二度目の人生とフェーダの姫   作:プライムハーツ

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こんにちは。
今回でようやくヒロインがちゃんと登場します。

そういえば、主人公の名前なのですが特に由来などはありません。
ゲーム作品の話にはなりますが、天馬とメイアが風属性のため、この二人と対等な相性がいいなぁと思い火属性、そこから連想されたのが赤という色であとはそれっぽい苗字をつけました。下の名前の翼は天馬と仲がいい→羽→翼だ!って感じです。
結果的にサッカー漫画の金字塔である「あの」漫画の主人公と同じ名前だっていうのには昨日気づきました。(だからこんなことを書いてます。)一応もう一つ考えてることもあるのですがこれは今後のストーリーとの兼ね合いもあるのとその展開にするかも迷っているのでいずれ…

長くなりましたがそれでは本編をどうぞ


メイア、過去へ

200年後の未来

 

「よし、完成!」

「やっと出来たね、メイア」

「ええ、みんなもお疲れ様。」

どこかのラボのようなところで少年少女たちが互いに労い合う。

「あとはこれを量産すればいつでも攻撃を仕掛けられるわね。」

「ああ。にしてもSARUから急に僕たちの力を弾として射出できるアンプルバズーカを作ってくれるなんて無茶言ってくれるよな。」

「本当だよ。俺たちギルの苦労も知らずにさ~。でもまあなんとかしちゃうあたり流石だね、メイアとギリスは」

とある二人に会話の矛先が向く。

「そんなことないさ、ギルの皆がいてくれたからだよ。」

とベージュのパーマがかかったメガネの少年、ギリスが答える。

そして

「そうね。今回は大変だったけど皆がいてくれて助かったわ。SARUには後で文句の一つでも言っておくわ。」

もうひとりの少女メイアも頷く。

 

彼らは未来の世界に生まれた人を超えた力を持って生まれた子供たち、セカンドステージチルドレンである。セカンドステージチルドレンが徒党を組んだ組織「フェーダ」のチームの一つ「ギル」の面々である。

ギルの面々はフェーダの中でも頭脳、開発に優れた子供たちで構成されており兵器の開発も彼らの担当であった。

その中でもキャプテンのメイアと副キャプテンギリスの幼馴染の二人はより優れた頭脳を持っていた。

 

「それじゃあ私はSARUに報告に行ってくるわ。みんな本当にお疲れ様。」

と言い残しメイアはラボを出てフェーダの皇帝SARUに開発が終わったことを報告に出た。

(今回は急な頼みだったけど何とかなって良かったわね。SARUはどこにいるのかしら。)

とフェーダのアジト内を探しながら歩いていると向かいからある女の子が歩いてきた。

「あら、メイアじゃない。仕事終わりかしら?」

「ニケ、ちょうど良かった。例の兵器の開発が終わったからSARUに報告に行くところだったんだけどSARUがどこにいるか知らない?」

と向かいから歩いてきたニケに問う。

彼女はSARUのチーム、ザ・ラグーンの一員なので居所を知らないかと思い訪ねてみた。

「SARUならさっき街に出かけたわよ。さっき出かけたばっかだから追いかければすぐに会えるんじゃないかしら。」

「はぁ…ほんとあの皇帝サマは勝手なんだから。分かったわ、ありがとう。」

礼を言い別れる。

 

(ほんと男って勝手なんだから!面倒だけど早く終わらせたいし探しに行くしかないかな)と心の中で奔放なリーダーに毒付きながらメイアは街に繰り出した。

 

200年後の未来は天馬たちの時代に比べると考えられないくらいに発展している。

しかしそこに暮らすメイアには何の目新しさもないものだった。

どころか

(ほんと、退屈な街ね。エルドラドが敷いた機械的な法整備、周りの人間は馬鹿な古い人間たちばかりだし。つまんないな~)

と冷めた感情で街を歩いていた。

 

