雄英サポート科でEDFの兵器ばかり作るやつ   作:ポニすけ

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評価10が付いたのと執筆中の別の新規小説が進まないので続いた。少佐が一晩でやってくれました。別の方もできたら見に来てね。
ヤオモモ涙目の回?
ところでセメントスと緑蟻って相性最悪ですよね


体育祭でもバラムは健在!どれほどの生徒が押し寄せてこようとも、ビクともしないわァ!

 雄英体育祭!! 

 日本においてかつてのオリンピックに代わる一大イベント。それが雄英体育祭であるっ!! 

 この体育祭を通してプロからのスカウトを受けて、後に行われる職場体験へと繋がる、生徒にとっても重要なイベントだ! 

 会場は各学年ごとに別れており、各種競技を勝ち抜き、本戦でガチンコのバトルを行い、優勝を決めるのだ! 

 

 

「さーてそれじゃあ早速第一種目行きましょう! いわゆる予選よ! 毎年ここで多くの者が涙を飲むわ! さて運命の第一種目!! 今年は…………コレ! 『障害物競走』!!」

 

 

 生徒が『障害物競走』と表示されたモニターを見て息を飲む。

 

 

「我が校は自由さが売り文句! コースさえ守れば何をしたって構わないわ! さあさあ位置につきまくりなさい……」

 

 

 スタートゲートのランプが光る。

 各々がこの戦いに色んな思いを持ち、スタートラインに立つ。

 3つめのランプがついに光る。

 

 

「スターーーーーート!!」

 

 

 ミッドナイトの掛け声により、生徒がゲートに殺到する。

 

 

「ってゲート狭すぎだろ!」

 

(つまりスタート地点がもう……)

 

 

 それが意味するところはひとつ。

 

 

「最初のふるい」

 

 

 轟焦凍が個性で地面を凍らせる。

 後続の生徒は悉く足を凍らされて物理的に足止めされる。

 現在轟焦凍の独走状態。

 

 

「なんだこれっ……! 凍った! 動けん!」

 

 

『さーて実況していくぜ! 解説アーユーレディ? ミイラマン!』

 

『無理やり呼んだんだろうが』

 

 

 実況席にはプレゼントマイクと恨めしそうな声を上げる包帯男、もとい1-A担任の相澤消太がいた。

 視点を生徒の方へ戻すと、轟の氷結を避けて進む1-A筆頭。

 他にも避けた生徒はいるがやはりA組が目立っている。

 

 

「クラス連中は当然として……思ったより避けられたな……」

 

「轟の裏の裏をかいてやったぜざまあねえってんだ! くらえオイラの必殺……」

 

 

 峰田が何かをしようとしたその時、横から謎の砲撃を受けて吹っ飛ぶ。

 

 

「峰田くん! ……これは入試の仮想ヴィラン!?」

 

『いきなり障害物だ!! まずは手始め……第一関門、ロボ・インフェルノ!!』

 

 

 そこには入試で見た0Pヴィラン、バラムが所狭しと並んでいた。

 それに比べると見劣りするが、他の1〜3P仮想ヴィランもいる。

 

 

「入試ん時の0Pヴィランじゃねえか!!」

 

「マジか! ヒーロー科あんなんと戦ったの!?」

 

「多すぎて通れねえ!」

 

 

 生徒が仮想ヴィランを見て言葉を漏らす。

 

 

「どこからお金出てくるのかしら……」

 

(せっかくならもっとすげえの用意してもらいてえもんだな)

 

 

 轟がそんなことを言うが、バラムはすげえものです。

 移動要塞X4のスモールタイプとして設計された要塞なだけあって怪生物相手にタイマン張れるロボットは伊達じゃありませんよ。

 轟は襲いかかる0Pヴィランを足元から凍りつかせる。

 

 

「あいつが止めたぞ! あの隙間だ! 通れる!」

 

「やめとけ。不安定な体勢んときに凍らしたから……!?」

 

 

 だからバラムは伊達ではないと言った! (自慢げ)

 0Pヴィランは氷漬けにされてなお手足を動かし、膝をつく姿勢をとり、転倒するのを防いだ。

 これには轟も驚くが、それだけだった。

 

