【完結】ジェダイ(仮)になりました。   作:夭嘉

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勉強していないことは分かりません

さて、やって参りました。

 

緑の月、エンドアです。

 

緑の月って、本当に緑だね。何当たり前のこと言ってんだって話だけど、本当にそれしか出てこない。森の月と言われるのがよく分かった。

 

ザ・緑だよ。

 

エンドアの軌道上に浮かぶ第二デス・スターを守るように、エグゼクターが待機していた。シャトルがエンドア星系に出てすぐ、帝国軍から通信が入った。識別コードを要求され、ハンがそれに答える。

 

 

「多くの犠牲が報われることを祈りましょう。」

「大丈夫さ。上手くいく。」

 

 

フォースを通してエグゼクターの中を探ると、ヴェイダーを見つけた。この気配は、嫌でも分かる。ルークも感じたらしく、険しい表情になった。

 

 

「ヴェイダーだ、あの船にいる。」

 

 

ルークの視線の先にあったのは、エグゼクターだった。

 

 

「神経質になるなよ。司令船は他にもあるだろ。」

 

 

その時、ヴェイダーが私とルークの気配を感じ取った。意識が繋がったことで、背中に寒気が走る。ルークの方が親子の絆で繋がりが強く、反乱軍が来たと伝わってしまった。

 

ルーク本人も、それを理解していた。

 

 

「感じるんだ……来なきゃ良かった。」

「考えすぎだ。もっと楽観的になれよ。」

「あんたはもう少し慎重になって。」

「なんだと!?」

 

 

ようやく帝国から返事が来て、現行コースでエンドアへ降りるように指示された。

 

 

「ほらな、ちょろいぜ。」

 

 

わざと見逃されたんだ。私とルークがいると分かっているのに、シャトルを通すなんてあり得ない。ヴェイダーは追って来るだろう。

 

シャトルは大気圏を抜け、エンドアの森へと降りる。貨物室を開け、部隊がシャトルから降りていく。

 

スキャナーを頼りに、私達は森を進む。

 

 

「“将軍”、なぜ最後尾に?」

 

 

隊員の一人に、最後尾にいる理由を問われる。夫はレイア達といて、前にいる。地上に降りてから、ダンタムとは言葉を交わしていなかった。

 

私の意地だけど、まだその意地を解きたくない。

 

 

「夫婦喧嘩してるの。それと、将軍じゃないから。」

「あれ、ご存知ではないんですか?」

「何を?」

「ルード議員とモスマ議員の意向で、貴女の将軍位が戻されたんですよ。」

「………何も聞いてない。」

 

 

しかも、いつの話だ。

 

解任してって言って2、3年しか経ってないのに。

 

 

「ブリーフィングの後のことです。貴女にはてっきり、ルード議員からお聞きになったものと。」

「夫婦喧嘩してるんだって。」

「止まれ!」

「だから危険だと言ったんだ……!」

「3PO、お黙り。」

 

 

部隊が止まり、ハンは身を屈めるように合図する。前列に入って覗いてみると、トルーパーがいた。あの2人のトルーパーをどうにかしないと、先へは進めない。

 

 

「どうするの?」

「俺とチューイが片付ける。」

「静かにやれよ。近くにもまだいるかもしれない。」

「おい、誰に言ってんだ?」

 

 

お前だよ、って言いたい。ハンが静かにやってきた覚えはない。デス・スター然り、クラウド・シティ然り。

 

隠密行動の意味、分かってる?

 

言っている側から、ハンは枝を踏んで気付かれているし、殴り倒されている。もう一人はチューバッカが倒してくれていた。

 

待つのをやめて、私は岩陰から出る。

 

 

「アリス!」

「手を貸してくる。」

「手!?」

 

 

岩から降りた勢いで、トルーパーに飛び蹴りして沈める。

 

貸したのは手じゃなくて足だったわ。

 

 

「あそこに2人います!」

「レイア!待て!」

 

 

スピーダーに乗るレイアを追って、ルークがその後ろに飛び乗る。

 

ジオノーシスの戦いのパドメとアナキンだ……!とても懐かしいものを感じる。やっぱり2人の子だ!

 

染み染みする間もなく、2人はスピーダー・バイクに乗って行ってしまう。

 

 

「行っちまったぞ!」

 

 

ハンが悲鳴のような声で叫ぶ。

 

 

「私が探しに行く。」

「アリス!!」

 

 

ダンタムの呼び止めを無視して、バイクが消えた方へ走る。ルークは訓練してあるから平気だけど、レイアは違う。助けが必要だ。

 

木に跳び乗り、枝と枝の間を渡る。

 

その時、背中に悪寒を感じて、額を枝にぶつけた。当然地面に落ちて蹲る。身体より、額が痛い。

 

 

「っ〜〜〜〜〜」

 

 

なぜぶつかったのかと言うと、シディアスの視線を感じたからだ。

 

額を押さえながら、空を見上げる。感じた視線の先には、デス・スターが映っていた。奴が、私を見ている。

 

ほんっとに!ウザい!

 

 

「空気読んでほしいわ……」

 

 

今頃笑っているであろう、シディアスに向けて呟く。人が必死に跳んでる最中に覗いてくるなんて、迷惑以外の何物でもない。玉座の椅子が回りすぎて目を回せばいいんだ。

 

木々を抜けた先で、ようやくレイアを見つけた。しかし、トルーパーにブラスターを向けられている。気付かれないように、私はゆっくりと忍び寄る。

 

レイアが私に気付くが、口元に人差し指を立てて静かにしてもらった。

 

そのままゆっくり近付き、トルーパーの肩を叩く。

 

 

「っ!?」

 

 

フォース・プッシュで思いっきり吹っ飛ばし、トルーパーは木に当たって気絶する。逃げようとしたもう一人のトルーパーは、レイアのブラスターでやられてしまう。レイアの無事が分かり、思わず抱き締める。

 

 

「良かったレイア!」

「私は大丈夫よ。」

 

 

すると突然脚を叩かれ、下を見ると可愛い熊みたいな種族がいた。

 

 

「何この子。」

「とても良い子よ。この子がいなかったら、トルーパーに撃たれていたわ。」

「そうなんだ。ありがとう。」

 

 

笑顔を見せるが、向こうは何を言ってるか分からない。唯一分かるのは、イウォークという種族の名前だけだった。それだけ、何とか思い出せた。彼らの言葉も勉強しておくんだった。

 

イウォーク可愛いよね。

 

 

「ていうか、私達逸れた?」

「そのようね。」

 

 

イウォークを連れて離れようとすると、そのイウォークの方が私達の手を引く。反対方向へ向かい、私とレイアはイウォークに付いていく。

 

追いかけながら、レイアが私に不安そうな表情を見せる。

 

 

「ルーク達は大丈夫かしら……」

「心配ない。ハンとダンタムがいるし。」

 

 

辿り着いたのは、イウォークの部族が住む村だった。映画で観たままの、木の上に築かれた家々に、私は唖然となる。ちゃんと家なんだと、当たり前のことを思っていた。

 

この後どうなるんだっけ?

 

憶えてないってことは、この後に何かあっても重要じゃないってことだ。まぁ、その内合流できるよね。フォースが道案内という名の導きをしてくれる、はず!

 

フォースが共にある、と、思う!!

 

 

シークエル編、書くべき?

  • いらん、完結しろ。
  • 伝説のクラッシュ・マスター早よ。
  • 作者の自由でOK。
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