そらのオルガもの   作:ウルトラネオン

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最近タイトルにチョップ入れすぎ問題


河原で釣りしてチョップして

ミカが学校に入学してきてから数ヶ月、これと言った問題(智樹によるエロ目的の問題は除く)はなく平穏な日々を過ごしていた。こんなに平穏だったのはいつぶりだっただろうな。火星にいた時はギャラルホルンやら落ち着ける日なんてなかったもんだからな。

そういや、最近ミカが風紀委員に就任した。ある日突然ミカが呼び出されたもんなんで心配だから一緒に着いていったがなんと生徒会長が呼び出し、そして直々に任命したんだ。

何でも、ミカの授業態度や節度、その他色々が素晴らしいから風紀委員にピッタリだとか。ミカもすんなりと受け入れたが、俺は負に落ちねえと思った。生徒会長なんて面識すらなかったもんだから何処からそんな話聞いたんだと問い詰めると

 

「あら〜貴方達の活躍は英ちゃんから聞いてるわよ〜。何でもイツカ君は何度死んでも大丈夫とか、オーガス君は割りと容赦ないとかね〜」

 

…かなり偏った話だな。ていうか英ちゃん?英ちゃんって誰なんだよそれは。

 

「英ちゃんって人、もしかして守形先輩の事?」

 

「勘がいいわね〜オーガス君。英ちゃんとは幼馴染でね〜昔からそう呼んでるからついね〜」

 

あの守形の兄貴の幼馴染か。こりゃこの生徒会長もある意味大物かもしれねえな。なんたってあの守形の兄貴の幼馴染なんだぜ?普通じゃねえのは確かな筈だ。

 

「あらイツカ君?ちょっと失礼な事考えてないかしら〜?」

 

「あ、いえ、そんなことは」

 

「あ、そうだ。イツカ君、ちょっと死んでみてくれないかしら?」

 

あ!?いきなり何言うんだこの人!?

 

「ほら〜会長ってイツカ君が死んで蘇る所観たことないのよ〜。それに作者が無駄に話を長引かせるせいで出番もなかったし後でお仕置きね

 

「いいよー」

 

「何言ってんだミカァ!?」

 

すると鉄華団のロゴ入りジャケットから一丁の拳銃を取り出し俺に構え、3発も撃ちやがった。全部即死レベルの箇所を狙って。

 

「ウ゛ッ!」

 

《キボウノハナー》

 

「だからよ…止まるんじゃねえぞ…」

 

希望の花を咲かせ団長命令を響かせたオルガ。そして素早く蘇生し、ヨロヨロになりながら立ち上がると

 

「何やってんだミカァァァァァァァ!!」

 

と、魂の叫び声を上げたオルガだった。

 

それからというもの、俺のキボウノハナーを大層気に入ったもんなんでまた見せてほしいと言われたが丁重に断った。

駄目だ。会長もやっぱ守形の兄貴と同じでヤバい奴だった。そしてミカが風紀委員になって更に月日が経ち、学校は夏休みっていう長期休暇に入った所だった。

 

「なあ、智樹なんでこんなに数学は難しいのばっかなんだ?」

 

「あの先生は難しい問題出すの好きだからな…」

 

「う〜頭痛いよ智ちゃん…」

 

夏休みに入れば当然その分の宿題がどっさり来るわけだ。特に数学の宿題が涙目でとにかく難しい問題だった。途中、イカロスがやってきてスイカを切り分けて持ってきてくれた。

 

「皆さん、どうぞ」

 

「ありがとイカロスさん!」

 

そはらが感謝の言葉を言うと俺と智樹も続いてお礼する。

それと、何故だか智樹がイカロスにお礼を言うと微妙に顔が赤くなっていた。こりゃいい線いってんじゃねえか?って思った所で何処からともなく切り分けてない丸々一個のスイカを取り出し抱えて撫でていた。

…スイカ気に入ったのか?

