Beat the clock next   作:頭の中将

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この控え室の充実シリーズは常に1200字未満を目指しております


控え室の充実~RAS編

~RAS楽屋~

 

 

 みなさんこんにちは、チュチュ様の専属キーボードのパレオです!今日は合同ライブ本番なんですが、取り返し付かない事が起きてしまいました...

 

 チュ「パレオ、ジャーキーは?」

 

 チュチュ様に渡すジャーキーを忘れてしまったんです!しかもコンビニで売ってる普通のジャーキーではなくて拓也君から取り寄せないとない特別なジャーキーでないとチュチュ様は満足しません。どうすれはいいんでしょう?

 

 

 チュ「ジャーキーは?」

パレオ「今、切らしてしまいまして」

 チュ「WHAT?」

マスキ「ないんだってさ」

 チュ「じゃあ何か代わりの物でいいから持ってきて」

パレオ「分かりました」

 

 

~廊下~ 

パレオ「う~んどうしようかな」

 タク「お、れおなじゃん」

パレオ「あ、拓也君。あのジャーキーってまだある?」

 タク「う~ん無いけど代わりのものなら」

パレオ「何があるの?」

 タク「ウズラの燻製、さきイカ、スルメ」

パレオ「じゃあそれちょうだい」

 タク「あ、これも追加するね」

パレオ「何これ?」

 タク「自家製デスソース」

パレオ「欲しい!チュチュ様が辛さにもだえる姿が目に見えるし」

 タク「お前、ドSだよな」

パレオ「違うよ、チュチュ様のいろいろな顔を見たいだけ」

 

 

~RAS楽屋~

パレオ「ただいま戻りました」

 チュ「Fantastic!かなりの収穫だわ」

 レイ「ウズラ、さきイカ、スルメ、酒のおつまみしかないね」

マスキ「あ、スルメだいただき」

 六花「ウズラいただきます」

 チュ「さきイカ頂くわ」

パレオ「待ってください、このソースを掛けるともっとおいしくなりますよ」

 チュ「そうなの?じゃ、掛けて」

パレオ「かしこまりました!」

 六花「これおいしいです」

 レイ「しかし喉かわくね」

マスキ「おい、パレオの持ってるソースって「ああああああ!」デスソースじゃん!」

 チュ「パレオ!何してくれてるの!」

パレオ「チュチュ様の辛さにもだえる姿、可愛すぎる....」

 レイ「チュチュ、大丈夫!?」

 六花「水です!」

 チュ「サンキュー、ロック」

 レイ「あ、それって「ごっふぁ!」あ」

 チュ「この水辛いのだけど!」

 レイ「あ、それわさび入りの奴だ」

 チュ「なんであるの?」

 六花「亮さんにドッキリしたかったんです」

パレオ「六花さん、グッジョブ」

 チュ「パレオ!そのソース誰から貰ったの」

パレオ「もちろん拓也君からです」

 チュ「タク...また恩を仇で返しやがって」

 

 

 タク「どうだった?」

パレオ「見てくださいこの写真!」

 タク「WWW」

パレオ「あ、これ亮さんに差し入れです」

 タク「亮にか?渡しとくよ」

 

 さて、石川さんには悪いけど、どんな物か見せて貰いますよ...

 

~Beat楽屋~

  亮「ブハッ!これマズ!」

 タク「おい!きたねーぞ亮!」

  亮「え!?これわさび入りじゃん」

  翔「タク、さきイカある?」

 タク「わりぃ、デスソースしかないや」

 

 

 

 

 


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