【完結済】Fate/Grand Order 煉獄魔境大罪記ゲヘナ/虚ろなる煉獄の聖杯【長編版】 作:朝霧=Uroboross
続いて人物設定集。
『人物設定集』
・〈バーサーカー〉『
真名:マモン
→性別は男性。身長178,2cm、体重60,8kgと平均的な身体の
毛先が橙色ながら燃えるように真っ赤な長髪で、顔を縦断するような長い鎌のような前髪が特徴。さらに珍しいオッドアイ(右が赤、左が青)で、背が高いくせにメンチを切るかのように下から睨み覗く癖がある。
『暴食』貴下の大組織『
性格はケンカっ早く、好戦的。性格面のイメージとしては『森 長可』を表情だけ軟化させたものに近い。ただ、真面目なときは真面目な話をして、相談された時は真摯に向き合い、時に励ます実は気のいいヤツ。そのため『嫉妬』からは「真面目な時ならカッコいいのに」と評されている。
主に扱う武器は『大鎌』。地獄の女神"ヘル"より頂戴した魔界の樹海を宿した青紫の大鎌を片手でブンブンと振り回す。重そうな見た目のくせしてセイバークラスのように軽々と振り回すため、かなり強い。
地力で押し込むのを得意としてはいるが、それを踏まえて手数を増やしていくスタイル。加えて戦局を冷静に俯瞰できるほどの頭脳を持つためかなり厄介。そこから相手の宝具を奪うetc……としていくが、不意を突かれることにめっぽう弱い。特に奪ったものを逆に奪われるなどされると気が動転して呆然とする。
『第一再臨』
→人の体に2対の鷲の頭の姿。伝承上の姿ではあるがただのキグルミであるとのこと。
【挿絵】→制作中
『第二再臨』
→他の大罪悪魔のように、黒いトレンチコートに似たロングコートを羽織り、Yシャツにジーパンを履いた姿。大きな赤い宝石の首飾りをつけており、脇元に大鎌を、大刃の部分をを下にして携えている。
【挿絵】→制作中
『第三再臨』
→特攻服。真っ黒に染められた特攻服で、背中にはでかでかと『独羅悪星』の文字。第二再臨時と同じように大鎌が携えられている。
【挿絵】→制作中。
・〈キャスター〉『
真名:ベルフェゴール
→性別は男性。身長162,7cm、体重52,6kgと、大罪悪魔の中では小さい方。
かなりのくせっ毛なのに腰あたりまで伸びた藍色の髪を持つ。猫背タレ目撫で肩の外見からも病的に気弱そうに見える研究者のような姿。左目にモノクルを掛けていり、目は紺色。
堕天使や堕ちた神ではなく、正真正銘の悪魔の始祖。舐めプでも『魔術王』を魔術でリンチできる技量の持ち主。
性格は気弱、コミュ障、根暗で引っ込み思案というインドア派及びオタクの鏡。しかし本気を出したときはかなり凛々しい姿を見せる。だが後にヘタれる。いい時はカッコいいのに普段がダメなので実質±0。
戦闘時の基本的なスタンスは魔術オンリー。主に氷系統に秀でており、かの『スカディ』を越える氷の魔術を見せる。更には時空系統にも学があり、擬似的なテレポーテーションや、氷魔術と合わせて時間凍結を可能とする。加えて、長年の研鑽から『時間逆行の魔法』を使用することができる。
『第一~第三再臨』
→白衣の研究者のような格好。首に懐中時計がかけられている。手には何かの液体が入った様々な
【挿絵】→制作中
・〈ランサー〉『
真名:ベルゼビュート
→性別は男性。身長172,0cm、体重54,6kg。真上に爪のように尖った三つのトサカのような緑髪が特徴(本人にトサカと言うと怒られるので注意)。
リーゼントではなく、あくまでリーゼント"風"な髪型になっており、襟足は首元まで伸びているほどに長い。耳は基本的に髪に隠れているが、その髪がなぜかすごいサラサラなのでたまに見える。
若干つり目で、悪魔らしく細い瞳孔。さらに瞳は宝石のように深紅。
性格は粗野で自由人。かと思えばとても紳士的であり、常識人でもある。マスター(今回は立香)のことを基本的に"兄弟"と呼び、親しく接してくる。更には元が豊穣神故にか料理上手であり、得意なのはフランス料理。腕前はあの"赤い弓兵"と"旅館の若女将"をも唸らせる程であり、最近は和食にも興味を持っているため、若女将に師事している。
「お前様も中々筋がいいでちね!」
「ハハハッ、先生にそう言ってもらえるたァありがてェな!」
