魔獣創造がはっちゃけた   作:静かなるモアイ

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あの原作キャラが覚醒します(笑)


ファルビウム岩

数日後。駒王町には新たな名所が出来ていた。

 

その名所は不気味な有り様とは裏腹に町民に親しまれ、今では友人同士や恋人の待ち合わせスポットと成っている。

 

『ギー…』

 

それはファルビウム岩。一言で言うなら人面の形をした不気味な岩なのだが、これは元と言えばクレイジーダイヤモンドの力で岩と永久合体させられたファルビウム・アスモデウスの成れの果てである。だが、果たして誰がこのファルビウム岩をアスモデウスの成れの果てだと理解できるだろうか?

 

『ギ』

 

ただ一点しか見つめる事を許されず、言葉は不気味な呻き声しか話せず、動くことも人外の力も発揮できない。ファルビウムは永遠にこの場所に佇むのだった。やがて、ファルビウムは考えるのを辞めた。

 

「よっ!ファルビウム!」

 

挨拶を交わし、1人の青年がファルビウム岩の前を通過する。彼はファルビウムをファルビウム岩に変えた張本人であり、日本政府のリーサル・ウェポンである千手エンマその人である。因みにファルビウム岩を駒王に気紛れで持ってきたのも、エンマである。

 

「さてと…騒がしい日常が始まりそうだ」

 

そう言うエンマの服装は私服でもなく、ましてや忍者装束(ナルト)でもない。フォーマルスーツ、彼はちょっとしたお仕事がこれから駒王で始まるためにスーツ姿でやって来たのである。

 

 

 

一方。一誠はアーシアと共に駒王学園の前にやって来ていた。だが、正門に書かれた『私立駒王学園』から『国立駒王学園』に変わっていたのだ。

 

「国立に変わってやがる」

「変わっちゃいましたね」

 

駒王学園、見事に国の手中に納められる。間違いなくゼクラムと愉快な仲間達がゴジラの元老院総辞職ビームの直撃で消滅し、序に公共施設を金の力で潰した人間でありながらゼクラムの支持者もお仕置きしたので、国が手中に納めたのだろう。

 

しかし、世界は既に隠されていた筈の裏側の事が明らかに成っており神仏の実在や神器という人間の可能性が明らかに成っている。いくらクトゥルフを美少女に脳内変換したり、過去から神と共に過ごしてきた日本とは言え変化が無い訳では無いのだ。

 

「お前、神器の検査どうだった?」

 

「おう!なんか、光の矢を放つ凄い奴だったぞ!」

 

「見てくれよ!俺の籠手。龍の手とか言うやつで、ドラゴンが封じられているんだと!」

 

「私は神器なかったな…でも、魔術回路が20本も有ったんだよ!」

 

と…最近知られるように成った神器や魔術を使う為の魔術回路等の話を生徒達は行っていた。だが、一誠としては聞かない…或いは会話に入らないように出来るだけしようとした。

神器を宿していた、その神器が世界でも13個しかない危険な物であり、宿していたから暗殺されかけた。今は暗殺の心配は無いが、一誠は自分の籠手を自慢したくはなかった。大勢の生徒が神器や魔術回路をお互いに自慢してるが一誠はしたくなかった。

 

「俺は……自慢なんて出来ないよ」

「まあ、自慢は1人でネルギガンテを倒せるようになってからな!」

 

すると、バシュン!と音が響き、一誠の背後にエンマが現れた。勿論、飛雷神で飛んできたのだ。

 

「うぉ!?エンマさん!?」

 

まさかのエンマの登場に驚く一誠。

 

「今日から、俺は駒王の非常勤講師として裏側の防衛術や知識を教えるから宜しくな!」

「なんて日だ!!」

 

そう、エンマが律儀にスーツ姿の訳は単純。今日から駒王学園で裏側に関する非常勤講師として、防衛術や知識適正のある人物には魔術や神器の扱い方を教えにやって来たのだ。

 

「俺の授業は必須と選択が有って、選択は魔術や神器の使い方を教える物だが…お前は強制参加な!」

 

エンマの授業は2つ。裏側の知識、神仏や悪魔等の亜人の解説等の授業。そして選択制で神器や魔術の指導講座なのだが…一誠は当たり前のように強制参加である。

 

「なに…お前は俺がついてる!なにせ、世界から色んな意味で認められた魔獣創造の宿り主である俺から学校でもプライベートでも教えて貰えるんだぞ?

こんな機会は絶対に無い。忍術、魔術、神器の使い方、近接戦闘の極意、陰陽道!これらを一気に学べるからな!他の生徒とは違い、お前は最高にツイテルぞ!」

 

ニヤリと笑みを浮かべ、サムズアップするエンマ。確かに世界で第6の魔法使いと呼ばれ、歴代最強クラスの人間から戦闘技術は勿論、忍術、魔術、神器の扱い方を教わるのだ。こんな機会に恵まれた人物は後にも先にも一誠しか居ないだろう。

実戦向けの練習相手もモンハンのモンスター、火星ゴキブリ達と問題はなく仮に一誠が死んでしまっても禁手 グレート・スピリッツの全知全能で蘇生!万事解決!何度でも、何度でもやり直しが出来る。しかも、修行部屋は精神と時の部屋……何百倍も効率の良い修行が出来るのだ。

 

「全然、ついてねぇぇぇぇ!!!!ツイテルって絶対に別のツイテルだぁぁ!!」

 

一誠の心からの叫びが駒王学園全体に響いた。

 

 

一方その頃、グレモリー眷属の木場くんは。

 

木場くんは本名をイザイヤという。そう、数年前、入れ違いでエンマが救助出来なかったジャネット達と共に人体実験を受けていた被験体だ。

彼はジャネットに逃がされた後、リアスに救われて悪魔に成ったのだ。そんな彼だが、イザイヤである事を知ったエンマの手でジャネット達と再会し…日常を謳歌している。

 

『エンマさん。僕も創造系の神器なんですが…』

『お前に最高の教科書をやろう。ジャネットもこれで強くなったぞ!』

 

とエンマに相談した結果、木場はゲームをやることに成ったのだ。エンマが教科書として木場に手渡した教科書はドラゴンクエストシリーズ、ファイナルファンタジーシリーズ、そしてデビルメイクライシリーズだ。

 

デビルメイクライシリーズを1から5まで全部やった木場は立ち上がる。そして、右手に1本の刀を呼び出した。その刀は閻魔刀、主人公ダンテの兄バージルの刀だ。

 

I need more power(もっと力を)!!!」

 

次の瞬間、デビルメイクライ5でバージルお兄ちゃんが行った真魔人化を木場は行った。真魔人化を行った影響で周囲に風が吹き荒れ、木々の葉っぱは何枚か散っては燃えていく。

 

木場…覚醒する。やはり、サブカルチャーは偉大である。

 

そして…一誠のツッコム相手がまた1人増えた。




やはり…創造系の神器は全部神滅具だった!?

日本は平和だが、世界は動く。迫り来る駒王の保護者参観と2回目の首脳会談、そして……

オーディン「レーティングゲームを国際的にやらんかの?ワシはあれが好きなんじゃ」

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