遊戯王GX~精霊の抱擁~   作:ノウレッジ@元にじファン勢遊戯王書き民

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STORY91:強襲

 

SIDE:黎

 

 

 最初に聞こえたのは爆発、というより破砕音だった。

 ダンプカーがコンクリートブロックに突撃したかのような派手な音、重い物が硬い物にぶつかるような音。それが俺の耳に届き、一瞬より短い時間だけ遅れて振動も伝わった。

 

「っ、ジョーカーこれは!」

「分かっている、出るぞ!」

 

 音と振動は断続的に降り注ぐ、まるで爆撃機が空襲に来たかのように。

 まさかラースが攻撃を仕掛けて来た? 今迄の護衛は異世界に引き籠っていたのに対して奴は完全にフリー行動、何らかの準備に奔走していた。それが攻めに転じたって事は……。

 いや、考えるより先に動かないと。

 ジョーカーの執務室から飛び出すと、天井からパラパラと砂が降っていた。

 間違いなく上から攻撃されている、しかもこの気配は……。

 

「桜、ポーラ! フィオ達の所に行ってくれ!」

「心得た。敵の狙いが分からぬ以上、バラバラなのは危険すぎる」

「……すぐ合流する、それまでサーをお願い」

「任せろ。オレ達は外に行くぞ、まずは敵の姿が見えねぇと話しにならねぇ」

「了解だ! 2人とも、正面入り口前で!」

「承知!」「……ん!」

 

 ダンッ、と精霊の脚力で飛び出す桜と、ジャッ、とスケートで走り出すポーラ。

 本来なら俺が迎えに行きたいが、フィオとフレイがどこにいるのか俺は知らない。彼女達に任せる以外に無い。俺達も襲撃者を止めるため、外に出なくては。

 こうしている今も上から響く重い音は続いている、1秒だって余裕は無いだろう。

 

「しかし何故だ、何故このタイミングで仕掛けて来る? もっと別の機会があった筈だ」

「私見なんだが……、光の宝玉に加えて俺のランクアップ・マジックの所為だ、すまない」

「どういう事だ?」

「お前も見ただろう、俺の『RUM-ケイオス・フォース』を。邪神の力と清廉な力。2つを合わせて辛うじて人間が使える段階に引きずり落としたカード、最後の護衛ラースにとって恐らく唯一の計算外にして未知のカード」

「ああ」

「俺はあのカードを使い、ラースの分身に勝利した。ラースにとって『ケイオス・フォース』は最大の異分子なんだ。そこにこれまで持っていなかった力が加わるというのなら、阻止しないとならないと奴は考える筈だ」

 

 この世界はゲームや漫画じゃない、生きるか死ぬかの殺し合いをするのなら当然の理屈だ。ラースだって俺に殺されるために来てるワケじゃないのだから。

 外に飛び出した俺達は素早く上空を探す──必要もなく、遥か空の彼方から黒い何かが降り注ぎ続けているのをガッツリと視認した。飛んでいる誰かは豆粒のように小さいが俺には見える、あの黒スーツのマッスル野郎はラースだ。

 思い切り大きく息を吸いこみ、戻って来た風のエネルギーを込める。口の中で音波を最大限に増幅しつつ余計な方向に飛ばないようフルパワーのベクトルで俺は大きく叫ぶ。

 

「ラァース! 何をやってやがるテメェ!」

 

 俺の声は無事に届いたようで、ラースはこちらを向いて急速かつ一直線の軌道を描いて地上に飛来してきた。さながらミサイルのように地面に突っ込み、もうもうと土煙をあげる。無茶苦茶かこの野郎。

 

「ラースッ!」

「ククククハ、名をそう何度も呼ぶ必要は無い。我もまた貴様を殺したくて仕方なかったのだからな」

「そいつは嬉しいな、飛んで火にいる夏の虫たぁこの事だ」

「笑止」

 

 ギシ、と肋骨が軋んだ音が体内に響く。俺の体が無理をしている事をラースは察しているようで、凶暴そうな笑みを崩そうともしない。

 

