御坂美琴になったけどレベル5になれなかった(更新停止中)   作:無視すんなやごらぁぁぁあああああ!

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 言い訳に聞こえるかもしれないけどスランプが半端ない。

 そう言うわけで疲れたのでロシアはダイジェストです。
 っていうか、原作御坂の出番が少ない分、介入する余地が少なすぎるよぉ!

 お詫びにラーメン食べていいですよ(奢るとは言ってない)


28話

 かくして、クーデターは幕を閉じた。

 上条達は、フィアンマの存在を知り、ロシアへと向かうだろう。

 

「ようやくロシアだよこん畜生」

 

 大幅に予定が狂ってしまったが、漸く本題に入れる。

 

「しっかし、やっちまったなぁホント。もう休学届で休む期間過ぎてるじゃん。単位大丈夫かな?」

 

 これは補習確定か?と、割とどうでもいいことを考える御坂。

 

「携帯はいつの間にか失くしてるしな。多分、クーデターの時に落としたんだと思うけど」

 

 これではだれとも連絡を取ることが出来ない。

 

「っというか、連絡を取る相手がロクな奴がいないという」

 

 っていうか

 

「……ロシア一人旅滅茶苦茶虚しいんだけど!」

 

 そんな御坂の悲痛な叫びが、辺りに響き渡った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『これは世界と、そこに住む全人類を守るための戦いである!』

 

 どこかのテレビで、放送されていた。

 

『今日各地で起こっている環境破壊。石油やその他の化石燃料などの不足問題は、全て!学園都市の特異な科学技術が元凶となっている!』

 

 そこには、ロシアのトップが映っていた。

 

『彼らの無秩序な科学技術の氾濫を食い止めなければ、この惑星に住む、あらゆる生命体は絶滅するだろう!』

 

 すべて学園都市ってやつの仕業なんだ。マジかよ学園都市サイテイだな。

 と、これを見ていた誰かが言った。

 

『学園都市は速やかに、各地で行われているプロジェクトを凍結する必要がある。そして、最先端の科学技術を、我々に開示しなければならない!』

 

 この一言で、察した人もいるだろう。

 

『平和を求める我々の提案を拒んだ場合、学園都市には世界との融和の意志はなく、ただ己の利権の為だけに、この地球に住むあらゆる生命体を危機に晒す、邪悪な存在であると判断する!学園都市からの返答はモスクワ標準時間、十月十九日午前0時まで受け付けるものとする。それまでに成されるべき返答がなかった場合、戦意ありとして、我々は大陸間弾道ミサイルの使用も考慮した、侵攻作戦を開始する!』

 

 学園都市の外からすれば、そこまでするのか?と思う人もいるだろう。

 だが、学園都市の上層部辺りからすればこうだろう。

 

 

 それがどうした?

 

 

 彼らは既に、核兵器すら扱える。それ以前に、兵士の力も格が違う。未知の科学の力の前では、実戦の経験など関係ないのだ。

 そして、このニュースを見ているのは、外の人間だけではない。

 

 

 

 

「……ねぇ、有栖。このニュース」

「……どういうことなのよ」

 

 二人の少女は、呆然と呟いた。

 

 

 

 

「また面倒なことになったな」

「本当にね」

「……垣根。何が起こるの?」

「気にすんな。どうせすぐに方がつくさ」

 

『スクール』のリーダー、垣根提督と心理定規と呼ばれる女性、獄彩海美。その二人とともにいる少女、杠林檎が、テレビの前で家族のように話し合う。

 

 

 

 

 

 

「ふむ、どうやら、彼女も予定通り動いたようだぞ?」

「まだ何も起きていないのにロシアに行ったときは驚いたが、修正できたようで何よりだ。さて、そろそろ第三次製造計画(サードシーズン)を使うか」

「ところで、上条当麻の回収班はどうする?」

「やめたよ。彼女がいては、どうせ台無しになるだろう」

 

『窓のないビル』で、男にも女にも、子供にも老人にも、聖人にも囚人にも見える「人間」と、喋る犬が話し合っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、ロシアにて、エリザリーナ独立国同盟にやってきていた上条達。

 

「フィアンマ!」

 

 そこを襲撃してきたフィアンマと対峙していた。

 右方のフィアンマ。神の右席の実質的なリーダーである男。イギリスのクーデターも、元をたどれば、この男がフランスを刺激したからこそ。

 

 フィアンマは圧倒的な力で、次々と加勢してくれた魔術師たちを圧倒していき、残るは上条だけとなった。

 

「うぉぉぉぉぉぉおおおおおおお!」

 

 フィアンマに猛攻を仕掛けるも、フィアンマの力、『聖なる右』によって容易く弾かれる上条。

 

「今までどれだけの人間のために立ち上がってきた?本当にお前は愉快な奴だよ」

 

 心底楽しそうに、フィアンマは言う。

 

「一番愉快なのは、多くの他者に触発されて、自ら死地へと赴いておきながら、結局すべての報酬や成果は、お前自身の中へと蓄積されて行ってる所だな」

「何が言いたい⁉」

「お前は、本当に自分の行動が正しい事だと、確信を持っているのか?俺様は自身の問題を解決するために右腕を振るい、お前は自身の周囲で起こる問題を解決するために右腕を振るう。他人が必死に積み上げてきた努力を、一撃で粉々に砕くようなやり方でな。手段に差はないぞ?……そして、俺様には確信がある。自らの行動が、絶対的な善の到来を意味するものであるとな」

