今回は夜での騒動だよ!!
Side:雷鴉
「うぅ.....」
ネギ君が朝倉に魔法がばれて落ち込んじゃってる。何とかなだめてるんだけど全く効果がない。俺にどうしろってんだよ。無理だよ。何言っても「オコジョになっちゃう」しか言わないし。俺、魔法使いじゃないからどうすればいいかなんてわかんないし。エヴァは正直言って昔のやつだから現代魔法使いのルールなんて知らないだろうし、どっかに魔法使いはいないだろうか....
「おっす雷鴉。今帰り?」
....いるじゃん現代魔法使い。それも主席が。
「ん?ネギ君どうしたの?」
蒼空が出先から丁度帰ってきたところだった。こいつなら何とかしてくれるはずだ。
「蒼空さん....」
「実はな....」
蒼空にさっきの出来事を説明した。ネギ君は必死に弁解して蒼空は無言で聞いていた。
「.....ていうことなんですがどうにかなりませんか?」
まぁ魔法使いのルールなんて知らないから言えるんだけどぶっちゃけ人助けならぬ猫助けなんだから何とかなりそうな木がするんだが。
「....ネギ君」
「は、はい!!」
珍しく真剣な顔をする蒼空にネギ君は背筋を伸ばした。おそらくネギ君の心の中は「何とかしてくれるんじゃないか」とでも思ってるんだろう。だけど俺は知ってるぞ。蒼空がその顔をするときは....
「何とかなるけど諦めろ(ニコッ」
大抵ふざけてるときだってことを。てかネギ君が期待してた分ダメージが大きいな。
「どうすればいいんでしょうか.....」
「ネギ、あんた何やってんの?」
神楽坂達が帰ってきたようだ。神楽坂ぐらいは教えた方がいいな。一応パートナーだしな。
(神楽坂、実はな....)
(はぁ?!魔法が朝倉にバレた?!)
(猫を助けた時に見られたらしくてな)
(雷鴉何とかしなさいよ!!)
(俺は魔法使いじゃねぇ!!錬金術師だ!!)
(蒼空は何とかできないのか?)
桜咲も俺らの会話に入ってくる。
(あいつは自分が面白ければ関係ないやつだからネギ君の必死の弁解も一蹴しやがった)
(あいつ何考えてるのよ!!)
「あ、蒼空君いいところに」
そういって来たのは朝倉とカモだった。
Side:蒼空
向こうから朝倉さんとカモ君がやってきた。何か用事がある見たいだけど俺も今のネギ君を見てると少しかわいそうだからちょっとお話でもしようかな。
「何かな朝倉さん?」
「蒼空君って向こうじゃ『
なんで朝倉さんが知ってるんだ?
「すまねぇ蒼空の旦那。おれっちが勝手に調べちまったんだ」
カモ君か、それなら朝倉は魔法使いじゃないのか....
「まぁそんな名前で呼ばれてた時期もあったよ。それがどうかしたの?」
「いやぁ、カモ君の説得に負けちゃってネギ君の手助けをしてあげようかと思ってね。蒼空君なら面白おかしくしてくれると思ったから探してたんだ」
ほぉ....面白そうだね。ちょっと何も起きなくて飽きてたんだよねぇ。
俺は黒い笑みを浮かべて返した。
「そういうことならこの話乗ったよ」
どうせなら雷鴉にも踊ってもらうか....クククク.....
「で、どうするの?」
「私からの提案なんだけど.....」
作戦会議は10分ぐらいで終わらせてすぐに作戦に移った。
とりあえずネギ君を安心させようかな。
「ネギ君、安心して。朝倉さんは大丈夫だから」
「そうそう。カモっちと蒼空君の熱意にほだされて君の秘密を守るエージェントとして協力することにしたから」
朝倉さんが安心させるように言うとネギ君の雰囲気が明るくなっていった。ちょろいちょろい(笑)
雷鴉の方を見てみると片手を頭に添えて溜息をついていた。おそらくネギ君の事を心配してるんだろうけど君にも行くと思うからね.....
Side:朝倉
いやぁ、思いのほか蒼空君も悪だねぇ。ネギ君のは
「雷鴉のはただのお節介だよ」
「お節介?というよりなんで私の思ったことが分かったの?」
「君の思ってることが顔に出てただけだよ。俺はそれを読み取っただけ」
すごいな。それよりお節介ってどういうこと?
「....それはそのうちあいつから話してくれるさ」
気になるなぁ。スクープ魂が燃え上がるんだけど。
「それより早くみんなに伝えに行くよ」
そうだった。速くいかなきゃ就寝時間になっちゃう。
蒼空君と二人で女子の部屋がある階まで行くとみんなが先生に怒られていた。引率の新田の声うるさいなぁ。ってここに蒼空君いるじゃん!!蒼空君見つかったらやばいと思って振り返ったらいなくなっていた。いつの間に!?
