まだ、小説の方は読んでいないです。
○月%日
先日、フレンド登録を交わした大盾使いのクロムから聞いた魚介類の生息しているエリアに来ている。
うん、イカよりタコの方が美味しい。
いつもは体型を気にしてリアルだと食べ過ぎることを控えて小食気味だったけど。このゲームなら幾ら食べても料金は必要ない。
先ずは好物のタコは絶滅するまで食べよう。
私に向かって墨を吐いてきたタコの頭部を握り潰し、墨を吐くタコを口の中に押し込む。しかし、こうなると醤油や山葵が欲しくなる。
まあ、そっち系のアイテムは追加要素と考えるか。
目の前を横切ろうとしたタイを捕まえ、尾びれから頬張るように食べる。うん、これは少しだけ苦くてゴーヤのような風味だ。
しかし、魚介類なのに野菜の味を楽しめるのは嬉しいのだが、こうも同じタコを食べるのは些か飽きてしまう。もっと美味しくて派手な見た目のタコはいないだろうか?
今までのタコよりも美味しそうなタコを探すために深海へと行き先を変更する。食べるだけでレベルは上がるし、何から何まで良いことばかりだ。
○月∩日
深海エリアの探索を終えた記念として待ち構えていた百メートルは越えていそうな毒々しい見た目のタコを食べてきた。さっきのタコは浅瀬を泳いでいたタコより刺激的な味だったし、いつの間にかスキルを獲得していた。
とりあえず、タコは二日ほど食べるのは控えよう。今度は岩場に隠れてそうなエビみたいな甲殻類を重点的に絶滅する寸前まで食べ泳ごう。
それにしても「
ふおおおぉ、宝石のような甲殻を持つエビなんて見たことないよ。この優美な見た目からして高級食材という感じが溢れ出てる。
それに、これが美味しくないなんて有り得ない。
そんなことを思いながら海草の生い茂る岩の間へ逃げ込もうとした宝石海老を「魔蛸の八本足」にて縛り上げ、ハサミから味わうように食べる。
○月⊃日
なんか気付いたら色々とスキルが増えてた。たぶん、この宝石海老から獲得した「
あんまり強そうなスキルじゃなさそうだけど。この「
これは服のスロットに入れておこう。
まあ、これぐらいスキルは貰えるのは嬉しいけど。食べ物に関係するスキルは一つも出てこなかった。やっぱり、もっと食べないと出ないのかな?
そんなことを考えながらグロテスクな色彩のタコを食べていると「
このスキルの特性はスロットした部位の不可視化というモノであり、私の「魔蛸の八本足」と相性は良さそうなモノということは理解した。
先ずは触手の生え際辺りに「魔蛸の擬態」をセットしておこう。うん、予想通りにすべての触手が見えなくなった。しかし、接触しても不可視の状態を継続するのは強すぎるんじゃないか?