BLOOD-L   作:グリドンく

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36話 過・去・回・想

龍騎「何だか波乱の展開に成ってきたな」

 

堀北「あなたも朝から面倒な相手に絡まれたわね」

 

そう言って堀北は龍騎にメニュー表を渡した

 

堀北「せっかくなのだし朝食でも食べて気分を変えましょ」

 

龍騎と堀北は食事を取りながら先程の話をし始めた。

 

堀北「龍騎くん、龍園くんが言っていた事は本当なの?」

 

龍騎「ん?何が?」

 

堀北「無人島の試験、最初からリタイアするつもりだったの?」

 

龍騎「あれか、元々そのつもりだったんだけど言ったら色々ややこしい事になりそうだから黙ってたんだ..ごめんね」

 

堀北「そうだったのね、でも彼の言うとおりあなたは本当に頭がキレるのね」

 

龍騎「いや、俺は大したことはしてないよ、あくまでも勝率を上げる作戦を行っただけ」

 

堀北「だとしても勝てたのは事実でしょ」

 

龍騎「..堀北さん、何だかやけに労ってくれるね」

 

堀北「そうかしら、私はただ思った事を正直に述べているだけよ。」

 

龍騎「それなら良いけど..ありがとう。」

 

朝食をとり終えた二人は試験会場と自室に向かって歩き始めた

 

龍騎「そろそろ試験が行われる時間だな」

 

堀北「そうみたいね、龍騎くんはこの後どうする?」

 

龍騎「とりあえず部屋でのんびりするか船内を散策するか考えてる」

 

分かれ道に着きそれぞれ目的地に向かう事にした龍騎と堀北

 

龍騎「俺はこれで戻るけど何かあったら気軽に声かけてよ、試験については話せないけど愚痴ならいっぱい聞くからさ」

 

堀北「ありがとう。それじゃ又」

 

そう告げあい龍騎と堀北は一旦別れた。

 

1人自室に戻り部屋で休息を取っていると再び黄渡が現れた

 

黄渡「随分とくつろいでるな」

 

龍騎「雷斗、試験はどうしたんだ?」

 

黄渡「もう終わった。」

 

龍騎「終わったって、どういう事」

 

黄渡「俺らのチームの誰かが勝手に終わらせやがったんだよ、そのお陰でもう試験をやらなくてすんだんだ。他の奴の邪魔しなければ自由にして良いんだとよ」

 

龍騎「そうなんだ、思ったより呆気なく終わったな。」

 

黄渡「全く持ってその通りだな。こんなに早く終わるとは」

 

龍騎「雷斗は暇じゃないの?やることないだろうし。」

 

黄渡「そうだな、どうするか..」

 

黄渡がどうすればいいか考えていると有る質問をし始めた。

 

黄渡「そう言えば気になることがあってさ、お前に聞きてぇんだけどさ」

 

龍騎「出来れば試験以外の事にしてほしいんだけど」

 

黄渡「生徒会長の妹と同じクラスだろ、付き合ってるって本当か?」

 

龍騎「何でそんな話になるん?」

 

黄渡「周りの女子はその話題で持ちきりなんだとさ..折角だから俺にも聞かせてくれよ」

 

龍騎「対して面白くないと思うけど」

 

黄渡「暇潰しには丁度良いだろ?」

 

龍騎「別に良いけど、 そうだな..」

 

そう言って龍騎は試験前に起きた出来事を幾つか話し始めた。

 

 

END

 

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