久しぶりのイチカと一夏です
一夏side
飯を食った後、普通に午後の授業を受けてその日は終わった。
そして次の日、シャルルにISの訓練を見てくれと頼んでみた。スゲーわかりやすかった。俺でも結構簡単に理解できたしマシンガン…だっけ?もやってみた。早いなーとか思ってたらラウラに絡まれた。
『貴様がいなければ教官が大会二連覇の偉業をなしえただろうことは容易に想像できる。だから、私は貴様を――貴様の存在を認めない』
ラウラに言われたことだった。そもそもあの時の俺にどうしろというのか。そんなことを考えていた。
そして次の日、俺とグレンはアリーナの更衣室にいた。なんでも今日はISを使わない射撃の訓練と軽く動かす程度だったらしく学園のアリーナを使っていたのだとか。そういや普段どこでやってんだろ?ちなみにシャルルは先に部屋に戻っていた。あいつどうしても俺らと着替えようとしないんだよな~。
「すいませーん。織斑君とグレン君それからデュノア君はいますかー?」
外から山田先生の声が聞こえてきた。なんか用事でもあんのかな?
「シャルルはいませんけど俺とグレンはいますよ」
「入って大丈夫ですかー?着替え中だったりしません?」
グレンのほうを見る。手でOKと合図をしている。なら大丈夫だな。
「大丈夫ですよ」
「わかりましたー」
バシュッという音とともに扉が開いて山田先生が入ってくる。なんとなくだけどこの扉が開くときの音って好きだなぁ…。
「山田先生、どうかしましたか?私たちもこれから部屋に戻ろうと思っていたのですが」
「いえ、伝えておいたほうがいいことがありまして。デュノアさんはいないのですね。では後で伝えてください」
「わかりました。で、どんな用事ですか?」
「はい!なんとですね、今月末ついに大浴場が解禁になります!時間を分けるといろいろと問題になりそうだったので週に二回男子の使用日を設けました」
「ほんとですか!ありがとうございます!」
「大浴場ですか…」
「そうだぞグレン!もっと喜べって!」
「実のところ風呂には定期的に入ってましたからね…」
「ずるぃ!!なんで俺も誘ってくれな」
「私のラボにあるものですのでどちらにしろ入れませんよ?」
「えー、いれてくれよ」
「立ち入り禁止区域ですので」
「ちぇっ」
「まあまあ織斑君。その分大浴場でゆっくりしてくださいね」
「私も大浴場を使わせてもらいましょう。向こうまで行く手間が省けます」
「ぜひそうしてくださいね。あっ後織斑君はこのあと職員室に来てくれますか?白式の件で必要な書類がありますから」
「今からですか?」
「今からです」
「わかりました。……あ、グレン悪いんだけど部屋のボディソープが切れててまだ補充ができてないんだ。新しいのは用意してあるからシャルルに渡しといてくれないか?」
ふと思い出した。今日も俺が先に入るんだろうなーとか思ってたからそこで補充すればいい予定だったんだが。
「いいですよ。どこですか?」
「悪い。クローゼットの中だ。じゃあ頼むぜ!」
グレンに頼んで俺は山田先生の後を追った。
一夏sidout
シャルルside
「はあ…僕どうしたらいいのかな」
僕はシャワーを浴びながら悩んでいた。いつまでもこんなことでいいのか。そんな感じだ。
「悩んでもしょうがないんだよな…」
体を洗おうとシャワーを止めたところであることに気が付いた。
「あれ?ボディソープがない…」
幸いまだ一夏は帰ってきていない。それに昨日切れてしまったという話をしていたし予備はあると思う。洗面台の上の棚のところにあるかな?