戦闘スタイルは、その手に持つ愛槍の三叉槍でとにかく攻撃あるのみ。真っ正面から突破していく猪突猛進型。だがその中でもかなりの駆け引きを同時展開しているため、ただのバカかと思ったら大間違い。足払い、切り落とし、切り上げ、袈裟斬りといった風に高速で切り刻んでくる上に、風を収束・一点照射する『
加えてステゴロ・タイマンも得意なため、圧倒的な強さを誇っている。
『第一再臨』
→上は第二ボタンまで開けたYシャツに、下は緑の外ラインが入った制服に似たゆとりのあるズボンを履いている。無骨な三叉槍を肩に担いでいる。
【挿絵】→制作中
『第二再臨』
→第一再臨時の服装の上から、お馴染みのような黒いトレンチコートに似たロングコートを前を開けて着ている。さらに首元には逆十字のネックレスがつけられている。
無骨な三叉槍は宝具としての姿を現した、真紅の刃に銛のような鋭さを持つ湾曲部が現れ、トライデントに似た形になっている。
【挿絵】→制作中
『第三再臨』
→先程の格好と似た姿だが、ロングコートの肩部に防護具が取り付けられ、背中に『七大罪:暴食の紋章』が刻まれている。
槍も宝具としての真の姿を見せているため、魔王としての風格が顕著に現れている。
【挿絵】→制作中
・〈ライダー〉『
真名:リリス&レヴィアタン
→性別は二人とも女性。腰下まで届かんばかりの長い柔らかそうにたなびく、毛先が紫色じみた金髪が特徴。
男性が好むような豊満でうっかり目が奪われてしまうような美貌のリリス。だがそれは逆に女性から反感を買いやすく、それを男性が庇護し、また女性との確執が生まれ……が繰り返されるような魔性の美を持つ。
性格は男を取っ替え引っ替えするように見えるが、実際は恋を対してかなり繊細。男を玩ぶことはあるが、本気で愛するつもりはない。『始まりの男』の件以来、本気の恋を避けている。……はずなのだが、最近、緑髪の同僚の背中を見ていると胸が疼くそうで。
戦闘面に関しては『ステンノ』、『エウリュアレ』姉妹のように、玩んだ男性に決死の攻撃を仕掛けさせる。とは言え本人がなにもしないわけではなく、友人であり自身の側に浮遊する大蛇──『レヴィアタン』の力を借りて水のムチで迎え撃ったり、レヴィアタン自身が水を操作して高水圧切断などを繰り出してくる。
また、伝承に同じくレヴィアタン自身は『あらゆる攻撃を無効化する能力』を持つが、リリスのは『一定以下の攻撃を無効化する能力』と若干弱体化している。
『第一再臨』
→ピッチリとしたライダースーツ。胸デカイ、体細い、足の肉付き良し(ド変態)。
レヴィアタンは片側でコウモリの羽に似た魔術の翼で浮いている。
【挿絵】→制作中
『第二再臨』
→露出度超高めの服。服っていうかほぼ下着。デカイ胸は辛うじて服に包まれているが、腹出し袖無し。下は左側が長く、右側は普通のスカート並みの斜め(アシンメトリー)スカートでヒールを履いている。
【挿絵】→制作中
『第三再臨』
→チラリズムが、スゴイ(未設定)
・〈アサシン〉『色欲』
真名:アスモデウス(アシュリー&デール)
→女性の方がアシュリー、男性の方がデール。身長も体重も相対した者の願望によって変化する。
これといった姿を持たず、相対した者が持つ『
性格は上記の通り、対応する相手によっていくらでも変わり、どんなプレイにも対応できるようになっている。ただし、デールの方は元々が魔神柱の残りであったのをアシュリーが吸収・統合したため、根本の性格が残っている。
戦闘に関しては、金星(デール)と木星(アシュリー)の力を借りた魔術を使いつつ、幻術・催眠術など相手の精神面への攻撃が多い。その上、アスモデウスの使う魔術は対魔力がAランク以上あっても昏倒しかねないレベルである。
『第一再臨』
→ショタ&ロリ。アシュリーが前でデールが後ろのディオスクロイタイプ。
【挿絵】→制作中
『第二再臨』
→高校生の幼なじみをイメージ。イケメン&美人。今度はデールが前でアシュリーが後ろになっている。
【挿絵】→制作中
『第三再臨』
→近所の若奥様と渋めのイケオジ。ここまで来たらもうなんでもあり。アシュリーが前でデールが後ろ。
【挿絵】→制作中
・〈アーチャー〉『
真名:ルシファー
→結構な美形の青年。身長178.6cm、体重54.8kg。大体いつも目を瞑っているか物憂げ。が、内心はただ他のことに無関心なだけ。元々は首元まで伸びた輝くばかりの金髪だったが、堕天した際に銀色に変わった。けど変わらずキラキラしてる、あとサラサラしてる。
