魔獣創造がはっちゃけた   作:静かなるモアイ

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始まる?悪魔のレーティングゲーム

ルーキーズ・フォー。後に歴史に刻まれるレーティングゲームの若手悪魔が率いる4つのチームの事である。彼等は最終的に全員が年齢離れした圧倒的な力を保有するようになり、神クラスと称される程のチームと互角以上に戦える存在に成るのだ。

 

リアス・グレモリー、ソーナ・シトリー、サイラオーグ・バアル、シーグヴァイラ・アガレス。彼等が…或いは彼女達がルーキーズ・フォーと呼ばれるようになり、レーティングゲームでお茶の間を楽しませる事に成ることは未だ誰も知らない。

 

一方その頃、エンマと彼の弟子?である一誠は相変わらず、採石場で修行を行っていた。勿論、一誠は夏休み強化合宿の真っ最中であり逃げることは許されない。それでもやらなければ成らないのだ。

 

「ぬぉおおお!!」

 

一誠は影分身を使い、10人に分身してモンハンの代名詞と言えるモンスター 赤い色が特徴で十数メートル程の大きさを誇る飛竜 リオレウスと戦っていた。

一誠が影分身を習得した訳だが、今後の為にもエンマの手で強制的に習得させられた為である。影分身は消えれば本体に影分身が習得した情報が還元される。その還元される物の中には経験値も含まれており、複数人で影分身を行って修行すればするほど多くの経験値が入るのだ。

それに今は禁手を使い、鎧を纏っている。この事から禁手を使う修行×10を行う事が出来るのだ。

 

2人になれば2倍、4人に成れば4倍、10人になれば10倍と効率良く訓練できる。その上、一誠は赤龍帝であり長谷川さん(ドライグ)の人柱力なのでチャクラは豊富に有る。問題なく、影分身を行う事が出来るのだ。

 

「ぐぅぅおお!!」

 

だが、相手は空の王者リオレウス。尻尾の攻撃で1人の影分身が消され、足のポイズンキックでもう1人がやられていく。だが、一誠達は諦めず、リオレウスを攻撃してダメージを与えていく。リオレウスの弱点は頭部だ。頭部に重点的にダメージを与えていく。やがて、1人の一誠の拳がクリーンヒットして…リオレウスは目眩を起こした。リオレウスは目眩で動けず、チャンス到来だ。

 

「「行くぞ!!」」

 

一誠はぶっちゃけ不器用だ。なんとか習得できた術も影分身位であり、魔術を使おうにも一誠本人が持つ魔術回路は一本も無い。だが、赤龍帝という人柱力ならではの戦い方も有るのだ。

 

一誠達は両手の掌に気を集め…気はどんどん青い球体に集まっていく。

 

「「かめはめ波だ!!」」

 

かめはめ波。昔のジャンプを支えた偉大すぎる漫画であるドラゴンボールの代名詞とも言える必殺技だ。悟空を始め、クリリン等の主要人物の多くが修得しており、気を溜めて熱線のように解き放つシンプルだがカッコ良い必殺技だ。

 

解き放たれたかめはめ波は真っ直ぐにリオレウスに直撃し、計5発のかめはめ波を受けたリオレウスは倒れ、光の粒子になって消滅した。一誠は勝ったのだ。

 

「勝った!勝ったぞ!!」

 

役目を終えた影分身は消えて、一誠に経験値が還元される。一誠は一度に10人程度しか出来ないがエンマはこれを100人単位で行っているのだ。

 

「良し、それじゃ次は希少種いってみっか!」

「ハードル上がりすぎですけど!!」

 

普通のリオレウスとリオレウス希少種の強さは雲泥の差だ。もはや、別格と言っても過言ではない。リオレウスを雑魚だとすれば、リオレウス希少種は大ボスと言って良い程に実力差が有るのだ。

 

「先ずは亜種からでしょ!」

「細かい事は気にすんな!おっと…失礼、連絡だ」

 

突如として政府から連絡が来て、エンマはスマホを確認する。そこにはこう書かれていた。

 

『北欧神話を含め、様々な神話の主神からの要請により若手悪魔のレーティングゲームとレーティングゲームの国際大会を開催する事が決まった。

元々、悪魔政権は毎年年若い悪魔同士でレーティングゲームの交流戦を行ってるそうで、その代わりとして行うこととする。

レーティングゲームの国際大会は北欧神話が主催者として運営する。今年から来年3月まではレーティングゲームが完全には普及しておらず、お試しとしてエキシビジョン期間とする。

 

それと、アメリカのラスベガスで聖書主催による神話サミットが開催。日本政府からは神津総理と天照大御神の遣いが参加するので、護衛として参加するように。なお、兵藤一誠のパスポートは此方で用意した』

 

そのメッセージをエンマは一誠に見せた。

 

「喜べよ!アメリカのラスベガスにタダで旅行出来るぜ!」

「なんで…なんで俺までぇぇぇぇぇぇぇ!!」

 

採石場に一誠の叫びが木霊した。

 

 

 

8月2日。

 

政府専用機に総理と天照大御神の遣いである九尾の狐の妖怪であるすんごい爆乳のお姉さん、その妖怪のお姉さんの娘と思われる幼児の妖怪。彼等と共にエンマと一誠はアメリカに飛び立った。

 

当日の予定を確認しながら秘書と話す神津総理、初めて乗った飛行機におろおろする妖怪のお母さん、はしゃぎながらSwitchでポケモンを遊ぶ妖怪の幼児な女の子。

 

「さあ!!アメリカが俺達を待っている!!おっ、また新連載出てるじゃん。鬼滅に続くのか?それとも打ち切られるのか?」

 

ジャンプを読みながら、エンマははしゃぐ。対し、一誠は窓にしがみつくように外を見下ろし…

 

「俺だけでも帰してくださーーーーい!!」

 

その叫びは誰にも聞こえることなく、無視された。

 

因みに、若手悪魔のリアス・グレモリー達は既に現地に着いてるとか。




何気に政府専用機に乗った一誠。貴重な体験である(笑)

次回!ラスベガスに降り立った一誠達はサミットに参加する。
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