この作品が初投稿となります!
まだまだ拙い部分もありますが、温かい目で見守っていただけると幸いです。
冬も終わり、少しずつ暖かい風が吹き始める季節になった。
僕こと吉井明久は3年生になった。
今は文月学園に向かう途中だ。
今日は午前中に始業式があり、午後から振り分け試験が行われる。
僕の通う学校、文月学園は少し変わった学校だ。
試験を受けて、点数によって1年過ごすクラスを決める、それが振り分け試験。
そして、その試験の点数を利用した試験召喚獣と呼ばれる、自分をデフォルメした姿をしている獣を扱うことができる。
さらにそれを利用して行う試験召喚戦争、通称試召戦争。
去年はそれで大暴れしたなぁ。
なんてことを思いつつ通学路を歩く。
程なくして学校の姿が見えてくる。
これでアイツらと顔を合わせるのも最後、これで、最後。
自分にそう言い聞かせて、竦む足に鞭を打つ。
その日は特に何事もなく、途中1人の少女が熱を出し、試験を途中退席していたが、特に何もなく1日が終わった。
試験自体はまぁまぁの出来だった。
これなら問題なく上位クラスには入れるだろう。
そうじゃなくてもあのクラスにならなければどこのクラスでも良かった。
試験の結果は1週間後に分かる。
それまではいつも通り過ごすとしよう。
そうして、あのクラスの1人としての最後の日が終わった。
次の日の朝、僕は着信の後で目を覚ました。
画面を見ると文月学園からだった。
内容はすぐに学校に来て欲しい、とのことだった。
今日は特に用事もないし、朝食を済ませて学校へ向かう。
学校へ着き、職員室へ足を運ぶ。
その途中、去年の担任だった西村先生に会った。
今日学校へ来た旨を話すと、学園長室へ行くように言われる。
学園長室に行くと中には見覚えのある顔と、見たことのない男の人がいた。
僕の方を見て、男の人は入れ替わるように部屋を後にする。
学園長は相変わらずの憎まれ口で僕を出迎える。
そこで僕は学園長から驚きの内容を告げられる。
その日の帰り道、僕はまだ学園長の言葉が信じられずにいた。
しかし学園長がわざわざ呼び出してまで話してくれたんだ。
受け止めるしかない。
そうこうして悶々としているうちにあっという間に試験から1週間が経つ。
ついに試験の結果、ついてはクラスが分かる。
アイツらは間違いなくあのクラスのはず。
いつもより早く家を出て、学校へ向かう。
校門へ着くと、そこには西村教諭が生徒1人1人に封筒を渡していた。
僕も封筒を受け取ると中身にすぐに目を通す。
これは切符だ。
今までの学校生活を、今までのクラスメイトを、全てを変えるための。
そしてなによりも、今までの仕打ちに対する復讐の為の。
吉井明久 Aクラス 首席
そう書かれた紙を握りしめ、僕は教室へ向かった。
次回の投稿は近いうちにしようと思います。
楽しみにしていて下さると幸いです!
応援やアドバイスなど是非お願いします!
ヒロインが決まってないので誰がいいとかあればそんなのでも構いません!
僕のモチベになります!