よぉ、タクだ。神社から失礼するぜ。今日は初詣に来た。幼稚園以来かな?初詣に来たの。って言うか近くに神社あったんだな。
タク「混んでるな」
モカ「毎年そーだよー」
タク「モカは初詣とかって行くの?」
モカ「もちろん。毎年みんなと行くよー」
タク「なんか悪いな。俺だけで」
モカ「全然いいですよーむしろ久しぶりにデート出来るから嬉しいなー」
ちなみに服装はって?簡単に言うと、俺はいわゆる袴衣装。モカは青緑に花柄の着物だ。
しかも2人とも下駄を履いてる。
タク「あ、もうすぐだな」
モカ「そうだねーって痛っ!」
タク「どうしたの?て、あー鼻緒切れたかーちょ待てな」
モカ「たーくんって鼻緒の直し方知ってるんだ」
タク「慣れれば余裕だよ、あと歩き方間違ってるぞ」
モカ「そうなの?」
タク「小股で軽く引きずるようにして歩いてみ」
カラン...コロン...
モカ「おー下駄の音だ」
タク「上手く歩けてる証拠だよ」
モカ「たーくんってなんでも知ってるね」
タク「知っていて損はないからなおっと俺達だ」
ガラガラ...パン!パン!
今年はそうだな...武道館に行けますように!
モカ「たーくんは何のお願いしたの?」
タク「武道館に行けるようにって、モカは?」
モカ「あたしは、Afterglowのみんなといつまでもいれますようにってお互いの事言ってないじゃーん」
タク「そうだな、今年もよろしくお願いします。」
モカ「こちらこそー」
タク「あ、そこにおみくじあるよ」
モカ「あ、引く引くー、運勢悪い方がソフトクリーム奢りね」
タク「何でソフトクリームなのか知らんけどいいぜ」
モカ「おー大吉ー」
タク「良かったな、俺は...あー中吉だ」
モカ「モカちゃんの勝ちー」
タク「しょうがないな俺の奢りだ」
モカ「わーい」
モカ「結局たーくんも頼んでるじゃーん」
タク「なんか気になってな」
モカ「たーくんはそれチョコ?一口ちょーだい?」
タク「じゃあモカのバニラ頂戴」
モカ「はい、あーん」
タク「こっちも、ホレ」
モカ「あ、たーくんついてるよ」
タク「え?どこ?」
モカ「待ってね」
ペロッ
モカ「もー、たーくん鼻についてたよ」
タク「...マジ?」
モカ「少しフリーズしてたよね」
タク「さすがにいきなり近づいて鼻舐められたら誰だって、ってモカ顔赤いじゃん」
モカ「え?///しょう?」
タク「噛んだよね、今少し噛んだよね!?」
モカ「もー、煽んないでよー」
タク「わりぃ」
???「あ、すいませーん、ちょっといいですか?って池上さんと青葉さんじゃないっすか!」
モカ「おー大和さんじゃないですかー」
タク「インタビューっすか?」
麻弥「はい!丁度インタビューしてまして、今年の新年の目標を聞いているんですが」
モカ「あたしは、いつも通りみんなと一緒にいることですよー」
タク「俺は、武道館に立つことかな」
麻弥「結構すごい目標すね」
タク「まぁ、俺じゃなく俺達だけどね」
大和さーん
麻弥「あ、呼ばれたんでそろそろ失礼します」
タク「頑張ってなー」
ピロン♪
タク「あ、ちょっと待ってな、モノリスクエタノール?」
翔『タク?今どこ?』
タク「モカと初詣」
翔『もうすぐ、書き初めやるから隆盛の家来て』
タク「モカと一緒でもいい?」
翔『もちろん、って言うか全員彼女連れてきている』
タク「そうか、すぐ行くよ」
ピッ
モカ「たーくんどうしたの?」
タク「今から、隆盛の家行くからさ手つないで行こ」
モカ「うん」
ちなみに、これは著者の毎年のルーティンが元ネタとなっています。ニューイヤー駅伝見て、初詣行って、おみくじ引いて、ソフトクリームを食べるというのが恒例となっています。ちなみに今年は大吉でした。