多くのものをメイアは持って生まれた。

極めて明晰な頭脳、優れた身体能力。セカンドステージチルドレン特有の超能力。

容姿に関してもフェーダ内でも随一の美貌だった。整った顔立ちに透き通るようなエメラルド色の瞳、羽のように広がった長いラベンダー色の髪。プロポーションこそ年相応のそれ(本人談)だがどれも見る人の目を引きつける。

故に周囲の人間が退屈な存在にしか思えなかった。

 

「どこかに面白い人はいないのかしら」

と呟きながら歩いていると前方に探していた男の姿が見えた。

「あ、やっと見つけた。SARU~」

と呼びかけると少年は振り向いた。

「ん?ああ、メイアどうしたんだい?」

SARUと呼ばれた白髪の少年、どことなく誰かに似た用紙を持つ彼は自分が頼んでいたことも忘れメイアに問いかける。

「どうしたじゃないわよ!あなたに頼まれたアンプルバズーカが完成したから報告しようと思ったらこんなところにいるんだもの!急にあんなことを頼まれたこっちの気も知らずに、のうのうとほっつき歩いてばっかいて~!」

「あ、あはは。いや、忘れてたわけじゃないんだよ、その~そう!いろいろあったんだよ!いろいろ!」

と誤魔化そうとするSARUだったがご立腹のメイアには逆効果だった。

「ふ~ん、いろいろって何があったのかしら?いきなり兵器の開発を押し付けた仲間のことを置いて街に繰り出すほどなんだもの。さぞ大層な理由なんでしょうね?」

と追求をやめない。

「それはその~~……ごめんなさい、僕が悪かったです…ただ散歩してただけです…。」

あっさり折れた。

「まったく、最初から正直に言いなさいよね!」

メイアはフェーダの実質的なNo.2である。だからこそ皇帝のSARUにもこのように気兼ねなく接し、奔放な彼をたしなめる役目も担っている。

 

「ごめんよ。お詫びと言ってはなんだけどしばらく休暇をあげるよ。例のものも完成したし、しばらくは暇だろうしね!」

とメイアのご機嫌取りとばかりに提案する。

「あら、いいの!それじゃあ遠慮なくいただくわ。といっても、特にやりたいことも面白いこともないしな~」

「あ、じゃあタイムジャンプしてきたらどうだい?ちょうどフェイが過去に行って雷門と接触しているし、観光も兼ねていいんじゃない?」

「200年前か~。ん~…ま、この時代にいても退屈なだけだしそれもいいかもね!」

「ついでにフェイの様子も見てきてよ!セカンドステージチルドレンの力を封じてるからもしかしたらエルドラドに苦戦するかもしれないし。大変そうだったらこっそりサポートしてあげてよ。あ、くれぐれもフェイにはバレないようにね。君の姿を見て万が一記憶を取り戻しても困るしね。」

「もう、休暇っていいながらまた仕事押し付けてくるじゃない!…まぁいいわ。」

「あはは、ありがとう。」

「それじゃ、明日には出るからあとはよろしくね。気が向いたら帰ってくるわ。」

と言い残し明日に備えるためメイアはアジトに帰って行った。

 

翌日

 

「え~と、ジャンプ目標座標はフェイのいる座標でいいわよね。」

メイアはタイムジャンプのための機器に目標の時間軸と座標を設定した。

「よし、これで準備OKね。それじゃ、行きますか。何か面白い人がいるといいな~」

と少し期待を抱きながらメイアはタイムジャンプした。

 

 

 




いかがでしたでしょうか?
原作を見るにギルの面々は結構仲が良さそうだなと思います。
開発部って上のむちゃぶりに振り回されてるイメージが…

メイアとSARUの会話に関しては何も考えてなかったのですが書き出したら彼女らが勝手に話め進めてくれました。みなさんのイメージと合っていれば幸いです・
少しでもメイアの可愛さとかSARUとの関係性も描写できてたらいいなと思います。
次回はようやくプロトコルオメガとの試合です。初めての試合描写ですごく不安です。
メイアも観戦に来るよ!

指摘、感想あればお願いします。今後の参考と励みになります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それでは
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