神代表チーム
オーディン。
ゼウス。
ヴァーザル。
アポロン。
トール。
ポセイドン。
バルドル。
この上記の皆様は1時間後、下の皆様の手で表社会から消え去る事に成るのだった。
「よーし!取り合えず、サーチアンド・デストロイで宜しく!!
そういや、俺とグレート・ファザーさん、本物の騎士王以外は認識が有るんだったな」
エンマはこれから共に戦うメンバーを見てそう言った。彼の視界に映るのは、エンマと同じく人間代表として選ばれた選りすぐりの戦士だ。正に、最強の人間達と言えるだろう。
「おう!そうだな。流石に人間の社会に成ったのに、ゼウス達が好き勝手に動いてはダメだな。あれじゃ、俺が人間を守る為に神に堕ちた意味がない」
そう言うのは身長2メートルごえの身長を持つmuscleな青年。名前をヘラクレス、人としての名前はアルケイデスと言う大英雄である(見た目 終末のワルキューレ、能力 Fate)。因みにヘラクレス曰く、本体が生きている時に自分がサーヴァントとして召喚されれば影分身のような感じに成るそうで、彼は黒のアーチャーとして聖杯戦争に参加したのだ。
「さてと…一番槍は頼めるか?赤のランサー」
ヘラクレスがそう呼ぶのは白い髪に黄金の具足を纏った青年。とは言え、神仏の事が明らかにされテレビを見ていた人々は彼を誰なのか知っている。インドが誇る大英雄カルナ(Fate)である。
「頼まれた限りは俺がやろう」
本来、カルナは史実で死んでいる。それは事実であるが、彼は聖杯大戦で赤のランサーとして召喚されて色々あって受肉したのだ。因みにテレビで帝釈天と梵天と共に出たのは、インドの屋台を巡ってる時に出てくれと頼まれた為である。
「バーサーカー。お前はどうする?この世界のお前を倒しに行くのか?」
カルナは赤い髪を持った青年にそう言う。その青年はイナバが時計塔からの依頼で参加した聖杯大戦で召喚し、共に戦ったサーヴァントだ。だが、彼はこの世界のサーヴァントではない、エリセのギャーさんと同じく平行世界のサーヴァントなのだ。
「そうだな。先ずはそうさせてもらう」
バーサーカーは大きな鉄槌を担ぐと、先に戦場に向かっていった。因みに戦いは既に始まっているが、エンマ達は未だのんびりとしている。
「それじゃあ、私も行かせてもらう」
青色の鎧姿の金髪碧眼のイケメンがそう言い、戦場に向かっていった。彼こそが、自称アーサー王の御先祖様であり正真正銘のアーサー・ペンドラゴンことアルトリウス・ペンドラゴン(Fate プロトセイバー)である。
「ふむ!アルトリウス君とバーサーカー君は行ったか」
そう言う我らが仮面ライダーブラックRXに変身した南光太郎。そこ、彼1人でオーバーキルとか言わない。
「それじゃあ。子供達も行ったし、俺も行くよ」
そして…ほぼ全裸…強いて弁護するなら股間の大事な所を葉っぱで隠した青年も戦場に向かっていった。そう、彼こそは人類史上初の雄であり男、屈指の拳骨主義であり、全ての人類の祖先であるアダムである。
アダムは自分の末裔達が神の身勝手に色々とやられたのを知り、子供達を助ける為にこの戦いに参加したのだ。今は立川のボロアパートで暮らしてるとか。
「それじゃあ…行くか!!」
エンマ、ヘラクレス、RX、カルナの順番でジョースター家エジプトツアーの出発と同じような感じにジョジョ立ちを決めて、男達は戦場に向かっていった。
因みに今、こうしてエンマ達がのんびりと準備できてる訳だが無数のじょうじ君が時間稼ぎをしている訳である。
では…神様に起きた悲劇を御覧ください。
「あっ!情けとか入らないから。相手は神様だしな」
エンマ達の作戦は単純。情けなし、サーチアンドデストロイ!である。
先ず、犠牲に成った神はバルドルであった。
「無駄だよヘラクレス。僕にはダメージを与えることは出来ないさ。君も僕の体質は知ってるだろ?」
バルドルは如何なる攻撃でも傷を着けることは出来ない。それは神話が証明してきた。バルドルを傷付ける事が可能な武器は只1つ、いや…最早武器ではない幼い宿り木だけなのだ。そんな宿り木では致命傷を与えることは不可能。
それは最強の英雄 ヘラクレスでも同じだった。ヘラクレスの矢も棍棒も、バルドルを前にすれば無効。言わば、バルドルは常時攻撃の無力化を使ってる状態なのだ。
「なら…僕を殴って証明しないかい?」
「はは。そうだな。そんなに言うなら試してやるよ」
ヘラクレスは弓を地面に置くと、ゆっくりとバルドルに近付いていく。
「お前…バカだろ」
そしてヘラクレスは殴るのではなく、バルドルの首を思いっきり腕で閉めたのだ。
「あががが!?うぐぅ!?」
