遊戯王GX~精霊の抱擁~ 作:ノウレッジ@元にじファン勢遊戯王書き民
No.41 泥酔魔獣バグースカ(エクシーズ・効果モンスター)
ランク4
地属性/悪魔族
ATK 2100/DEF 2000
レベル4モンスター×2
このカードのコントローラーは、自分スタンバイフェイズ毎にこのカードのX素材を1つ取り除く(取り除けない場合、このカードを破壊する)。
(1):このカードがモンスターゾーンに攻撃表示で存在する限り、このカードは相手の効果では破壊されず、相手はこのカードを効果の対象にできない。
(2):このカードがモンスターゾーンに守備表示で存在する限り、フィールドの表側表示モンスターは守備表示になり、守備表示モンスターが発動した効果は無効化される。
都「ランク4のナンバーズだね、表示形式によって効果が変わるよ! 守備表示にされたくない人はリンクモンスターを呼ぼう!」
フィオ「3ターンの間、相手の行動をロックできるのは強力。オーバーレイ・ユニットが無くても1ターンだけ生き残るから『死者蘇生』なんかでもOKだよ」
都「“発動した効果の無効化”だから、リリースされたりしても発動時に守備表示なら全部無効になるよ。ただし自分のモンスターも影響を受ける点にはご注意!」
黎:LP 450
手札:1枚、『RUM-ケイオス・フォース』、『ガガガマンサー』、『死者蘇生』
フィールド
:No.41 泥睡魔獣バグースカ(DEF:2000)(右のEXモンスターゾーンに配置)
:メインモンスターゾーン無し
:伏せカード1枚
闇の人形:LP 8000
手札:1枚
フィールド
:CX ヴェルズ・カオス・ウロボロス(DEF 2750/CORU:3)(右のEXモンスターゾーンに配置)
:CX 闇遷幽士 モリオーガンティス(DEF 2450/CORU:3)
:伏せカード1枚、Xトラネット(永続罠)
新たに引いたカード『死者蘇生』を含め、俺の手札は4枚。
ここからが本当の勝負だ。
と、その前に。
「スタンバイフェイズ、オーバーレイ・ユニットの無い『バグースカ』は消滅する」
『ハ、これで俺のモンスターは効果が使えるってワケだ』
霞のように酒瓶を持って眠るバクが消える。
これでスタンバイフェイズに破壊されて攻撃力2100のダメージを与える『エマージェンシー・ナンバーズ』のデメリットは発生しない。
奴のモンスター効果は既に復活している、踏み止まれば敗北あるのみ。
ここから一気に踏み込む。
「俺は手札から『ガガガマンサー』を召喚!」
『フッ!』
ガガガマンサー:ATK 100
召喚するのは先程ドローした、錫杖を持った不気味な男。目元を隠すマスクをしてマントを翻しながら、召喚ゲートから飛び出して降り立つ。
「『ガガガマンサー』のモンスター効果発動! 1ターンに1度、自分の墓地から“ガガガ”モンスターを特殊召喚できる! 俺は墓地からの『ガガガシャーマン』を特殊召喚する!」
『させるか! 『モリオーガンティス』の効果発動! まだカオス・オーバーレイ・ユニットを使用していないターンに1度、フィールド・墓地のカード1枚を対象にした効果を無効にする!』
続けて地面に杖を投げ紫の召喚魔法陣を開く死霊術師。そのまま闇の中から祈祷師を引き上げようとするも、その前に巨人の目からビームが放たれ、ゲートが破壊されてしまった。
『どうだ、モンスター1体ならエクシーズできねぇだろ!』
「なら別の方法でもう1体召喚するまで! 魔法カード『死者蘇生』発動! お前の墓地から『アステル・ドローン』を俺の場に特殊召喚する!」
『アハッ☆』
『チッ、そんなモンまで握っていたか!』
既に『モリオーガンティス』の効果は使用済み、これは止められない。
そして『ガガガマンサー』は効果を使用したターンは“ガガガ”モンスター以外を特殊召喚できない制約があるが、これはさっき奴が無効にした。その召喚制限は課されていないワケだ。
アステル・ドローン:DEF 1000
「俺はレベル4の『ガガガマンサー』と『アステル・ドローン』でオーバーレイ!」
『フッ!』
『ハァァッ!』
「そして魔法カード『リ・エクシーズ』を発動! 墓地のモンスターを素材として、墓地からエクシーズ召喚する!
