御坂美琴になったけどレベル5になれなかった(更新停止中)   作:無視すんなやごらぁぁぁあああああ!

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 最近『とある科学の未元物質(ダークマター)』と新約十一巻を購入しました。

 垣根さんかっこいいっス!杠ちゃんかわいい!でも時々一方通行みたいになるの怖い。でもそれも可愛い!




6話

 幻想御手事件を解決した俺は、その後もポルターガイスト事件に巻き込まれそうになった。

 尤も、自分は常盤台生じゃないのでほとんど関わることはなかったが。

 やったことと言えばあの顔芸女をぶっ飛ばしたくらいだ。特に語る必要もないだろう。

 

「……そして、今日は八月三十一日」

 

 そう、本来なら海原なんとかとか闇咲なんとかが大暴れし、セロリが打ち止めを助ける日だ。

 しかし、それらのフラグのほとんどは俺の手によって折られている。海原なんとかは俺に惚れるなんてことはないだろうし、セロリは既に打ち止めと出会っている。

 となると、残るフラグは闇咲何とかだが、彼の狙いである禁書目録はうちにいるため、上条が闇咲の奥さんを助けることはできない。

 

「……よし、インデックス。出かけるぞ」

「?どこに行くのかな?」

「ファミレスだ。好きなもん頼んでいい「わーい!すぐに行くんだよ!」……」

 

 今更ながら、ファミレスで待ち合わせ(・ ・ ・ ・ ・)にしたことを後悔した。

 

 

 

 

 

「ハムハムハム!ごっくん!」

「……それで、ここはこうなるんだ」

「……分からん」

「……そこはそうじゃなくて、こうなるんだよ。理由はそもそも」

 

 現在、待ち合わせしていた上条さんとファミレスで勉強会中。闇咲何とかと遭遇するのは確定だから、こちらも準備をしておこうというわけだ。

 

「……だぁぁあああもう!全然わからねぇ!」

「中学生に教えてもらってるだけでも恥ずかしいのに、それで分からないとか重症だな」

 

 上条さんの頭の悪さを舐めてた。なんでここまで勉強が出来ないんだか。

 

「──断魔の弦」

 

 パリィィィィィィィィィィィィィンッ!!!

 

 突如窓ガラスが割れ、ガタイのいい男が侵入してくる。

 

「なッ⁉」

「……あ~あ、宿題が粉々だぞ」

「……ほう、そこの娘が禁書目録か」

 

 俺たちには目も暮れず、インデックスのほうを見てそう言う闇咲。

 

「今ならそこにいる禁書目録を大人しく渡せば、危害は加え「お前……ッ」……ん?」

 

 そこでようやく闇咲は上条の様子に気が付く。闇咲が目を向けるとそこには怒りで震える少年がいた。

 

「おうおうおうおう、どうせインデックス目当ての魔術師なんだろ?俺の汗と涙の結晶を木っ端微塵にしやがって!当然、覚悟はできてんだろうなぁ!?どう落とし前付けるつもりだ!それとも何?お前が今までの分やってくれんの⁉俺の宿題お前がやってくれんの!?そこんとこどうなんだおおんッ!?」

「とうま。なんだか不良みたいなんだよ」

「っというか、お前の宿題八割が白紙だっただろうが」

 

 俺たちがそんなことを言い合っている中、闇咲は努めて冷静に

 

「知ったことか」

「あ"あん⁉」

「でしょうね」

 

 そりゃあ、いきなりそんなこと言われても知るかってのが普通の反応だ。

 

「子供の遊びに付き合っている暇はない」

「!……、インデックス⁉」

 

 闇咲はいつの間にか移動して、インデックスを捕まえる。

 

「透魔の弦」

 

 すると、二人は姿を消していった。『歩く教会』は、ダメージ以外は無効化しないため、こういう姿を消すだけの魔術は無効化できないのだ。

 

「……そこ」

 

 尤も、俺は電撃使い(エレクトロマスター)。生体電気でどこにいるか分かるので、そこへ電撃を放つ。

 