「本来なら今すぐその()っ首を切り落とし至高の最高邪神へと奉納すべきなのだろうが、今の我は機嫌が良い。己の幸運に感謝せよ」

「何を言ってやがる……」

「ほんの数分であっても回復の時間をくれてやろう、と言っているのだ」

 

 パチン、とラースが指を鳴らすと、途端に奴の影がまるで生き物のように蠢き始めた。グネグネと波打つ影はやがて大樹のように枝分かれし、その枝の先から3つの影が姿を現す。

 1つ目の影は仮面を被った細身の女。フルフェイスの仮面のため表情は伺えないが、少々の猫背からかその漂う雰囲気は陰鬱に思える。ローブで体を隠しているのもそれを助長していた。

 2人目は軍服を着た軍人。迷彩服に傷のある顔、日焼けした肌に黒い眼帯と、見るからに鬼軍曹と言わんばかり。全身の筋肉も無駄が無く、まさに理想的な細マッチョ。

 そして3つ目の影は筋肉の塊のような大男。2番目の男とは逆にボディビルダーのように筋肉を付ける事そのものを目的にしたような肉体。暑苦しい、という表現がピッタリだ。

 

「紹介しよう、我が作った新しい護衛だ。仮面の女がヴァニティ、軍人がグリーフ、最後のがフィアー。クハハハカカカ、仲良くしてくれると我も嬉しいぞ?」

「白々しい、邪神のお仲間ってのは挑発はお得意じゃないようだな」

 

 3人か……。今ここにいるのは俺とジョーカー、どっちも負傷兵。向こう側の新人はプライドレベルには力がありそうだ。もうプライド程度には負けない俺ではあるが、このダメージを負っている状況で数の利すら握られているのは辛い。しかもあの3人を倒した所で後ろにラースが控えている。

 

「ジョーカー、戦えるか?」

「やるしかねぇだろうよ。お前がオレの鎧をぶっ壊さなけりゃあこんな奴ら物の数じゃなかったんだがよ」

「真剣勝負の結果だ、悪く思うな」

「分かっている」

 

 だが、戦わないという選択肢は無い。

 ここでブッ倒す。

 怪我をしていたら手を抜いてくれるような敵はいない、連戦だからとハンデをくれるような敵はいない。こっちがどれだけ不利な状況であろうとも、戦って勝つ以外の未来は用意されていないのだから。

 そんな俺の覚悟を、ラースは鼻で嗤った。

 

「慌てるな有象無象から抜き出た羽虫よ。この3人の相手は貴様ではない」

「何……?」

 

 どういう事だ? ラースは何を考えている?

 

「やれ」

「「「ハッ!」」」

 

 疑問符を浮かべる俺をよそに、ラースは呼び出した3人の部下に指示を出した。

 そして。

 

 

 

 ガジャンッ!

 

 

 

 何とグリーフ達は脇目も振らず、一直線に聖域に突っ込んで行った。

 聖域は俺を拒んだ時以上の拒絶反応を以て3人の新参護衛を弾いているが、その3人は構わずバリアのようなものに体当たりを続けている。

 

「……は?」

「なっ!」

 

 何が起きたか分からない俺に対し、ジョーカーは激しい動揺をしていた。

 

「な、何だ?」

「貴様、仮にも自分の部下に何という指示を!」

「ククハハハハハ! 目の前にある急所弱所(きゅうしょじゃくしょ)を放置する阿房(あほう)になった覚えはなくてなぁ!」

「聖域を破壊する事はできるかも知れねぇが、部下は死ぬんだぞ!」

「結構結構、目的を果たせるのなら命は惜しくないのが我らだ。貴様らのような脆弱な下等種族と同一視するでないわ」

「チッ! 止めるぞ、あれを砕かれたら光の宝玉の力が致命的に弱まる! あの神殿は光の宝玉に光エネルギーを供給するための集積装置でもあるんだ!」

「何だと!?」

 