俺は墓地の『ゴゴゴゴーレム』と『アステル・ドローン』でオーバーレイ!」
『ゴゴッ!』
『やぁぁぁっ!』
「合計4体のモンスターで2つのオーバーレイ・ネットワークを構築! エクシーズ召喚!」
ガガガマンサー(効果モンスター)
星4
闇属性/魔法使い族
ATK 100/DEF 100
(1):1ターンに1度、「ガガガマンサー」以外の自分の墓地の「ガガガ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「ガガガ」モンスターしか特殊召喚できない。
(2):X素材のこのカードがXモンスターの効果を発動するために取り除かれ墓地へ送られた場合、自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで500アップする。
リ・エクシーズ(アニメオリジナル)(自己解釈テキスト)
【通常魔法】
このカード名の効果は1ターンに1度しか発動できない。
(1):自分の墓地のXモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの召喚素材として正しいX素材モンスター1組を自分の墓地から選び、選択したモンスターをX召喚扱いで墓地から特殊召喚する。
その後、選んだモンスター1組をその下に重ねてX素材とする。
全力を振り絞る。
今の手札でできる事を、頭をフル回転させて考え、実行する。
恐れずに前を向き、敵を穿ち、怪物としての勝鬨をあげろ、俺。
☆4×☆4=★4
☆4×☆4=★4
「エクシーズ召喚!」
空と地の銀河の渦が爆発し、中から新たな力が目覚める。
1つは黒い龍に、1つは黒い魔獣に。
奴が2体のモンスターを呼んだなら、こっちもまた2体のモンスターで迎え撃つ。
「まずは墓地から蘇れ、『泥酔魔獣バグースカ』!」
『オォォォ……』
No.41 泥酔魔獣バグースカ:ATK 2100
「そしてエクストラデッキから出でよ! 漆黒の闇より愚鈍なる力に抗う反逆の牙! 『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』!」
『GAAAAAAAA!』
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン:ATK 2500
「ここでオーバーレイ・ユニットになった『アステル・ドローン』の効果発動、カードを1枚ドローする。これは召喚されたモンスターの効果として扱うため『モリオーガンティス』の効果では無効にできない。よって2枚ドロー!」
ちなみに『バグースカ』の発動無効の効果は自身もまたバッチリ受ける。『バグースカ』自身が発動した効果として扱われるためだ。
なのでわざわざ『バグースカ』を攻撃表示で召喚したのである。
『手札が3枚に回復したが、それでどうする? 攻撃して倒せるのは『モリオーガンティス』だけだぜ?』
「当然、こうする! 俺は手札から『RUM-ケイオス・フォース』を発動!」
ディスクにカードを差し込む。
同時にそこから得体の知れない波動が跳ね返り、俺の全身を蝕むように痛めつけた。
「う……、ぐ……っ!」
それでも、俺は耐えて進む。その先にある勝利が欲しいから。
勝って、帰って、皆で一緒に明日に行くために。
『妨害されるのは承知の上の筈、なら敢えて乗ってやろう! 『モリオーガンティス』の効果発動! 既にフィールドか墓地にあるカードと同じ名前のカード効果を相手が発動した時、カオス・オーバーレイ・ユニットを1つ使う事でそれを無効にして除外する!』
CX 闇遷幽士 モリオーガンティス:CORU 3→2
「させるか! 俺は墓地の『ガガガシャーマン』のモンスター効果発動! このカードを墓地から除外する事で、ターン終了時まで俺の魔法カードの発動と効果は無効化されない!」
『チッ!』
ガガガシャーマン(効果モンスター)(オリジナル)
星4
地属性/戦士族
ATK 1600/DEF 1600
(1):自分が戦闘ダメージを受けるダメージ計算時に発動できる。
このカードを手札から捨て、その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージを0にする。
自分フィールドに「ガガガ」モンスターが存在しない場合、自分の手札・墓地の「ガガガ」カードを1枚除外しなければ、この効果は発動できない。
(2):自分・相手ターンのメインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
ターン終了時まで自分の魔法カードの発動と効果は無効にならない。
これでランクアップは通る。
だが1体カオス化させただけじゃ足りない! 奴の場には2体のカオス・エクシーズがいるのだから!
「更にライフを半分払い、罠カード『トランザクション・ロールバック』を発動! さっきお前が『テイク・オーバー5』で墓地に落とした『ダブル・カオス・アセンション』を発動する! っぐ、……ぅ!」
黎:LP 450→225
おっもてぇなぁ……!
死に損ないの肉体には邪神と天使の力は荷が過ぎるか!
「俺はランク4の『バグースカ』、そして『ダーク・リベリオン』でオーバーレイ・ネットワークを再構築! ダブル・カオス・エクシーズ・チェンジ!」
『おーおー、生き急ぐじゃねぇの。そんなに死にてぇのか?』
「死にたいんじゃない、最期に間に合わせたいんだよ!」
★4→★6
★4→★6
俺の命は残り少ない。
いや、殆ど無いと言うべきか。
精神体なのに脂汗が止まらないし、全身が軋む。一瞬立ち眩みがして足がふらついたし、胸焼けみたいな痛みが内臓全てに広がっている。
奴を討ち滅ぼす前に死なないように俺は振る舞わねばならない。
そのためにも、このチャンスを逃すワケにはいかねぇ!
「はぁ……はぁ……、っ! 出でよ、『CNo.41』! 夢と幻の狭間を爬行し、死と罪の壁に牙立てる獣! 『昏酔怪獣バグーレスカ』!」
『ガァァァァァァァ!』
CNo.41 昏酔怪獣バグーレスカ:ATK 2500
「無辺なる常闇の果てより、蒙昧なる不条理を憎悪する反逆の咆哮! 天道を揺るがし現れよ! 『ダークネス・リベリオン・カオス・エクシーズ・ドラゴン』!」
『GOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!』
ダークネス・リベリオン・カオス・エクシーズ・ドラゴン:ATK 3000
だからここで、この長いキバの生えた巨大な白い獏と、闇の底から力を得た黒を越えた黒い龍でトドメを刺す!
