魔獣創造がはっちゃけた   作:静かなるモアイ

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遂に曹操さん達が登場。


動き出す英雄達?

北欧神話のロキ、日本に喧嘩を売り秒で滅ぼされる。その事は瞬く間に世界中に広がった。

 

とある神話では『本当に喧嘩を売るとは思わなかった。だが、それ以前にロキが死ぬとは思わなかった』

 

別の神話では『日本神話が動いたかと思ったが、ロキを倒したのは人間?それは不思議な事だ』

 

等々、様々な声が有る。だが、何処も共通して言えるのは北欧神話の王子であるロキが神ではなく、火影の称号を襲名したたった1人の人間の手で殺されたという事実が知れ渡った事だろう。

 

「アイツは…あの男は人間ではない!!」

 

だが、その事件からオーディンはなにかに怯えるように成ってしまった。今までは北欧の王族として北欧の土地で好き勝手に自由に振る舞いちやほやされてきた彼だが、その日を境にアスガルドで過ごしているそうだ。当然、彼の付き人達は騒然としたが同時に北欧の各国は認識を改めた。

 

『神様だから甘やかし過ぎたのでは?』

 

と表には出さないがそう認識した。北欧を含め、日本以外の各国では神様や超常の存在はちやほやされ続けている。ちやほやし続けた結果、浮かれたロキが日本で事に及んだのでは?と思う人々も出てきたのだ。何はともあれ、歴史が動いた瞬間だろう。

というか、認識を改めねば成らないだろう。ロキの好き勝手な振る舞いのお陰で、北欧各国はとんでもない金額の損害賠償を払う事に成ったのだ。勿論、抗議しようとした北欧各国だがロキが日本でテロ行為を行った事は事実であり、反論できる余地は何処にも無い。

 

だが、問題はそこだけでは終わらない。日本以外の先進国は様々な神話と共に、実質的にミカエル率いる聖書と和平を結んでいるのだ。ロキが北欧を裏切り、噂の禍の団に移籍してテロを起こしたならば未だ言い訳も出来ただろう。

だが、現実は無慈悲だ。ロキは北欧神話の王族のまま、和平を結んでいるまま各国の要人として、日本でテロ行為を行ったのだ。しかも日本は先進国で唯一和平を結んでいない。

 

その為か和平を結んだ先進国+様々な神話は日本から有らぬ疑惑さえも持たれたのだ。

 

『実は禍の団とやらも、他の神話の神々達の余興の為の自作自演では?』

 

と疑惑さえも持たれた。当然、否定する各国と神話だがロキがやってしまった事実が残るゆえに何とも言えないのが現実である。

 

「禍の団相手に同盟なんて結ぶ必要なんて、殆んど無いんだけどな」

 

各国の緊張が走るが、日本はそんな事を知らずに変わらぬ日常を過ごしている。未だ成田空港は修復中であり、運営再開には至っていないが全額北欧各国持ちなので気にしてはいけない。勿論、ロキのお陰で飛行機が飛ばせず出張や旅行にいけなくて迷惑がかかった慰謝料も全て北欧持ちである。

 

その為か日本では無事に新学期を迎え、エンマは外務省のデスクで新聞を読む。新聞には海外の事が書かれており、やはり海外ではロキの事件を受けて神様達は大慌てのようだ。当然だろう、今回の事件を受けてロキ同様他の神様も人々から『好き勝手に振る舞い、人間に危害を加えるのか?』と思われ始めたのだから。

 

「まあ。世間に出てきて政治に口出しするのはアンタ達だしな。俺は知らねー」

 

そう言って新聞を畳むエンマ。政治に口出し、王族のように振る舞う事を決めたのは海外で弁明に走る海外の神様やミカエルにアザゼル達だ。日本神話の神々のように政治には介入せず、現世は祭り等を楽しむ程度に抑えればこんな事には成らなかったかも知れないだろう。

 

「一番可哀想なのは、神々と国民の板挟みに成る政治家の人達かな?」

 

エンマはそう言うと飛雷神で消える。今日も一誠を鍛える日々が始まるのだ。エンマがNARUTO -ナルト-の柱間+マダラだとすると、是非とも一誠には悟空(当然、ドラゴンボール)に成って貰わなければ成らない。ヤムチャで終わっては成らないのだ。

 

 

 

「一誠!!喜べ!!今日から、古龍種を討伐する訓練が始まるぞ!!ネルギガンテ、テオテスカトル、ナナテスカトリ、クシャルダオラ、アルバトリオン、さあ!何れが良いんだ?」

「1つ、降臨させちゃダメなヤツ混じってるんですけど!!」

 

一誠。無事に修行相手が飛竜種から古龍種に進化する。

 

 

 

その頃、羽田空港。成田空港と同じく日本の玄関口である羽田空港であるが、その税関を1人の少年と付き人の月兎の天女が通過した。その少年はアリスとそっくりな顔立ちで、手荷物に『くそみそテクニック』という漫画を持っている。

 

「はい。久遠寺イナバさん、鈴仙さんですね?どうぞお通りください」

 

もう1人のおバカが帰国した。

 

 

その日の夜。日本の日本海側某所。そこには数十人程の集団が暗闇に紛れ、ボートに乗って日本に不法侵入していた。

 

「ふっ…遂に俺達の時代が来たな」

 

その集団を率いるのは曹操。最強の神滅具 黄昏の聖槍を宿した身分詐称の東洋人である。彼は自分がスカウトした神器持ちの人間を引き連れ、禍の団に入って活動を行っていたのだ。

その派閥の名前は英雄派。彼等の幹部達は英雄の末裔や英雄の生まれ変わり(自称)であり、曹操を含めて彼等は英雄の力を持っているのだ。

 

曹操、ヘラクレス、ジークフリート、アーサー王、孫悟空、ゲオルグ。幹部は全員、偉大なる英雄の末裔及び生まれ変わり(何度でも言うが自称)である。

 

「俺の霧で転移すれば、税関送りだからな」

「そうなれば、火影にバレて殺られかねない。俺達が束になれば火影程度は勝てそうだが」

 

勝てません。

 

「行くぜ!俺達は英雄に成るために、京都を目指す!!そこで京都の妖狐を殺し、英雄の価値を世界に広めるのだ!!」

「「「オォォオオオオオ!!」」」

 

この時、曹操は思わなかった。どうしてこの時はこんな行動を取ったのだろうか?普通に日本政府に自分達を売り込んだ方が絶対に良かった、そうするべきだったと後悔することを。

 

火影からは逃げられない。絶対に。




所で曹操きゅんの運命は!?
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