よぉ、タクだ。夜のメキシコシティから失礼するぜ。時差ボケも直して俺達は夕飯を食べることになった。
アマンダ「Tak, ¿está bien la cena en el lugar habitual?(タク、夕飯はいつものところで大丈夫?)」
タク「No hay problema(大丈夫)」
モカ「どこ行くのー?」
タク「来たときにいつも行く店」
着いたのは少し大きいレストラン。この店は現地民しか知らない非常に穴場なレストランだ。
カランカランカラン...
~♪
どうやら今日は少し混んでるみたいだな。店内のBGMはマリアッチの生演奏でこのお店の雰囲気をあげてくれている
店員「Bienvenidos, ¿cuánta gente hay?(いらっしゃませ、何名様ですか?)
アマンダ「Tres.(3名です)
店員「Siéntate en la esquina.(隅っこの席にどうぞ)」
どうやら空いているみたいだ。店の端っこにある席に俺達は座る
店員「Este es el menú.(こちらメニューです)
モカ「うーん、読めないよー」
タク「どれどれ...あ、これとかいいかも」
モカ「じゃあ、これでー」
タク「俺もこれにしようかな」
アマンダ「ナニ二スルノ?」
タク「二人ともタコスアルパトールにするよ」
アマンダ「OK~」
~♪
モカ「以外と混んでるね~」
タク「確かに。これぐらい混んでるのは初めてだな」
アマンダ「¿No hay una persona involucrada en el torneo donde Tak sale?(タクの出る大会の関係者とかがいるんじゃない?)」
タク「Uh, así es.(あーそうか)」
モカ「ねー、置いてけぼりにしないでよーもー」
タク「はいはい」
アマンダ「モカハイマナンサイナノ?」
モカ「今年で18になりまーす」
アマンダ「ソウナルトタクトオナイドシニナルネ。ワタシコトシ43」
モカ「おー、お母さんと同い年だ」
アマンダ「ナンカガッキトカヤッテルノ?」
モカ「ギターやってまーす」
アマンダ「No tengan una sesión con ustedes dos.(二人でセッションしちゃいなよ)」
タク「Pero no tengo guitarra.(でもギターないよ)」
アマンダ「Está bien.puedo tomarlo prestado.(大丈夫、借りれるから)」
タク「モカギターって持ってる?」
モカ「あるわけないじゃーん」
タク「Dos, por favor.(2本お願い)」
アマンダ「Encontrado. Perdona(分かった。すいません)」
店員「¿Qué hiciste?(どうしましたか?)
アマンダ「¿Me prestas una guitarra para estos dos?(この二人のためにギター借りれるかしら)」
店員「Eso es todo lo que hay que hacer.(かしこまりました)」
モカ「ねぇー何やらされるのー?」
タク「セッション。ステージ行こう」
~ステージ~
まさかステージに立ってモカとセッションするとはな...ちなみにモカとセッションをするのはかなり久しぶりである
モカ「たーくん何弾くー?」
タク「う~んお互いの『YORO』弾く?」
モカ「分かったー」
タク「では、3,2、1」
~♪
ちなみにアフグロの『YORO』は本当は『Y.O.L.O!!!』で俺たちの『YORO』は『#YOLO』というタイトルになっておるこれ大事
~♪
それにしても、モカってすごいよなぁ。普段とは違ってステージに立つと性格が変わるというかなんと言うか本当にすごい。ただ、俺も負けないよ。
~♪
オォーー!!HOOO!