 そうか、これは水の精霊達を操り炎の精霊達に攻め込んだのと同じ事か。精霊の力を弱め、連鎖的に俺を弱体化させる作戦。邪神と対抗するための武器を失えば、俺の力も削減されて勝率も下がるのが狙いか。

 あの時は風・地・草の領域の長が来てくれたから助かったが、奇跡は2度起きない。あれを止めなければ、折角手に入れた光の宝玉も無意味に終わってしまう。

 対価として聖域の清らかなエナジーであの3人もまた死ぬというのも分かるが、ラースはあの3人を『作った』と言っていた。なら別の護衛を作られてしまえばそのマイナスも補える以上、阻止しなくてはならない。

 

「行くぞ!」

「ああ!」

「させぬわ!」

 

 聖域の光の領域を壊そうとする3人、それを阻止しようとする俺達を、更にラースが斧を振るって止めに入る。間一髪で俺達は回避できたが、地面が抉れる程の重量と膂力を以て殆ど武器の軌道は見えなかった。

 身の丈より大きな黒い斧は病み上がりと防具無しで受け止められるものでも無い、喰らえば文字通り真っ二つだろう。

 かといってこのまま手を(こまね)いてるワケにもいかない……。しかし聖域の力場が壊れる前に何とかしないといけないのに、俺達には何とかするための手が無い。炎や雷を放とうとすればラースは確実に止めて来るし、片方が囮になっても斧を投げて攻撃できるのはさっきの空襲で証明されている。目の前に敵がいるのに、俺達には止められないのか。

 ピキペキと何かが割れる音がして、もうあのバリアみたいな光も持たない──

 

 

 

 

 

「じゃあかしいわぁっ!」

 

 

 

 

 

 と思った次の瞬間、3人の新しい護衛は吹き飛んだ。

 一瞬、本当に1秒にも満たない一瞬だけ、巨大な光る拳のようなものが出現し、それによってヴァニティ達は殴り飛ばされたのだ。

 

「ワシのマスターが怪我をして休んでおるんじゃ! キンキンと結界に体当たりして騒音を出すな、生後1月も経っとらん餓鬼共が!」

「ふ、フレイ……?」

 

 何か知人が口調を変えて光を放つ正拳突きをしていたでござる。

 

「……ありゃ、黎坊、もとい黎さん。おほほほ、これは恥ずかしい所をお見せしました。結界が割れたら聖域の中にいるマスターも危ないと思って、つい取り乱してしまいました」

「そ、そうか」

「本性見せてその誤魔化しはキツいぞバアさん」

「お口チャックしないと蹴り抉りますよ?」

 

 そういやフレイは長生きしてるんだったなぁ。モデルになったのは北欧神話の女神らしいし、それがそのまま彼女の伝承に紐づいているなら果たして何千歳、いや万を超えてるか?

 

「実年齢を知りたいなら冥途の土産にお教えしますよ?」

「考えてる事を読まないで下さい……」

 

 怖い怖い。

 

「さて、もう一度突っ込んで来ますか? こう見えて喧嘩はそれなりに強いですよ?」

「ぐぬぅぅぅぅ!」

「下名達はここで死ぬために来たので、自爆するしか無いでございますね」

「そうでありますなぁ」

 

 余裕綽々なフレイに対し、新しい護衛3人は歯ぎしりをしている。

 そんなフレイの後ろからは、更に桜とポーラ、そしていつの間にか合流した『アテナ』と『破滅の女神 ルイン』がいた。

 

「……危ないと思って、急いで呼んで来た」

「近くにいてくれて助かった、これで数の利はこちらにある」

「よもやここまで侵入を許すとは、我々の予想以上に邪神の復活が早まっているという事ですか」

「もう猶予は無い。私達で何とかする。それしか残っていない」

 

 取り敢えずこれで聖域の破壊は免れそうである。

 そう思った俺の肩を、ジョーカーの大きな日焼けした手が軽く叩いた。

 