新田達がいなくなったところを見計らって物陰から出ていく。
「怒られてやんの」
「あ、朝倉さん!!今までどこにいましたの!!」
委員長に怒られちゃったよ。
「まあまあ。私から提案なんだけど今からゲームでもしない?」
「ゲーム?どんな?」
みんながくらいついてきたね。
「名付けて『ネギ君の唇を奪っちゃえ!!ゲーム』!!」
「えぇ!!ネギ君とキス!?」
「そんな大声出したら先生来ちゃうよ!!」
もう少し静かにしろ!!
「うるさいぞ!!さっきも注意しただろう!!そんなに正座したいのか!!」
げっ!!新田だ!!
「.....な~んてね、俺だよ」
そういって新田が手を顔に振ると一瞬で蒼空君の顔になった。
「なんだ蒼空君か。びっくりした」
「ごめんごめん。俺がここにいると新田先生たちに見つかるとちょっとめんどくさいからいなくなるまで待ってたんだ。ついでに悪戯してみようとも思ってね」
「ねぇねぇさっきのどうやったの?」
「それは機密事項なんだ。といっても昔やってたバイトを使っただけなんだけどね」
「バイト?」
「サーカスのピエロをね」
そうなんだ~ってもう時間がない。
「で、やるのやらないの?」
「朝倉さん....」
やっぱ無理か?
「クラス委員長として公認しますわ」
よっしゃ!!
「じゃやる事は決定として.....夕映ちゃん、ちょっといいかな?」
蒼空君がゆえっちを呼んだ?
あ、蒼空君が耳元で何か言ったら赤くなった。ということは....(ニヤッ)
「じゃ10時半までに参加者は朝倉さんに報告で11時開始で!!」
じゃ楽しませてもらうかな。
Side:エヴァ
宿に戻ってみたら雷鴉が頭を抱えていた。どうやら蒼空がまた余計なことを考えているらしい。それも朝倉と一緒に。また碌なこと考えてないだろ。
「やってらんねぇ。エヴァ、呑みに行くぞ」
「私は構わんがここはどうするんだ?」
「ほっておいても大丈夫だろ....一応フランとマキナに知らせておくか」
その後マキナに連絡して宿を抜け出した。
宿近くのバー....
.....こいつそんなにストレス溜まってたのか?
さっきから呑むペースが異常に早いんだが。
「マスター、霊〇」
「どうした雷鴉?やけにペース早くないか?」
「そうでもないぞ。まだ十数杯しか飲んでないぞ」
いや、十分飲んでるんだが.....
私たちは宿の近くのバーに来ている。姿は変えてきているがな。
バーに来た時からだいぶ飲んでるけどよく潰れないな。
「なんだ?」
「...いや、なんで今呑みに来てるのか不思議に思ってな」
「別に。ただ飲みたかっただけだ」
そうには思えんがまぁいいか。
『雷鴉さん、蒼空さんから電話です』
マキナから連絡があった。
「ほっておけ。どうせろくなことじゃない」
『すぐに帰ってこないと雷鴉さんのことばらすと言ってます』
.....
「.....わかった。すぐに帰るって伝えて」
『了解です』
今日はお開きだな。
「すぐに帰って来いっていったい何の用事なんだ?」
「さぁ?俺が知るはずがない」
そりゃそうだが.....
「とにかく帰るぞ。マスターお金ここに置いてくよ」
私たちはバーから出て宿に向かった。
.....あれだけ飲んでて酔ってないのかよ.....
Side:夕映
朝倉さんに蒼空さんは何を考えているんですか?!
こんなくだらない騒動まで起こして!!
私とのどかは本物のネギ先生を探して走っています。ネギ先生の偽物ばっかりですし(なぜかキスをすると爆発してしまいましたし私には偽雷鴉さんにばっかり言い寄られるし!!)偽ネギ先生が新田先生を倒してしまいましたし(その際煙も出ていましたし!!)。私はなんて愚かなゲームに参加してしまったのですか!!確かにのどかの恋を応援したいのですが......。私も蒼空さんに「雷鴉に告白するチャンスだよ」って言われて便乗してしまいましたけど......?!
「のどか!!外にネギ先生がいたです!!すぐにエントランスに行くですよ!!」
「う、うん!!」
エントランスに行くとネギ先生が入ってきたです。
「ほら、のどか」
そういってのどかを押す。
「あ、のどかさん」
「ネギ先生....////」
「あの、お昼の事なんですが.....」
「い、いえ!!あれは聞いて
もらえただけで.....!!」
せっかくネギ先生が告白の返事を言ってくれようとしてるのにのどかは.....