「俺は装備魔法『オーバーレイザー・ウィングバンパー』を発動し、『ダークネス・リベリオン』に装備! 装備モンスターは相手の場の最も攻撃力の高いモンスターにしか攻撃できないが、代わりに2回攻撃できる!」
『だが俺のモンスターは2体とも守備表示、ダメージは受けねぇ!』
「『バグーレスカ』の効果発動! 互いのターンに1度、場の全てのモンスターを自分と同じ表示形式にできる! そしてこの効果で表示形式が変わったモンスターは効果が無効になり発動できない!」
『何!?』
CX ヴェルズ・カオス・ウロボロス:DEF 2750→ATK 3150
CX 闇遷幽士 モリオーガンティス:DEF 2450→ATK 2950
逆に最初から攻撃表示だった『ダークネス・リベリオン』はその効果を受けず、金色の鋭い眼で相手を見据え続けている。
「行くぞバトルだ! この瞬間、『ダークネス・リベリオン』のモンスター効果発動! バトルフェイズ開始時にカオス・オーバーレイ・ユニットを1つ使い、最も攻撃力が高い相手モンスター全ての攻撃力を半分にし、自身の攻撃力に加える! “ベトレイヤル・ディスチャージ”!」
『GAAAAAAAAAAAAAAA!』
「更にこの瞬間、オーバーレイ・ユニットとして取り除かれた『ガガガシャーマン』の効果発動! ターン終了時まで『ダークネス・リベリオン』の攻撃力を500アップさせる!」
CX ヴェルズ・カオス・ウロボロス:ATK 3150→1575
ダークネス・リベリオン・カオス・エクシーズ・ドラゴン:ATK 3000→4575→5075/CORU 3→2
『攻撃力5075だと!?』
「装備魔法『オーバーレイザー・ウィングバンパー』は相手の場の最も攻撃力の低いモンスターとの戦闘で発生するダメージを2倍にできる!」
『くっ、『モリオーガンティス』との攻撃力の差は2125、『カオス・ウロボロス』との差は3500、倍にすれば7000!』
戦闘ダメージの合計は9125、受け切れる数値じゃない!
ここでワンキルを決めさせて貰う!
「行け、『ダークネス・リベリオン・カオス・エクシーズ・ドラゴン』! 『モリオーガンティス』を攻撃! “
顎から伸びた稲妻のような牙が閃光を放ち、大地を抉りながら敵の巨人へと迫る。まさに雷鳴のような爆音を響かせ、奴の首を取るために。
貰った!
『させるか! 永続罠『
CX 闇遷幽士 モリオーガンティス:CORU 2→1
この状況で効果ダメージの遮断!?
何のつもりだ!?
『『Xトラネット』の更なる効果! 自分フィールド、墓地から“エクシーズ”または“オーバーレイ”と名のついたカード1枚と共にこいつを除外する事で、このターンの戦闘ダメージを無効にする!』
「何だと!?」
奴の墓地から『オーバーレイ・サテライト』が消え、オーラのような障壁が奴を覆う。
黒龍の牙が岩の巨人を突き刺し爆発させたものの、奴はそのバリアで身を守りライフを削らせない。
バリアを貫けなかった黒いドラゴンはその場で弾き返され、俺の場に戻って来てしまった。
「『オーバーレイザー・ウィングバンパー』の効果で『カオス・ウロボロス』を攻撃!」
『だがダメージは無い!』
体勢を立て直して三つ首の龍も胸部を貫いて撃破するも、こちらもダメージは無し。『バグーレスカ』で攻撃しても同じなため、これ以上の攻撃は無意味となる。
クソ、仕留め損ねた。情けない。
「バトルフェイズ終了時、『ウィングバンパー』のもう1つの効果発動。手札1枚をデッキの1番下に戻し、カードを2枚ドローする」
Xトラネット(オリジナル)
【永続罠】
このカード名のカードは自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(1):自分フィールドのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このターン自分は効果ダメージを受けない。
(2):自分フィールド(表側表示)のカードと、自分の手札・フィールド(表側表示)・墓地の「エクシーズ」「オーバーレイ」カードを1枚除外して発動できる。
フィールドにXモンスターが存在する限り、このターン自分は戦闘ダメージを受けない。
(3):このカードが除外されたターンに1度だけ発動できる。
自分フィールドのXモンスターがカードの効果でフィールドを離れる場合、代わりにデッキの1番上のカードを墓地に送る。
オーバーレイザー・ウィングバンパー(オリジナル)
【装備魔法】
X素材を2つ以上持つXモンスターのみ装備可能。
(1):装備モンスターは相手フィールドの最も攻撃力の高いモンスター以外に攻撃できない。
(2):装備モンスターはモンスター相手に2回攻撃でき、相手フィールドの最も攻撃力の低いモンスターとの戦闘で発生するダメージは倍となる。
(3):装備モンスターが相手モンスターを2体以上戦闘破壊したバトルフェイズ終了時に発動できる。
手札を1枚選んでデッキの1番下に戻し、カードを2枚ドローする。
引いたカードは……、『終わりの始まり』と『天使の施し』か。
奴の言った通り『終わりの始まり』は腐っている、捨てるカードと一緒に来たのは助かるな。
「『天使の施し』を発動! デッキから3枚ドローし、2枚捨てる!
そしてカードを1枚伏せてターンエンド! この瞬間、『ガガガシャーマン』の効果は終了する!」
ダークネス・リベリオン・カオス・エクシーズ・ドラゴン:ATK 5075→4575
大丈夫だ、と自分を落ち着かせる。
俺の場にいるモンスターはまだ耐性がある、奴の効果は効かない。そして攻撃力は4475、簡単に倒される数値じゃない。
『バグーレスカ』にも防御能力があるし、伏せカードもある。
ライフは残り僅かだが、凌ぎきる事はできる筈だ。
『このエンドフェイズ、『ヴェルズ・カオス・ウロボロス』のモンスター効果発動! エクストラモンスターゾーンのこのカードが破壊された事で、手札の魔法カード1枚を捨て、墓地のランク・アップ・マジックを手札に戻す! そして墓地から『ウロボロス』以外のカオス・エクシーズを、効果を無効にして復活させる! 蘇れ、『ガチゴチヒュドラ』ッ!