「オレはあいつらと一緒に敵を抑える。お前は恐らくこの後でラースの奴と戦う事になるだろう、1秒でも長く回復に集中しろ」

「だがお前、まだ俺とのデュエルでのダメージが残ってる筈じゃ……」

「お互い様だ、ンなの。だからお前を残すんだ。ラースに対抗するにはお前が必要だ、ならお前を温存する以外に無い。そうだろ」

 

 ……確かに。俺のランクアップマジックと光の宝玉をラースは警戒している。逆説それは、俺の未知数の力なら奴を倒せるかも知れないという事。

 だったらジョーカーの言葉に従うのがこの場は正しい。

 

「……死ぬなよ、ジョーカー。俺達は2度もデュエルした、知らない仲じゃなくなった。そんな奴が目の前で戦死するなんて真っ平だぜ?」

「当然だ、ここはオレの死に場所じゃねぇんだからな」

 

 強がってはいるが、こいつは俺と同じ重傷者。新しい護衛が弱いワケが無い以上、このダメージが致命傷に繋がる未来は有り得る。

 それでも俺にできるのは信じる事のみ。信じて、彼の勝利を待ち、ラースの顔が部下の敗北で歪んだ所で畳み掛ける。それが俺の役割なのだから。

 

「つーワケだ、ラース。お前の計画が次の段階になるのはもう少し先らしいぜ。実際には永遠に先延ばしだろうがな」

「ほざくではないか。良かろう、その余興に付き合ってやる」

 

 聖なる場所の近く、ラースの破砕した道端。そこに生まれた大きな瓦礫に俺は腰掛ける。

 呼吸を整え、心を静め、リラックスして心身の回復に努めて。

 ラースはきっと強い。そいつが作った部下もきっと強い。

 だが幸か不幸か、あの3人は聖域に突撃しフレイによってぶっ飛ばされダメージを負った。フィアー達と戦うのは6人の精霊、3vs6、1対2。ならばワンチャンあるかも知れない。

 

「折角だ、相応しいリングを用意してやろう。ボクシングであろうと剣道であろうと、戦いの舞台に適した場というものがあるというものよ」

「何をするつもりだ!」

「こうするのだ! ぬぅん!」

 

 気合い一発、ラースは再び地面に己の影を伸ばすと3人の護衛ごと皆を包み込んでしまった。

 ドーム状になって広がった影はすぐに消え、まるで虫籠のような網目に囲われた闘技場へと姿を変える。

 よく見れば虫籠の闘技場は内部にも網による仕切りがあり、丁度2人ずつのチームに分かれていた。

 

「言わずもがな、闇のゲームだ。敗北すれば……、分かるな?」

「当然だ」

 

 邪神の一派との戦いは、最初から敗北と死が等号で繋がるデスゲーム。それに身を投じる俺は当然、味方をする彼女達に、覚悟ができていないなんて事は有り得ない。

 俺が思う事はただ1つ、生きて皆が勝利する事だ。

 

「おやおや、まさかまた貴方と組む日が来るとは思いませんでしたよジョーカー」

「足を引っ張るなよ、バアさん」

「分かってますよ」

 

「……キャラ被りが、ちょっと不安」

「貴女の台詞は。分かりやすいから大丈夫だと思う」

「……だと良いな」

 

「さしずめ残り物同士といった所か、よろしくお願い申し上げる」

「ええ、共に勝って帰りましょう」

「無論です」

 

 しかし一方で不安もあった。

 彼女達のデッキはタッグ用に調整していない。以前、桜と十代が組んだ時は歩幅を合わせるのに少し時間がかかったし、そもそもあれは十代の主人公補正と桜のシンクロが互いに妨害されない形で展開したからこその噛み合わせだった。第一敵は雑魚だったし。

 特にジョーカーとフレイは戦術が真逆。迂闊に手を組めば大惨事なのだが……。

 そんな俺の不安をよそに6人が眼前の空間を払うと、そこに都合40枚のカードが並んだ。更にそこを一撫でするといくつかのカードが消えて、再び空間を撫でると空白になった箇所にカードが現れる。

