二度目の人生とフェーダの姫   作:プライムハーツ

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というわけで試合です。
最近一話の文字数が多くなってきているのですがなん文字くらいが読みやすいんだろう。
多くて読むのがしんどいなら2話に分けるのも考えて方がいいのかなと思いながら書いてます。


vsプロトコル・オメガ2.0

 

試合再開

 

「ふん!」

「ぐあ!」

再開のホイッスルと同時に相手のグラサンのMFが剣城にラリアットをかました。

はなからまともなサッカーをする気はないらしい。

その後も殴る蹴るの応酬。こんなのただの格闘技だ。

それに前回の試合にいたメンバーも強くなっている。前回とは見違えるような動きになっている。

「いい加減にしろ!天馬!」

相手のレイザからボールを奪うことに成功し天馬に回す。

「ナイス、翼!錦先輩!」

「任せるぜよ!戦国武神ムサシ!!」

錦先輩にボールが渡り化身が姿を表す。

「武神連斬!!」

そして錦先輩の化身シュートが放たれる。だが…

「ザノウ、お願い」

「うおらあああああ」

キーパーのザノウに体で受け止められてしまった。

「そんな!?」

「前回より遥かに強くなってる!?」

「シュート出来ただけでも褒めてあげます。けど、それまでかなぁ~」

ザノウからベータにボールが渡り、ベータが上がっていく。

そこに天馬が立ちはだかる。

「行かせるか!魔神ペガサスアーク!!アームド!!」

よし、こっちにも化身アームドがある!やられっぱなしでたまるか!

ところが

「え!?」

天馬の化身アームドは失敗した…

 

「やっぱり、そうなのか…」

 

 

化身アームドが失敗し動揺する天馬の隙を見逃さず、ベータは天馬を抜き去っていた。

そのままパスを絡めて上がっていくプロトコル・オメガ。それを止めようと立ちはだかるがみんなラフプレーの前に倒れていく。そしてベータに再度ボールが渡る。

「させない!もう一度だ!魔神ペガサスアーク、アームド!!」

なんとかゴール前に戻ってきてくれた天馬が再度化身アームドを試みるも

「くっ…」

やはり失敗する。

「こうなったら、魔神ペガサスアーク!」

「ふふっ、化身なんて軽く抜いちゃいます。」

化身単身でベータに突っ込むも軽くあしらわれる。

「止める!」

残された最後のDFである俺も立ちはだかるが

「止められるもんなら止めて見やがれ!来い!虚空の女神アテナ!アームド!!」

突如ベータが豹変したかのように荒々しい口調で二丁の拳銃を持った女性型の化身を呼び出し化身アームドした。

「シュートコマンド07!」

凄まじい威力のシュートが放たれた。

「アスタリスクロック!!うあああああ」

必殺技でシュートブロックを試みるもあまりの威力に会えなく吹っ飛ばされる。

「無頼ハンド!があああああ」

そのまま三国先輩もろともゴールに突き刺さった。

 

「決まったああああ!ここで前半終了!!」

ベータのシュートが決まったタイミングでちょうど前半が終了した。

重苦しい空気のままみんなベンチに下がっていく

特にひどいプレイをうけた倉間先輩たちはかなり怪我がひどそうだった。

そんななか天馬は化身アームドがなぜできないのか困惑しているようだ。

そこにフェイが声をかけに行く。

「これは推測なんだけど、パラレルワールド間の共鳴現象がなくなったからじゃないかな。」

「共鳴現象?」

「前回は異なる世界に複数の天馬が存在していてその天馬同士が共鳴し合い、大きな力を発揮していたんだ。」

「そのパラレルワールドがアルノ博士の行っていたように一つの世界に収束したことで共鳴現象がなくなり力を発揮できなかったと?」

神童さん先輩がやってきてそう尋ねる。

「うん、だから化身アームドをするには天馬自身の力を身につけて真に自分のものにするしかないんだ。」

「なるほどね、今は無いものねだりをしてもしょうがない。切り替えていこうぜ、天馬!」

「翼…うん、そうだね!後半巻き返していこう!!」

こんな時でも前を向けるのが天馬らしい。

負けられないんだ、俺も化身を出さないといけないかもしれない。けど制御できるか…

 

 

ちょうど雷門がそんな会話をしているころにメイアが観客席にタイムジャンプしてきた。

「ふぅ、ほんとSARUったら勝手なんだから~。さてと、試合はどうなってるかしら。どうやらハーフタイムみたいだけど…ってボロボロじゃない!せっかく見に来たっていうのに~。」

