仮面ライダーカブト〜ワームに恋するカブトムシ〜   作:桂ヒナギク

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Episode 8

 光一の姿が、精悍な顔立ちの男に変わる。

 それを真似てか、真理絵も別の女性に変態した。

 すると、二人の中にモデルとなった人物の記憶がそれぞれ流れ込んできた。

川越(かわごえ) (あきら)か」

「私は三沢(みさわ) 恵子(けいこ)

 輝と恵子は家を出た。

 向かう先はZECTの本部。

「なんだ貴様ら!?」

 本部の前に立つ警備員が二人を止める。

「どけ」

 警備員を突き飛ばし、中に入ろうとする輝。

 警備員はワームに姿を変えた。

 更にそこへ複数のサリスが。

 輝はカブト、恵子はガタックに変身した。

「ふ!」

「は!」

 カブトとガタックはサリスたちを瞬殺していく。

「とどめだ!」

 カブトのアバランチブレイクが最後のサリスに決まり、爆裂霧散する。

「おのれ!」

 ワームがクロックアップで二人を襲う。

「うわ!」

「きゃあ!」

 地面に転がる二人のライダー。

「そこね!」

 起き上がったガタックがクロックアップ中のワームをガタックバルカンで仕留める。

「うぎいいいい!」

 悲鳴を上げながら木っ端微塵になるワーム。

 そこへ、ザビーが現れた。

「誰かと思えば赤井 光一くんではないか。そっちの青いライダーは……?」

「残念だったな」

 カブトの変身が解ける。

「俺は川越 輝だ」

「おや? 資格者が変わったのか? まあいい。どうせ死に行くんだ。変身しろ。生身で殺したら意味がないからな」

 ガタックがガタックバルカンを連射する。

 無数の弾丸が音を立てながら、ザビーの胸部で火花を散らす。

 ザビーはバインドリングを展開。

「キャストオフ」

 ゼクターを半回転させた。

{Cast off}

 アーマーが弾け飛び、それによって輝の体が宙に舞い上がる。

{Change wasp}

 ライダーフォームが顕になったザビーは、クロックアップでガタックに襲いかかる。

「キャストオフ!」

 慌ててゼクターホーンを展開するガタック。

{Cast off}

 アーマーが弾け飛び、左右のガタックホーンが起き上がった。

{Change stag beetle}

「クロックアップ!」

 サイドバックルを叩き、クロックアップするガタック。

{Clock up}

 宙に舞い上がった輝が地面に落下するまでの一瞬。

 ガタックダブルカリバーでザビーを斬り付けていくガタック。

 ザビーは武器を持っておらず、苦戦を強いられている。

{Rider cutting}

 ザビーをダブルカリバーで挟み込む。

「ぐ……!」

「ライダースティング!」

 ザビーはゼクターのフルスロットルを押した。

{Rider sting}

 ライダースティングをガタックの顔面に叩き込み、その体を吹っ飛ばしてダブルカリバーから逃れるザビー。

「うわああああ!」

 後方へ吹っ飛んでいくガタック。

{Clock over}

 地面に転がり、変身が解ける恵子。

「女ライダー! いいねいいね! だけど……!」

 刹那、ザビーの体が吹っ飛んだ。

「ああ!?」

 何かに吹っ飛ばされたのか、ザビーが目を向けるとそこには、カブト・ハイパーフォームの姿があった。

(あれは……?)

 地面に叩きつけられた輝がハイパーカブトを見つめる。

 

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