IS×AC タイトル募集中   作:kaniyan

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決闘までのそれぞれの様子を書くと言ったな。あれは嘘だ。
すいませんでした。(~_~;)


友達と……盛り上がる?決闘者達

さて、成り行きで、というか主にセシリア・オルコットの所為で一週間後にISを用いて行うクラス代表決定戦に出ることになった私だがー

「橘花…… お待たせ……」

「きっかー、追加のおかしだよ〜」

そんなことはそっちのけで何故か友人との映画鑑賞にふけっていた。

ーー4時間ほど前

 

「だあぁ…… 意味がわからん‼︎ なんだってこんなにややこしいんだ……?」

「そりゃまぁ、世界最強の兵器なんだしね〜 はじめは皆そんな感じだし大丈夫だよ…………多分」

放課後私は頭を抱えてのたうちまわる一夏君を適当に励ましながら、時間を潰していた。

「ああ、織斑君。まだ教室にいたんですね! それにエアーストさんもいるなんて、先生はラッキーです」

「おっ、待ってましたよ! 真耶先生」

副担任の下から読んでも山田真耶先生がいくつかの書類と、小振りな箱を片手に立っていた。 しかし真耶先生、改めて見るとそんとに若く見えるな。実は同期じゃないのか。

「では、 まずはエアーストさん。 届いていた荷物のチェックが終わったので渡しちゃいます」

「サンキューです。ではあとは若い方々だけでごゆっくり〜」

「そ、そんな…… 違いますよ。 私と織斑君は仮にも教師と生徒でですね! ……あぁでも、このまま行けば……」

適当に2人をからかってから、受け取った荷物というか私の専用機を握りしめ、IS整備室へと駆け出した。そして 「廊下は走るな、馬鹿者が」おもいっくそたたかれた。

「さて、気を取り直してっと」

千冬先生の一撃に耐え、やっとの思い出辿りついた整備室には先客が一人いたがまぁ、気にする程の問題では無いだろう。そう判断してISを展開する。

「菊、システムチェックお願い。あとアーキテクト連中が矯正したであろう癖をもどしといて。(りょーかーい) その間に、ストラングは変更点の説明よろしく」

(おう、今回は足回りの強化が……であとは肩のとこに追加の……まあこんなところか)

ISのコアに宿っている2人と喋りながら整備をしている姿が不審に思えたのか、女の子が可哀想なモノを見る目でこちらを見ていた。

やばい、基本的にストラング達との会話はプライベートチャンネルの応用で、他の人は聞けないって事をわすれてた……

「まって、釈明させて! 私は決して怪しいものでも存在しない友達が見える可哀想な子でもないの‼︎」

そんなことを叫びながら、逃げようとした女の子を捕まえて事情を説明した。

「でも全身装甲なんて…… アニメのロボットみたいでかっこいい……」

「でしょ〜 今時全身装甲が流行らないのはわかってても、この格好良さがやめられないのよ!」

どうやらこの子は、私の専用機の良さをわかってくれるらしい。……いい人に違いない。

「…… あとは武装がヒロイックなら……完璧」

前言撤回、全然わかってない!

「夜、空いてる? もしよければウチの部屋に来ない? 泥臭いロボットの格好良さを叩き込んであげる。」

「わかった…… ヒロイックなロボットがどれだけ素晴らしいものか……証明してみせる。」

渋く泥臭いロボットの良さを布教するために、のほほんさんに電話をかけて今晩部屋にお客さんがくることを伝えた。 たくさんのお菓子を要求こそされたが、快く承諾してもらえた。

「同室の子の了承もとれた。 楽しみにしてるよ。 そういや自己紹介してなかったや …… 橘花・エアースト、橘花ってよんでね」

「……更識簪、簪でいい」

そして四時間超の鑑賞を終え、お互いのこだわりを理解し、見回りに来た千冬先生による指導を共有した私達は昔からの親友のように親しくなっていた。

「そういえばさー、 簪はあの時整備室でなにやってたの? やっぱ専用機がらみなん?」

「うん……。専用機を組んでた 」

さっすがロボット大好きな代表候補生、自分で専用機を組むなんて……ん?

「んな馬鹿な‼︎ 何をどうしたら代表候補生が専用機を一人で組むことになんの⁈」

普通、国家代表やその候補生の専用機なんてその国にあるIS関係の企業が放って置くはずがないのに……

「かんちゃんの〜、 専用機の開発元はね〜、倉持技研なんだけどね〜」

のほほんさんの説明をまとめると、簪の専用機『打鉄弐式』の開発を請け負っていた倉持に最近緊急でなおかつ、かなり希少価値の高い案件が入ったらしい。その結果人員が足りなくなり、凍結同然の状態なのだとか。

無責任な技術者もいたもんだ。 ウチの連中なんて凍結命令が下っても、ひっそりと開発を進めてたりするってのに。ーーそうだ

「今、その打鉄弐式ってどこ持ちなの? まだ倉持?」

「……未完成でもいいって言って……更識で買い取った」

ISを買い取れるって、どんだけだよ更識。 まぁいいや。

「その機体ウチに、フロムに任せてみない?」

「えっと…… できるだけ……一人でやりたいから…… ごめん」

「そっか、わかった。 もし気が変わったら教えてね? いつでもOKだから。 さて次は何見ようか」

少女(オタク)達の交流はまだまだ続く。

 