 

「……完全にやったと思ったが……。まあ通れたしいいか」

 

『1-A轟! ロボットを転倒させて妨害を試みたが思う通りにはいかなかった! しかしこれで第一関門一抜け! アレだな、もうなんか……ズリィな!』

 

「とりあえず俺らは協力して道拓くぞ!」

 

 

 他の生徒は0Pヴィランに対し、協力して対応するつもりだが……。

 そこを1年A組、爆豪を筆頭に瀬呂や常闇が上から突破する。

 0Pヴィランも腰の砲台から(ロックが解除された)弾丸やレーザーを発射して行かせまいとするが、難なく躱される。

 

 

『1-A爆豪、下がダメなら頭上かよー! クレバー!! 一足行く連中A組が多いなやっぱ!』

 

 

 先をゆく生徒のほとんどは1年A組だ。

 1〜3Pヴィランの攻撃も躱しつつ、仮想ヴィランの隙間を縫って先へ進む。

 一方緑谷は落ちていた3Pヴィラン(ビッグフット)の装甲を拾う。

 

 

(他の生徒が倒したやつの装甲!)

 

 

 板状の装甲を抱え、迫り来る1Pヴィラン(デプスクロウラー)を引きつける。

 ちょうどいいところで装甲を振り回し、仮想ヴィランに傷をつける。

 

 

(思ったダメージは出なかったけど、盾にもなるし汎用性高いぞ、コレ!)

 

 

 ドゴォン!! 

 

 八百万が作り出した大砲で0Pヴィランを攻撃するが、全く堪えていない様子に驚く。

 

 

「これでもダメなんですの!?」

 

(僕のフルパワーでも倒せなかった相手だ! いくら八百万さんでも倒せないみたいだな……)

 

『なあ、やっぱりあれおかしいって。なんで大砲まともにくらってビクともしてねえの』

 

『あいつの事は諦めろ。それが懸命だ』

 

『納得できねー……おっとそうこうしてるうちに先頭が第二関門に差し掛かったみてえだな! 落ちればアウト! それが嫌なら這いずりな! ザ・フォーーーール!!』

 

「大袈裟な綱渡りね」

 

「フフフフフフ、来たよ来ましたアピールチャンス! 私のサポートアイテムが脚光を浴びる時! 見よ全国のサポート会社! ザ・ワイヤーアロウ&ホバーソール!!」

 

「サポート科!」

 

「えーアイテムの持ち込みいいの!?」

 

 

 サポート科の発目明がゴテゴテとした強化パーツのようなものを身につけて言い放つ。

 

 

「ヒーロー科は普段から実践的訓練を受けてるでしょう? 公平を期すため、私たちは自分の開発したアイテム・コスチュームに限り装備オッケー! と言いますかむしろ……」

 

サポート科(わたしたち)にとっては己の発想・開発技術を企業にアピールする場なのでスフフフフ!!」

 

『あ、そのことで言っておくとあのロボットは全部2年の守衛が一人で作ったやつで教員は一切関わってないことを告白します、ハイ』

 

「先輩やっぱすごいです!! 私も負けていられませんよー! さあ見ててできるだけデカイ企業ーー! 私のドッ可愛いベイビーを!!」

 

 

 プレゼントマイクが若干申し訳なさそうに言う。

 それを聞いた発目は知った仲なのかどうも高揚した感じで駆け出す。

 

 

『サポート科ってあんなんばっかなの?』

 

『まともなやつもいると聞いているがな……』

 

 

 どこかのパワーローダー先生は「あいつらがおかしいだけです……」と思ったとかなんとか。

 

 

『それはさておき先頭を見てみりゃ、1-A轟が難なく一抜けしてんぞ! 先頭が一足抜けて下は団子状態! 上位何名が通過するかは公表してねえから安心せずに突き進め! そして早くも最終関門!! かくしてその実態は……一面地雷原!! 怒りのアフガンだ! 地雷の位置はよく見りゃわかる仕様になってんぞ! 目と脚酷使しろ!』

 

 

 さらに地雷は威力は大したことは無いが音と見た目は派手だと語るプレゼントマイク。

 放送を聞いて焦る緑谷。まだ綱渡りしてる。

 

