魔獣創造がはっちゃけた   作:静かなるモアイ

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その時…ウェイバーが動いた。


エルメロイ師団

神仏の実在が明らかにされ、世界は色々と変わった。だが同時に日本以外の各国は対応を迫られる事に成っていく。日本はその豊かな国民性の為か、皆御存知の通り人外も人として扱い何時も通りに過ごしている。

 

しかし…諸外国ではどうだろうか?例えば神々や天使はすんなり受け入れ、チヤホヤする。だが、悪魔や堕天使が相手ならどうだろうか?悪魔や堕天使は伝承では人を誑かし、堕落させたり欲望に誘惑したりする。勿論、適切な付き合い方をすれば問題ないが殆どの人はそれを理解せず恐怖的なステレオタイプ的な思考で悪魔や魔物だから悪だと判断する人も居るのだ。

 

いや、それだけではない。神仏以外にも魔術が使える魔術師や神器の存在も公に成り、新たな差別も産まれようとしていたのだ。

魔術師を恐れる者や、魔術の使えない人を軽蔑する魔術師。勿論、これを放置してはいけない。最悪の場合は魔術師と文明の力を多用する人間の間で戦いが起きてしまうのだ。そうなれば、内乱の始まりだ…確実に大勢が犠牲に成る。

 

「やれやれ…本当にいい加減にして欲しい物だ」

 

だから、イギリスでは彼が動いた。普通の人間の気持ちも分かり、更には魔術師であり、偉大なる征服王の意思を継いだ若き時計塔講師。

 

Mr.グレート・ビックベン!!時計塔一抱かれたい男!と様々な異名を持つ天才教師 ロード・エルメロイ二世ことウェイバー・ベルベットである。

 

イギリスではウェイバーの働き掛けで、何とか差別等は起きていない。しかし、イギリス政府が日本のように法整備を固めない為に、何時…何かの拍子で大規模な内乱に発展してしまうのか分からないのだ。

 

「だが…火影の息子を預かる者としては、なんとかしなければな。貴殿(ライダー)に笑われてしまう」

 

ウェイバー・ベルベットは故に行動を起こす。全てはイギリスの内乱を阻止する為だ。

 

只でさえ、EU離脱騒動の時にカトリックとプロテスタントの争いが起きたイギリスだ。今は一般人と魔術師の争いが起きかねない。事実、魔術師は裏側の事を秘匿すべきだったと主張し続けている。一方、人間側は真実を明らかにしろと主張している。

 

「やってやるさ」

 

偉大なる時計塔講師はコートを羽織り、先に待つ教え子達の所に向かう。彼等に課せられた任務は日本に向かい、外交が待っている。

全てはイギリスの争いを完全に防ぐためだ。魔術師と人間が本当に共存出来るようにも彼は行わなければ成らない。その為には人外との共存を正しく対等という形で成し得た日本の協力が必要なのだ。

 

「教授!!行きますよ!!イナバの飛雷神で!」

「そうだな」

 

ロード・エルメロイ二世含め、彼の門下生数名はイナバの飛雷神で飛んだ。場所は日本、勿論…日本の制度上、降り立つのは復活したばかりの成田空港である。

 

後の四代目火影とその裏側の仲間達が織り成す外交のデビューであった。

 

ロード・エルメロイ二世(本名ウェイバー・ベルベット)。現代魔術科の教授。

 

久遠寺イナバ。エルメロイ教室門下生、時計塔の核弾頭(色んな意味で)。

 

フィオレ。エルメロイ教室教員研修生、別名 イナバの時計塔での保護者。

 

ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ。エルメロイ家若き当主、実は未だ中3。

 

鈴仙。神としてのイナバの付き人。

 

ルフェイ・ペンドラゴン。ペンドラゴン家次期当主(兄は資格剥奪)。

 

赤のバーサーカー&赤のセイバー。護衛。

 

 

 

 

「この空港で仕事するのも久しぶりね!」

 

税関のジャネットさん。成田空港に戻る。

 

 




次回!入国のウェイバーさん。果たして、エルメロイ教室は無事にジャネットさんの入国審査を突破出来るのか!?
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