歓声が沸いているなぁ...俺の方の『YORO』は曲が短いからラストはモカの方に合わせる感じにしてっと
~♪
よし、上手くいったぞ
「¡Genial!(素晴らしい!)」
「Fresco!(カッコイイ!)」
タク「いや~上手くいったなぁ」
モカ「ラストのたーくんよく合わせられたねー」
「Te daré una propina, un chip.(チップ、チップあげる)」
モカ「えっ?どうすればいいの~?」
タク「もらえもらえ。ちゃんとグラシアスって言ってな」
モカ「グラシア~ス」
~夕飯後~
メキシコシティの夜は長い。俺達は夕飯の後お土産を買いにメキシコシティの市場に来た。
モカ「おいし~」
モカが食っているのはトルテというサンドウィッチ。これ出来たてだしかなり量あるけどモカなら食べれるだろうな
タク「よかったな、パンがあって」
モカ「うん~」
アマンダ「Esta chica es increíble, ¿no? Me lo comí así.(この子すごいね。あんなに食べたのに)
タク「Es una gran comedor.(彼女大食いだから)」
カン!カン!カン!
おっと、何か行われるみたいだな
『¡Si derrotas a este luchador, te daré 200.000 pesos!(このレスラー倒したら20万ペソあげるよ!)」
日本円で100万!?これ面白そうだ!
アマンダ「Taku, ¿por qué no aceptas el reto?(タク、チャレンジしてきたら?)
タク「¡Sí, ya voy!(うん、行ってくる!)」
モカ「え?どこ行くのー?」
タク「待っててな」
~リング上~
司会「Por favor, dame tu nombre, nacionalidad y entusiasmo.(名前、国籍、意気込みをどうぞ)
タク「Soy Takuya Ikegami. Soy de Japón. ¡Quiero dar lo mejor de mí y ganar!(池上拓也です。日本から来ました。頑張って勝ちたいです!)
司会「Le deseo buena suerte. ¡Vamos a pelear!(幸運を祈るよ。ではファイト!)」
カーン!
相手は俺よりも背が高いし重そうだ...さて組み合いますか
ガシッ!
すごい力じゃないか!彼強っ!どうしようか本当にプロなんじゃないか?
~数分後~
審判「1,2,」
タク「がぁ!はぁ...はぁ...」
キツイ...本当にキツすぎる俺の技決まらないし相手の技がエグいほど痛い...多分次ブレーンバスター決められたら間違いなく負ける
タク「どうしようかな...」
考えてる隙はない。相手は俺を持ち上げる...あ、これなら行けるか?
タク「うらぁ!」
俺はなんとか相手の頭にDDTをたたき込む相手は痛そうだがなんとか立っているそして俺はロープに走ってその反動で相手に走って。
タク「これで...」
相手の頭を内ももで挟み腹筋の力で上体を起こす
タク「こうだ!」
俺は上体を相手の股の下にくぐるそうすると...
バン!
一気にひっくり返るんだ確か『レプテリアン・ラナ』と言う技だったかな?
審判「1,2,3!」
カンカンカン!!!
ワーーー!
勝ったーーー!
司会「¡Felicitaciones! ¡Este es el dinero del premio!(おめでとう!こちら賞金です!)
タク「Muchas gracias. ¿Cuántas personas han ganado tantas veces?(ありがとうございます。今まで何人が勝ちましたか?)」
司会「¡Qué! ¡Es tu primera vez!(なんと!あなたが初めてです!)
パチパチ...
相手「アリガトウ」
タク「あ、ありがとうございました」
相手「¡Me sorprendió la habilidad en este momento!(さっきの技びっくりしたよ!)」
タク「Eran uno u ocho.(一か八かでした)」
~試合後~
アマンダ「¡Tak! Increíble derecha!(タク!すごいね!)」
タク「¡Estoy cansado!(疲れたー!)
モカ「たーくん!」
タク「お、どうしたっておっとどうしたいきなりギューしてー」
モカ「心配したんだからね」
タク「悪い悪い」
チュ...
『FOOOO!』
アマンダ「Realmente desearía que se casaran.(本当に貴方たち結婚しちゃえばいいのに)」
タク「Sí, a menudo se dice(うん、よく言われる)」
次回は世界大会編と参ります。
それと、今度コラボが決定しました。なんか..すごいことになりそうです。