「ぐあぁぁあ!」

 

 インデックスは『歩く教会』があるためダメージはない。しかし、そんなものを持たない闇咲は電撃をもろに受ける。

 その後、闇咲にファミレスの弁償をさせつつ、場所を変えて闇咲の事情を聴く。

 そんでもって、上条さんが闇咲奥さんを見事救出しましたとさ。

 

「……急に展開が早くなったな」

 

 そして月日はあっという間に過ぎていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 九月に入り、それなりの日々がたったある日。

 

「……ん?あれは……」

 

 ちょっとした気分転換に散歩をしていると

 

警備員(アンチスキル)です。皆さん落ち着いてください、大丈夫です。家出少女の保護活動を行っています」

 

 ……あれって、『DA(ニセもの)』か?家出少女の保護……杠林檎?

 

「……確か、最終的に木原相似の自壊プログラムで殺されるんだっけ?」

 

 うわぁ~嫌だなぁ。でも、DAってムカつくんだよなぁ。

 

「皆さん、彼女は暴走能力者です。安全のため、少し離れていてください」

「落ち着いて行動してください。我々が対処します」

 

 ……自慢じゃないが、杠林檎はとあるシリーズで俺が好きなキャラ上位に食い込む。出来れば死んでほしくない。

 だが、木原君の自壊プログラムを何とかしないことには……いや待てよ。確かあのプログラムの内容は、特定条件下での臓器への機能停止命令だったはず。

 なら、臓器を再起動(・ ・ ・)させれば生きられるのでは?

 

「……そこの君、ここから先は危険だ。彼女が能力を暴走させる危険性がある」

 

 どうせ放っておいても死ぬだけだし、やるだけやってみるか。

 

「心配いらねぇよ」

「なんだと?」

「そいつは特定の条件下でしか能力が暴走することはない。お前たちの指導なんていらねぇんだよ」

 

 確か、ストレスで暴走するとかだったはず。

 

「……何を言っているのか分からないが、我々の言うことを聞いておくのが賢明だぞ」

「そっちこそ、俺の言うことを聞いて今すぐそいつを開放する方が身のためだぞ。なにせそいつは――」

「我々の正義を理解できないとは。何とも嘆かわしいことだ」

 

 おいおい、分かってはいたがいきなりだな。

 

「人が流れてくると思ったら、なにしてんだよ」

 

 ……え、ちょっと早くない?もう来ちゃったの?

 

「キミ、これ以上は危険だ。彼女の能力が暴発する可能性がある。下がっていなさい」

「……警備員(センセイ)……、じゃねぇな。ナニモンだお前ら、こっち側のクソみてぇな悪党の匂いがプンプンするぞ」

「我々が悪だと?」

「自覚ねぇの?じゃあ悪党以下だな」

 

 やべぇ、垣根さんマジカッコいいっス!ファンになりそうっす!

 

「我々の活動は正義だ、我らこそが正義だ!」

「正しさを掲げて疑わないってのが一番の悪だと思うんだよな……お前らの事だよカス」

 

 そういって、垣根はDAにゴミを投げる。その瞬間、DAは垣根と(何故か)俺に銃口を向けた。

 

「うわぁ~ないわ~。正義の味方が何もしてない一般人に銃向けるとかないわ~。正義の味方の名折れだわ~」

「つぅか、お前誰だよ?」

「通りすがりのみこっちゃんだゾ!その素晴らしい頭脳で覚えておくといいんだゾ!」

「……クソうぜぇ」

「まぁそれはさておいて、マジで丸腰の学生に銃向けるとか頭沸いてるだろ」

「問題ない。不良学生鎮圧用のとても安全な模擬弾だ」

「あァ?」

 

 すると、DAが狂ったように言葉を紡ぐ。

 

「そう、安全なんだ」

「なにせ性能試験では何発当てても的になった学生は死ななかった――」

「もういい黙れ」

 

 DAが腐ってるのは知っているがここまでとは。俺は不意打ち同然にDAに電撃を放つ。

 