「その~、ちゃんとしたお返事はできないのですが.....お
友達から始めませんか?」
....まぁ10歳の子供なんですからこれが普通でしょう。
「ほら、のどか」
「....はい!!////」
これでいいのですけどもう少し踏み込んでもらってもいいでしょう。
私は部屋に戻ろうとするのどかの足を引っ掛けて転ばせたです。
「あ、.....ん?!」
「?!」
転んだのどかがしたことは.....キスでした。良かったですねのどか....
「俺らってもしかして邪魔者だったか?」
「そうかもしれんな」
?!
なんで雷鴉さんがここに?!エヴァンジェリンさんと一緒ですしどこかに行っていたのですか?!それ以前にエヴァさんと付き合っているのですか?!
「綾瀬が何を考えてるか知らんが俺とエヴァはそんな関係じゃないからな」
そ、そうですよね....私ったら何を勘違いしてるですか!?
「それより、蒼空と朝倉見てないか?」
「蒼空さんと朝倉さんですか?いえ、見ていませんが?」
「そうか.....明日覚えてろよ?」
質問に答えたら返事だけしてカメラに向かって怒りを露わにしていたです。
「と、まぁここにいて新田にでもに見つかったらだるいことが起きそうだから部屋に戻るぞ」
「そうですね。戻りましょう」
そういって歩き出したら.....のどかに仕返しで足を引っ掛けられました!!
私は雷鴉さんの胸にぶつかってしまったです////
「大丈夫か?」
「だ、大丈夫です!!すみません!!////」
多分私の顔は真っ赤です////
「誰かいるのか?!」
やばいです!!新田先生です!!
「しょうがねぇ。ネギ君!!宮崎!!転送するけど驚くなよ!!」
するとエヴァさんが雷鴉さんの肩に手を置き、それを確認した雷鴉さんは私を抱き寄せてフィンガースナップをしました。つい怖くなって目をつぶってしまいましたです。
「もういいか?」
へ?
目を開けて周りを確認すると私たちの部屋の前にいました。ネギ先生とのどかもいました.....て私は!!
慌てて雷鴉さんから離れたです。
「すまんな。いきなり抱き寄せて」
「い、いえ。私こそ助かりました」
「僕たちも助かりました」
「ありがとうございました」
「せっかくいい雰囲気だったんだ。あいつらのせいでオジャンになったらかわいそうだからな」
雷鴉さんはあの一瞬で事の成り行きを察知したみたいです。
「雷鴉と坊やは早く部屋に戻れよ。見回りに来るかもしれないからな」
エヴァさんが促す。
「そうだな。戻るわ。エヴァありがとな」
「あれぐらい気にするな。早く戻れ」
雷鴉さんは頷いて...
「じゃ、お休み綾瀬。宮崎とネギ君も」
ドキッ!!
雷鴉さんの笑った顔を見てときめいてしまいました。
「はい、お休みなさい」
「お休みなさい」
ネギ君とのどかが挨拶をした後、雷鴉さんはまたフィンガースナップをして消えてしまいました。
少し残念ですが抱き寄せられてうれしかったです////
ハッとしてのどか達を見ると笑っていたです。
「....なんですか?」
「ううん、よかったね夕映」
そうですね。こんな気持ちは初めてですが悪い気はしないです。明日は雷鴉さんと観光しようかと思いましたです。
次の日の朝、とある男女の悲鳴が聞こえた上にその男女の頭にはたんこぶができていたとか....
アテネだよ!!
黎明です
姉:ネギ君といい、雷鴉君といい大変な回だったね?
主:そのおかげで夕映ちゃんとのどかちゃんの恋が進展したよ
姉:雷鴉君は気付いてるのかな?最近女性にしか動かせない某パワードスーツを来た朴念仁とかいるから....
主:さぁ?それは雷鴉にでも聞いてくれ
姉:そうだね。それはいつか聞くとして次回はどんな感じなの?
主:もちろん3日目だよ!!頑張って作るよ
姉:そうだね!!それでさ、最近タイトルが壮大過ぎて内容が薄いような気が....
主:言わないでくれ....
姉:は~い。じゃ今回はこれで!!感想、意見、アイディア、アドバイスよろしくね!!ということでアテネと!!
主:黎明でした!!次回もよろしくお願いします!!
※のどかは昼にネギに告白しています。また雷鴉とエヴァが宿に戻った時には元の姿に戻っています。作者の表現不足です。