魔獣創造がはっちゃけた   作:静かなるモアイ

61 / 87
さあ…寄食タイム!!


原作リアス「寄食って凄いわね」

結果。エンマセレクションの高校生チームの勝利。その結果、原作世界からやって来た兵藤一誠ことイッセーは今では希少に成りつつある、缶詰め仕様のエピキュアーチーズを食べることが決定した。

 

では改めてエピキュアーチーズに着いて説明しよう。エピキュアーチーズは缶詰めの中で発酵を行うニュージーランドのチーズであり、発酵で産まれたガスの影響で缶詰めがパンパンに膨らんだチーズである。普通のチーズと違い、缶詰めの中で発酵させる為なのか開封した瞬間は絶対王者シュールストレミングに敵わないものの…物凄く臭い。

因みに最近では缶ではなく、普通のチーズのように売られているエピキュアーチーズの方が主流になってしまい、臭い缶詰めのエピキュアーチーズは希少に成ってしまった。理由は臭くて売れないから(味は美味しい)。

 

「「はい!チーズ!チーズ!エピキュアーチーズ!!」」

 

ノリノリで手を叩き、エンマとイナバ親子は悪戯そうに笑みを浮かべる。彼等の後ろにはイッセーを除いた原作グレモリー眷属の皆様が苦笑いを浮かべており、エンマとイナバの視線の先には1つのモニターが有る。

そのモニターには別室の様子が映し出されており、その別室には複数の火星ゴキブリことじょうじ君の監視の元で、イッセーが椅子に座り…テーブルの上には缶切りとフォーク、そして未開封のエピキュアーチーズの缶が置かれていたのだ。

勿論、缶はパンパンに膨れ上がり、中には炭酸ガス等の発酵で出来る気体が充満してるのだ。

 

「なんだろう…自分で見てて、自分が可哀想に成ってきた」

 

一誠は画面越しとは言え、じょうじ君に包囲されて食べなければならない状況に追い込まれた自分と同じ顔をしたイッセーを見て苦笑いを浮かべるのだった。

 

だが、画面に映るイッセーは怖くてエピキュアーチーズの缶を開封できない。

 

「じょうじ…」

 

見かねた1体の火星ゴキブリが痺れを切らし、缶切りでエピキュアーチーズを開封した。すると、パンパンに缶を膨らませていた炭酸ガスと悪臭が一度に噴出され。

 

「あべし!?」

 

納豆の約4倍を誇る激臭がイッセーを襲う。そして、1体のじょうじ君はナイフとフォークでエピキュアーチーズを切り分け、イッセーの口の中にチーズを入れた。

 

「くさ!?…だけど…滅茶苦茶旨い!!」

 

エピキュアーチーズは世界で一番臭いチーズだと言われているが、シュールストレミングと違い愛好家が多い。何故なら普通に濃厚で美味しいためだ。

 

「じょうじ…」

 

しかし、それだけでは面白くない。だが、王者シュールストレミングを出せば久遠寺屋敷で過ごす子供達に絶大な迷惑がかかってしまう。迷惑の掛からず、激臭アイテム食材ならまだ実在する。

 

「じょうじ」

 

じょうじ君はタッパーに入ったそれをイッセーに食べさせる為に机の上に置いた。タッパーに入ったそれは何やら魚の刺身のようにも見える。色から判断して白身魚に近いかも知れないだろう。

 

「これも頂いて良いのか?」

「じょうじ」

 

イッセーの為にもじょうじはタッパーを解放した。その中からは…

 

「オンギャァァァァァア!!」

 

物凄く小便に近い臭い、アンモニア臭が一気に部屋中に広がった。

 

その食べ物はホンオフェ。韓国の高級料理であり、ガンギエイの切り身を壺などに入れて発酵させた切り身だ。しかし、エイやサメ等の軟骨魚類の多くは身体にアンモニアを蓄える習性が有り、そのアンモニアの発酵が進んで小便臭くなるのだ。

 

「じょうじ」

「アンギャァァァァ!!」

 

じょうじ君はイッセーの口の中にホンオフェを1つ、放り込ませた。なお、ホンオフェは食べると涙が出るほどに凄い刺激が有るそうで、その感想は食べた人しか味わえない程の達成感が有るそうだ。

 

 

 

 

「シュールストレミングと比べるとジャブだろ?」

「ジャブじゃねぇぇーよ!!」

 

エンマの言葉に対し、一誠はツッコミを入れた。西のシュールストレミング、東のホンオフェと言われており、ホンオフェはシュールストレミングの次に臭いと言われているのだ。

 

その後、エンマから連絡を受けた宝石爺さんの手で原作グレモリー眷属は原作世界に帰っていった。




次回!

アザゼル「助けてくれ!!このままじゃ…堕天使の国も消えてしまう!!」

エンマ「えっ?いや…堕天使の所はなにもなかっただろ?」

アザゼルが仲間と共に成田空港に駆け込む!?彼曰、天界の信仰心が無くなれば天界が滅び、同時に冥界(聖書)も滅ぶのだとか
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。