魔獣創造がはっちゃけた   作:静かなるモアイ

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女の戦いが始まる!!


ドキドキ!?婚約内定一次面接!?

久遠寺イナバ。駒王学園1年1組、下忍(実力は影レベル)。世界的に有名な久遠寺グループ代表の孫であり、あの日本処か世界最強レベルの男 初代火影である千手エンマの実子である。

 

当然ながら久遠寺グループの跡取りであり、後に火影に成ることが約束されたも同然な有力株の為に大勢の女性達が玉の輿やその他の社会政治等などの理由で婚約を申し込んでいる。

 

三咲町に有る公民館。そこは20年ほど前に久遠寺グループが出資して作った新しい公民館であり、そこには大勢の少女は勿論、大人のお姉さん達も集まっていた。彼女達は無事?にエンマ、アリス、久遠寺会長が行った書類審査を通過した女性達であり、彼女達は今日行われる婚約内定一次面接を受けるために遥々やって来たのだ。

 

そして一次面接を受けにやって来た彼女達の視線の先には、我らが初代火影である千手エンマが立っていたのだ。彼女達からすれば、義理の父親に成るかもしれない人。それゆえか、少女達は喉をごくりと鳴らす。

 

「えー…あーてすてす。どうも初めまして、書類選考を勝ち抜いた皆さん。私が初代火影でイナバの父親である千手エンマだ。

先ず…始めに皆さんに告げる事が有る。皆さんもご存知、イナバは財閥の孫であり同時に未来の火影が確定したっと言っても良いような子供だ。

その伴侶と成ることは息子と共に生きる事であり、生半可な人生は送れないと思ってくれ。その覚悟が無いものは…すまないがこの場で引き返してくれ」

 

イナバは将来の火影が確定したと言っても良い人間だ。と言うか、エンマ、トビオを除けば火影を任せられそうな人間は一誠とイナバしか居ない。一誠も火影に着くつもりは無いそうで、彼はイナバに譲ると語ってるので後の火影は間違いなくイナバだ。

火影だけではない。唯でさえ世界的に知名度の有る財閥の孫。この時点で普通に暮らせるのは不可能であり、間違いなくその伴侶も巻き込まれる。

 

だからこそ、エンマは覚悟が無いものはこの場で引き返してくれと告げたのだ。しかし、婚約希望の彼女達は引き返さない。彼女達は既に覚悟は出来ている。玉の輿、血継限界、一族の復興及び発展、財閥関係、等々の理由も有るのだが既に何らかの覚悟は出来ている。少なくとも、この場に集まった人達は他人を蹴落としても這い上がってくる覚悟は出来ているのだ。

 

「分かった。では呼ばれた人から個別に来てくれ。君達の健闘を祈るよ」

 

そして…エンマは飛雷神で面接部屋に消えた。今こそ、玉の輿等々を狙う少女達の他者を蹴落とす女の戦いが始まったのである。

 

 

面接室。

 

そこには面接官として、父親であるエンマ、教育係りのフィオレ、そして火影の右腕(ツッコミ要員)としての一誠が揃っていた。

 

「エンマさん…いよいよですね。女の戦いが始まりますわ」

「全くだ。まさか、リアルバチュラーに成るなんて思わなかった。女の本性がどんどん明らかに成っていくぞ、金が絡めば大抵の人間は悪くなるからな」

 

フィオレとエンマは苦笑いを浮かべ、これからの戦いを思う。人間はお金が絡めば悪くなる時が多い、脱税や横領、テレビで良く見る物でもこんな物で財閥の孫と結婚出来るならばお金に餓えた人々は正に本性を表すだろう。

 

「フィオレにエンマさん。そんな訳が無いじゃないですか…だいたい、2人とも言いすぎですよ。確かにお金で人が変わる人も居るかも知れませんけど…」

「「いや、間違いなく本性を表す」」

「なんの根拠が有るの!?お二人!?」

 

一誠のツッコミが轟くが、2人は返答しない。何故なら、そろそろ書類選考を勝ち抜いた玉の輿を狙う女達が面接を受けにやって来るためだ。

 

扉が三回叩かれて、1人の女性が入ってきた。エントリーNo.1は白髪の少女であり、そこそこ胸が普通にでかかった。フィオレよりもでかかった。

 

(あれ…確か、駒王の生徒だったよな?)

