仮面ライダーカブト〜ワームに恋するカブトムシ〜 作:桂ヒナギク
光一の姿が、精悍な顔立ちの男に変わる。
それを真似てか、真理絵も別の女性に変態した。
すると、二人の中にモデルとなった人物の記憶がそれぞれ流れ込んできた。
「
「私は
輝と恵子は家を出た。
向かう先はZECTの本部。
「なんだ貴様ら!?」
本部の前に立つ警備員が二人を止める。
「どけ」
警備員を突き飛ばし、中に入ろうとする輝。
警備員はワームに姿を変えた。
更にそこへ複数のサリスが。
輝はカブト、恵子はガタックに変身した。
「ふ!」
「は!」
カブトとガタックはサリスたちを瞬殺していく。
「とどめだ!」
カブトのアバランチブレイクが最後のサリスに決まり、爆裂霧散する。
「おのれ!」
ワームがクロックアップで二人を襲う。
「うわ!」
「きゃあ!」
地面に転がる二人のライダー。
「そこね!」
起き上がったガタックがクロックアップ中のワームをガタックバルカンで仕留める。
「うぎいいいい!」
悲鳴を上げながら木っ端微塵になるワーム。
そこへ、ザビーが現れた。
「誰かと思えば赤井 光一くんではないか。そっちの青いライダーは……?」
「残念だったな」
カブトの変身が解ける。
「俺は川越 輝だ」
「おや? 資格者が変わったのか? まあいい。どうせ死に行くんだ。変身しろ。生身で殺したら意味がないからな」
ガタックがガタックバルカンを連射する。
無数の弾丸が音を立てながら、ザビーの胸部で火花を散らす。
ザビーはバインドリングを展開。
「キャストオフ」
ゼクターを半回転させた。
{Cast off}
アーマーが弾け飛び、それによって輝の体が宙に舞い上がる。
{Change wasp}
ライダーフォームが顕になったザビーは、クロックアップでガタックに襲いかかる。
「キャストオフ!」
慌ててゼクターホーンを展開するガタック。
{Cast off}
アーマーが弾け飛び、左右のガタックホーンが起き上がった。
{Change stag beetle}
「クロックアップ!」
サイドバックルを叩き、クロックアップするガタック。
{Clock up}
宙に舞い上がった輝が地面に落下するまでの一瞬。
ガタックダブルカリバーでザビーを斬り付けていくガタック。
ザビーは武器を持っておらず、苦戦を強いられている。
{Rider cutting}
ザビーをダブルカリバーで挟み込む。
「ぐ……!」
「ライダースティング!」
ザビーはゼクターのフルスロットルを押した。
{Rider sting}
ライダースティングをガタックの顔面に叩き込み、その体を吹っ飛ばしてダブルカリバーから逃れるザビー。
「うわああああ!」
後方へ吹っ飛んでいくガタック。
{Clock over}
地面に転がり、変身が解ける恵子。
「女ライダー! いいねいいね! だけど……!」
刹那、ザビーの体が吹っ飛んだ。
「ああ!?」
何かに吹っ飛ばされたのか、ザビーが目を向けるとそこには、カブト・ハイパーフォームの姿があった。
(あれは……?)
地面に叩きつけられた輝がハイパーカブトを見つめる。