Beat the clock next   作:頭の中将

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 肩と手がすごい痛いです。あと何かダルイです。


【失敗】世の中小説のように上手くいかない

 よぉ、タクだ。今、モカとデートの帰り道だ。

 

 モカ「たーくん、今日は楽しかったねー」

 

 タク「そうだな、今日の夕飯。俺の家で食ってきなよ」

 

 モカ「おー、ゴチになりまーす」

 

 ピロン♪

 

 タク「あ、はねしょーだ。え?マジ!?」

 

 モカ「どうしたのー?」

 

 タク「はねしょーがスタンガンで襲おうとした人を捕まえたらしい。」

 

 モカ「すごいねー」

 

 おーい

 

 モカ「あれ?あそこの公園にいるの」

 

 タク「あぁ、そうだな行こう」

 

 

 公園に行ってみると

 

  翔「おい!誰だ!」

 

???「うぅ助けて...」

 

 そこには全身黒ずくめでフードを被っている奴を腕十字固めをしているはねしょーがいた。

 

 タク「はねしょー、何があった?」

 

  翔「シロが公園に来てと言われてさ。来た途端急に殺気を感じて。そしたらこうなった」

 

 モカ「もう、ほどいたらー?」

 

 タク「これがスタンガンか、初めて見たな」

 

???「離して...」

 

  翔「うぉぉぉ!」

 

 タク「止めとけもう。腕が折れる」

 

  翔「取りあえず、フード取ってくれないか?」

 

 モカ「OK~」

 

 モカがフードを取ったら

 

 

ましろ「助けて...」

 

 タク「お前かい!」

 

  翔「何でお前がいるんだよ」

 

ましろ「だって、最近翔君がかまってくれなかってからって痛い痛い!」

 

 モカ「何でまだやってるの~」

 

  翔「もうほどくか」

 

ましろ「うぅ、何でこうなるの?」

 

 タク「あれだろ。最近かまってくれなかってから、公園に呼び出して来たところをスタンガンで気絶させ、ましろの家に監禁して『ワタシガキモチヨクシテアゲル』とささやいてさあんなことやこんなことしたかったんだろ?」

 

ましろ「どうして分かったの?」

 

 タク「いや、ヤンデレあるある」

 

 モカ「文章がカタカナになってるよね~」

 

 タク「そうそう」

 

  翔「多分アレだね、これ50%ましろで40%俺のせいだね」

 

 モカ「残りの10%は~?」

 

  翔「知らん。でなんでやった?」

 

ましろ「こうでもしないと翔君私のことみてもらえないと思って。」

 

  翔「それはないだろ。だって俺の彼女だぜ?」

 

ましろ「なのにまだ『ピーー』してないじゃん!」

 

 タク「おーーーい!」

 

 モカ「ストレートだねー」

 

  翔「しょうがないじゃん!いろいろあったんだし」

 

ましろ「でもチャンスはあったよ?私の家に泊まった時とかさ!」

 

  翔「あれはお前も悪いぞ!いきなり風呂に突入したんだから。勃つものもたたねーよ!」

 

 タク「言い方!」

 

ましろ「そんなに私の魅力なかった?」

 

  翔「あったけど!タイミングよ!いきなりはダメ!」

 

 モカ「たーくん、もう行こう?」

 

 タク「ちょっと待ってくれ。動画撮る。マジでおもろい」

 

 だってさ、カップルのアレの話を堂々と公園でやってるんだぜ?撮るに決まってるだろ

 

 タク「ましろさ、もし成功したらどうしてたの?」

 

ましろ「そのまま私の家の地下室に連れて行って....」

 

  翔「地下室?そんなのあった?」

 

ましろ「隠し部屋にしてたの」

 

 タク「よし!今からましろの地下室に行こうぜ!」

 

 モカ「おー!」

 

===========================

~ましろ宅~

 

ましろ「この扉から入れるの」

 

 タク「これ、すっごいことだからね。もう情熱が止まらないよね!」

 

  翔「何で興奮してんだ?」

 

ガラガラ

 

  翔「wwwww」

 

 地下室に到着したらさ、ベットなどまぁ、生活できる部屋があったのよただな...

 

 タク「壁wwww」

 

 壁紙がはねしょーの顔なのよしかも

 

 モカ「これ、湊さんの首を絞めたときのwww」

 

ましろ「何でみんな笑ってるの?」

 

 タク「これ何の写真か知ってる?」

 

ましろ「知ってるよ?かっこいいでしょ?」

 

 タク「まぁwww迫真だよねwww」

 

  翔「このヘッドフォンは?」

 

ましろ「あ、それは」

  

  翔「聞いてみるか...ヤバいヤバいヤバい!」

 

 タク「どうした?」

 

  翔「タク、これ聞いてみ?」

 

 タク「分かった」

 

 『ダイスキダイスキダイスキダイスキダイスキダイスキダイスキダイスキダイスキダイスキダイスキダイスキダイスキ』

 

 タク「うわぁ!」

 

  翔「ヤバいだろ?」

 

 タク「危なかったな」

 

 モカ「たーくんこれはヤバい部屋だね」

 

 タク「モカはこんなことしないよな」

 

 モカ「もちろんですよ~」

 

ましろ「そんなに面白いの?真剣に作ったのに」

 

  翔「う~ん、いきなり来たらビビるけど、一歩引いてみると面白いんだよね」

 

ましろ「うぅ...」

 

 タク「はねしょー、こんなにwww愛されてるんだな」

 

ましろ「」

 

 モカ「あーあ、落ち込んじゃった」

 

  翔「しーろ。もう分かったから。今日シよ?」

 

ましろ「ちがうの、こんなに準備したのに笑われるのが恥ずかしい...」

 

 タク「まぁ、しょうがないよね。せっかく念入りに準備したのに失敗したんだから」

 

  翔「タク達は今日は帰ってくれ。2人で話したいから」

 

 タク「分かった。じゃあな」

 

 

~帰り道~

 

 モカ「そーいえばー」

 

 タク「ん?」

 

 モカ「あたし達もまだヤってなくない?」

 

 タク「確かに。シたいの?」

 

 モカ「うん///」

 

 タク「今日、俺の家泊まる?」

 

 モカ「うん」

 

 タク「分かった。親に連絡する」

 

 

 その日俺は初めてモカとヤった。その後はねしょーからLin〇が来て

 

 『俺、童貞卒業した』

 

 と来た。

 

 




 少しずつストック貯めていきます

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