 

一誠はおもいっきり、目の前の少女に見覚えが有った。確か同学年でありシトリー眷属の僧侶だった筈である。まさかと思い、一誠は手元の資料を見る。

 

花戒桃。駒王学園高等部3年生。種族 転生悪魔(人間)。花戒財閥の娘。

 

(いきなり…財閥の娘が来やがったぁぁぁぁ!?てか、花戒さん、あの花戒グループの財閥の娘だったのかよ!?)

 

そう、シトリー眷属で元民間人は僅か2人しか居ないのである。その民間人は緑タイツ2号と成った匙、朱雀班の仁村しかいない。

 

「どうも花戒桃さん」

「はっはい!火影様!」

「今日は火影の立場ではなく、1人の父親として来た。緊張は良くないぞ」

 

その後もどんどん面接は進んでいき。

 

「なんでお前がいんの!?青子ぉぉおおお!!」

「ノリで書類選考受けたらOK貰ったわ!!」

「アウトじゃアウト!!お前が義理の娘とか…世も末じゃぁぁぁあ!!」

 

なにやらとんでもない大物が紛れ込んでいたり。

 

「やらないか?」

「帰れ阿部さん」

 

飛び入りでホモォがやって来たり。

 

個性豊かすぎる人々が種族問わずにやって来るカオスな面接である。

 

「えーと…最後の希望者だな。東風谷 早苗さんね。歳はイナバと同じで、守矢神社の次女か」

 

最後の希望者が遂にやって来る。

 

東風谷早苗。守矢高校1年生。家族構成 父、母、姉、諏訪子様、神奈子様。

今時の日本人にしてはかなり珍しい、緑色の髪色をしており、普通に胸がデカイ。

 

「エンマさん?この諏訪子や神奈子様って?」

「神様だろうな。守矢神社…洩矢諏訪子………ふぁ!?実在してたのか!?」

 

なにやら驚くエンマであったが、オタクではない一誠は首を傾げるだけ。

 

やがて、扉が叩かれて件の少女東風谷早苗が入ってきた。

 

「初めまして!!東風谷早苗です!!」

「初めまして。千手エンマだ。まあ、座ってくれ」

 

エンマに言われ、早苗は座る。

 

「さてと、先ずは気軽に世間話と行こうか。早苗、趣味は?」

「ロボットが好きです!!中でも一番好きなのは…アーマード・コアですね!!」

 

アーマード・コア…その単語を聞いてエンマは目を開く。

 

「ジョシュア・オブライエン」

「撤退だと?…ダメだ!やらせてくれ!!」

「オッツダルヴァ」

「水没王子」

「テルミドール」

「重量過多」

「遅かったじゃないか…やらないか?」

「ゲイヴン筆頭、ジャック・O」

「好きに生き、理不尽に死ぬ。ああ…やはり戦いは良い。私にはそれが必要だ!!」

「J!!」

 

すると…エンマと早苗は握手した。

 

「素晴らしい!!その若さでアーマード・コアを知ってるなんて!!一次面接は内定だ!!」

「ありがとうございます!!」

 

「なんだよ!!今の流れ!!」

 

面接室に一誠のツッコミが木霊する。




次回…10月。遂にレーティングゲーム本戦が始まる!

エンマ「イナバの婚約者…マジでどうしよう」

  • D×Dキャラ
  • 型月関係
  • まさかの他作品キャラ
  • エンマさん、自分で決めてください
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