タイムジャンプしてきて状況を確認したメイアは思わず声をあげた。前回の試合を見たこともあり少し予想外の結果だったのだろう。

「あれは…なるほど、今度はベータを送り込んできたのね。」

プロトコル・オメガのメンバーが変わっているのを確認し大まかな状況を把握したメイア。

「赤峰翼だったかしら、彼のほうはどんな感じかしら?」

前回の試合、メイアの目に留まった翼のほうを見やると仲間と言葉を交わしたのち考え込み少し不安そうな表情をしていた。

「浮かない顔してるわね。周りに比べるとケガやスタミナは心配なさそうだけど…」

何か不安なことでもあるのだろうか。そんなことを考えていると後半戦が始まろうとしていた。

「あ、後半戦が始まるわね。さぁ今回も楽しませてくれるかしら♪?」

 

後半戦、負傷が激しい三国先輩たちに代わり信介がキーパーにつき狩屋と影山が先輩たちの代わりに入る。

後半に入ってもやはりラフプレーが収まることはなかった。

あまりのプレーについに審判がレッドカードを出したが…

「うるさいよーだ!」

プロトコル・オメガの面々は審判すら無視してプレーを続行した。

「こんなのサッカーじゃない!」

「奴らは端からマトモにサッカーをする気なんてないんだ!」

「このままじゃサッカーが野蛮で危険なスポーツにされてしまう。

「奴らを止めるぞ!」

だが向かっていくもみんな返り討ちにされていく。

今度は速水先輩や交代で入った影山、狩屋も傷ついていく。

そんな三人の代わりに入った一乃先輩、青山先輩、浜野先輩もすぐに痛めつけられてしまう。いよいよ控えメンバーがいなくなってしまった。

「大丈夫、僕がデュプリを出すよ。」

フェイがデュプリを出してくれてその場は凌げたがこれじゃフェイの負担が大きくなってしまう。

「長くは続くまい。」

「捕まえた♪やっとお話できます。」

そしてついにフェイがベータたちに囲まれてしまった。

「フェイさん、あなたはエルドラドのデータベースにも情報がありませんでした。あなた一体何者?何のために私たちに逆らうんですか?」

どうやらエルドラドは正体不明のフェイを不穏分子として認識しているらしい。確かに味方である俺たちもフェイの素性についてはよく知らない。

「答えてください。」

「僕は、、フェイ。フェイ・ルーン!!僕はただ、サッカーを守りたいだけだ!!」

そういってフェイは包囲網を突破し、ゴールに向かっていく。

「そうだ、フェイが何者かなんて関係ない!一緒に闘ってくれる仲間!行こう、天馬!!」

「ああ!」

みんな傷つき、満足に動ける人数も少ない今、俺も攻撃に参加するしかない。

フェイ、天馬、俺の3人でゴールまで進んでいく。

「天馬!」

「そうだ、俺たちが勝たなきゃサッカーを守れないんだ!絶対に決めてみせる!!」

天馬にボールが渡り化身を呼び出す。

「魔神ペガサスアーク!!ジャスティスウィング!!」

そして天馬の化身必殺技がゴールに向かって放たれたその時、その間にベータが飛び出してきて

胸トラップで、シュートを止めてしまった。

「エルドラドの決めた歴史こそ、正しい歴史。それに歯向かっちゃうなんて、許されませんわ。」

「そんな、魔神ペガサスアークの必殺シュートが…」

「あらやだ、ごめんなさい、取っちゃった♪(ゝω・)」

馬鹿にするようにベータは舌を出してポーズを取ってくる。

 

「ふん、なによ。あれくらい私だって…あざとい女。それにしても今のままの彼らじゃ厳しいかしら。」

 

「それじゃあ~。見せてやるぜ、真の絶望ってやつをな!!」

再び豹変したベータはあっという間に俺たち三人を抜き去っていく。

「しまった!」

俺がオーバーラップしたことで後ろが手薄になってしまっている。

「行かせない。」

「デュプリごときに止められるものか!」

とめようとするデュプリのマントたちも弾き飛ばされる。

「アトランティスウォール!!」

「ディープミスト。」

「邪魔だぁ!!」

天城先輩が、霧野先輩が次々に抜かれていく。

「止めるぞ!奏者マエストロ!!」

「剣聖ランスロット!!」

「戦国武神ムサシ!!」

「護星神タイタニアス!!」なんとか戻ってくれていた化身使いのみんなが立ちはだかってくれる。だが

「あらら、まだ抵抗しちゃうんですか~仕方ありませんね。来い、虚空の女神アテナ!アームド!!」

ベータは再び化身アームドを発動し

「シュートコマンド07」

前半に見せたあのシュートを放つ。

あまりの威力にみんな吹き飛ばされ、シュートが突き刺さった。

「さあ、こっからは痛めつけてやれ。」

 

そこからはひどいものだった。

試合もなにもあったものじゃない。ただ傷つけるためだけの時間。

俺もみんなも傷ついていく。そしてベータにボールが渡り

「止めだ!シュートコマンド07!」

止めとばかりにまたあのシュートを放とうとする。

キーパーの信介はボロボロになりながらもゴールを守ろうと立ち上がるが満身創痍だ。

 

(このままじゃ本当に立ち上がれなくなってしまう!もう躊躇ってなんていられない!)