ヘラクレスの豪腕からは逃げられず、バルドルの顔はドンドンと青くなる。確かにバルドルに傷を着けるのは不可能だ。しかし、ヘラクレスは傷を付けられない相手を倒す術を知っている。それは彼が十二の試練を突破する際に何度もやった必殺技である。
傷付ける事は出来なくても、首を絞めて倒すことは出来る。その結果、バルドルは意識を完全に失い口から白い泡を吹き出した状態だ。
バルドル…再起不能。
次の犠牲者はアポロンだ。
「なんだ?」
アポロンの目の前に
太陽とは勿論、槍を持ったカルナである。だが、カルナが死んでいた筈の事はアポロンも知っており、アポロンは動揺を隠せない。と言うのも、帝釈天の息子であるアルジュナは生きているがカルナが死んだことは神様達からすれば常識だ。
だが、それでもアポロンは余裕があった。何故なら、カルナは生前に呪いで大幅に弱体化されて、忙殺に近い状態で殺されたのだ。呪いの為にアポロンの敵ではな…
「ぶは!?」
だが、アポロンが反応する前にアポロンの身体は半分に切り裂けた。慢心していたとは言え、こうもあっさり反応出来なかった。いや、当然だろう。
カルナは伝承で天界、地獄、人間界の三界を制すると言われたのだ。唯の神の1人、問題はない。
「なんで…呪いは!?」
「受肉した後。久遠寺イナバの父親が解いてくれた。
父と同じく太陽の神よ、インドラとブラフマーから伝言だ。でしゃばるのは大概にしろとな」
カルナの言葉を受けて、アポロンは絶命した。
次の犠牲者はヴァーザルであった。
「ふん!!」
ヴァーザルはRX目掛けて鋭い蹴りを放つ。ヴァーザルの蹴りは神話一強力であり、その一撃はトールのミョルニルの一撃に匹敵するのだ。先ず、人間ならば耐えられない。
「効くだろ?俺の蹴り。俺の蹴りはトールの兄貴の一撃に匹敵するのさ。まあ、人間で耐えられるヤツは…」
いくらヴァーザルの蹴りが強くてもロボライダーには無意味。そして…ロボライダーは手に持つボルティックシューターの引鉄を引いた。
「ボルティックシューター!!」
「ほんげーーー!!」
だが流石は神。一撃では倒れない。そんなヴァーザル目掛けて、ロボライダーは計3発のボルティックシューターを放ち、ヴァーザルは再起不能に成った。
次の犠牲者はまさかのオーディンとポセイドンである。
「いけぇぇぇえええ!!これがサブカルチャーの本気じゃ!!
バハムート零式!!最大火力でテラフレアを放て!!」
エンマが呼び寄せたのは最強の軍神 バハムート零式。そしてバハムート零式が引き連れた無数…ざっと見て千を越えるバハムートの群れである。
しかも、このバハムート軍団とバハムート零式。神器ではなく、グレート・スピリッツの力で呼ばれたので性能は完全再現である。
しかも、オーディンとポセイドンは逃げられないように花樹海降臨で逃げ場を防がれている。
「こんな…こんな事が!?」
「これが…第6の魔法だと!?」
バハムート零式は全てを破壊する一撃の裁き テラフレアを口から放ち、便乗するように無数のバハムート達もメガフレアを解き放つ。
花粉の毒で痺れ、樹海の壁に四方を囲まれて逃げられない。そこへ、追い討ちをかけるテラフレアと無数のメガフレア。逃げることは不可能、逃れる事は不可能。オーディンとポセイドンは塵に成った。
「おい。私の出番は?」
出番を奪われたアーサーがエンマの肩を叩いた。
そして次の犠牲者はトールである。
「お前は…お前は…誰なんだ!!俺ではないが、俺と全く同じく神威を感じるぞ!!」
大きな槌ミョルニルを持った金髪の神 トールは有り得ざる現象に直面していた。何故なら彼の目の前にバーサーカーが居るのだが、その真名は…
「俺の真名はトールだ。純粋な神として産まれた俺よ」
そう…トール(終末のワルキューレ)である。伝承に曰く、オーディンは半神(母親は超人 父親神)と言われている。だが、この世界ではオーディンもトールも純粋な神だ。だから、サーヴァントに成ることはない。
だが、バーサーカーの世界でのオーディンは半神であり、その息子であるバーサーカーも半神なのでサーヴァントとして召喚できるのだ。
「そうか…ならば!!神トールの裁きをしれ!!」
「つまらん」
だが、トールはバーサーカーのミョルニルの一撃で粉砕された。
「貴様よりも、誰かの為に命をかけられるアストルフォの方が遥かに強い」
トール…戦死。
最後はゼウスである。
「ぐぅぅぅがががぁぁ!?」
だが、ゼウスは股間を抑え、悶え苦しんでいた。ゼウスと戦ってるのはアダムであり、アダムは聖書の神が全ての人間の始祖になるべく作り出した神のコピー。その為か、アダムは全ての神の力を一時的にコピー出来るのだ。
アダムがコピーしたのは日本神話の呪いの力。これで、ゼウスのイチモツを再起不能にしたのだ。
「これで…もう、悪さは出来ないね」
人間代表…圧勝!!
次回!神様終了してからのお話。