そんな事を他所に智樹が頭抱えながら、

 

「これ俺達だけで解ける問題か…?」

 

なんて、呟いた時だった。

 

「あ、そうだ!智ちゃん、オルガさん!守形先輩に教えて貰えばいいんじゃない?」

 

「守形の兄貴に?」

 

「そう!守形先輩って学校内ではかなり頭がいいって評判だし聞いてみた方がいいよ!」

 

なんだ、あの人結構頭いいのかよ。それなら話が早い。さっそく守形の兄貴の家に行こうと4人全員(智樹は渋々だが)行くことにした。が――

 

「うちに英四郎という息子はいません。お引き取りください」

 

「あれ?守形って名前の家ならここくらいしかないと思ったんだけどな?」

 

智樹が守形って名字の家ならここだって言ったんで来たものの留守どころかそんな奴なんていないときた。取り敢えず守形の兄貴の家を探すためブラブラ歩いてると生徒会長に出くわした。犬を引き連れてるあたり散歩みてーだな。

 

「あら〜4人とも元気ねぇ〜。デートかしら?」

 

「「そんなんじゃありません!」」

 

智樹とそはらが夫婦漫才をさらけ出す。イカロスは特に表情を出すこともなかったが…。それを見て会長はニヤニヤしていたが拉致があかねえんで俺から切り出すことにした。

 

「会長。守形の兄貴の家って何処にあるか分かりますか?ちょっとばかし宿題の問題が分からねえんで兄貴に聞こうと思ってたんだが…」

 

「それなら河原に行ってみるといいわよ〜。英ちゃん、そこにいると思うから〜」

 

河原?俺が智樹と初めて会ったあの場所か?まあ、会長の言ってる事だし俺達は河原に行くことにした。河原に付くと確かに守形の兄貴はいたが、1つのテントが建っていた。黄色のテントで焚き火やら、なんやら揃っていたがテントに1つの看板が取り付けられていた。それも「守形」って文字の看板が。

 

「先輩!これ家なのかよ!?」

 

「ん?ああ、智樹達かどうした?」

 

智樹の疑問に特に気にする事もなく、なんで此処に来た?とでも言いそうな顔で俺達を迎えた。

 

「ああ、実は兄貴に宿題の問題を教えて貰いたいんだが大丈夫か?」

 

「なるほど。ちょうどいいタイミングだ。いいだろう、ただし条件がある」

「ちょうどいいタイミング?条件?」

 

「オルガ?」

 

「ミカ!?どうしてこんな所に?」

 

テントの中からミカが出てきた。しかもキャベツを持って。

 

「桜ちゃんが「私に習うよりも守形先輩から農業の勉強を聞いたほうが早い」って言ってたから教えて貰う変わりに|野菜持ってきたんだよ」

 

「あのおばあちゃんは古い知り合いでな。こうして来て貰ってるわけだが…」

 

守形の兄貴が奥に行ってゴソゴソしだすと釣竿を5つ取り出して俺達に放り投げた。

 

「今日の晩飯を頼む。それが条件だ」

 

…なんというか、ホントにすげよ守形の兄貴は。

 

それからというもの俺達は川の魚を取るため釣りをした。俺と智樹は順調に取れていった。一匹、また一匹と魚が釣れる釣れる。ミカは「ちょっと行ってくる」っていうとミカの体が光だし、バルバトスになりやがった。俺も大概だがミカも大概だ。それを見て智樹はまるで子供のように目をキラキラ光らせてたが。

ミカは川に潜りだしバルバトスの武装の1つ、太刀を使ってフェイシング染みた事をしていた。

やっぱりすげよ、ミカは。

んで、そはらはと言うと…

 

「うむぅぅぅぅぅ〜…」

 

一匹も釣れてなかった。しかも俺達が調子よく釣れてるせいか顔を膨らませてやがる。魚の…なんだけっな。フグだったか。まさしくそんな状態だった。

 

「どうだ、そはら見ろ!俺とオルガはジャンジャン釣れてるぞ〜!」

 

ゲス顔で智樹がそはらを煽った。あー…智樹知らねえぞ?ほれ、見ろ。そはらがもっと顔膨らませて涙目までなってやがる。それでも智樹は魚を手に取りながらそはらに煽るもんだからそはらのチョップが炸裂した。が…

 

「ウ゛ッ!」

 

《キボウノハナー》

 

ダメージは全てオルガ持ちとなり希望の花を咲かせた。

そして、そはらもいい加減分かってきたのか顔を膨らました状態でもう一度無言でチョップを振るう。

 

