レジャープールに来た俺と一之瀬さんは近くのプールサイドに一旦腰を下ろして後足に水を浸けながらゆっくりとプールに入るが彼女の姿はずっと見とれてしまうほどの可愛らしさと色気を感じさせていた。
「白優くん、どうしたの?」
「えっと..一之瀬さんが可愛いくてつい」
「そ、そうなんだ、お世辞でも嬉しいよ。」
「お世辞何かじゃない、紛れもない本心だよ。」
社交辞令のように聞こえてしまったためか、思わず真剣な表情で言ってしまったがそのおかげか一之瀬さんは頬を少しだけ赤く染めながらも俺の言葉を信じてくれたようだ。
「ありがとう、白優くん」
自分から振っときながら改めて思うとかなり恥ずかしい言葉を掛けてしまったと思う、その上此処だけ周りと違う空気が流れてる気がしてならない。そんな風に感じていた時 「えいっ!」 と声と共に冷たいものが顔面を直撃した。
「うわっ!?」
「にゃは!びっくりした?」
「ちょっ、一之瀬さん何したの?」
「何って水を掛けたんだよ。上の空みたいだったからこうすれば気にしないですむでしょ」
「それは確かにね。」
「折角来たんだし思いっきり楽しもうよ。それ!」
そう言いながら手ですくった水を遠慮無くかけてくる。こちらもお返しとばかりに水を掛け、まるで恋人同士のような時間を体験出来た。
「きゃっ!やったな〜えいっ!」
すると今度はこちらに飛び込むかのように大きく水を掛けてきたので後方へ下がった上に体がプールの中に沈んで行く。
「ぷぁっ! はぁ...はぁ...」
水中から脱し息を整えるが気が付くと一之瀬さんの姿が見当たらない、
(もしかして..溺れたのか!?)
ふと、そんな考えが頭を過り急いで探そうとした時背後で水飛沫が飛び散る用な感覚と共に突然目隠しでもされたかのように視界が閉ざされたが
「隙あり、白優くん」
「一之瀬さん! 大丈夫だったの!?」
「心配してくれてありがとう。白優くんがどんな反応するかなーって気になっちゃって」
どうやら俺を驚かそうとしてやったみたいだな、彼女は嬉しそうに教えてくれた後に両手で覆った目隠しを外してくれた。
「そりゃビックリしたよ、溺れたのかと思って心配して探そうしたけど無事なら良かったよ」
「ねぇ..私達どんな風に見られるてるかな?」
周辺を見回してみるがこちらに意識を向けてる人は居ない、多分眼中に無いのだろう。
「皆気にして無いと思うよ。」
「そっか、ちょっと残念。」
そう言うと俺の肩に手を置いて距離を近づける。
「こういうシチュエーション嫌だった?」
「そんな事無い、むしろ嬉しいよ//」
初めて尽くしの経験に顔に出るくらい照れてしまうが、不思議と一之瀬さんも同じ気持ちな気がして幸せな時間は過ぎて行った