タク「第一回、七種競技クイズーー!」
パチパチ...
タク「さぁ、始まりました第一回七種競技クイズ司会の池上拓也です。そして解説は大森葵さんをお迎えしております。よろしくお願いします」
アオ「先輩、よく競技場借りれましたね」
タク「これ、こころのものだから言ってくれたらただで借りれた」
アオ「そう言えばここ『弦巻総合競技場』でしたね」
タク「本当すごいよな」
おーい
タク「おっと忘れてました。今日のクイズの回答者は、香澄、おたえ・りみ・沙綾の4人です。なお優勝したら『ルチャドール』の割引券が進呈されます」
香澄「有咲ー!頑張って!」
おたえ「オッちゃんも見てるからねー」
りみ「有咲ちゃん真面目にアップしてる」
沙綾「あんなにアップして大丈夫なの?」
タク「ちなみに七種競技とは、100メートルハードル、走り高跳び、砲丸投げ、200メートル、走り幅跳び、やり投げ、800メートルの七つの競技で争うスポーツなのですが今日はいっちーの記録にどれだけ近いのかをクイズにしてお送りいたします。それでは、早速最初100メートルハードルに参りましょう」
①100メートルハードル
タク「さて皆さんどうですか?」
香澄「有咲ならこれぐらいかなー、『21秒』」
おたえ「あ、私もそれぐらい『21秒』」
りみ「私はもっと遅いと思って『35秒』」
沙綾「そうなの?私『39秒』」
香澄「そんなに遅い!?」
沙綾「多分それぐらいかかると思うよ」
タク「では結果発表と参りますか」
アオ「あ、もしもし。結果発表お願いします」
沙綾「何で私達観客席にいるの?」
タク「せっかくだから観客の気分で見てみようかなって」
おたえ「遠くて見えない」
アオ「あ、双眼鏡ありますよ」
香澄「おー有咲がよく見える」
パン!
りみ「有咲ちゃん頑張れ!」
おたえ「あれ?意外と遅い?」
沙綾「あ、ゴールしたよ」
タク「もしもし、タイムは?あーはいはい」
香澄「有咲どうだったの?」
タク「タイムは..『40秒』です」
沙綾「私、1秒差だね」
タク「そうですね、沙綾1ポイント」
香澄「意外と遅かったね」
タク「普通は2日かけて行う競技を1日で行うから体力の調節も鍵になるからね」
~競技場内~
有咲「まってマジでキツイ...」
隆盛「大丈夫でごわすか?」
翔「えっと、次は高跳びか」
亮「準備するか」
②走り高跳び
タク「次は、高跳びですね」
香澄「有咲は確か...これぐらいかな」
タク「そう言えば、おたえ高跳び得意だったよね」
おたえ「うん、150は飛べるよ」
沙綾「おたえ、高跳びなら学年1位だよ」
アオ「そう言えばタク先輩も得意でしたよね」
りみ「拓也君も高跳びで学年1位だよね」
タク「カルロスさんのおかげだな、って書けた?」
沙綾「書けたよー」
タク「それでは、香澄からおねがいします」
香澄「私は『120センチ』」
おたえ「ざっと『125センチ』」
りみ「う~ん『110センチ』」
沙綾「『100センチ』かな」
りみ「さすがにそれはないよ」
アオ「あ、もしもし、お願いします」
~競技場内~
カズ「さて、100センチどうぞ」
タッタッ...ポスン
亮「100センチクリア、って背面跳び出来るんだ」
有咲「この前タクに教えて貰ったんだ」
カズ「続いて110センチどうぞ」
タッタッ...ポスン
亮「クリア、なんか余裕だな」
カズ「続いて115センチどうぞ」
タッタッ...ポスン
亮「クリア」
有咲「まだいけそうだな」
カズ「続いて120センチどうぞ」
タッタッ...ポスン
亮「クリア」
有咲「5センチでこんなに違うのか」
カズ「続いて125センチどうぞ」
タッタッ...カラン
亮「落ちた、あと1回で終わりだな」
タッタッ...カラン
亮「終了」
~観客席~
タク「結果は『120センチ』」
香澄「ドンピシャだ!」
タク「これは香澄1ポイント」
香澄「よっしゃー!」
沙綾「有咲背面飛べるんだ」
おたえ「以外だ」
③砲丸投げ
タク「3種目目は砲丸投げです」
香澄「やったことないから分かんないや」
タク「多分カンになるだろうな、ちなみに今回は4キログラムの砲丸を投げます。」
アオ「ちなみに実物がこちら」
おたえ「こんなに重いんだ」
タク「さて、書けました?」
りみ「書けたよ」
タク「みなさん回答をどうぞ」
香澄「『10メートル』」
おたえ「『8メートル』」
りみ「多分『5メートル』」
沙綾「『6メートル』」
タク「さて、結果を見ましょうか」
~競技場内~
有咲「何これ重っ!」
亮「では、お願いします」
有咲「おりゃ!」
~観客席~
タク「結果は『5メートル』」
りみ「私当たりだ!」
アオ「先輩曰くかなりキツイらしいです」
タク「と、言うわけでりみ1ポイント」
④200メートル
タク「4種目目は200メートルですね」
香澄「ここに来てシンプルに走るんだ」
タク「そうだね」
香澄「有咲体力大丈夫かな?」
タク「なんとかなるだろ」
香澄「書けたよ」
タク「さて見ましょうかどうぞ!」
4人「『40秒』ってえ!?」
タク「なんと全員一致!さぁ、結果はどうなのか」
アオ「もしもし、お願いします」
パン!
香澄「走った!」
りみ「有咲ちゃーん!」
おたえ「有咲体力落ちてる」
沙綾「しかもこの後3種目やるんだ」
タク「もしもし、はいよー」
沙綾「あー、有咲倒れちゃった」
タク「タイムは『45秒』全員ポイント獲得ならず!あ、ここで一旦CMです」
沙綾「CM!?」
後編へとまいります