鈴「作者ぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!!!!」
一夏side
「織斑君おはよー。ねぇきいた?転校生の話」
次の日の朝、HR前の時間を過ごしていると、クラスメイトに話しかけられた。
「転校生?このクラスか?」
「ううん。二組らしいよ」
「そうそう。なんでも中国の代表候補生なんだって!」
「へぇー」
「なんだ?気になるのか?」
箒が不機嫌そうに聞いてくる。よく寝れなかったのかな?
「少しはな」
「女子を気にしてる場合か。大体お前は」
「このわたくしの存在を今更ながらに危ぶんでの転校かしら?」
セシリアが自信満々に言う。なんでこんなに自信あるんだろ?
「このクラスでもないわけだしそれはないんじゃない?」
「どんなやつだろうな?」
「そんなのでどうする。月末にはクラス代表戦があるのだぞ」
「そう!そうですわ!一夏さん。クラス代表戦にむけてより実践的な訓練をしましょう。相手はわたくしセシリア・オルコットがしてさしあげますわ。このクラスで専用機持ちなのはわたくしと一夏さん。そしてグレナディーン兄妹だけですから」
「ならグレンに」
「兄さんは忙しいから無理だ。最近ピットを減らされて武器が大幅に減ったところだからな。最近は武器製作ばかりだ」
マドカがきた。つかグレンと一緒じゃないのか。
「武器製作ってどんなの作ってるの?」
「主に遠距離と近距離の武器だ。兄さんのことだからどんなのができるかはわからん」
「あら?グレンさんは日本の企業の武器を使ってるのではないのですか?」
「日本がピットを作っていたらおかしいだろうが。それに兄さんの武器の方が性能は遥かに上だからな。私のもほとんど兄さん製だ」
「へぇー。おれも今度なんかつくってもらおうかな?」
「ふざけるな。兄さんは基本家族のため以外にはつくらん。それに貴様のバススロットのどこに入れれると言うのだ」
「うっ、それは…」
痛いところをつかれたな。俺の白式はなぜか武器が一つなのにバススロットの空きがない。そのため雪片弐型だけしかないのだ。
「でも専用機持ちがいるのって私たちと四組だけでしょ?なら余裕じゃない?」
「その情報古いよ!」
扉のとこから声がした。俺らは一斉にそちらをみる。
黄色のイヤリングを揺らすツインテールの少女がそこにいた。
「今日から二組も専用機持ちが代表になったのよ。それで宣戦布告に来たってわけ」
「ん?お前鈴か?」
「そうよ。中国の代表候補生で二組のクラス代表、凰鈴音よ。久しぶりね一夏」
「何格好つけてんだ?似合ってないぞ?」
「なにいってんのよ一夏!」
「おい」
「なによ!」
後ろを振り返る。と同時に出席簿が火をふく。
「なにすんの…よ…って千冬さん!?」
「織斑先生だ。もうHRの時間だ。クラスに戻れ」
「は、はい!一夏!逃げるんじゃないわよ!」
千冬姉が再び出席簿を構える。鈴はすぐさま二組に帰っていった。
「一夏、今のは誰だ?ずいぶん親しそうだったな」
「一夏さん、あの方とはどうゆう関係ですの?」
「席につかんかバカ共め」スパーンッ
俺に詰め寄る二人が叩かれた。痛そうだな。鬼に金棒改め、千冬姉に出席簿。諺としてなりたつんじゃないか?スパーンッ
「なにか言ったか織斑」
「何もいってません」
なんで考えが読めるんだよ!エスパーか!?うちの姉はいつエスパーになったんだ!?
HRの終わりごろにグレンが入ってきた。遅刻じゃねぇか。千冬姉も怒ってる。あれ?グレンが小声でなんかいったら許された?何いったんだろ?後で聞こうかな?