更にこれにチェーンして速攻魔法『エクシーズ・ダブル・バック』を発動! 墓地から破壊されたエクシーズモンスターと、それ以下の攻撃力のモンスターを呼び戻す! 蘇れ、『カオス・ウロボロス』、『オリハルコンウルフ』!』
『『『GAAAAAAAAAAAAAAAA!』』』
CX ガチゴチヒュドラ:DEF 1500
CX ヴェルズ・カオス・ウロボロス:DEF 2750
CX オリハルコンウルフ:DEF 2000
エクシーズ・ダブル・バック
【速攻魔法】
自分フィールド上のエクシーズモンスターが破壊されたターン、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合に発動できる。
自分の墓地から、そのターンに破壊されたエクシーズモンスター1体と、そのモンスターの攻撃力以下のモンスター1体を選択して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。
「ここでモンスターが一気に3体復活だと!?」
『『オリハルコンウルフ』の効果発動! 相手の伏せられているカードを確認する!』
「くっ!」
金属の狼の咆哮が轟き、こちらの場のカードが突風で煽られる。
俺の伏せた罠カード『オノマト
『ほう、“オノマト”モンスターを呼び出す罠カードか。つまりお前の場には3体の壁モンスターがいるってこったな』
「だが『エクシーズ・ダブル・バック』で蘇生したモンスターはエンドフェイズに破壊される。お前のモンスターは1体しか残らない、3体いれば充分だ」
『残念だな、『Xトラネット』を除外したターン、俺のモンスターはデッキトップを身代わりにできるんだよ! 俺はデッキトップである、この『貪欲な壺』を墓地に送る!』
「何!?」
オノマト
【通常罠】
(1):自分の墓地、または除外されている自分の「ズババ」、「ガガガ」、「ゴゴゴ」、「ドドド」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚されたモンスターの攻撃力は0となり攻撃できない。
(2):このカードが相手によって破壊された時に発動できる。
デッキから同名以外の「オノマト」カードを手札に加える。
黎:LP 225
手札:1枚
フィールド
:ダークネス・リベリオン・カオス・エクシーズ・ドラゴン(ATK 4575/CORU:2)
:CNo.41 昏酔怪獣バグーレスカ(ATK 2500/CORU:3)
:伏せカード1枚(『オノマト学問』)
『俺のターン、ドロー! この瞬間『テイク・オーバー5』の効果でもう1枚ドロー!』
再び手札が3枚、この状況は良くない。
攻撃力は『ダークネス・リベリオン』が1番高いし、『バグーレスカ』には防御能力がある。簡単に崩せるモンスター達じゃない。
だが奴がそれを乗り越えられないと考えるには、このデュエルは俺に逆風が何度も吹き過ぎている。
来る。
『正直に認めよう、テメェにここまでやられるとは思わなかった。もっとさっさと片付けられるモンだと思ってたぜ』
「そうか、そいつは重畳」
『だがそれもここまでだ。俺は『テラ・フォーミング』を発動! デッキからフィールド魔法を手札に加える!』
この状況でフィールド魔法だと?
何を加える気だ? 奴は一体何を根拠に勝利を確信した?
怪訝に思う俺だったが、見せられたカードを見てその空気は霧散する。
『デッキから手札に加え、そのまま発動!』
あれは……。
いや、
『『混沌覇道銀河』!』
展開されるのは、巨大な銀河系。
天の川のような光景が足元に広がり、周囲は黒々とした宇宙で埋め尽くされる。遠くに星が浮かび、惑星が浮かび、銀河が渦巻くその空間はまさに銀河だ。
だが俺が引っ掛かったのはそこじゃない。
「何故……」
漢字6文字、もっと言えば最後の2文字が場所を表すという法則。
カードから感じた異様な感覚。
まるで
もう何度も経験している。
始めはプライド。そこからエンヴィー、スロウス、グラトニー、ラスト、グリードを飛ばして新しい三護衛と、最後にラース。
間違う筈も無い。
「何故、
思わず口に出す。
言葉にしたら、絶対に避けられないのに。
それでも問わずにはいられなかった。
そんな俺の一瞬の葛藤を察したのだろう、闇の人形はニヤリと笑ってただ一言。
『
嗚呼。
そういう事だよな。
知っていたとも、だから邪神が『虚構』なんだよな!
『フィールド魔法『混沌覇道銀河』の効果発動! 1ターンに1度、オーバーレイ・ユニットを持たない全てのカオス・エクシーズに墓地のモンスターをオーバーレイ・ユニットとして補充する!』
「何だと!?」
CX ガチゴチヒュドラ:CORU 0→1
CX ヴェルズ・カオス・ウロボロス:CORU 0→1
CX オリハルコンウルフ:CORU 0→1
X素材無しで復活したモンスターにオーバーレイ・ユニットが……!
進化前をオーバーレイ・ユニットを持たない状態ではバニラに近いカオス・エクシーズも、こうなっては脅威でしかない!