「そのために、インデックスが散々苦しめられても、放っておけって言うのか⁉ふざけんじゃねぇよ!」

 

 そんなものを、上条は認めることはできない。

 

「ならそれを止めるお前は善だとでも?」

「善かどうかなんて問題じゃない!インデックスが苦しんでるんだ!お前が始めたくだらない戦争のせいで、どれだけの人が泣いてると思ってやがる!目を覚ますこともできない女の子のために戦うってのは、そんなに悪い事かよ!」

 

 それに対しフィアンマは

 

「愉快だな。元はと言えば、お前があの女の『首輪』を破壊しなければ、今よりもマシな状態ではあっただろうに」

「ッ⁉」

「どうせ知らないのだろう?答える義理はないが、少なくとも、お前があの女の苦しむことになった原因の一つだ」

 

 上条は知らない。インデックスの『首輪』は、彼女をさらに苦しめていたことを。

 だからこそ、上条は言い返せない。

 

「……俺のせいで……インデックスが?」

「マッチポンプとはまさにこのことだ。それでもお前は、あの女の為だと言えるのか?」

 

 上条の呼吸が止まった。

 

「……、」

「あぁそれと。……遠隔制御霊装を通して、あの女の意識は俺様と繋がる時がある。俺様の見聞きした情報が、あの女へと伝わることもある」

「なっ……⁉」

 

 聞かれると言うことは、そのことでインデックスに責められるかもしれない。その恐怖を知る。

 自分が正しいという自覚が、消える。

 

「まず一つ」

 

 そうこうしているうちに、フィアンマは倒れていたサーシャを回収した。

 

「二つ目もいただきたい所だが、同時に運ぶのは難しそうだ。お前の右腕が、輸送を阻害してしまう。簡単に死ぬなよ。その右腕には用があるからな」

「!……、待て!」

 

 しかし、目くらましの閃光が発生し、光が晴れた時、フィアンマは姿を消していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はっ、はっ、はっ!」

 

 どこかの雪原で、一方通行(アクセラレータ)は、打ち止め(ラストオーダー)を抱きかかえて逃げていた。

 

「……、」

 

 仮面を被った、新たに製造された妹達(シスターズ)から。

 

(こいつは……、ミサカネットワーク全体から、集中的に悪感情だけを取り出すよう作られた、『番外個体(ばんがいこたい)』!)

 

 すると、番外個体(ミサカワースト)はコインをはじくように腕を構え、指を弾いた。

 

「ガハッ!」

 

 瞬間、一方通行の腕を、釘が打ちぬいた。

 同質の技を、御坂美琴本人も使えるが、その威力はこちらとは比べ物にならない。

 一方通行は膝をつき、後ろから迫ってくる番外個体を睨む。

 

(クソ……!俺はもう二度と、こいつらを傷付けねェって決めたンだ。反射は使えねェ!)

 

 しかし、相手は待ってくれない。

 

(くだらねェ。第三次製造計画(サードシーズン)だと?この状況を作るために……、俺の心を折るためだけに、学園都市の連中は、また作ったってのか!)

「もしかして、ミサカの事を守ってあげてるとか考えてるつもり?誰も頼んでないっての」

 

 そこで、ある可能性に思い至る一方通行。

 

(……待てよ。ミサカネットワークに接続されているすべての妹達(シスターズ)は、最終信号(ラストオーダー)の命令一つで身動きを封じられるはずだ。そんな個体を俺に向かって放つか?……あり得ねェ!)

 

 一方通行は姿勢を落とし、反撃のため、確認のために、足元の雪を集める。

 

(つまりこいつは……フェイク!)

 

 隙を見て、仮面に雪玉を投げつける一方通行。

 ……だが

 

「……、」

 

 仮面の下から現れたのは、間違いなく、妹達(シスターズ)だ。その面影がある。

 つまり――

 

(――フェイクじゃ、ないだと……ッ!)

「ミサカの体内には、打ち止め(ラストオーダー)からの停止命令を拒絶する機構が取り付けられている。そいつに縋った所で、このミサカを止められることはない。やるんだったら、確実にミサカを殺す気で来ないとね」

 

 尤も

 

「まぁできないよね。それやっちゃったら、今までの努力が全部水の泡になっちゃうんだもん!じゃあ黙ってボコボコにされちゃう⁉アハハハハ!」

 

 少しずつ、一方通行が立ち上がるが

 

「…怖いよ、助けて……

 

 縋るような、弱弱しい声で助けを求める番外個体。

 いや、本人にそんなつもりはない。分かっている。分かっているが、それでも一方通行は躊躇ってしまう。

 

「!……、」

「アハハハハ!人格が粉々にになるまで遊んであげるから!存分に楽しんでよ!」

 

 散々一方通行の心を弄びながら、釘を向ける番外個体。

 

「……ま、介入するならここくらいか」

 

 その様子を、御坂美琴は見ていた。

 

 

 

 




 さらっと垣根さんに家族が出来てる……だと⁉

 フィアンマのあれは、上条さん記憶喪失じゃないけど、一回説教で負けてほしかったから無理やり考えました。
 一応、この小説では筋が通っている……、はず。

 大覇星祭編以来のダイジェスト。話が分かり難かったらごめんなさい。


 追記;ここから二つのルートがあるよ。どっちを読むかはあなた次第!どっちを読んでもいいし、どっちも読んでもいいよ!
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