 

(はぁん、あれでデッキを調整したのか。カードの精霊ならではだな)

 

 物理的にカードを入れ替えなくて良いのは、お手軽で少しばかり羨ましい。

 準備が整った6人はディスクを展開し、そこにデッキを力強く挿入して起動スイッチを入れた。

 

「デッキセット! デュエルディスク、起動!」

「……こちらの準備は整った、いつでもどうぞ」

「後はブッ倒すだけです、全力で行きますよ?」

 

 頼むぞ、皆。

 最悪勝てなくても良い、死ぬな。生きていれば──、何とかなる可能性は残るのだから。

 勿論、勝ってくれるのが良いんだが、自分の命を犠牲にして勝利なんて道は取って欲しくない。

 化物だ殺人鬼だと自称する俺だが、身内には甘いもんだ。我ながら呆れてしまう。

 

「お前と横並びになるのはいつ以来だろうな」

「さて、ここ千年程は記憶にありませんねぇ」

 

「……お互い勝てるよう頑張ろう」

「頑張ったけど負けた。は無しで」

 

「強敵です、努々ご油断なさらぬよう」

「はい、過去一番の敵と思いましょう」

 

「勝てよ、皆」

 

 

「たかが精霊6人程度、小官達が抉り殺して踏み潰して焼き払ってやるであります」

「下名はこの戦い、下等な精霊と邪神様の力の差を証明する良い機会かと存じますれば」

「ウォオオオオオオ! ワシらで世界の残酷さを教えてやろうじゃねぇかぁあああああああ!」

 

「ククク、絶望を教えてやれ」

 

 

 

 

 

『デュエル!』

 

フレイ&ジョーカー VS グリーフ

ポーラ&ルイン VS ヴァニティ

桜&アテナ VS フィアー

 

LP 8000 VS LP 8000

LP 8000 VS LP 8000

LP 8000 VS LP 8000

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「小官が先攻であります!」

「下名から参ります!」

「ワシのターンじゃああああああ!」

 

「「「魔法カード『葬送訃逸(そうそうふいつ)』を発動! 全員の手札の合計枚数×2000ポイントのダメージを与える! このダメージは無効にならず、軽減もできない!」」」

 

 ……え?

 

 

 

葬送訃逸(そうそうふいつ)(オリジナル)

【通常魔法】

このカード名の効果はデュエル中1度しか発動できず、発動と効果は無効にならない。

(1):お互いの手札がそれぞれ5枚以下の場合に発動できる。

お互いの手札の合計枚数×2000のダメージを相手に与える。

このダメージは無効にならず、相手のカードの効果で半減・減少されず、0にする事も回復にする事もできない。

 

 

 

 デュエル開始から最初のカードだから、桜達の手札は5枚ずつ、相手は4枚、合計14枚。

 って事は28000ダメージ!? いきなりそんなのアリかよ!?

 

「世の中には戦ってはいけない敵がいるのであります」

「たかが精霊如き、邪神様に楯突いた事を後悔して下さいませ」

「テメェらに時間をかけるだけ無駄だ、死ねぇ!」

 

 敵の発動したカードから極大な灰色のビームが放たれる。

 防ぐ事のできない一撃を前に、桜達は断末魔の悲鳴も無く呑み込まれた。

 

 

to be continued

 




<見た目のモデルイメージ>
※飽く迄もイメージです、実際のキャラクターを毀損する等の意図はありません。
下記キャラクターの要素を持っているので何となく似てる感じがしないでもない、程度にフワッとお考え下さい。


ヴァニティ:ブルーアーカイブの「秤アツコ」+遊戯王5D'sの「十六夜アキ」(どちらも仮面を被っている時の姿)
グリーフ:ボボボーボ・ボーボボの「ルナーク大佐」+ビックリマンの「バカラ軍曹」
フィアー:Fate/Samurai Remnantの「サムソン」+ワンパンマンの「超合金クロビカリ」
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