一夏side
山田先生対鈴&セシリアの模擬戦が始まった。
先制攻撃を仕掛けたのはセシリアだ。スターライトmkⅡで狙い撃った。
しかし、それはなんなくよけられてしまった。
「さて、今の間に……そうだな。デュノア、山田先生が使っているISの説明をしてみろ」
「はい。山田先生の使用されているISはデュノア社製『ラファール・リヴァイヴ』です。第二世代開発最後期の機体ですが、そのスペックは初期第三世代型にも劣らないもので、安定した性能と高い汎用性、豊富な後付武装が特徴の機体です。現在配備されている量産型ISの中では最後発でありながら世界第三位のシェアを持ち、七ヵ国でライセンス生産、十二ヵ国で正式に採用されています。特筆すべきはその操縦の簡易性で、それによって操縦者を選ばないことと多様性役割切り替えマルチロール・チェンジを両立しています。装備によって格闘・防御・射撃といった全タイプに切り替えが可能で、参加サードパーティが多いことでも知られています」
「そこまででいい。……終わるぞ」
シャルルの説明に聞き入っている間、鈴とセシリアはいいようにされていた。
鈴が衝撃砲を放つも、それをかわされてその先にいるセシリアにあたる。逆にセシリアがレーザーを打つと鈴に当たる。それが繰り返され、距離を取ろうとしても山田先生が絶妙なタイミングで距離をつめ、また近づこうとしても逆に離される。
「あーもう!なんなのよ!」
「鈴さん!なにをいいようにされてますの!」
「そっちこそ一回も当ててないじゃないの!」
二人が同時に攻める。とゆうよりは攻めさせられている。そしてそのまま二人が衝突したところにグレネードが放たれる。そして爆発音とともに二人は落ちてきた。
「山田先生お疲れ様でした。いいか諸君、これが教員の実力だ。以降は敬意をもって接するように!」
「くっまさかこのわたくしが…」
「いいようにしてやられたわ…」
「専用機持ちは織斑、オルコット、グレン兄妹、デュノア、ボーデヴィッヒ、凰だな。八人一組でグループになって実習を行う。リーダーは専用機持ちがやること。いいな?ではわかれろ」
千冬姉が言い終わるや否や女子たちが俺とシャルル、それからグレンのところに集まる。
「織斑くん一緒に頑張ろう!」
「グレンくん操縦教えて!」
「デュノアくん説明すごかったよ!」
「ね、ね、私もいいよね?グループ入れて!」
予想通り、いや予想以上の賑わいだった。俺らはどうしていいかわからずただ立ち尽くすだけ。そこで千冬姉が面倒臭そうに低い声で告げる。
「この馬鹿どもが。出席番号順に一人ずつ入れ!順番はさっき言った通りだ!次にもたついたらISを背負ってグラウンド百週だ!」
30秒とたたない間にきれいに並び終わった。さすが千冬姉の一言。
「最初からそうせんか…」
「やった♪織斑くんと同じ班♪」
「うーセシリアかぁ…。さっきぼろ負けしてたしな…」
「やった!グレン君!手取り足取り教えて!」
「マドカちゃん、グレン君のことも教えてね♪」
「デュノア君、わからないところがあったら何でも聞いてね!ちなみに私はフリーだよ!」
「凰さんよろしく!あとで織斑くんの話聞かせてね」
「……………」
それぞれ言い寄られていた。ちなみに誰も話していないのはボーデヴィッヒさんの班だ。
「えーリーダーのみなさんは訓練機を取りに来てくださいね~」
山田先生から指示が飛ぶ。行かなきゃな。
俺は『ラファール』をとってきてみんなのところに戻ってきた。
一夏sideout
イチカside
「おーディーディーだ~。よろしくね~」
「グレンくんの班になれてよかった!」
「基本訓練はツーマンセルよね?なら私と組みましょ!」
「ねえねえ専用機ってやっぱりいい感じなの?」
私の班には、布仏さんをはじめとした8人がいた。とゆうかディーデぃーとは私のことでしょうか?