「―――ッ!」

「安全とか興味ねぇよ。学生を的にしただと?死ななければ何をしてもいいってのか?」

「おいおい、ちょっとは落ち着けよ」

「あ、そっちに飛んだ?ちゃんと周りの被害は考えたつもりなんだがな」

「いや、当たってはいねぇよ。当たったところで意味ねぇしな」

 

 流石は第二位。俺なんて雑兵ってか。

 

「まぁいい。俺もそろそろムカついてきたところだしな」

 

 すると、垣根さんの背中から羽が生えて、凄まじいスピードで杠を回収する。

 

「き、貴様その翼⁉まさかっ、第二位ッ⁉」

「誰にケンカ売ってるのか理解したか?そうだ、俺が『未元物質(ダークマター)』、垣根帝督だ」

「――がっ、学園都市第二位のお前が、なぜ我々の邪魔をする⁉」

「ふっふっふ、それは違うぜニセ警察。お前らが垣根さんの邪魔をしたんだ!」

「なんなのお前?お前は俺の舎弟かなんかなの?」

 

 いいじゃん、第二位が味方ってことで調子に乗ってるんだよ。イキらせろよ!

 

「……変な人」

 

 杠の純粋な気持ちがクリーンヒット!

 

「ぐふっ、大ダメージ……」

「アホやってねぇで逃げろよお前」

「出来ればそうしたいんですけど…」

 

 俺が視線を前方に向ける。

 

「落ち着け同志たち。学園都市第二位と言っても我々が教え導かなければならない存在……、ということだけだ」

 

 ガッチガチの装備に身を固めたDAの元締めみたいなやつがやってくる。っていうか、さっきから俺が居ない子扱いなんだが。

 

「あん?」

「気を付け……る必要はないと思うけど、あの装備は対能力者鎮圧用みたいでっせ」

「力は正しく使うものだということを教えてやる。だからそのふざけた羽を仕舞え」

「ふざけてんのはテメェらの方だろうがクソッタレ」

 

 垣根さんの翼がゴツイ男に直撃して、本人は吹き飛ばされるが、すぐに何事もなかったかのように立ち上がる。

 

「うむ、これが『未元物質(ダークマター)』か。だが、私が着ているのは複合金属でできた――」

 

 男の言葉はそれ以上続かなかった。俺が奴の顔面を殴りつけたからだ。ヘルメットも被っていたが、顔のところは覆われていなかった。

 俺は生体電気を操作して身体能力の瞬間強化を行って殴りつけた。下手したら鼻の骨が折れたかもな。

 

「……おい、そいつまだ何か喋ってたぞ」

「別にいんじゃね?こんなのでやられるカスなんだし」

「っていうか、いつの間にそこにいたんだ?」

「前から思ってたんだけど、俺ってそんなに影薄い?」

 

 銀行強盗の時も全く気付かれなかったし、今回もいない子扱いだし。

 残党が切れてこちらに銃口を向けたが、垣根さんに処理された……が、途中でやってきた暴徒鎮圧用の音響兵器によって何人か回収された。

 

「……きれい」

「……あ?」

「羽……きれい」

「……バカにしてんの?」

「?してない。……羽、きれい。垣根、すごくとってもかっこいい。垣根は、かっこいい!」

「――っ……行くぞ」

「フラグたっちゃいましたね」

「ふざけんな、相手幼女じゃねぇか。喜べるかよ」

「別にいいんじゃないっスか?第一位もロリコンだって話だし」

 

 完全に世間話でもするかのように、俺はとんでもないことを言ったのに気づいたのは、この後だった。

 

「……お前、なんでそんなこと知ってんだ?っていうか、さっきのニセもんの時も、一人あの装備の性質を見抜いてたし」

「……あ」

 

 それは、知る人ぞ知る基本情報だ。だが、この世界ではその限りではない。

 

「……面白れぇ、お前にもついてきてもらおうか。なぁ、みこっちゃん?」

 

 ……ハハハ、やっちまったぜ!これは暗部落ちかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 垣根さんマジカッコいいっス!(みこっちゃんは暗部には落ち)ないです。
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