「だが!」
『『バグーレスカ』の効果で、カオス・オーバーレイ・ユニットを使った効果も無効にできる、だろう?』
「……!」
『更に俺は永続魔法『邪道の昇華』を発動! 発動時、フィールドのエクシーズモンスター1体のランクの数だけカウンターを乗せる! そしてこのカウンターを消費する事で、同じ数だけ場のモンスター1体のランクをアップさせる事ができる!』
チッ、場のモンスターは全てランク6か!
邪道の昇華:カウンター 0→12
『俺はカウンターを2個使い、『ガチゴチヒュドラ』をランク6から8にする!』
邪道の昇華:カウンター 6→4
CX ガチゴチヒュドラ:★6→8
『そして残る4つのカウンターを使い、『カオス・ウロボロス』をランク10にする!』
邪道の昇華:カウンター 4→0
CX ヴェルズ・カオス・ウロボロス:★6→10
『カウンターを失った事で、『邪道の昇華』は破壊される。だが俺のカードが破壊されたこの瞬間、墓地の魔法カード『カオス・コンパクト』を発動!』
「さっき『カオス・ウロボロス』の効果で捨てたカードか!」
『自分フィールドのカオス・エクシーズ全てを素材に、同じランクのエクシーズモンスターを特殊召喚にする!』
邪道の昇華(オリジナル)
【永続魔法】
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか適用できない。
(1):このカードの発動時の処理として、フィールドのXモンスター1体を選び、そのモンスターのランクの数値と同じ数だけこのカードにカウンターを置く。
(2):このカードのカウンターを2つ取り除いて発動する。
フィールドのXモンスター1体のランクを2つ上げる。
この効果でカウンターが全て取り除かれた場合、このカードは破壊される。
カオス・コンパクト(オリジナル)
【速攻魔法】
(1):自分フィールドの「C」Xモンスター1体を対象に発動できる。
墓地・EXデッキから同じランクの「C」モンスター以外のXモンスター1体を、そのモンスターの上に重ねてX召喚する。
(2):自分フィールドのカードが効果で破壊された時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分フィールドの「C」Xモンスター全てを、同じランクの「C」以外のXモンスターのX素材として、EXデッキからXモンスターをそのモンスターの上にそれぞれ重ねて特殊召喚する。
この効果で特殊召喚されたモンスターの効果は無効となり、攻撃できない。
全ての自分のXモンスターが「C」Xモンスターを特殊召喚するX素材にならなかった場合、自分フィールドのXモンスターの攻撃力の合計値分のダメージを受ける。
『邪道の昇華』と『カオス・コンパクト』のコンボ。『ヴェルズ・カオス・ウロボロス』を召喚した時から、このコンボは既に頭にあったのだろう。
そして恐らく、このフィールド魔法にはランクアップとのコンボがある。
であれば奴の狙いは、もう推測する必要も無い。
『現れろ! 俺のモンスター共!』
サイバー・ドラゴン・インフィニティ:ATK 2100/★6/CORU 2
No.23 冥界の霊騎士ランスロット:ATK 2000/★8/CORU 2
超弩級砲塔列車グスタフ・マックス:ATK 3000/★10/CORU 2
高ランクのエクシーズモンスター、しかもランクがバラバラのモンスターが一気に……。
恐らくこれはアイツのデッキの奥の手、コンボ前提の展開を、しかし堅実に決めた。万一に備えて仕込む最後の手段を引っ張り出されて、俺はこれに勝たねばならないという事か。
『フィールド魔法の効果発動! 1ターンに1度、俺がランク・アップ・マジックでカオス化させる場合、その効果を自分の場の全てのモンスターに適用する事ができる!』
「!」
混沌覇道銀河(オリジナル)
【フィールド魔法】
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか発動できない。
(1):X素材の無い「C」Xモンスターが存在する場合に発動できる。
そのモンスターの数だけコントローターは自身の墓地のモンスターを選び、1体ずつそれぞれの下に重ねてX素材とする。
(2):自分が「RUM」魔法カードを発動した時に発動できる。
その効果の対象を、自分フィールドのXモンスター全てにする事ができる。
(3):フィールドの「C」Xモンスターは、表側表示で存在する限り1度だけ破壊されない。
(4):フィールドのこのカード(表側表示)が相手によって破壊された場合に発動できる。
自分のデッキから同名カードを1枚選び、自分フィールドに発動する。
『俺は『RUM-ケイオス・フォース』を発動! ランク6の『サイバー・ドラゴン・インフィニティ』、ランク8の『ランスロット』、ランク10の『グスタフ・マックス』でオーバーレイ・ネットワークを再構築! カオス・エクシーズ・チェンジ!』
機械の竜が、白い鎧の霊騎士が、大砲を収納した巨大列車が、奴のランク・アップ・マジックの力で紫の光となって空へ飛び上がった。
いつの間にか立ち込めていた暗雲の中に呑まれた3つの光は黒い爆発を起こし、新たな命に生まれ変わる。
『よくここまで戦ったな! さぁ、ご褒美のフィナーレだ!』
★6→★8
★8→★10
★10→★12
『混沌より産まれし蛇蝎の力よ、穢れし命に裁きを下せ!』
爆発の中で黒い霧が集まり、形を成していく。
1つは黒ずんだ銀色の、鉄の竜に。
『見るが良い!』
1つは青白い鎧の、白骨化した騎士に。
『そして絶望するが良い!』
1つは3門の砲塔を備えた、更に巨大な列車に。
『こいつらがお前の首を狩る死神だ!』
横一列に並び、俺の前にそれぞれ降り立った。
『蹂躙せよ、破壊せよ、怪物の首を取れ! 『サイバー・ドラゴン・ネメシス』、『冥界の餓鬼騎士ランスダイト』、『超弩級砲塔大列車グスタフ・マキシマム』!』
CX サイバー・ドラゴン・ネメシス:ATK 2400
CNo.23 冥界の餓鬼騎士ランスダイト:ATK 2300
CX 超弩級砲塔大列車グスタフ・マキシマム:ATK 3600
「……っ!」
改めて実感する。
これが【RUM】デッキの力。カオス化に完全に特化させ、『ケイオス・フォース』の耐性で守りつつ相手を攻め落とす攻防一体のデッキ。
