【完結済】Fate/Grand Order 煉獄魔境大罪記ゲヘナ/虚ろなる煉獄の聖杯【長編版】 作:朝霧=Uroboross
書かねば……あぁ、かかなければ………
まぁゴッホちゃんはうちにはいないんですけど((
鎌倉始まりましたねぇ……カゲキヨェ……
今現在書いてるオリサバ含めると、我が家はアヴェンジャー大杉なんですよねぇ……(なお筆頭はサタン)
アヴェンジャー大好きっ子じゃダメですか?ダメですか。そ↑ぅで↑すか(道満風)……
サタンの眷族たるファミリアー達の銃撃を掻い潜り、立香達は街の中を駆けていく。
避けきれないものはマシュの盾で防ぎ、時には迎撃し、街の中央になる天空塔まで一直線に走っていく。
『──急いだ方がいい!向こうは既に、空想樹に何かしらしているはずだ!』
「空想樹"パンドラ"……──名前からして、あまり良いものではなさそうだ、な!」
飛来してきた銃弾を、その手に持つ二対の中華剣ど弾き、それらを投げ当てて反撃しているエミヤ。
街中には既にハサンらが侵入し、ある程度の"掃除"がなされていたが、それでもファミリアー達は次から次へと現れ、立香らを先に行かせまいと妨害してくる。
「……おかしい」
「アーサー?」
立香の先陣を切り、状況をよく見ていたアーサーは、ふとした疑問をこぼす。
「彼ら、先程からずっと僕らが進むのを足止めしているような感じがする」
「足止めだぁ?んなもん、なぁんでまた……」
ひぃひぃと肩で息をしながら、アーサーの持った疑問に対してくたびれた様子も隠しもせずに問うアンリマユ。
そんな会話の中でも銃弾は止まず、退避した路地裏の角が銃弾によって削れていく。それを見て、角の外を警戒しつつ話を進めていく。
「本当に世界を破壊することだけなら、時間稼ぎなんていらないはずだよ。何せ、ビーストの霊基を持っているんだからね」
「つまり……塔の内部で何かしているってこと?」
立香の推測に、アーサーは黙って頷く。そうしていると、外のファミリアー達が、先に侵入していたハサン達によって落とされていく。
外の敵が落とされていくのを見ながら、立香はまた塔へと走る。
「中で何をしているかは知らんが……急いだ方が良さそうだな」
「魔神さんもそう思うぞ。なんだか嫌な予感がピンピンだ」
走る速度をほんのりと上げて、立香達は銃弾の雨の中を走り抜けていく。
そうして走っていくことしばらく。ついに塔が見える大通りへと出た立香達。遠くではあるが、塔内部への入り口を自認できた。
「あそこだ──────」
「──ッ!?待てマスターッ!!」
エミヤに首根っこを掴まれ、塔の入り口へと走りだそうとしていた立香を引き止める。いきなり首根っこを掴まれたことで、危うく転びかける立香。
だが、転びそうになったということよりも、突如としてバベルの街全体に地震が起き始める。それはどうやら、天空塔、強いては塔内部の空想樹から起こっているようであった。
「これは────」
「遅かったか……ッ」
エミヤが歯噛みする。その次の瞬間、地震も収まっていないのに塔の外壁に亀裂が走る。それも、一つではなく、無数に、次々とひび割れていく。
不吉な音を鳴らしながら、亀裂を増やしていく外壁。とその時、亀裂が一際深く刻まれ、それを突き破って巨大な蛇のような竜の頭が現れる。それは一つだけではなく、二つ、三つと増えていき、ついには計六つの蛇頭竜が現れてくる。
「なんっ……」
皆が絶句している中ただ一人、アンリマユだけはそれをどこか見たことがあるかのような風体でならみつけていた。
「『黙示録の獣』じゃねぇか……ッ!!」
一際大きく外壁が砕かれ、中から禍々しい紅蓮の身体を持つ、巨大な二本の"角"を持った竜が現れる。四対八本の腕を砕けた外壁の穴の淵に置き、身体を乗り出す。
その異様さは語るべくもなく、その振り撒く瘴気はそれほど近くではないにしろ
『ォォォォォオオオオオオオ────────!!』
雄叫びを上げる。地が震え、空に木霊し、勇気あるものの心を砕くかのような寒気が襲い来る。
まるでそれは、『終焉』という言葉そのものがカタチをとったかのようなものであり、『絶望』という存在そのものであるかのように感じとれた。
「──"其は、終焉をもたらし得る存在である。赤き竜にして『獣』の王。究極の終末であり、神が遺した呪いであり、神を喰らう厄災である"ってネ」
後ろから詩を読むかのような声がし、すぐさま後ろを振り替える。そこには、『獣』を見上げながら佇む、道化師のようなモノクロの仮面をつけた者──アザゼルが立っていた。
「遅かったじゃなぁい、カルデアの皆サン?♪物語はもうクライマックスだヨ?」
「あ、アザゼル……!!」
アザゼルに気付き、すぐさま立香の前で盾を構えるマシュ。他の面々もまたここにきてのアザゼルの登場に、警戒度を極限にまで上げていた。
そんな中、いつになく真面目な空気を出し、アザゼルを鋭く見つめるアンリマユが口を開く。
「おいアザゼル……なんであれが"
「──『サタン』さ、アンリマユ。彼は遂に本当の『獣』の力を手にいれたのさ」
地を鳴らして、未だ戦闘を続けている方舟の方へと進む『獣』。足元の建物は踏み締められる度に塵に変じていき、地面は死した不毛の土へと変わっていく。
それを背景にするかのようにアザゼルが宙へ浮き、高らかにその声を上げる。
「これこそが本来の『終焉』の竜!!『終末』を体現せし存在!!『忿怒』の"獣"のあるべき姿!!彼は遂に成ったんだ!!このクソッタレた世界を終わらせる存在に!!さぁ高らかに名を挙げよう!!彼の名は、そう──────
さぁ、終わらせよう。全て、全て、ボクらの手で──」
空想樹パンドラ
→クラスは『アヴェンジャー』。
これまで(二部三章まで)において最大規模の空想樹。カルデアが観測したのは北欧、ないしは秦国ほどだが、その実態は既に地球全土を覆い尽くせるほど。
だが、根が煉獄(正確には樹の先端が煉獄)にあるため、実情としては、『地球全土を覆えるが、実質地下なため不可能な状態』である。
これを利用し、サタンとアザゼルが手を加え、ゼルレッチよろしく平行世界の観測・干渉を可能にした。なお、現在は集めた魔力の大半を『サタナエル』に持っていかれた為、一時的な休眠状態。
【修正版】サタンvs◯◯!!エンディングに見たいのは! 【主土下座】
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正義を夢見た守護者
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ただ一度の為の魔神剣
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獣を追い続けた聖剣使い
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不遜なる薔薇の皇帝
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監獄より這い出た復讐者