背中の翼は左側が白く右側が黒い。逆で覚えるとキレられる。白い方の翼を褒めると割りと上機嫌になる。
堕天してなお神の敬遠なる信徒にして使徒であると自負しており、主の導きのままにを是としている。そのため、わりかし聖職者達と意見が合う。
その知名度故に『憤怒』と同視されがちだが、実際のところは全く違う。正確には兄か弟か、後か先かぐらいの違い。
神聖系統のものを多く扱い、特筆するならばその手にもつ宝具『全ての栄光は我に有りけり』。光そのもので攻撃するために、物理的にも魔術的にも幾重に防御を張り巡らさなければ簡単に貫通される。
遠距離主体の高機動型だが、近接も得意。基本的に隙の無いオールラウンダー。
※再臨設定は未定
・〈アヴェンジャー〉『
真名:サタン(通常)=サタナエル(獣化)
→最早語るべくもない超有名な大悪魔。漆黒のボルサリーノ帽に背広のトレンチコート、インナーはワイシャツ&ベストというまさしくマフィアな格好。加えて、眼光が鋭く、常にタバコを加えている。髪は短髪だが灰色に近い黒で、眉間のあたりに一房だけ赤のメッシュが入っている。
性格は冷酷にして激情家ながらに計算高い。神と人間をとことん嫌っており、認識するとその存在が消滅するまで執拗かつ多彩な攻撃を仕掛ける。また、通常の聖杯戦争に喚ばれた場合、余程の者でなければ高確率でアゾられる。
基本的に手加減は必要な場合以外は一切しない。ただし、余程心が綺麗な者や清廉極まった相手にはある程度の譲歩や誠意を見せる。
自然を好んでおり、花鳥風月を尊び、人の手が加えられていないありのままの大地を是とする。そのため、自然を破壊し、陵辱し、踏みにじる現代の人間を完全に敵視している。
通常時は、宝具でもある対物狙撃銃並みの火力を出す二丁のライフル銃を以て戦う。勿論ただのライフルではなく、銃下部と銃口上部に日本刀並みに研がれた剣刃が付いているため、近接格闘も問題ない。
また、本人自身も宝具に『洗礼詠唱』を持っているため、『浄化』の力を無効化し、悪魔でもあるため、聖者に対する特攻も持っている。それだけでなく、『対魔力』に至ってはEXランクに近い程。
宝具数も、剥奪されたものを含めると累計で15前後ほど持っており、全サーヴァント中トップ並みの宝具数を有する。さらにはそのスキルも破格であり、上手く喚びだせれば勝利は確実である*1。
とは言え、基本的には人間の召喚には答えず、そもそも『アラヤ』に対しても敵対に近しい立場なため、本当に呼べるかどうかは不明。
捕捉ではあるが、逆十字を象った懐中ペンダントを着けており、中には二輪の小さな『花』が入っているとか。真偽のほどは分からないが、他の魔王達が言うには、『始まりの二人』からの贈り物だとか………。
『第一再臨』→制作中
→ザ・悪魔。腕部にブラスト砲のようなものが付いている。竜と悪魔が混ざったような見た目。
『第二再臨』→制作中
→ボルサリーノ帽に背広のトレンチコート。二丁のライフルのうち片方は担いだ、そのまんまマフィアのような格好。
『第三再臨』→ Coming soon…
→第二再臨にコートの外側からストールを肩掛けにした姿。その多細かい諸々が増えたりしている。マフィアのボス。
・〈BEAST・Ⅳ:R〉『忿怒』
真名:サタナエル
→聖書に語られる大悪魔、その究極形態。BEASTⅡである『ティアマト』よりも一回りほど小さいが、内包する魔力は『ティアマト』はおろか『ゲーティア』以上で、基本攻撃がほぼ『魔法』の域。
その正体はサタンの持つ宝具の一つであり、元々『獣』であった『黙示録の獣』の存在を取り込んだことにより発現したもの。正式名は『
サーヴァントの通常攻撃を含める、あらゆる魔術攻撃を無効化し、半強制的に物理攻撃を強制させる。だがそもそも竜の身体なため、その物理さえも効きにくいという鬼畜仕様。加えて、サタナエルは宇宙そのものに匹敵するほどの魔力によって、隕石群や破壊光線など多岐に渡る攻撃を仕掛けてくる。
唯一の弱点としては、この宝具を展開中は、"これ"以外の宝具が展開できなくなるという欠点がある。また、完全体になるまで時間がかかることもあり、滅多には使わない。
撃破できないわけではないが、撃破するまでに世界の半分は焦土と化しているだろう。また、この『龍』はあくまで『前半』。後半にはこの『龍』が獣冠を授けた『BEAST・Ⅵ:L』が待っている。それなんて絶望…?
