランスしたザナークに剣城が化身アームドで対抗する。

剣城が化身アームド状態でシュートを放つ。

「武神曹操の化身を見るがいい!剛力の玄武!!」

「曹操の化身だって!?」

ザナークの背後から亀の甲羅を背負い4体の蛇を従えた化身が現れた。

曹操の化身ということは曹操はこの時代の人間ながら化身使いってことか。

ザナークが呼び出した化身はいとも簡単に剣城の化身アームドシュートを受け止めてしまった。

「どうだ、圧倒されたか?圧倒されたな?」

おいおい、どうすんだよこいつ。ただでさえ強いのにミキシマックスの力まで…

 

 

そこからしばらく試合は膠着状態に入った。

そんななかフェイがボールを持ち込み太陽にパスを出す。

相手のDFが追いつけないギリギリの位置へのパスだった。

「よし、これで同点だ!」

太陽のボレーシュートで同点に追いつける。そう確信した雷門の面々。

「あ・・・」

しかし太陽はボールに追いつくことが出来なかった。先程と同じようにギリギリで失速したように映る。

「ドンマイドンマイ!」

「次決めればいいって。」

「うん・・・」

天馬と翼がフォローするも太陽自身も違和感を感じている。

そんな太陽の様子をザナークは目ざとく観察していた。

「あいつ、やはり面白い遊び相手になりそうだ。おい!あいつと遊んでやれ!」

ザナークが他のメンバーに指示を飛ばす。

 

その後ザナーク・ドメインの面々は積極的に太陽に1vs1の際どい競り合いを仕掛けだした。

ハイボールの奪い合いやコンタクトを伴うプレー。それら全てで太陽は破れた。

ボールに対して一歩踏み込めなかったりコンタクトを避けて抜かれてしまうといったプレーが頻発してしまっていた。

「10年に一人の天才はどうしたんだよ!」

「どうしたの?らしくないやんね太陽!」

太陽のフォローに奔走する雷門のメンバーだが徐々に劣勢に立たされていく。

それでも太陽を信じ、太陽自身もなんとかすべく懸命にプレーを続ける。

「太陽神アポロ!」

化身を呼び出しドリブルで攻め込む太陽。

「うわっ!?」

しかしどうしても力を振り絞りきれずDFに阻まれボールがラインを割り試合が一度止まる。

「やはり恐れているんだ。再び自分の体が壊れてしまうことを。」

 

「あの子・・・力強さの中に危うさがある。・・・面白い子。」

 

「どうして力が出せないんだ・・・」

自分でも分かる。力が出しきれていない。

いつもなら追いつけるボールに追いつけない。コンタクトにいけない。あと一歩が踏み込めない。

後ろを見ると息の上がった雷門のみんながいた。

「僕のせいでみんなまで・・・」

みんなの力になるために、ホーリロードで全力でぶつかってきてくれて、最高に楽しい試合をしてくれた雷門のみんなに恩返しがしたくて一緒に戦うって決めてチームに入れてもらったのに、これじゃ・・・

 

 

試合が止まって一旦みんなで太陽の元に集まる。

「天馬、みんな・・・すまない。みんなの力になるために来たのに、逆に迷惑かけちゃって・・・」

太陽が申し訳なさそうに弱々しくこぼす。

自分は全力を出そうとしているのに深層心理がプレーにリミッターをかけてしまってるんだ。

その噛み合わない歯がゆさもまた気持ちを沈ませてしまってるんだろう。

そんな太陽に天馬が声をかける。

「誰だって調子悪いときやミスするときだってあるさ。」

「え?」

「大丈夫、太陽なら必ず乗り越えられるさ。」

「太陽が本調子になるまではワシら全員でフォローするきに!」

「ウチらがついてるやんね!」

「神童さん、錦さん、黄名子ちゃん・・・」

「そうそう。それにあの状態からここまで回復したんだ、もしもう一度ぶっ倒れてもまた元通り元気になれるって!」

「翼、不吉なこと言わないやんね!」

「うっ、ごめん・・・けど、人間一回死ぬくらい無茶しても案外大丈夫なもんだって!だから、思い切っていこうぜ!」

一度死んだ俺がこうして呑気にサッカーやってんだ。太陽なら大丈夫大丈夫

「翼くん・・・みんな・・・」

「勝負はこれからだ!ザナーク・ドメインの攻撃を跳ね返していこう!」

「フェイ君・・・うん!」

少し吹っ切れたのかやっといつもの太陽らしい顔になった。

 

 

「松風のスローインで試合再開!ボールはまたしても雨宮に!」

「今度こそ!」

太陽を先頭に天馬とフェイが後ろからフォローする形で攻め上がっていく。ゴール前には剣城と倉間先輩。中央を神童先輩と錦先輩が固める攻撃。

「行かさないよ。」

「・・・ここだ!」

女DFのヤシャがボールを奪いにくるが太陽はボールにスピンをかけ一人ワンツーの形で抜きさる。

しかしその後隙を大柄のDFオーグが逃さずボールをクリアする。

「まだだ!」

今度は後ろについていた天馬が確保する。

「ミキシトランス、ティラノ!」

フリーになっていたフェイがミキシマックスを発動する。

ミキシマックスしたフェイを放置するわけにもいかずDFがフェイに集中する。

「今だ、太陽!!」

その隙をついて逆にマークが外れ太陽にパスが通る。

「今度こそ、決めてみせる!太陽神アポロ!」

「ハハハッ!いい作戦だ!さぁ、打ってこい!」

「サンシャインフォーーース!!!」

「「「いっけえぇぇ!!」」」

太陽の全力の化身必殺シュートが放たれ、みんながそのシュートに望みを託す。

「ふんっ!サンドカッター!」

ザナーク・ドメインのキーパー、シュテンが必殺技で対抗してくる。

頼む、こんどこそ決まってくれ。

サンシャインフォースと砂鉄で形成された刃がぶつかり合いそして

 