今の今まで化身が制御できるか不安でずっと化身を出さずに戦っていた。ホーリーロード決勝で目覚めた時以外、発動する度に暴走し周りに迷惑をかけてきた。けど、仲間が再起不能になるのなんて見てられない。

そう決心した翼はゴールとベータの間に飛び出し

「はあああああ!破壊神、デスロス!!」

「何!?」

拳銃を携えた凶暴さを前面に出したような赤と黒の化身を呼び出した。

 

「へえ~あれが彼の化身か~。けど、あの様子じゃ…

メイアは初めて目にする翼の化身と感じる力に目を輝かせた。それと同時に彼がこれまで化身を出さなかった理由をなんとなく悟った。

 

「破壊弾幕!!!」

デスロスがその手の拳銃から目もくらむほどの弾幕をはりシュートの威力を殺そうとする。

やがてベータのシュートの勢いが衰えていき、完全に0になると同時に大きく弾き飛ばす。

「何だと!?」

自分の必殺シュートが止められ驚くベータだったが次に翼に目をやったとたん異常に気づく。

「ぐ、やめろ…言うことを訊け…」

自分のシュートを止めた男は自分のうちから湧き出る力に苦しめられていた。

「みんな、離れろ!!」

翼がそう言い放つと同時にデスロスが無差別に攻撃を始めた。

「まずい、やはり翼はまだあの化身をコントロールできていないんだ!しかもこの激しい試合で体力を消耗したせいで暴走している!?」

敵も味方も全て巻き込んだ攻撃は体力が尽きるまで続き、それが収まると同時に審判団が試合中止を宣言した。

 

「なんということだぁぁぁぁ!日米親善試合はとんでもない結末になってしまったぁぁぁ!!」

体力を使い切ってしまった俺は錦先輩に支えてもらっていた。

「ふう、最後はなんだか大変なことになっちゃいましたがこれで任務完了ですね。これ以上反抗されても面倒ですし、あなたたちのサッカーへの情熱、全部奪っちゃいます。」

ベータがスフィアデバイスに手をかざすと不思議な光が発せられた。

「フェイさんあなたはエルドラドにとって危険な存在です。だから、封印しちゃいますね。」

そういうと同時にスフィアデバイスがフェイを引き寄せ始めた。

封印…まさかあの中に閉じ込めるつもりか。

どんどん吸い寄せられていくフェイ。みんなどうしようもできず見ているしかなかったそんな時円堂監督がフェイのまえに飛び出してきた。

「ゴッドハンド、V!!」

円堂監督が必殺技でスフィアデバイスの光を食い止めている。

「みんな、ここは一旦引くぞ!今の俺たちじゃこいつらには勝てない。一旦退却して体制を立て直すぞ!」

「みんな、こっちじゃ!」

上空から声がして見上げるとそこにはTMキャラバンを操縦するアルノ博士がいた。

「みんな、急いで乗り込め!フェイ、お前もだ!」

「はい!」

円堂監督の指示に従いみんなキャラバンに乗り込む。

 

「どうするの、逃げられちゃうよ~」

「むぅ~」

「ベータ、作戦変更だ。円堂守を封印せよ。」

「イエス、マスター」

 

「監督、全員乗りました!早く監督も」

「よし、」

こちらの呼びかけに応じた円堂監督はほんの少し、力を弱めた。

その時吸い寄せる力が強くなり、

「しまった!うあ、」

円堂監督は、スフィアデバイスに取り込まれてしまった。

「円堂監督!!」

たまらず飛び出そうとする天馬。しかしワンダバに止められる・

「やめろ、もう間に合わん!」

「でも円堂監督が!」

「円堂監督の犠牲を無駄にするな!」

天馬に気持ちはみんな分かってる。でも円堂監督の意思を無駄にすることはできない。

無常にもタイムジャンプが始まった。

その後フェイによれば円堂監督は圧縮した時の中に封印されたらしい。

それ以降誰も話さない重い空気が流れた。

 

「まさかここまでこっぴどくやられるとはね。それにあの光…おそらく彼らの大部分はもう脱落かしら。このままサッカーが消されると私たちも困るし…仕方ないわね、少し手助けしてあげようかしら。…それにしても彼のあの化身の力、制御できていないにしても凄いパワーだったわね。もしかすると…」

 

 

現代

 