「あっ…」

 

智樹も体が真っ二つになったみたいだった。

 

 

 

「あの…マスター、私はどうすれば…」

 

イカロスが釣竿を持ってオロオロしながら智樹に聞いてきた。当の本人は倒れながらもイカロスに向いたのは流石だったな。俺?そはらのチョップにも耐性が付いてきたのか早い内に蘇った。

 

「うう…それで大きな魚を取ってきなさい……ガクッ」

 

最後の力を振り絞って智樹はイカロスにそう伝えると意識が途絶えたみてえだな…。

 

「了解しましたマスター」

 

そう言ってイカロスは翼を広げると大きく空に飛んだ。

横を見るとミカは特に気にすることもなく魚を取っていた。

 

「ミカ…お前なんとも思わねえのか?」

 

「別に、普通でしょ。それに…

 

「ん?なんか言ったかミカ?」

 

「何も」

 

そう言うと再びバルバトスの姿で川に潜って行った。

まあ、いいか。それより智樹起こさねえとだな。

 

「おい智樹?寝てねーで起きろ」

 

「う…ううん…」

 

ったく、しょうがねえ奴だなホント。今までの中で一番手のかかる奴だな。

 

「そはらも、あんましチョップするんじゃねえぞ?智樹の体が持たねえぞ?」

 

「うむぅぅぅぅぅ…」

 

駄目だありゃ。釣りに集中して話聞いてねえな。すると、突然空に1つの光が出る。

 

「なんだありゃ?」

 

その光は段々と近づいていく。よりによって俺達のいる場所まで。光は川に落下しとても大きな水飛沫を上げ、俺達に降ってきた。

 

「うおあああああ!?」

 

「きゃっ!?」

 

「うおっ!?」

 

《キボウノハナー》

 

智樹とそはらは水がかかる程度で済むがオルガの場合、死亡し、既に希望の花を咲かせていた。ちなみに光の正体がイカロスで5mはあるだろう巨大な魚を担いでいた。

 

「だからよ…止まるんじゃねえぞ…」

 

紙耐久のオルガは団長命令を響かせた。

 

 

そして、守形の兄貴の晩飯を収穫した俺達は絶賛宿題中だった。思いのほか守形の兄貴の教え方が良く、すぐに頭に入っていった。次の日には忘れてそうだがな。

 

「イカロス、ちょっとこっちに。オルガも」

 

「はい…」

 

「あん?どうした守形の兄貴?」

 

突然、守形の兄貴に呼び出された。なんの事かはさっぱり分からねえが兄貴の事だ。また変な事考えてんだろ。

智樹達が宿題をしてる間、俺とイカロスはテントの裏側まで来た。

「イカロス、お前が持ってるカードの中に生体検査を行えるカードはあるか?」

 

「カードはありませんが一応私にその機能があります」

 

「ふむ、ならいい。それをオルガにやってみてくれないか?」

 

「何言ってんだ守形の兄貴?」

 

「ちょっとな」

 

うん?なんで俺なんかにするんだ?別にいたって健康ではあるし死んで蘇る以外は普通だぞ?そう思っていたがイカロスは実行した為一応受ける事にした。検査は数秒で終わり検査結果をイカロスが目から投影して見せた。

すると、俺の心臓辺りが妙におかしかった。

おそらくレントゲンみてえなもんだから色なんてつかない筈なのに()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「こりゃぁ一体…」

 

「さあな、俺にもわからん。イカロス、お前にはどう見える?」

 

「……検査したときは異常なしでした。ですが検査結果は何故かこうなります」

 

「つまり、イカロスにも分からねえって事か?」

 

「はい」

 

そうか…てさ俺の体まじでどうなってんだよ?特に何もしてねえがよ…。

 

「オルガ」

 

「なんだ、守形の兄貴?」

 

「これについての理由を明日レポートにして提出することだ」

 

「しねぇよ!」

 

駄目だこの人完全にマイペースだな…。

やがて夕方になると宿題もほぼ終わったので帰る事にした。途中、守形の兄貴は魚をバリバリ食ってたがな。

 




因みにこのオルガにある三色はあまり物語に関わらないです。その内もう1つ増えます
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