俺がこれまでCXを召喚したのはたったの4回。それをこいつは1回のデュエルで上回った。
認めよう、こいつは……、カオス化に関しては完全に俺より遥かに上だ。
そして俺以上に
『『ネメシス』の攻撃力は自身のカオス・オーバーレイ・ユニット1つにつき300アップする! 更に1ターンに1度、相手フィールドか墓地のモンスター1体をオーバーレイ・ユニットに吸収できる!』
「何!?」
『これで攻撃力は更に300アップだ!』
CX サイバー・ドラゴン・ネメシス:ATK 2400→3300→3600/CORU 3→4
俺の墓地から『ガガガマンサー』が吸収され、奴のモンスターの周りを回る黄色の星となる。
『ガガガマンサー』は消費されると攻撃力を上げる効果を持つ、ただでさえ攻撃力3600のモンスターがいるってのに、これはヤバい。
何より問題点と成り得るのは『ネメシス』と『ランスダイト』の進化前の効果。『ランスダイト』が無反応だったって事はつまり、俺の予想が正しければ……。
「ここで俺は、『バグーレスカ』の効果を発動。カオス・オーバーレイ・ユニットを1つ使い、自身の表示形式を変更する。“ウェイクダウン・テイパー”」
CNo.41 昏酔怪獣バグーレスカ:ATK 2500→DEF 2400/CORU 3→2
『バグースカ』の進化系である『バグーレスカ』は“legless”……足が無い、つまりそのくらい酔っ払ってフラフラであるという意味を内包する。それ故にこのモンスターは挙動をこちらで制御できる。俺の手で支えたり離したりすれば、こうして表示形式を変更できるのだ。
かつ、その変更を他のモンスターにも押し付ける事ができるが、奴のモンスターは3体とも『ケイオス・フォース』で耐性を得ており、『ダークネス・リベリオン』は守備力を上げる効果を持たない。よってそっちの効果は使わない。
そして恐らくだが。
『良い勘だ。この瞬間、『ランスダイト』の効果発動。そのターンに最初に発動した相手の効果を無効にするぜ?』
「『ケイオス・フォース』によって耐性を持っている、よって無効にはならない」
白骨騎士が細身の剣からビームを放ち、これを俺の牙獏が睡魔の霧で防いで打ち消す。これでこのターン少なくとも『ランスダイト』の妨害はもう無い。
……だが進化前と違ってオーバーレイ・ユニットの消費は無し、か。
そして『インフィニティ』から進化した『ネメシス』もパーミ効果を持ってる場合、奴は1ターンに2度の妨害を行える事になる。これはデュエル終盤の現状では相当に厄介極まりないぞ。
『次はこれだ、防げるものなら防いでみな! 『グスタフ・マキシマム』の効果発動! カオス・オーバーレイ・ユニットを1つ使い、相手のライフの半分に1000を加えた数値のダメージを与える! テメェのライフは225、よって1113のダメージを与える!』
ライフが2000以下なら勝利できるのか!
進化前と似た勝利条件だが、初期に召喚できれば5000ダメージを与えられるのはデカい!
「手札から『ドドドレーナー』のモンスター効果発動! ダメージを与える効果が発動した時、このカードを特殊召喚してダメージを0にする!」
『ドドー!』
『させるか、俺は『サイバー・ドラゴン・ネメシス』の効果発動! 相手の効果が発動した時、カオス・オーバーレイ・ユニットを1つ使う事で発動を無効にして破壊する! 更にモンスターを破壊した場合、そのモンスターをカオス・オーバーレイ・ユニットに吸収できる!』
「何!?」
『そしてカオス・オーバーレイ・ユニットとして使用された『ガガガマンサー』の効果により、攻撃力は500アップだ! 本来ならお前の墓地で発動する効果だが、『ネメシス』が自身の効果で吸収したカオス・オーバーレイ・ユニットの効果は自身の効果として扱える!』
「何!?」
CX 超弩級砲塔大列車グスタフ・マキシマム:CORU 3→2
CX サイバー・ドラゴン・ネメシス:ATK 3600→3300→3600→4100/CORU 4→3→4
ドドドレーナー(効果モンスター)(オリジナル)
星6
地属性/機械族
ATK 2200/DEF 1000
(1):自分にダメージを与える魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。
このカードを手札・墓地から特殊召喚し、その効果で自分が受けるダメージを0にする。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
(2):このカードは光・水属性モンスターとの戦闘では破壊されず、光・水属性モンスターの効果を受けない。
「なら俺は墓地の『オーバーレイ・レッドシグナル』の効果発動! 墓地のこのカードと『エクシーズ・トレジャー』、『オーバーレイ・ブレッシング』を除外! このターン俺が受ける効果ダメージをゼロにする!」
『二重に防ぐか、だがこれでお前の防御札はもうネェだろ!』
手札から排水管を構えたロボットが召喚されようとするも、実体化する前に敵の機竜に食われてしまった。
咄嗟に張った別の障壁で防御したものの、これで特殊召喚は失敗。寧ろ相手を助ける結果に終わる。
防がれるのは想定していたが、吸収は想定していなかったな。特殊召喚する事で壁を増やす予定だったのに、それも崩れた。奴の場には高い攻撃力を持ったモンスターが3体、こっちは使い切りのリソースを失ってモンスターは2体。アドバンテージの差が危ない。
『バトル! と同時に『ランスダイト』のカオス・オーバーレイ・ユニットを1つ取り除き、モンスター効果発動! このターン2回攻撃できる!』
CNo.23 冥界の餓鬼騎士ランスダイト:CORU 3→2
『まずは『ランスダイト』でお前のモンスターを2体とも攻撃! 2回攻撃を行うターン、『ランスダイト』の攻撃力は相手モンスターと同じになる! そしてフィールド魔法の効果により、フィールドの全てのカオス・エクシーズは1度だけ戦闘によって破壊されない!』
「俺のモンスターもカオス・エクシーズ……、だが『ケイオス・フォース』の効果で相手の効果を受けない、俺のモンスターに戦闘破壊耐性は適用されない!?」
『その通りだ、そしてお前がさっき『天使の施し』で捨てた『フル・アーマード・エクシーズ』もこれで無意味!
