BLOOD-L   作:グリドンく

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お久しぶりでございます。また土日祝日をめやすに活動再開させて頂きます。


46話

 

約2週間あまりによる初の特別試験はようやく終わりを告げ束の間の休みが訪れた..が

 

「暇だな」

 

別に誰かと約束事をしているわけでも無ければ何かを特にしたいけわけでも無い ただ一人自室でベットの上で仰向けに寝ているだけだ。 それにしても暑すぎる 夏真っ盛りの天気に逆らえないのに訴えたい気持ちに駆られるがこればかりはどうしようもないのかもしれない

 

「外に出るか」

 

外出すれば少しは風に当たって変わるかもしれない

私服に着替え必要最低限の物だけを持って部屋の外へと出ていった

 

 

 

 

 

 

とはいえ思っていた通り、道が広い分風通りが大きいが

暑さはさほど変わってはいない だが部屋に閉じ籠って過ごすよりかはいい気分転換には成っていた

歩きながら何か暇潰しに成る物がないかひたすら探し続けるがこれといったものは中々見つけられない 広大な面積が有り様々な娯楽や施設がありながら面白そうなのが見当たれない 思っていたよりも自分はつまらない存在であることを改めて認識された気がするよ

 

「しょうがない、少し休憩するか」

 

近くにあった自動販売機で飲料水を2つほど買い15m程離れたベンチに座ることにした。

買ったばかりの緑茶を飲みふと空を見上げながらこの後どうするか考えていると

 

「あれ?こんな所で会うなんて奇遇ね」

 

突然声を掛けられたので左側へ向けると珍しい人物が話し掛けてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「軽井沢さん..」

 

 

そこにいたのは同じDクラスの軽井沢恵さんだった。

普段は余り話さない方なので意識していなかったが、

彼女の服装は肩だしのTシャツに長めのデニムパンツというラフな格好ではあるが汗をかいているうえ左上部分が大きめに露出されているためか同い年であるはずなのに何処かセクシーな感じに見えてしまっていた。

 

(余り見ないようにしないと..)

 

自分に言い聞かせながら距離を離れるが

 

「はぁ マジ暑い...」

 

そう言ってお構い無しに一緒のベンチに座ったためかなり近い距離に成ってしまった

 

「それにしても意外だね、龍騎くんは部屋で涼しんでたと思ってた。」

 

「最初は寝たりしながらそうしてたけど どうしても暇になっちゃって」

 

「確かに龍騎くんはあんまり欲しいものって言うか欲なさそうだし」

 

話して見て分かったがやはり軽井沢さんはギャルっぽいってよりは自分の感情をはっきり言って来るタイプだ。

根は悪い人では無いんだろうが、どうしても何処か苦手意識を持ってしまう。

 

「でも来月になれば試験のポイントが振り込まれるんでしょ」

 

「まぁね、それでも欲しい服とかアクセサリーがあるから..でもあたしだって何も考えてないわけじゃないならね!」

 

成る程、最初の頃に比べれば少しは策を作ってるみたいだ

 

「それにしても クラスや自分のポイントが大きな存在だってことは分かったけど、やっぱりおかしくない?

特別試験の貰えるポイントだけ桁違いなんて」

 

「確かに人によっては倍の数を持てるし」

 

「やっぱりそうだよね!絶対普通じゃないって!」

 

自分の意見に賛成されたのが嬉しかったのか身を乗り出すように軽井沢さんが来たため微量ながらも肌が触れあってしまう

 

(どうしよう 腕とか髪が当たってきてる)

 

「あ、この後用事有るんだった」

 

何かを思い出したのか何とか下がってくれたみたいだ

 

「それじゃ龍騎くん私そろそろいくね」

 

軽井沢さんは立ち上がってそのまま歩き出して行くが

 

「ちょっと待って」

 

「どうしたの?」

 

何故か反射的声を掛けてしまいどうしようか数秒考え

 

「はい。これあげるよ」

 

俺は彼女にもうひとつの緑茶を渡した

 

「え?貰って良いの?」

 

「中々話すことないけど楽しかったよ。だからこれはそのお礼」

 

「ちょっとぬるいじゃない..けどありがと」

 

素直ではないものの微笑みながら挨拶をすると軽井さんは目的地まで歩いていった

俺はというとその後ろ姿を見つめながらもう少しだけその場に居座っていた END






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