Beat the clock next   作:頭の中将

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 疲れた...マジで


【チームA VS チームB】開幕戦

 ノブ「さぁ、始まりました。バスケットボール大会実況は私千鳥伸介がお伝えいたします。この試合の解説はチームEの石川亮さんにお越し頂いておりますよろしくお願いします。」

 

  亮「よろしくってお前実況出来るの?」

 

 ノブ「多少な、本日の会場は東川中体育館の方をお借りしております」

 

  亮「俺らの母校ですね」

 

 ノブ「ではルールを説明いたします

 

    ①試合時間は5分1ピリオド

    ②3対3形式で行う

    ③タイムアウトは各チーム1回しかし時計は進む

    ④5チーム総当たりで勝敗で競う

 

    となっております。なお審判、タイマーなどは東川中学校バスケ部が行います」

  

  亮「後輩ですね」

 

 ノブ「さて、第一試合の方をお伝えいたします。注目のスターティングメンバーの紹介です。チームAは戸山、美竹、丸山、チームBは朝日、青葉、瀬田となっております。石川さん注目選手は」

 

  亮「どちらも主力を出していないところが気になります。個人的には戸山選手のプレーに注目ですね」

 

 ノブ「それでは各陣営のようすを見てみましょう」

 

~チームA~

 

 香澄「お、ロックとやるの?」

 

  翔「そうだね」

 

  蘭「マークどうするの?」

 

  翔「香澄が六花、蘭がモカ、マルさんは薫さんで」

 

  彩「うん分かった」

 

  翔「さて、行きましょうファイ!」

 

 全員「「「オー!」」」

 

 

~チームB~

 

 タク「モカ、蘭をしつこくつけ」

 

 モカ「もちろんだよーだって蘭の動きのクセはモカちゃんが1番分かるんだから」

 

 タク「薫さん好きなだけスリー打っていいからエアーには気をつけてくださいね」

 

  薫「フッ...見ている子猫ちゃんのためにも私の儚いシュートをお披露目しよう」

 

 タク「で、六花」

 

 六花「は、はい!」

 

 タク「お前コンタクトの方が似合うな」

 

 六花「そ、そうですか?ありがとうございます」

 

 タク「さ、試合だな。行こう、Let`s go!

 

 全員「「「LesPaul`s」」」

 

 

 

 審判「それでは試合始めまーす!チームA白、チームB黒で行います!礼!」

 

 全員「お願いしまーす!」

 

 

 タク「飛べます飛べます!薫さんですから!」

 

 B全員「「飛べます!飛べます!」」

 

  翔「香澄が飛びますせーの!」

 

 A全員「「早く飛べー手が痛い!オーエンするのもめんどくさい!」」

 

 

 ノブ「さー、各チーム応援合戦が広がっております」

 

 タク「おい、チームAが応援が大学の飲み会のコールになってるぞ」

 

 ノブ「さぁ、ティプオフ!」 

 

 香澄「薫先輩高すぎるよ!」

 

 ノブ「ボールを取ったのはチームレスポール、青葉選手がゲームメイクしていきます」

  亮「あ、チームBのことか」

 

 モカ「おー、蘭だー」

  蘭「やっぱりモカか...来い!」

 モカ「まーまー、あせらないのー、ほれー」

 

 ノブ「青葉がシュート打って...入った!3ポイントです!」

 

 モカ「あ、入っちゃった」

 六花「先輩ナイスです!」

 

  蘭「彩さん、ゲームメイクの方をお願いします」

  彩「わ、私が!?」

  蘭「はい、あたしが積極的に点取りにいきますんで」

 香澄「頑張ってください!彩先輩!」

  彩「う、うん分かった」

 

 ノブ「さぁ、チーム飲みサーの方は」

  亮「チームAそれでいいのか?」

 ノブ「お、丸山選手がゲームメイクしていきます」

 

  彩「えっと...どうすればいいの?」

  蘭「彩先輩」

  彩「蘭ちゃん」

  蘭「モカ...行くよ!」

 モカ「バレバレ~」

  蘭「なーんてね、香澄!」

 香澄「サンキュー」

 

 ノブ「これはいいアシストです!」

  

 モカ「やられたー」

  蘭「まだ、1対1はお預けだね」

 

 六花「速攻!」

  彩「え?」

  薫「さすがだね子猫ちゃん」

 

 ノブ「一瞬の隙に速攻だ!速い速い速い!」

  亮「六花あんなに動けたっけ」

 ノブ「これは誰も追いつけない!チームレスポール追加点!」

 

 六花「先輩!」

  薫「ナイスだよ子猫ちゃん」

 

  

ピー!