やれ、“
『ゴァアアアアアアア!』
『ギィイイイイイイッ!』
一瞬で真っ二つにされる牙獏と黒龍。咄嗟に黒龍の方は輝く牙で反撃を試みるが、それも敵のフィールド魔法によって守られて失敗に終わる。
円卓最強と謳われたランスロット、その遺体と
そして2体分の攻撃を2体で防げると踏んだ俺の場はガラ空き。これに対し、相手はまだ攻撃できるモンスターが2体。
残ったライフは225、どっちかの攻撃を受けたらそこでジ・エンドだ。
『くたばれ、『グスタフ・マキシマム』でダイレクトアタック! “グスタフ・デストロイヤー”!』
「トラップ発動、『オノマト
『ヌンッ!』
ガガガシャーマン:DEF 1600
『邪魔だ、失せろ!』
『グォオオオオオッ!?』
「くっ、『ガガガシャーマン』ッ!」
『『グスタフ・マキシマム』の効果発動! 戦闘で相手モンスターを破壊した時、俺はカードを1枚ドローする!』
2撃目もこれで防いだ。
けれど……、まだ……!
『そう、勝敗は目に見えている。お前も分かっている筈だ、後1回残っている攻撃を凌いでもその先が無いってな』
奴の場には効果を無効にできるモンスターが2体。
片方は強制発動だから空撃ちさせられるが、もう片方は任意なので誘導しないといけない。
だが俺の手札はゼロ、次のターンにアクションを起こそうにもその元手が無い。増やそうとすればそこを潰される。
そして奴のライフは8000、ハンドレスから1ターンで削り切るには多すぎる。かと言ってまだ『グスタフ・マキシマム』は弾が2発残っているから、ターンを再び明け渡すワケにはいかない。
俺に課せられたタスクは2つ。“次の攻撃を防ぐ”、そして“次のターンでワンキルする”。
滅茶苦茶過ぎる難題だ。
『今度こそ終わりだ、化物! 俺は『サイバー・ドラゴン・ネメシス』でダイレクトアタック!』
『JuAAAAAAAAAAA!』
CX サイバー・ドラゴン・ネメシス:ATK 4100
黎:LP 225
CX サイバー・ドラゴン・ネメシス(エクシーズ・効果モンスター)(オリジナル)
ランク8
光属性/機械族
ATK 2400/DEF 1900
機械族レベル8モンスター×3
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか適用できない。
(1):このカードの攻撃力は、このカードのX素材の数×300アップする。
(2):相手フィールド・墓地の、このカードより攻撃力の低いモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードのX素材とする。
(3):このカードが「サイバー・ドラゴン・インフィニティ」をX素材としている場合、以下の効果を得る。
●魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
この効果でモンスターを破壊し墓地に送った場合、そのカードをこのカードのX素材とする。
●このカードの効果でX素材として重ねられている相手のカードが、それが取り除かれ墓地に送られる事で効果が発動した場合、その効果はこのカードの効果として扱う。
CNo.23 冥界の餓鬼騎士ランスダイト(エクシーズ・効果モンスター)(オリジナル)
ランク10
闇属性/アンデット族
ATK 2300/DEF 0
アンデット族レベル10モンスター×3
(1):自分バトルフェイズ開始時にこのカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このターン、このカードは2回攻撃でき、ダメージ計算時のみ攻撃力は戦闘を行う相手モンスターと同じ数値になる。
(2):このカードが「No.23 冥界の霊騎士ランスロット」をX素材としている場合、以下の効果を得る。
●1ターンに1度、相手のモンスター効果・魔法・罠カードが発動した時に発動する。
その効果を無効にし除外する。
CX 超弩級砲塔大列車グスタフ・マキシマム(エクシーズ・効果モンスター)(オリジナル)
ランク12
地属性/機械族
ATK 3600/DEF 3600
地属性・機械族レベル12モンスター×3
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの戦闘で特殊召喚された相手モンスターを破壊した時に発動できる。
デッキから1枚ドローする。
(2):このカードが「超弩級砲塔列車グスタフ・マックス」をX素材としている場合、以下の効果を得る。
●1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
相手LPの半分の数値+1000ダメージを相手に与える。
『トドメだ、“エボリューション・レザルト・ブラスター”!』
「くっ、畜生が……!」
『邪神に辿り着く事無く、無様に散れぇっ!』
それでも俺は……、まだ負けるワケには……っ!
