【完結済】Fate/Grand Order 煉獄魔境大罪記ゲヘナ/虚ろなる煉獄の聖杯【長編版】   作:朝霧=Uroboross

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アイェェッ!?お気に入り増えてるナンデ!?

ラップ勉強に時間かかりすぎました……


3-4 ポップなビート?ラップでファイト#1

「ここはベルフェゴール様が直々に経営なされているクラブハウスになります」

「あ、そう…………」

 

 ネビロスの淡々とした答えに、悶えうずくまるベルフェゴール(正確にはその分身個体)を見ながら、同情するかのようにしつつも何とも言えない顔をする立香。

 フロアの中心では、黒のジャケットやサングラスなど、ロックな格好をしてDJセットを鳴らすベルフェゴール本体の姿が。

 

「モウヤメテ…………コロシテ…………」

(((うわぁ………………)))

 

 そのあまりにもエンジョイしている姿と、分身個体の悲壮感漂う顔に、一同の表情が引き吊る。

 周りは未だ熱狂しており、逆にほぼ棒立ちな立香達はよく目立つ。それすなわち────―、

 

「Hey,men´s。待ってたZE?」

「「「うわぁ…………」」」

 

 今度こそ全員が心から引きつった声を口に出す。

 いかにもな格好をしたベルフェゴールが、いつの間にか立香達の近くまで来ており、声をかけてきたのである。

 

「連れてきたよ、"本体(オリジナル)"……」

「Year,サンキュー"妖精(ピクシー)"」

 

 分身個体は本体のベルフェゴールに、立香達を連れてきたという旨を伝えると、ベルフェゴールの手の上で糸が切れた人形のようになる。

 それをジャケットのポケットの中にいれて立香達に向き直るベルフェゴール。

 

「Hmmm,さてどうしようか?」

 

 ベルフェゴールが依然として"らしい"口調で考えるように問う。

 多少困惑しながらも立香は、

 

「えぇっと…………とりあえず────」

 

 脱出。と、答えようとした時、

 

「ヘーイそこのお主! このビートなかなかロックじゃのう!」

 

 先程入ってきたときからはしゃぎまくる信長、もといノッブが割り込んでくる。

 その発言を聞いたベルフェゴールはというと────、

 

「Oh,year! 分かるかいこのBeat!」

 

 とノリノリで返していた。

 そんなノッブに沖田は、「何ややってるんですか……」と言わんばかりに眉間を押さえ、BBに至っては嫌悪するかのように顔をしかめていた。

 

「うぬ! じゃがのう……? わしの方がまだまだロックじゃわい!」

「へぇ……?」

 

 ノッブの爆弾発言に、ベルフェゴールが含みある返しで反応する。

 あ、これまずい。そう全員が判断したが時既に遅し。

 

「Yearー! 皆聞いてくれぃ! 今! 彼女が俺たちよりもロックだって言ったZE!?」

 

 マイクを持って、どこからともなく出してきたボックスな上に立ち、この騒ぎの中よく聞こえる声で喋りだすベルフェゴール。

 その声に全員が振り返り、立香達を、正確にはベルフェゴールとノッブを見る。

 

「だから! どっちがロックか決着つけてやろうじゃねぇか!」

「Woooooooo!」

 

 一気に盛り上がる会場。ベルフェゴールがパチンと指を鳴らす。

 会場が暗転し、次の瞬間、立香達は中央の舞台の上にいた。

 

「今からMCバトルしてやるぜ! ネビロス!」

「これよりクラブ"ネクロ"MCバトルを執り行う。司会は私ネビロスが」

 

 歓声が上がる。ネビロスは面倒そうな顔をしながらも、そのまま仕方なしに司会を勤めていく。

 

「審判は左から、まずは部下のサルガタナス」

「ふぇぇぇん! 隠れてたのになんでバレてるのぉ!!」

 

 涙目で抗議の声を上げるサルガタナスと呼ばれた、ネビロスと似た軍服を着た少女。

 どちらかと言うとネビロスよりも地味な感じのする服ではあるが、どうしてか見た目よりも近寄りがたい空気がある。

 

「その隣、バーのマスター、ゲイザー氏」

「ヨロシク」

「「いや目玉じゃないですか!?」」

 

 歓声と共にBBと沖田の鋭いツッコミが入る。

 

「最後にカルデアから、藤丸立香とその仲間達」

「ははは……どうも……」

 

 同じく歓声が上がり、司会と審判の紹介が終わる。

 そしてノッブとベルフェゴールが互いに舞台に立って向き合う。その視線は今にも火花を散らかねない。

 

「青コーナー、DJもといMCスロウス。赤コーナー、チャレンジャー、ノッブ・ザ・ATUMORI」

「Wooooooooッ!」

 

 二人の闘志がさらに上がる。会場の熱気も同じく上がっていく。

「ノッブェ…………」と言う呟きが聞こえた気がするが、立香はスルーした。同じことを思ったがスルーした。

 

「DJ、8ビート刻み。鳴らし」

 

 ネビロスの指示がかかり、ベルフェゴールの代わりにDJをしている悪魔がDJセットを鳴らす。

 ビートを刻んだBGMが鳴り、二人はそのビートに乗ってリズムを刻んだり唇を潤していたりする。

 

「先攻後攻、ジャンケン」

 

 ノッブとベルフェゴールがジャンケンをする。

 

「先攻、青コーナー MCスロウス。後攻、赤コーナー ノッブ・ザ・ATUMORI。DJ用意(レディ)、Fight」

 

 ネビロスの開始の声がかかる。先に攻めるのはベルフェゴール。

 

「よゥ!こそおれの独壇場、ここはクラブハウス"ネクロ"。ノコノコやってきて即退場? 無様に負けて即惨状。ナめてくるならとっとと帰んな、甘い汁なんて有りはしねぇ。そもそもガキの来るとこじゃねぇ! 回れ右してねんねしなbaby!」

 

「舐めてるのはどっちだFancy、根暗か陽気かはっきりしなcrazy! そもそもワシも魔王じゃし? こんな程度で帰るのはありえないし? つか甘い汁すすってるのはどっちだって言いたいぐらいの差があるんじゃがワシピンチ? 両極端もいい加減にしろよワシ覇王じゃし!」

 

 




拙いのは………勘弁してくれ……

実験ついでにアンケートでも取ります。自分の望む方をお選び下さいまし(ぶっちゃけラップできるやつはすげぇよ)。期限は、まぁ9/1までで。

MCバトルの内容、全部本編で見たいか否か

  • 本編で全部みたい!
  • 別にこのままでいい、見たくない。
  • 幕間みたいに別途話で見てみたい!
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