って事でリフレッシュ!
ダークソウル2はクリアしてないので省いています。
「…ぬぅ、これで4521周目か?」
私は不死人だ。
特に良い家柄でもなく村で平凡に過ごしていたがある日自分にダークリングが現れた。
村の住民は俺が意志のない亡者になる事を恐れ村を追い出した。
そして、俺は不死人を閉じ込めている不死院というところに閉じ込められた。
毎日毎日変わらないような景色。
閉じ込められている中のやつは逃げ出そうとしたやつもいた。
しかし、不死院には巨大なデーモンがいた。
長い間、不死人が外を出るのを防いだのであろう守護者だ。
外に出ようとした奴は言うまでもなく踏み潰された。
外に出る気なんて更々ないが、もうこの景色にも飽きてきた。
意志は強い方だと思ったがこの調子だと続くのも時間の問題か。
意識が朦朧としてきた。
明日になればきっと亡者になってるかもしれない。
しかし、私にはもう目を開けてる気力すらなくなる。
そんな時にドサッ!と何かが落ちてきた。
上を見るとこちらを見るアストラの上級騎士の鎧をきた人間がこちらを見ていた。
落ちてきたものを見るとそこには牢を開ける鍵があった。
何も思わず私はそれを手に取り牢を開けた。
少し歩くと広い場所に出た。
すると上から巨大なデーモンが降りてきた。
流石に敵うはずもなく自分は一目散に開いている扉に入った。
それから私は剣と盾を手に入れ不死院の出口を目指そうとした。
階段を登ろうとした時になんと鉄球が転がってきた。
早めに気づけたためかなんとか鉄球を避ける事ができた。
後ろを振り返ると鉄球のせいで壊れた壁が見えた。
少し気になり壊れた壁の所に行くとそこには倒れている私に鍵をくれた上級騎士の男が倒れていた。
話によると、自分はもう亡者になりかけらしく鐘をならし自分の使命を知れという話だった。
故郷も目標もない私はそれを了承した。
そういうと、彼はエスト瓶と呼ばれる傷を癒す飲み物と鍵を渡すと君を襲いたくないといいすぐにここを離れるように行った。
私はそれを了承しすぐに離れた。
階段を上り貰った鍵で扉を開けると、先ほどいたデーモンの上に出た。
自分はデーモンの頭に落下しながら剣を突き刺す。
振り落とされるが少なくともかなり効いただろう。
それからデーモンを倒し巨大なカラスに連れ去られロードランという場所にたどり着いた。
どうやら私の使命は始まりの火を継ぐことらしい。
それから私は何度も死んだが蜘蛛の怪物や獅子の騎士を倒すと王のソウルを集め最初の火の炉にたどり着いた。
道中の黒騎士を倒し、そして薪の王グウィンを倒した。
そして、篝火にある火に手をかざすと自分の身体が燃え始めた。
これで自分の使命は終わったのか。
そう思うと自分は目を瞑った。
しかし、次に目を開けたときはどこかわからない外に放り出されていた。
自分の姿は最後につけていた銀騎士の鎧ではなくフルプレートの鎧だった。
茫然としつつも前に進む。
道中には亡者や巨大な結晶を帯びたトカゲがいたがここまできた私には大した障害でもなく次々となぎ倒した。
少し進むと広場にたどり着いた。
中央には螺旋の剣が突き刺さった巨大な石像のようなものの何かがいた。
その剣を抜くと次の瞬間、石像が蹌踉めきながら斧槍を手に持ち立ち上がった。
最初は困惑したものの攻撃が大振りでパリィも容易だった事で有利に勝負を続ける事ができた。
しかし、何度か攻撃した時に次の瞬間なんと石像の体から黒い膿が飛び出してきた。
戸惑いながらも倒し広い建物に入った。
そこには5つの玉座が中央の皿のようなものを囲むようにあった。
そこにいるサークレットで目を隠した火防女に話を聞くとどうやら今度は薪の王を玉座に戻さないと行けないらしい。
まったく持って理解できない。
が、やらないと行けない。
渋々と了承しつつ、道中の番犬や覇王、奴隷騎士などを倒しなんとか薪の王を玉座に戻した。
そして、王たちの化身を倒し新たにまた火を継いだ。
これで今度こそ終わりだろう。
そう思ったが…。
目を開けるとそこは牢屋だった。
見覚えがある…。
いやいや、そんな筈は無いと思ったその時上からまた鍵が落ちてきた。
上を見るとそこにはアストラの上級騎士が…。
それから何度も同じ事を繰り返した。
火を継ぎ…ある時には火を消した事もあった。
亡者の王になった事もあった。
会った人々を全員殺した事もあった。
また、どうやらロードランの地にいる時はロードランで手に入れた防具が、王の薪を集める時に手に入れた防具は王の薪を集める時に引き継がれるらしい。
時には裸で火を継いだり、時には武器を装備せず素手で火を継いだり色々な事をしてみた。
…結構楽しい。
しかし、それにも飽きてきて今自分は王の薪を集める世界で火防女に膝枕をしている。
「辛いか?」と呼びかけるが「お気にならさず」と言うため離れるタイミングがわからなくなったものの流石にずっといる訳にも行かず今日も今日とて王の首を狩りに行こうとしたが
「ん、これは?」
転送先に雄英高校と呼ばれる聞いた事もない場所があった。
不思議に思いつつ、そこに転送してみる。
『はいスタート』
「は?」
周りにはこれまでも会った事がない人間がいた。
普通な顔立ちのものもいれば異形な姿をしたものもいた。
そして前方には殺気を隠す気もなくいる巨大な鉄塊。
…なるほど、これは
「面白い」
時は満ちた、俺に喰われて消えるがいい…
あい、終わったー。