現代に帰ってきても重い空気は変わらなかった。

「僕たち、歴史を元に戻すことはできなかったんですね。」

「円堂監督…」

信介と天馬が肩を落として呟く。

「落ち込んでる場合ではないぞ!今はこれからどうするかを考えるべきだ!」

暗いムードを打ち破るかのようにワンダバが発破をかける。

「このクマの言うとおりじゃきに。落ち込むのはワシの性に、何より雷門魂にあわん!」

「だれがクマじゃ!」

クマだろ。

「錦先輩!」

「奪われたのなら取り戻せばいい!」

「そうだよ、俺たちで取り戻そう!サッカーを、円堂監督を!」

そうだ、前を向いて進むしかない。

暗いムードが吹っ切れまた歩みだそうとしていると

 

「やるならあなたたちだけでやってください…僕はもう、協力しません。」

「なんでサッカーなんてやってたんだド?」

「サッカーなんてもう二度とやりたくないよ。」

そう口々に告げこの場を去っていくみんな。

残ったのは俺、天馬、信介、剣城、神童さん、錦先輩、フェイだけだった。

 

「そうか!あの光はマインドコントロール波だったのか!?」

どうやら試合後に浴びさせられたあの光には人の心を変えてしまう効果があったようだ。

平常時ならなんともないものもあれだけの仕打ちを受け、心が弱っている時に受けてしまったせいでサッカーへの情熱を奪われてしまったようだ。

「でも、なんで僕たちには効果が無かったんだろう?」

確かにあの光なら俺たちも浴びたが

「それはおそらく化身の影響じゃろう。」

「アルノ博士!?」

「化身とは本来そのものの気と心の力が高まった時に生まれるもの。その化身が心の障壁となりマインドコントロールの影響を受けなかったのじゃろう。」

なるほど、だから化身使いのこのメンバーは無事だったのか。

「みんなを取り戻すにはどうすればいいんですか?」

「これを仕掛けたのはプロトコル・オメガのスフィアデバイスじゃ。奴らを倒せばなんとかなるかもしれん。じゃが早くせねばマインドコントロールが定着してしまうかもしれん。急ぐのじゃ。」

「急ぐつったってあんな奴らに勝てるの…」

葵が不安げに呟く。

「そんなこと言ってもやるしかないだろ!」

水鳥先輩が力強く声をかける。なんかあの人は化身がなくても効かなさそうだなぁ。

「そうだ!やるしかないんだ!」そうとなったらやることは一つ!」

「やること?」

決心した天馬に信介が聞き返す。

「特訓だ!円堂監督がいたらきっとそう言うよ!」

「よく言ったぜ、天馬!」

「確かに、天馬の言うとおりだ。今のまま勝てないなら力をつけるしかない。」

「そうと決まったら早速特訓だ!」

「ああ、今日は傷ついた体を休めてまた明日サッカー棟に集合しよう。」

そうして今日は解散になった。

 

天馬と二人で木枯らし荘への帰り道

「まさか。あいつらがあんなに強くなってくるとはな。」

「うん、前回とは比べ物にならなかった。それに化身アームどもできなくなっちゃったし…」

「そんなに気に病むことじゃないさ。一度出来たんだ、力をつければまたできるようになるさ!」

「翼…うん、そうだね!なんとかなるさ!」

「そうこなくっちゃ。俺なんて未だに化身をコントロールできてないんだぞ、贅沢言ってもらっちゃ困るぜ。」

「あ、あはは。それにしても相変わらずすごいパワーだよね、翼の化身は。」

「制御できないんじゃダメだよ。味方も巻き込みかねないし。」

「翼ならすぐに制御できるようになるさ!」

「だといいけどな。ま、あいつらと戦う上では化身を制御して化身アームドも身につけないといけないしな。」

「うん、一緒に頑張ろう!」

「ああ。天馬には本当にいつも助けてもらってるよ。キャプテンらしくなってきたんじゃないか?」

「そ、そうかな~。でもまだまだ神童さんみたいに上手くはいかないよ。」

「別に神童さんと同じようにする必要はないと思うけどな。」

「え?」

「天馬には天馬にあったキャプテンってのがあるんじゃないか?」

「俺には俺の…」

「ま、しらんけど」

「ええ…」

そんな会話をしながら歩いていると木枯らし荘についた。

「それじゃ、また明日!おやすみ。」

「また明日。」

 




いかがでいたでしょうか。
翼くんの化身はデスロスでした。
デスロスにした理由は単純で火属性のDF化身で一番強いってのといかにも制御効かなさそうな見た目してること。そして何よりかっこいいからですね(笑)正直、主人公の化身にしては禍々しすぎる気もしますが。
アニメしか見てなくてどんなのか分からないよって方はゲームの方の動画がそのへんに転がってると思うので是非確認してみてください。
次回からゴッドエデン編になります。ゴッドエデン編にてようやく翼君とメイアちゃんが出会います。それもあってオリジナル展開が増え、天馬のアームド習得の試合描写が少し減ります。どうかお許し下さい。

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