入学式翌日の三限目……の休み時間。一夏君と懇意にするべく押し寄せてきた大量の女子に押しつぶされそうな私を救ったのは、一つの質問だった。

「千冬様って休日はどんな感じなの⁈」

「えっ。 案外だらしなーー」

ドゴン‼︎‼︎ といつもより気持ち強めの音が響く。

「休み時間は終わりだ。 さっさと準備散れ」

人混みの中、誰にも気づかれずに一夏君の背後に現れるとか…… あれがブリュンヒルデの力なのか。

「ところで織斑、お前の専用機だが用意するのに時間がかかる」

「へ?」

「学園には現在予備機がない。だから、少し待て。 こちらで用意するそうだ」

なんだか、鳩が豆鉄砲食らったような顔している一夏君をしりめに教室中がざわめく。

「せ、専用機⁉︎ 一年の、しかもこんな時期に?」

「あぁ〜。いいな……。 私も専用機欲しいな〜」

呆れ顔の千冬先生の指示で、教科書を音読している一夏君の声をBGMに私はあることを考えていた。

(そういえば、簪の専用機の凍結理由って、緊急の案件ってはなしだったけど…… もしかするかな)

(十中八九そうだろうな。 倉持の考えもわからんでもないが……)

そりゃ、世界初の男性操縦者の専用機それも()()()お手製のISなんて受領すれば、社運?をかけて解析したくなるだろう。 しかし、だからって先に受けた依頼を放り出すほどのものなのか? ……あるんだろうな。

「あの人は関係ない‼︎」

なんだなんだ、急に大声なんかだしちゃって。

「……大声を出してすまない。 だが、 私は姉さんじゃない。 教えられるようなことは何もない」

なんだ、箒さんはシスコンだったのか。 いや、まああの篠ノ之束が姉なだし、仕方もないのか?

「さて、授業をはじめるぞ。 山田先生、号令を」

「は、はい!」

 

「専用機の入手、おめでとうございますわ。 これで、少しは楽しめそうですわね。」

休み時間、そうそうに一夏君の席にやってきたオルコットさんは、明るい調子の言葉とは裏腹になんだか暗い顔をしていた。

「せ、セシリアさん、なんでそんなに不機嫌そうなの? 」

おや、誰から見ても鈍感そうな一夏君が気付くとは、意外だわ。

「一夏君、まだイマイチわかってないんだろうけどさ。 専用機持ちって、並々ならぬ努力してなってるんだよ…… あとは察してあげよう」

「よくわからないけど、まあいいや。 決闘、楽しみにしてるぜ」

「…… そうですわね。格の違いというものを見せつけて差し上げますわ」

なんか…… 決闘、やる気満々みたいだしこいつらだけでいいんじゃないかな。

まぁ、なるようになるか。のほほんさんと簪さん、あとは清香さんでも誘って昼飯食べに行こうっと。

 

その日の放課後、部屋に戻ろうとしていた私は千冬先生に呼び止められた。

「エアースト。 止まれ。」

「な、なんですか。 千冬先生、今日はまだ何もしてませんよ⁈」

「まだ? それに、今日はだと? フン、 まあいい。 代表決定戦の対戦順が決まった。 オルコットと織斑にも渡しておけ。」

ひっそり持ち込んだ、アレとかソレとかがバレた訳ではないらしい。 助かった。

さて、一夏君とオルコットさんどこにいるんだろうか。

一夏君はあっさり見つけれた。 道ゆく生徒に聞くだけでいいんだから、簡単なものだ。 果たして彼はーー

「メェェェェェェン‼︎‼︎」

剣道場にいた。 というか

「ドォォォォォ‼︎‼︎‼︎」

剣道場で一方的に、ボコボコにされていた。

もう一人の方は……箒さんかな? 無茶苦茶動きがキレッキレだ。

試合?訓練だったのかな?が終わったらしい。 箒さんがこっちに来た。

「やっほー。 箒さん、一夏君の調子どうよ?」

「なまりきっている。 IS以前の問題だ。だいたい……「はい、ストーップ」……なんだ」

箒さんの話が長くなる前に、用事を済ませてしまおう。

「はい。 これ対戦順が書いてあるから、一夏君に渡しといて。 あと伝言、もし近接メインで行くなら瞬間加速(イグニッションブースト)を覚えるといいよ。って」

なんだか、このままだと勝負にならなそうだったから、一つだけアドバイス。 いいことをすると気分がいいな〜。

 

さて、次はオルコットさんだ。

オルコットさんの部屋とかIS整備室とか、果ては職員室まで探してはや30分。

「……や、やっと見つけた」

IS学園地下射撃場、オルコットさんはそこにいた。

さて、件のオルコットさん。 ごっつい狙撃銃をバスン、バスンと何発も撃っていた。

圧倒的迫力‼︎ なんか話しかけにくいな〜。 つかワンホールショットなんて初めてみたわ。

「あら、橘花さん。 いかがいたしましたの?」

「やあやあ、オルコットさん。 千冬先生から預かった、対戦順が書いてある紙を渡しに来たのさ」

「ありがとうございますわ。 ところで橘花さんは決闘のご用意はできましたの?」

「一応ね〜。 あぁ、そうだ、一夏君の専用機ってどんな機体だと思う?」

話題をそらすための質問だったのだが…………

「……たとえ、どんな機体だろうとも叩きのめすだけですわ。 我が名にかけて」

そう言いながら彼女が放った弾丸が2km先の的に穴を穿つ。

聞かなきゃ良かった、 この貴族マジで怖い。




次回はvsセシリア戦の予定です。
だれかバトルパートの書き方のアドバイスください……
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