宿す原罪は『忿怒』であり『拒絶』。人間の、自ら救いの手を悉く拒絶するその姿に嘆き、怒り、そして決意した。人間が救い、救われることを拒絶するならば、他者と歩むことを拒絶するならば、それを構成する悉くを『拒絶』して全てを救ってやろう、と。
歪な世界を構築した神を憎み、己の救いたるものを拒絶し続ける人間に怒り、魔術なぞというイレギュラーを受け入れる世界を唾棄する。世界を破壊していることに気付こうともせず、一切のその全てをを拒絶して貪り尽くす。それでいて拒絶されたことへの理不尽な怒りを抱き、他者を踏みにじる。
『ならばオレも、貴様らがしてきたことと同じものを返し、この世界を
これにより、彼の獣性は定まった。歪なる救済者の証である『ネガ・メサイヤ』を宿した『忿怒の獣』。それこそが、"BEAST・Ⅵ:R(=ira) サタナエル"である。
だが、そんな彼の根底にあるのは、『人類が理不尽な存在によって、己を奪われることの無い世界』であって欲しいという願いであり、この姿こそは、魔に属する者でありながら、ただひたすらに人を愛し続けてしまった者の末路なのである。
本作でチート級の強さを誇っているのは、空想樹の内包魔力を生命力ごと吸い取っているのに加えて、体内に所持する『煉獄の聖杯』によるバックアップがあるため。
それ故に、魔力消費を最小限にして最高の状態で敵を殲滅できる形になっている。
であるがために、そのどちらかが欠けた場合にはその消費量に耐えきれないばかりか、今まで抱えていたリソース分が暴走し、自滅する要因となるであろう。
・〈アサシン〉『
真名:アザゼル
→悪魔界隈の激ヤバ案件マン。普段からモノクロの道化師の様な全面仮面を着けていて素顔は誰にもわからない。『人間=オモチャ』という思考回路で、一方的に弄んだ後は殺してその皮を剥ぐ。剥いだ皮は自身の変装様に使われる。
手先がかなり器用で、前述の皮剥ぎでは、薄い皮膚を内部の筋繊維一本傷付けずにスラリと取れるほど。それだけでなく、金属加工なども得意(※詳しくは原典『旧約聖書/レビ記』参照)。
戦闘スタイルはかなりトリッキー。草刈り鎌に似て、内側が鋸歯状、外側が滑らかに反った二対の短剣で物理法則を無視した動きをする。
さらに相手の見知った相手に成り代わることもでき、割とえげつないこともやったりする。というかやる。
旧約聖書を見ると、『エグリゴリ』についての記載に、『人を愛した天使達が~』と続くが、本人にそんな人物がいたのかは不明。聞いても曖昧に返すだけで何も答えてくれない(というより聞く勇気があるだけでも凄い)。
ただ、穏やかで綺麗な夕日を、どこか寂しげに見ていることが多々あり、もしかすると、本当は愛した人がいたのかもしれない。
とにもかくにも、真実は本人のみぞ知る。
・〈アルターエゴ〉『
真名:マステマ
→性別は男。身長172,5cm、体重56,2kg。クズofクズ、グランドアルタークズ。どれぐらいクズかというと、マーリンと愉悦神父とキャスジルを掛けて割らずに二乗した状態。
神への信仰心や忠誠心を問うためならば笑顔で他人を巻き添えに殺す。さらに普段は民間人となんらかわりない魔力量と服装で行動するため、判別がつかないということからもクソっぷりがわかる。
性格は先程も言ったように、マーリンと愉悦神父とキャスジルを掛けて割らずに二乗したもの。殺しに躊躇はなく、誘惑は常に相手の弱い部分を突く。特に『天国へ向かうべき魂』を見つけると徹底した誘惑という名の試練を行い、それを乗り越えた者を天国へと半強制的に送らせる。そこに他者への配慮なんて一切合切無い。クズが。
戦闘面に関しては『秩序/善』の存在以外からの殺傷を無効化するというチートっぷり。しかも毒も精神攻撃も大して効かないという頭のおかしいやつ。ただし『秩序/善』か、もしくは強大なまでの絶対性を持つ『混沌/悪』の存在からの攻撃は防ぎきれないのでそこを突くべし。
『第一再臨』
→英語の黒Tシャツにジーパンというラフな格好。ここまでは普通。
【挿絵】→制作中
『第二再臨』
→第一再臨時の格好のままだが、周りにウィボスが二体ほど現れる。SANチェックの時間です。
【挿絵】→制作中
『第三再臨』
→背に灰色の二対四翼の灰色の翼が現れる。某深淵の遣い共よりも会話が成立するぶんヤバい。
【挿絵】→制作中
だぁぁクッソ長いッ!!
その他は感想次第で出します!クソ長いからな!覚悟しとけよ!!
逐次更新しておりんす。イラスト?まだや、待ってろ(白眼)