『きららファンタジア』の2部が追加されることにちなんで、『きらファン2部』でオーダーされるあの作品からあそこが登場です。
当たり前かもしれないけど、魔法と言うものは、科学技術が発達していく過程で名前すら聞かなくなる程に否定されていった。
…まぁ、「十分に発達した科学は、魔法と見分けがつかない」とも言うし、私はあまり詳しくそこら辺に言及するつもりはない。私は地学者なのだから。
そんな私が記すのは、この前経験した不思議な経験のこと。
本命の調査中に起こったあのことをここに書き記しておこうと思う。
それは、日本のとある県に所在する街・たま市に行った日のことだった。
この街の地脈・地理・構造……それを、地学的な観点から観察するということでやってきて数日たった時期の、とある喫茶店に寄った時の事だった。
「いらっしゃい〜、1名?」
「はい。空いてますか?」
「カウンター席でええんなら」
「お願いします」
そこには、レトロチックな空間が広がっており、私にはどこか奇妙な懐かしさを感じた。かつてのインテリアがあった時代に生まれてなかった私ですら懐かしく思うのだから、徹底したインテリアが伺える。
「ご注文は?」
「このお店のオススメをひとつ」
「まいど~」
そう言って、ほんのり青い髪の、何故か寝ぐせのスゴイ女の子は引っ込んでいった。
まもなくして、私の前に『Aランチ』なるものが運ばれてきた。
やや小さめのお皿には、ビーフシチューと、サラダと、パスタと目玉焼きが一緒に盛り付けられていた。女性にも気を遣ったボリュームだ。
デザートであろうパフェにも、様々なフルーツが色とりどりに飾り付けられている。正直、食べるのが勿体ないくらいだ。
「………美味しい」
そして、そのごはんはやはりと言うべきか、絶品だった。
一緒に食べることを想定され、素材の味を活かしきり、絶妙に味付けされている。
まるで、脳に翼が生え、天に昇ってしまいそうな感覚だ。
生まれて初めて味わう感覚に、時間さえも忘れて、ただひたすらに手を、動かす―――
「……はっ!」
……気が付けば、注文したはずのランチもパフェもなくなっていた。
危なかった。もし、これらがなくなっていなければ、私の人生はランチとパフェを食べるだけで終わっていたかもしれない………
…という冗談はナシにしても、ウッカリ夢中になれば、周りが見えなくなるレベルで危ないかもしれない。
そうだ! 食べ終わったことだし、調査調査!!
「すみません……あの、お会計をお願いしたいんですが………!」
「わかったわ~」
「えーと、財布財―――!?」
「お客はん、どないしはったん?」
「………いえ、なんでも……」
「そ。これがレシートな。ほな、また来てや」
……いま、店員さんの跳ねた寝ぐせが動物の耳っぽく見えた気がするけど、気のせいだよ、ね……??
某県多魔市内の商店街に点在する純喫茶。レトロな雰囲気のインテリアとなっており、SNS映えすることは間違いなし。
料理も絶品で、一口食べたら忘れられなくなるほどである。………って、なんで私は食レポを!!?
この街の地脈関係を調べにきたつもりだったのに………
☆喫茶店「あすら」
『まちカドまぞく』の舞台であるたま商店街にある、レトロな風格と個性的な店員が特徴の純喫茶店。料理が絶品らしく、リピーターも多い。また、店員は京都弁を使って話す女の子がいるのだとか。彼女はとても美しいのだが、敬語等は一切使わず人を食ったような態度も取るため客によっては怒ることも。また、店内で二足歩行しているバクを見かけた、なんてうわさ話もある。
みなさんの好きな人は
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