 

 『タイムアウト!黒!』

 

 ノブ「さーここで、チームレスポールタイムアウトです」

  亮「ここでですか、結構早いですね」

 

~チームA(飲みサー)~

 

  翔「さぁ、始まりましたー、イッキの時間です!」

  蘭「酒じゃなくコップ一杯のスポドリなんだ」

友希那「当たり前でしょ?」

  翔「じゃ、香澄からーお願いしまーす!」

 全員「「ハイ飲んで飲んでー!ハイ飲んで飲んでー!」」

 香澄「プハー!あれ?先輩飲んでなくない?」

 全員「「うぉうぉう?」」

  彩「はーい!彩行きまーす!」

 全員「「のーめのーめレボリューションズどんなこーとが起きても!」」

  翔「自分」

 全員「らしく」

  翔「一気飲み!」

 全員「「「グイグイグイグイ!」」」

  彩「あーってあれ?蘭ちゃん飲んでなくない?」

 全員「「うぉうぉう?」」

 

 

~チームB(レスポール)~

 

 紗夜「隣うるさいですね」

 タク「これ、あっち飲み会やってる?誰か酒いれた?」

 モカ「たーくん、作戦は?」

 タク「そうだな、残り1分になったら蘭と1対1してもいいぞ」

 モカ「えー、それまでお預けー?」

 タク「六花のさっきの速攻よくできたな」

 六花「なんか上手くいきました!」

 タク「薫さん、もうちょっと遠距離打てない?」

  薫「確かに儚いシュートをお披露目してないね」

 タク「じゃ、行きますかLet`s go!

 全員「「LesPaul`s!」」

 

 

 ノブ「さて、試合再開です!」

  亮「はねしょーのとこ、本当に飲みサーじゃん。しかも『パスパレボリューションズ』をコールにするな」

 ノブ「それでは、スキップ!」

  亮「は?」

 

 

===========================

 

 ノブ「さて、残り30秒となりまして、27対26チーム飲みサーが1点差!ボールはチームレスポールだ!」

  亮「おいおい、どうなってるんだよ!」

 ノブ「まぁ、これ以上やってると視聴者もつまらんだろうと思ってさ」

  亮「そうかって来たぞ!」

 ノブ「さぁ、来ました!Afterglow同士の1対1」

 

  蘭「やっと本気になったみたいだね」

 モカ「なんで分かったの?」 

  蘭「見て、左半分あたし達だけ」

 モカ「ふふーん、どうやらこのプレーがこの試合を決定づけるみたいですなー」

  蘭「あたしとモカ1対1何勝何敗だっけ?」

 モカ「うーんと3勝、っておっと」

  蘭「チッ」

 モカ「蘭にしては珍しいねー、でも()()()()()()()()()()()()

  蘭「え?」

 

 

 ノブ「抜いたーなんと股の下から抜いた!」

  亮「これは面白い!」

 

 

  蘭「させるか!」

 

 

 ノブ「美竹も負けじと食らいつく!」

 

 

 パン!ピー!パスッ...

 

 

 審判「バスケットカウント!」

 

 

 ノブ「なんとここで、バスケットカウント!逆転からのフリースローは大きい!」

  亮「これは蘭惜しかったな」

 

 

  蘭「モカ、手大丈夫?」

 モカ「もー、モカちゃんの手が赤くなっちゃたじゃーん」

  蘭「ご、ごめん!」

 モカ「全然いいよー」

   

 ノブ「このフリースローは大きいですよ」

  亮「さぁ、入って欲しい」

 

パスッ...

   

 ノブ「入りました!これで29対27!」

 

ピーー!

 

 ノブ「ここで試合終了!チームレスポール最後の最後で逆転勝利!」

 

 香澄「いやー、負けちゃった」

  蘭「ごめん、私のわがままで」

  翔「気にするな次頑張ろう!あとマルさん次も出るから」

  彩「分かった」

 

 モカ「たーくん!」

 タク「オイオイ抱きつくな!」

 モカ「うりうりー」

 六花「タクさん次の試合は?」

 タク「チームCだな。もしかすると薫さんもう一回出ることになりますけど大丈夫ですか?」

  薫「もしかして、千聖が出るのかい?」

 タク「もしサギさんが出たら出しますのでよろしくお願いします」

 

 ノブ「さぁ、石川さん試合の総評を」

  亮「チーム飲みサーは主力がいない中上手く頑張りましたね。レスポールは最後1対1が結構でかかったと思います」

 ノブ「では、次の試合でお会いしましょう」


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