いかねぇんだよ!
「俺は墓地から『ダークネス・リベリオン・カオス・エクシーズ・ドラゴン』のモンスター効果発動! 相手がダイレクトアタックして来た時、このカードを攻撃表示で特殊召喚! バトルの相手を引き継いで戦闘を行う!」
『そのモンスターの攻撃力は3000、1100のダメージで終わりだ!』
「この時攻撃力は1000ポイントアップする! 蘇れ、『ダークネス・リベリオン』! “トリーズナーズ・レクイエム”!」
『GaaGAAAAAAAAAAAAAAAA!』
ダークネス・リベリオン・カオス・エクシーズ・ドラゴン:ATK 3000→4000
真正面から迫る青白い光線。直撃すれば敗北するこの攻撃を防ぐため、俺は墓地から黒い龍を呼び戻す。
僅かに足りない攻撃力ではあれども、それでも暗黒龍は牙に電光を走らせてそれを受け止め、俺を死から守ってくれた。
代わりにもうレクイエムは奏でられなくなってしまったが。
「ぐっ、がぁああああああああああああああああああああああああっ!」
黎:LP 225→125
そしてただでさえ風前の灯火だった俺のライフは、もう消えかけの線香花火より弱々しくなってしまった。
頭がボーッとする。
視界が定まらなくて、今自分が起きているのか寝ているのかも分からない。
地面に打ち付けられた場所が全然痛くなくて、左腕に着けているデュエルディスクの感触も希薄だ。
それでも何とか生きている。
そう自覚するだけでも精一杯で。
『攻撃力4100で殴って100ダメージかよ、しょっぺぇなぁ』
「ぜぇ……、がはっ、うぐ……っ、げほっ!」
『俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド。この瞬間『ガガガマンサー』の効果が終了し、『サイバー・ドラゴン・ネメシス』の攻撃力が下がる』
CX サイバー・ドラゴン・ネメシス:ATK 4100→3600
何も考えられない頭は、しかしデュエリストの本能で戦況を把握する。
敵の場のモンスターは3体、いずれも俺の効果を受けない。
更にその内2体は俺の効果を1度ずつ無効にできる、好きな効果を通すには最低でも3枚のカードが必要になる。
ライフは8000、伏せカードが1枚。
対する俺にモンスターは無く、『ダークネス・リベリオン』も今倒された。
制圧するために召喚した『バグーレスカ』もやられた以上、その2体をこれ以上活用はできない。
墓地で発動できるのは『トランザクション・ロールバック』と『フル・アーマード・エクシーズ』の2枚。どっちかを犠牲にしないとロクに動けやしないだろう。
そして何よりも問題なのは、俺に手札が残っていない事。
次のドローに賭けるのはデュエリストの常。しかしこの追い込まれた状況でトップ解決は無謀を越えて無知ですらある。
ダークネス・リベリオン・カオス・エクシーズ・ドラゴン(エクシーズ・効果モンスター)(オリジナル)
ランク6
闇属性/ドラゴン族
ATK 3000/DEF 2800
ドラゴン族・闇属性レベル6モンスター×4
このカード名の(2)の効果はデュエル中1度しか発動できない。
(1):このカードは相手の効果では除外されない。
(2):相手モンスターが直接攻撃を行うバトルステップに発動できる。
墓地のこのカードを特殊召喚して攻撃力を1000アップさせ、その相手モンスターの攻撃対象をこのカードに移し替えてダメージ計算を行う。
(3):このカードが「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン」をX素材としている場合、以下の効果を得る。
●バトルフェイズ開始時に1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
相手フィールドの最も攻撃力の高いモンスター全ての攻撃力を半分にし、その数値分このカードの攻撃力をアップする。
CNo.41 昏酔怪獣バグーレスカ(エクシーズ・効果モンスター)(オリジナル)
ランク5
地属性/悪魔族
ATK 2500/DEF 2400
このターンに特殊召喚されていないレベル5モンスター×3
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このカードの表示形式を変更する。
このターン、相手はこのカードが表側表示で存在する限り、他の自分フィールドのカードを攻撃・効果の対象にできない。
(2):このカードにX素材が存在しないターン終了時に発動する。
このカードを破壊する。
(3):このカードが「No.41 泥睡魔獣バグースカ」をX素材としている場合、以下の効果を得る。
●自分・相手ターンのメインフェイズに発動できる。
フィールドのモンスターを任意の数だけ選び、その表示形式をこのカードと同じにできる。
この効果で表示形式が変更されたモンスターの発動した効果は無効化される。
ここまで、なのか……!?
いいや、それでも俺は、この1枚に勝機を見出すしかない。
無理でも無茶でも何でも良い、そんなの俺の十八番だ。
それをして、勝って、帰って、最期の戦いに行く。
そのために戦ってきたんだ。ゴール直前でリタイアなんてできるか!
これがラストターン、行くぜ!
「俺のターン、ドロォーッ!」
to be continued
既存カードのカオス化を考えるの、楽しいですw