BLOOD-L   作:グリドンく

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43話

 

学園生活の中で勉強は欠かせないものだ、成績を落とさないため俺は珍しく図書館へやって来ていた。

 

同じ考えなのか結構な人数の生徒達が居り図書館内はペンを走らせる音がそこらから聞こえてきていた。

 

座る場所を探しながら見回していると見知った人物が近くに居てくれた。

 

「勉強お疲れ様。」

 

「あ、白優くん お疲れ様。」

 

そこに居たのはBクラスの一之瀬さんだった、彼女は顔を上げてこちらに微笑みながら労いをかけてくれる

 

「折角だし隣に平気かな?」

 

「うん もちろんだよ!」

 

一之瀬さんに許可をもらい隣に座ると教科書とノートを取り出した。

 

「白優くんも次の期末テストにむけての勉強?」

 

「少しはやっておこうかなと思って」

 

「そうなんだ、私もおんなじ考えなんだ。」

 

たわいな話をしながら俺も勉強を開始した。

 

 

それから苦手な数学をメインに勉強をしていると気づけば18時を下回っていた

 

「ふふっ」

 

ふと顔を上げて隣を見ると一之瀬さんがこちらの方をほくそ笑みながら見ていた。

 

「どうしたの?」

 

「ううん、何でもない..ただ白優くんを見てたの」

 

「何か変だったかな?」

 

「いや、そういうんじゃないんだけど 君とこうして勉強するなんて何だか不思議だなーって」

 

確かに同じクラスの人以外と勉学を励むのは今回が初めてだ

そう言われるとこちらも不思議とそう思えてきていた。

 

「実はこの学園に入学して男の子と二人で一緒に勉強するなんて今回が初めてなんだ。いつもはもっと大人数でしてるから」

 

どうやら一之瀬さんも同じ事を考えていたみたいだ

 

「それに...」

 

「それにどうしたの?」

 

 

「その人が白優くんで本当に嬉しかったんだ」

 

一之瀬さんが窓側に座っているせいか夕焼けに照らされた彼女の笑顔は心から言ってくれていると容易に解るほど綺麗な横顔を浮かべており、思わずこちらも恥ずかしながら照れていた。

 

(こんなに近くで見たの初めてだよな.. 何か心なしか凄いドキドキする。)

 

 

「白優くん どうかしたの?」

 

「え!? あぁ何でもないよ 全然大丈夫!」

 

「そのわりには顔が赤くなってるような..気のせいかな?」

 

多分一之瀬さんの言うとおりとても真っ赤に染まってる気がする、それでもそこから先はありがたいことに何も言わずに追求することはなかった

 

「そう言えば白優くんってどこか分からない所とか有る?」

 

話を変える様に一之瀬さんが質問して来てくれた。

 

「えっと..じゃあまだ時間あるならここ教えて欲しいな」

 

俺はいまいち分からない所を彼女に聞く事にすると

 

「成る程ね、じゃあここは私に任せてよ!」

 

そう言ってくれて丁寧に分からない問題を教えてくれて楽しい1日はあっという間に過ぎていった END






心機一転題名を変えさせて貰います。どうかご了承下さいませ。
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