「えっと、この班のリーダーをします、イチカ・グレナディーンです。よろしくお願いします。二組の皆さんも楽にしてくださいね」
はーいと元気な返事をしてくれる。やりやすそうですね。
「えーリーダーのみなさんは訓練機を取りに来てくださいね~」
「みなさんは『打鉄』か『ラファール』かどちらがいいですか?」
「どっちがいいとかはあんまりないかな?」
「ディーディーはどっちがおすすめなの~?」
「あまりISを扱ってない人が多いと思うので私としては『打鉄』の方がいいと思います。それでよろしいですか?」
「いいよ~」
「では借りてきますね」
私は『打鉄』を持って班のみんなのもとへ戻った。
「さっそく起動といきたいところですが、まずはなんでこっちがいいと言ったか説明しますね」
「そういえばどうして?」
「『ラファール』の方が機動性上だしそっちの方がいいんじゃない?」
「たしかに、『ラファール』は機動性に優れています。じゃあ『打鉄』にはどんなイメージがありますか?」
「うーん…重いってイメージかな…」
「そうそう、なんかどっしりしてる感じだよね」
「よけて勝つんじゃなくて受けて勝つ!って感じかな」
「たしか近接戦闘に特化してるんだっけ?」
「おおむね正しいですね。皆さんの言うとおり、この『打鉄』の特徴は安定しているという点と防御に優れているという点にあります。今からやるのは起動と歩行です。これだけなら『ラファール』ほどの機動性を必要としません。もし飛行ともなれば『ラファール』の方がいいというのは事実ですがね。防御が優れているのでより安定性が増しています。とりあえず起動から始めましょうか。最初は誰ですか?」
「はーい、私だよ!よろしくね」
その後順調にメニューをこなしていった。起動、歩行、停止、解除。その流れを順番に行っていくのだ。途中で一夏の方から「キャアァァーーーー!」という声が聞こえ、一夏がしゃがまないまま解除してしまったISを前に篠ノ之さんをお姫様抱っこをしているのを見てからこちらも同じようになってしまったが、動作自体は安定していて、時間より早く終わった。まあ女子のみんなも無言の圧力にはかなわないですよね。するたびに私はマドカからの無言の圧力がありましたが…。
そのおかげもあり、少し格闘の訓練も行った。なかなか好評でみんなもわいわいとやれていたので安心した。
イチカsideout
一夏side
「では午前の実習はこれで終了する。午後は今日使った訓練機の整備を行うので、各人格納庫で判別に集合すること。専用機持ちは訓練機と自機の両方を見るように。解散!」
千冬姉から終了のあいさつがされ、みんなは教室に戻っていった。
「はああんなに重いとは思わなかった…」
各班が訓練で使ったISはそれぞれの班で格納庫にしまいに行かなければいかない。もちろん動力は人。俺らの班は俺が中心となってとゆうかほぼ俺一人で運ぶことになった。まあ女子からすれば力仕事は男の仕事だろうし、俺自身女子にやらせるのもちょっと…と思うからいいんだけどな。
時間が本当にギリギリだったから格納庫から全員ダッシュして息がかれた状態で話を聞かないといけなくなったが…俺教え方間違ったかな?
ちなみにシャルルのとこはシャルルくんにはやらせるわけにはいかない!と体育会系の女子が率先して運んでた。グレンは自分たちで使ったものだからとみんなで運んでた。あれ?俺だけなのか?
「おーいシャルル、グレン更衣室行こうぜ~。俺らはまた更衣室で着替えだからな」
「行きますか。お昼に約束もしてますし」
「そうなのか?誘おうと思ったんだけど…その約束した人も一緒にこないか?」
「遠慮しときますよ。先輩もいらっしゃいますし」
「そうかーシャルルはどうする?」
「僕もいっていいの?あ、あと先に着替えててよ。僕機体のことでちょっとあるから」
「別に待ってるぜ。かまわないし」
「僕がかまうの!いいから先に行ってて!」
「わかったよ。じゃあ着替えたら校舎の入口のとこで待ってるな」
こうして俺とグレンは更衣室に戻った。
脱ぐのは着るのの三倍楽だ。とゆうかこのスーツの吸水性やばいな。汗とかでもまったくべたべたしないし。まあ宇宙進出をもとに作られてたはずだからあたりまえか。
そして頭の汗を拭きながら俺は更衣室を後にした。
一夏sideout
どうもコクトーです
ハイスクールDQMのほうにかまけて久しぶりです
明久一行はもう少し待ってください
あと少しでリズ編書き終わるのでそのあと読み返して投稿します
今回はあまり原作とかわりなしです
※作者はあくまで駄作者です。過度な期待はご法度です!
のんびりですが進んでいきますよ~
ではまた次回