ボールはゴールに突き刺さることなく、弾かれた。

 

 

「くそっ、あれでもダメか・・・」

流石にあのシュートが決まらないとかなりダメージが大きい。

剣城も太陽も止められてしまうとかなり厳しい。

「まだだ、太陽神アポロ!」

太陽が諦めず化身を呼び出そうとするが

「うっ・・・!?」

化身は呼び出せなかった。

序盤から化身を使いすぎたツケがもう回ってきたか。

これじゃもう太陽は・・・

「さて、それじゃパス回しと行くか。」

太陽が化身が出せないと分かり、遊びは終わりとばかりにザナーク・ドメインの反撃が始まった。

「うっ!」

「くそっ!」

「これがパスかよ。」

ザナーク・ドメインのパスは一発一発がそこらの必殺シュート並みの威力で吹っ飛ばされる。

「いい加減にしろ!!」

「おっと。危ない危ない。そら!」

「ぐあっ!」

パスの出だしを潰しに行くも躱されてしまう。

みんな次々に倒されていく。

「たあっ!」

「黄名子!」

黄名子が両足でパスを受け止めなんとか弾く。

弾かれたボールは体力の尽きた太陽の元に転がっていった。

「太陽!」

ここでクリアして一旦流れを断ち切ってくれ。

けど太陽は満身創痍といった様子。

ここまでか・・・

 

 

「ここで・・・ここで負けるわけには行かないんだ~~~!!!」

満身創痍の太陽が虚空に叫ぶ。

その時、園全体を揺るがす振動が巻き起こった。

「何だ!?」

「あそこ!」

「・・・龍?」

突然のことに全員動きを止め振動の発生源に目を向けるとそこには巨大な龍が現れた。

「やはり孔明が龍に化けるというのは本当だったのか。」

「いえ、違います。見てください。」

葵が指さした龍が現れた場所を見るとそこには孔明がいた。孔明の背から龍が現れていた。それはまるで

「孔明さん、化身使いだったんだ。」

突如姿を現した龍はなんと孔明の化身だった。

「曹操も化身使いだった・・・孔明さんが化身使いでも不思議じゃない、か。」

化身とは人の強い心が形となって現れたもの。孔明が化身を使えてもおかしくない。

「え?」

そして孔明の化身が動き出し

「うわあああああああ!!!!」

太陽を喰らうかのように太陽の身に降り注いだ。

フィールドが激しい光に包まれ晴れるとそこには

「この力は・・・」

淡い紫に髪を染め少し髪が伸びた太陽の姿があった。

 

 

「あの姿って・・・」

オーラを身にまとって姿が変わるなんてまるで

「強制ミキシマックス。まさかそんなことも出来るなんて・・・」

やっぱりか。孔明さんは自分の化身を介して太陽に自分の力を注ぎ込んだんだ。

結果、ミキシマックスが完了した。

「あれが太陽のミキシマックスの姿か。」

「凄い、体の底から力が溢れてくる!」

先程まで体力が尽きていた太陽だが今は孔明さんの力を受け取ったことで完全に息を吹き返している。

そうしていると孔明さんがこちらに歩み寄ってきた。

「その力をどのように扱うか。それはあなた次第です。」

「はい!この力、サッカーのため、未来のため、そして僕たちの勝利のために使わせていただきます!」

宣言した太陽がドリブルで上がって行き始めたことで試合が再び動き始める。

「面白い!諸葛孔明の力、見せてみろ!ミキシトランス、曹操!」

すぐさまザナークが回り込み太陽の力を試そうとする。

「ぬううう、剛力の玄武!!」

先程から俺たちに立ちはだかる曹操の化身が姿を表す。

「はああああ!蒼天の覇者 玉竜!!」

「あれは孔明さんの化身!」

先ほど太陽の身に飛び込んだ孔明さんの化身を呼び出す太陽。

孔明さんの力を受け取ったことで体力が回復し化身を再度呼び出せるようになったのか。

「「おおおおおお!」」

二つの化身がぶつかり合う。そして

「何!?」

「「抜いた!」」

化身同士のぶつかり合いは太陽に軍配があがりザナークを抜き去った。

そのままキーパーと1vs1

「くらえ~~!!!」

太陽が化身の力を乗せたシュートを放つ。

キーパーもさっきの必殺技で止めようとするが

「ぬあっ!?」

 

「決まった~~~!!ミキシマックスした雨宮のシュートで雷門同点!!」

砂鉄の刃を打ち砕きゴールに突き刺さった。

そして同点に追いついたところで前半終了を告げる銅羅が鳴り響いた。

 

 




いかがだったでしょうか
スポーツ選手で一度ケガしたら思い切ったプレーができなくなるというのはよくある話ですが、それが太陽の苦悩に説得力を与えてる気がします。

次回は後半戦になります。ストーリーが動く予感。

メイアのあれはSSCの力うんぬんではなく俗に言う女の勘ってやつなのだろうか。
怖いね、女の子って

感想、ご指摘等あればお待ちしております。
今後の励みおよび改善に活かしたいと思います。
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