その日の授業中、箒とセシリアはバシバシ叩かれてた。集中しとけよ…。
一夏sideout
イチカside
昼休憩になって私は簪とマドカと食堂に来ていた。簪はかきあげうどん、私はチャーハン、マドカは親子丼だ。ここのメニューの多さはすごいですね。
「それにしてもあの二人は今日すごい叩かれてましたね」
「…あの二人って?」
「簪は知りませんでしたね。篠ノ之さんとセシリアですよ。授業中織斑先生にたたかれまくってたんですよ」
「あれは傑作だったぞ。簪もきっと笑う」
「見てみたかったかも…」
少し残念がる簪。
「私がくる前に何かありましたか?」
「兄さんは知らないか。二組に転校生が来た」
「たしか中国の人?」
「簪は知ってたのですか?この時期に転校となると代表候補生ですか?」
「そうらしい。どうやら一夏の知り合いらしくてな。ちょっと騒ぎだったのだ」
「一夏の交友範囲は恐れ入りますね」
「元テロリストに元軍属が家族の兄さんには言われたくないと思うが」
「その人もグレンの知り合いだったりして」
「中国に知り合いですか………。一人いますね。イヤリングを渡した人です」
「その人なら全員揃うことになるな」
「グレン…」
「いやいや、そうなら一夏が私のことを知っていないとおかしいでしょう?一夏の知り合いなんですから」
「それもそうだな。ん?簪はかきあげは浸して食べる派なのか?私は浸けずにサクサク派だがな」
「違う。私はたっぷり全身浴派」
「私はちょい浸し派ですからばらばらですね」
「まぁ派閥は無数にあるからな」
「終わりなき戦い」
そんな感じでのんびりと過ごしていた。途中一夏が怒鳴られる声とかなにやら聞こえてきたが気にしないでおきましょう。
そして三人食堂から出ていった。
イチカsideout
一夏side
「「お前(一夏さん)のせいだ(ですわ)!」」
「なんでそうなる!」
セシリアと箒に怒られる。授業聞いてないのは自分のせいだろうが!
「まあ、話ならメシ食いながら聞くから学食行こうぜ」
「む…ま、まあお前がそう言うならいいだろう」
「そ、そうですわね。いって差し上げないこともなくってよ」
数名のクラスメイトと共に学食に向かう。ここでは食券を買っていく方式だ。箒はきつねうどん。セシリアは洋食ランチ。そればっかなきがするが…。
「待ってたわよ一夏!」
どーんと目の前に鈴が立ちふさがる。
「そこにたたれると食券出せないんだが。てかラーメン伸びるぞ」
「う、うるさいわね。あんたが遅いのが悪いのよ」
んなこといわれても…。
俺たちはおばちゃんから昼飯をもらい席につく。鈴がとっといてくれた。たすかった。
「それにしても久し振りだな。ちょうど一年くらいか?元気にしてたか?」
「げ、元気にしてたわよ。あんたこそ、たまには怪我とかしなさいよ」
「どんな希望だよ。てかそういえばお前いつ日本に帰ってきたんだ?おばさん元気か?いつ代表候補生なんかなったんだ?」
「質問ばっかしないでよ。あんたこそなんでIS動かしてるのよ。テレビでみてラーメン吹き出すかと思ったわよ」
「ごほん!一夏、そろそろどういう関係か教えてくれてもいいのではないか?」
「そうですわ!まさかこの方と付き合ってますの!?」
「誰が!いいい一夏とは付き合ってなんかないわよ!」
「そうだぞ。俺に恋人なんかいるわけないじゃねぇか。鈴はただの幼馴染みだよ」
なんで顔赤くなってるんだ?まさか中国との温度差にやられて風邪か?
「幼馴染み?」
箒が怪訝そうな声で聞いてきた。
「あー箒が引っ越してったのは小4の終わりだったろ?鈴がこっち来たの小5の頭でさ。で、中2の終わりに中国に戻ってったから一年ぶりだな」
そういやこの二人入れ違いで面識ないんだったな。
「で、こっちが箒とセシリア。箒は前に話した道場の娘」
「ふうん、そうなんだ」
「ああ。よろしく頼む」
あれ?なんか火花がちった気がする。気のせいか?
「わたくしを忘れてもらっては困りますわ!中国の代表候補生の凰鈴音さん」
「…誰?」
「なっ!?イギリスの代表候補生のこのセシリア・オルコットをご存じないと!?」
「あたし他の国に興味ないし。あたし強いしね。あっそういえばさぁ一夏」
鈴が豪快にスープを飲み干して言う。レンゲとか女々しいとかで嫌らしい。お前俺より男らしいよ。
「クラス代表になったんだって?あたしが操縦見てあげよっか?」
おぉ、ありがたい。鈴強いって自分でも言ってたしな。
「あぁたすか」
「結構だ。一夏の訓練は私が見ることになっている」
「あなたは二組でしょう?敵からの施しは受けませんわ。一夏さんにはわたくしがついてますから。今日の放課後も訓練ですわよ」
「これから毎日放課後は訓練だ。サボることは許さんぞ」
あれ?なんか俺の予定が埋まってく?
「ふーん、ならそれ終わったら行くから空けといてね。じゃあね!」
鈴は学食から出ていった。それから数分後、俺たちもクラスへと戻っていった。
一夏sideout
どうもコクトーです。
お待ちかねのツインテ美少女の正体発覚!
想像通りの酢豚さんですw。
朝の教室では入れ違いました。
グレンはちょい浸し派です。
ではまた次回