御坂美琴になったけどレベル5になれなかった(更新停止中) 作:無視すんなやごらぁぁぁあああああ!
大変長らくお待たせいたしました。
これだけ期間あっても低クオリティだったらごめんなさい。
「……ん?」
御坂が目を覚ました時、そこは、地平線の先まで真っ暗な世界だった。
「……いや、……私は、ここを知ってる?」
だが、御坂にはその場所に見覚えがあった。
『……よう』
「!?……誰?」
いつの間にか、背後から声を掛けられたことに驚愕する御坂。
彼女は生体電気を感知し、周囲の人間の現在地を把握することが出来る。だからこそ、彼女が背後を取られるということは、基本的にあり得ない。
故に、背後の人物に警戒するが
『そうビクビクするな。俺はお前だ」
「は……?」
その背後の人物の言葉を聞き、訳が分からず無防備に後ろを振り返ると
『オッスオッス。オラ御坂美琴。よろしくな』
「……どう……いう……」
御坂美琴がいた。
『さぁ?でもまぁ、お前がこっちに来たんだし、出来ることはしておいてやるよ』
「ちょ、一体何を……」
御坂が美琴の額に手を伸ばす。
「!?……これは」
『俺が持ってた記憶。取りあえず、お前に渡しておく』
「でも、どうやって……?」
『さぁ?ここが何なのかも分からないし。なんでお前がここに居るのかも分からないし……まぁ、取りあえず、今はお前の物語を見ていろってことじゃないの?』
「……アンタは、それでいいの?こんなところに閉じ込められたままで」
『……まっ、平気じゃないって言えばウソかもしれないが、今は大丈夫だ。後は頼んだぜ?御坂美琴』
「ちょ、待っ」
すると、御坂の視界がぐらりと揺れ、そのまま眠りについてしまった。
みさかは ねむりから めざめた !
たいりょくが かいふく した !
「……復活!」
「うおっ⁉急に起きて大声を出すな!びっくりするだろうが!」
「あ、ごめん。……それで、何の話だっけ?っていうか、なんで生きてるの私?」
「これだよ」
そういって近江が懐からアルコールを取り出した。
「……まさか、飲ませたの?……いや確かに、酔っぱらったら体温上がるかもだけどさ。分かる?私どう見ても未成年なんだけど?」
「死なないだけマシだ。それより、次の動きが決まったぞ」
「え、嘘?マジ?」
どうやら、御坂が会話に参加しなかったことで円滑に話が済んだらしい。御坂ェ……。
「で?次はどこに行くの?」
「野菜工場」
なんでも、木原円周が、生物兵器を作り出し、バゲージシティ中にばらまこうとしているので、それを阻止するらしい。
つまり、新約四巻も終盤に差し掛かってきたということだ。あの謎の空間にいた御坂美琴のおかげで、かつて彼女……いや、彼の過ごした記憶を手に入れた御坂は、それをもとに、マリアンへの対策を考える。
彼女には切り札として、名前は覚えてないけど、それと戦うなら死んだほうがマシだと思わせるほど強力な剣を持っている。
それは上条当麻がやってきたら突破できるだろうが、問題はそのあとやってくるオティヌスだ。
彼女とは、数か月前に学園都市で出会っている。だが、『グレムリン』が活動しているということは、世界を壊す気満々ということなんだろう。
それは困る……という訳でもない。何しろ、上条当麻がいるのだ。だったら、何も問題は……。
(あれ?今の上条さんって原作でも謎の前条さんだよね?ってことは、なんか原作にない展開が起きたりしない?)
確定はない。いや、人生経験がある分、原作よりも精神力は上のはず。……そう思いたいが。
(そっちはあとでいいか。今は、木原円周を止める。あのガキは一度ひっ捕らえて、お尻ぺんぺんの刑だッ!)
この私を馬鹿にしたことを後悔させてやる……後悔なんてしなさそう。
「分かった?」
「うん。要はそのカビを何とかするために、野菜工場に行くのね?オッケー把握」
「ならよし。出発するわよ」
サフリーの声で、移動を開始した四人。
実際は、御坂は話のほとんどを聞き流していたが、原作知識で事なきを得た。
「寒い……」
極寒地獄。
先ほどまで温かい空間にいたせいで、なおのこと外が寒く感じる。
彼女たちの目の前には、何百個もの野菜工場のコンテナがある。一体どこに円周はいるのか。
「いくつ壊せば終わりになるのか、私たちには判断できないって事か」
サフリーは面倒くさそうに舌打ちする。
「じゃあ、まとめて潰せばいいじゃない」
サフリーの話を聞いた御坂が、そんな提案をした。
「は?まとめて?いやいや、何百個あると思ってんの?あんたが能力者なのは知ってるけど、この規模の奴を全部潰すのは流石に……」
「別に能力なんて使わなくても潰せるじゃない。ねぇ?」
御坂が雲川に話を振る。
「……そうか。コンテナ状の野菜工場は電気で動いている。二十四時間、照明とエアコンと栄養剤の溶液の循環を行うのだ。車のバッテリーじゃ持たない。なら当然、外部から賄っているはずだ」
「そういうこと。大本である電気が潰れれば、紫外線を放つブラックライトも停止する。生物兵器は完成しない」
「全く、また私のプライドが肥大しそうだ」
しかし、周囲を見渡しても、電線や電柱のようなものは見当たらない。
豪雪の重みで断線されないように、電気ケーブルは地下に埋設されているのだろう。
「……さてと」
雲川が近くの野菜工場に近づく。それを見た御坂は、こっそりと変電施設である、自動販売機の塊のような場所に向かう。
「……おはようございまーす」
「今は朝じゃないよ?美琴お姉ちゃん」
「はうぅ――ッ!」
変電施設の扉を開けた瞬間、
意外と分かっていない方が多いと思いますが、御坂はゲコラーである。
それは、元のミサカくんでも、今の御坂ちゃんでも同じであり、御坂からすれば、ゲコ太は愛すべき存在。
故に
「え、円周ちゃん。はぁ、はぁ。ちょっと一緒に写真でも撮らない?別に深い意味はないよ⁉」
「鼻息が荒いよ。興奮してるんだね?このド変態」
「ごフッ!」
撃沈。
鼻血を流して倒れた。この御坂、相当な変態である。幼女の言葉攻めとかマジご褒美ですありがとうございました。
「うんうん、やっぱりお姉ちゃんだね。元に戻ったのかな?」
「オイ!どうした⁉一体何があったのだ⁉」
すると、いつの間にかやってきていた雲川たちが、御坂を担ぎ上げる。
因みに、円周は高速早着替えですでにゲコ太パジャマは脱いでいる。
「……くっ、この私がここまで追い詰められるとは……!」
勝手に追い詰められただけの癖に何言ってるんだこいつ。
「だが、ここで倒れるわけにはいかない!とうっ!」
一瞬で飛び起きて、円周に向かい合う御坂。
「ゲコ太が無ければこっちのもの。早い事アンタをぶっ倒して……(さっきの撮影会の続きを……ぐへへ)」
「……寒気がしたよ?こういう時どうしたらいいの当麻おにいちゃん?」
円周が何かを言っているが、御坂の耳に入っていない。
そして
「まぁ、冗談はこの辺ね。ぶっ飛べッッ!!」
「ようやく真面目になったね。こういう時、どうしたらいいのかな?数多おじちゃん」
御坂と円周が、再び激突した。
短い……!
バゲージシティって話が難しくてモチベが、ねぇ?
多分、これからも投稿頻度は下がると思います……マジでごめんなさい。
後、円周キャラ崩壊してるかも。……今更遅いか。