私はシャワールームの扉を開けて外に出た。
シャルルsideout
イチカside
山田先生との話も終わり私は一夏の部屋に向かった。いつシャルルさんがシャワーを浴びるともわからないし急いだほうがいいと判断したためだ。
そして一夏の部屋に入りクローゼットから予備のボディソープを取り出す。音が聞こえるのでシャルルさんはシャワーを浴びている最中だろう。
私は扉を開けて中に入る。自動で扉が閉まる。そしてシャワールームの扉のほうへと足を向けたとき、向こうの扉が開いた。
「ちょうどいいですね。ボディソープの替えを」
「へ?」
目の前のシャワールームから出てきたのは金色の髪の女性・・だった。
髪から水が滴り落ち、その豊満な胸に垂れる。腰もくびれていて引き締まったお尻のきれいな…
「ぐ、グレン…?」
そこでシャルルがかろうじて声を出した。
「女性でしたか…。ではここにボディソープの予備おいておきますね。できれば悲鳴などは上げないでいただけると助かります。まあ外で待っているのでごゆっくり」
そのまま固まる彼女をよそにそこからでる。そしてしばらく部屋で待っているとシャワールームからシャルルさんが出てきた。おそらくこれまえしてきたのであろうさらしはしておらずジャージを若干きつそうにしながらも着ている。
「出ましたか。とりあえず紅茶でも入れますね」
「お、お願い」
私は2人分の紅茶を用意する。それを渡すと彼女はそれを一口飲んだ。私も隣に座り紅茶をいただく。しばしの間紅茶をすする音だけが響く。
「…み、見た…よね?」
「すいませんが見てしまいましたね。きれいでしたよ」
「ありがとう……………って違うよね!?なんで一切慌てることなく冷静でいるのさ!そこは顔を赤くしたりして照れるところじゃないの!?」
「いやーここに来るまではいつのまにかスコールたちが風呂に入ってくることが度々ありましたから。オータムなんかタオル一枚でリビングまで出てくることもありますしそれ以上のこともありましたから今更裸くらいではあせりませんよ」
「そうなんだ…って納得しないよ!?」
「とりあえず落ち着きましょうよ。そんなに焦ると」
「誰のせいでこうなってると思っているのさ!?」
「私のせいでしょうか?」
「グレンしかいないでしょ!まったく……キャッ」
紅茶を置いて立とうとした彼女だったがバランスを崩して倒れこむ。私のほうに。
再びの沈黙。
「とりあえずどいてもらえないでしょうか?」
「ご、ごめ」
「おーい。シャルルーボディソープもらえた…か…」
そこにタイミング悪く一夏が帰ってきた。
現在の状態は布団に倒れている私。その上に覆いかぶさっているシャルルさん。
判定……アウト。
「あ…ごめん…べ、別に俺そういうの否定はしないから」
「待って!すごく誤解してるから!」
「大丈夫だって。別にグレンとシャルルがその…男に興味があったとしても俺は別に」
「待ってください一夏!その誤解をそのままにするのは私としても非常にまずい!もしそんな話が彼女たちに聞かれたら…」
『ヘーグレンニソウイウシュミガアッタナンテネー』
『コレハワタシタチガヒトハダヌガナイトナー』
『エエ。コレハグレンヲマットウナミチニモドサナイトイケマセンネー』
『ニイサンワタシタチニマカセテクダサイネ』
『スグニモドシテアゲマスカラネー』
『誤解ですって。誤解ですって!私にそっちの気はありませんから!信じてくださ、いや、アぁあああ…』
やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい。
ゲームオーバーしか想像できない。
光のない瞳をしたスコールたちに気が済むまで、いや気が済んでもなお絞られてる未来しか見えない。
「僕は女だから!普通だから!」
「へ?女?」
「「あ」」
シャルルさんがあっさりとばらしてしまいました。でもこれで変な誤解は晴れるでしょうか?
茫然とする一夏をとりあえず部屋の中に入れ座らせた私たち。さて、どう説明すればいいですかね…。
イチカsideout
どうもコクトーです
気が付けば 一月以上 経っていた
時が過ぎるの 早いものだなぁ byコクトー
他のばかり書いてたらなんかすごい経ってました
最近オリジナル小説書いてるんですよ
なんか設定とか考えるのきついけどすごい書きやすい…
少なくともどの作品も途中で投げ出す予定はないのでご安心を!
シャルルはどちらにつけよう…
ではまた次回