 

(なるほどな、こりゃ先頭ほど不利な障害だ……)

 

 

 地雷をよく見て一つ一つ避けていく轟だが、あちこちに突き刺さっている指向性地雷の姿を見る。

 

 

「あれは……」

 

 

 すると指向性地雷はピーーと音を鳴らしてボールベアリングを射出する。

 

 

「!」

 

 

 咄嗟に横に避ける轟、そこで地雷を踏まなかったのは運が良かった。

 射出されたボールベアリングは後続の生徒に激突し、後ろに吹き飛ばす。

 

 

「下ばかり見せてはくれねえ、って訳か。厄介だな」

 

「はっはぁ! 俺は関係ねーーー!!」

 

 

 後ろから爆豪が両手の爆発で飛行しながら地雷原を突破していく。

 

 

「てめぇ宣戦布告する相手を間違えてんじゃねえよ!!」

 

 

 轟にガンを飛ばす爆豪。

 しかし地雷はこれだけではない。()()()もある!! 

 

 

「!? うおっ!!」

 

 

 真下からボールベアリングをくらった爆豪は、その勢いで空高く舞いあげられる。

 

 

『はっはぁ! 1-A爆豪地雷くらってるーー! ウケるーー!!』

 

 

 さてここまでの地雷を紹介していこう。

 

 ネペンデスモデル、ランドマイン。

 典型的な踏むと爆発する地雷。

 地雷と言っても種類は豊富であり、爆発、冷凍、電撃の3種類がある。

 地雷に掛かった後続では、何人もの生徒が吹き飛び、氷漬けになり、感電していた。

 

 指向性地雷はY21インパルスとYDX対空インパルスだ。

 この地雷は赤外線に反応すると自動的に反応し、それぞれ40発(☆MAX)ものボールベアリングを射出する。

 射程はY21が120m、YDXがなんと500mにも及ぶ。

 そのおかげで爆豪は今めちゃくちゃ高空を滞空しているのだ。

 

 

「なんかしらんけどラッキー」

 

 

 轟は爆豪の事を忘れて再び安全に地雷原を突き進む。

 しかしそうは問屋が卸さない。

 

BOOOOOM!! 

 

 

『後方で大爆発!? 何だあの威力!? 偶然か故意か……A組緑谷、爆風で猛追ーーーー!!? っつーか抜いたあああああー!!』

 

「後ろ気にしてる場合じゃねえ……!」

 

 

 緑谷の進撃に対し、轟は道を作ることになるからと封じていた氷結を使って道を作り、走り出す。

 しかし緑谷は空中で失速する。

 

 

(すぐ抜かれる! 着地のタイムロス考えればもっかい追い越すのは絶対無理!! 轟くんの前に出られた一瞬のチャンス! 掴んで放すな! 追い越し無理なら……抜かれちゃダメだ!!)

 

 

 緑谷は空中で装甲を振りかぶり、地面に叩きつける。

 すると次々と地雷が装甲に反応し、再び大爆発を起こす。

 対空インパルスの弾幕すらも追い越し、緑谷は前へ進む。

 そして……

 

 

『さぁさぁ序盤の展開から誰が予想できた!? 今一番にスタジアムに帰ってきたその男…………緑谷出久の存在を!!』

 

 

 スタジアムに歓声が鳴り響く。

 緑谷出久、障害物競走一位通過。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ところで守衛についてここで聞いておきたいんだが』

 

『後の休憩時間でもいいだろ。今話す必要は無い』

 

『いや必要あるだろ! これらのアイテム全部作った謎の生徒Mさん! リスナーも知りたがってるはずだぜ!?』

 

『雄英開校以来の大バカ。以上だ』

 

『こいつぁシヴィー! 気になるヤツは2年のステージに行くんだな……ってこれ言っちまったらここから離れちまうじゃねーか……え? 今回彼女裏方に回ってる? オッケーせっかくだし実況席に呼んでやろうぜ!』

 

『また勝手なことを……』

 




主人公が全然出ないのはオリジナルの展開を作る気力がない作者の怠慢。
多分次回は発目をメインに実況してくれると思います。次があればな。
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